近年では有線接続だけでなく、無線接続に対応したキーボードも増えており、使用率も増加傾向にあります。
ですが、Bluetoothをはじめ、ワイヤレスキーボードはテンキーを省いたコンパクトな製品が多く、使用感が異なります。
普段からテンキー付きキーボードで慣れていると使用しづらく、テンキー付きBluetooth製品を求める方もいるでしょう。
そこで本記事では、Bluetooth接続のテンキー付きキーボードおすすめを紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 Bluetooth接続のテンキー付きキーボードを使うメリット
- 2 Bluetooth接続のテンキー付きキーボードを使うデメリット
- 3 Bluetooth接続のテンキー付きキーボードの選び方
- 4 Bluetooth接続のテンキー付きキーボードおすすめ10選
- 4.1 【サンワダイレクト】ワイヤレスキーボード(400-SKB072)
- 4.2 【エレコム】フルサイズキーボード(TK-FBM120KBK/EC)
- 4.3 【iClever】ワイヤレスキーボード(IC-BK22)
- 4.4 【Ewin】ワイヤレスキーボード(EW-K19702)
- 4.5 【Umechaser】ワイヤレスキーボード
- 4.6 【SUPER DREAM】ワイヤレスキーボード
- 4.7 【Satechi】ワイヤレスキーボード(ST-AMBKM)
- 4.8 【ヒューレット・パッカード】HP970(3Z729AA#ABJ)
- 4.9 【Logicool】MX KEYS(KX800)
- 4.10 【Logicool】MX MECHANICAL(KX850FL)
- 5 まとめ
Bluetooth接続のテンキー付きキーボードを使うメリット
USBポートを消費しない
USBポートが少ない端末を使用する際、有線で接続するとポートを消費してしまい、その他デバイスを接続しづらくなります。
ですが、Bluetooth接続に対応したキーボードを使用すれば、USBポートを消費することなく、端末と接続できます。
これにより、その他デバイスの接続枠が増えるので、あらゆるシーンで理想の環境を実現可能です。
適応力が高い
有線接続キーボードの場合、USB方式を採用しているため、PC端末への互換性しか持ち合わせていないのが基本です。
ですが、Bluetooth接続に対応したキーボードの多くは、PC端末だけでなく、携帯端末への互換性を持っています。
外出先で使用する頻度が高いノートパソコンをはじめ、iPad等への接続も行えるので、外出先での作業をサポートしてくれます。
ケーブルの煩わしさが無い
有線接続キーボードの場合、端末とキーボードをケーブルで接続する必要があり、コードに煩わしさを感じてしまうのが欠点です。
ですが、Bluetooth接続対応キーボードはケーブルを必要とせず、通信範囲内であれば自由に設置できます。
面倒なケーブル管理から解放されますし、取り出し~収納までを手短に済ませられるのも大きなメリットです。
数字入力がラクに行える
テンキーは電卓等に採用されている配列で数字が並んでおり、頻繁に数字入力を行う際に重宝します。
テンキーが搭載されていなければ、キーボード上部まで指を伸ばす必要があり、負担が掛かってしまいます。
ですが、テンキーが搭載されていれば、Excel等で数字を入力する際、腕を大きく動かさずに済み、負担の軽減が可能です。
Bluetooth接続のテンキー付きキーボードを使うデメリット
携帯性には欠ける
Bluetooth接続はケーブルを必要とせず、幅広い端末への互換性を持ち、携帯性に優れた製品も多いです。
ただ、これらはノートパソコンに採用されるようなスリムキーボードに限った話であり、テンキー付きの場合は異なります。
テンキー付きは幅が大きく、持ち運ぶ際もかさばるため、Bluetooth接続のメリットを活かしづらいのが欠点です。
バッテリー管理が必要
有線キーボードの場合、端末からケーブルを介して電力供給を受けられますが、Bluetooth接続製品の場合は別です。
直接電力供給を受けることができないため、基本的に内蔵バッテリー・乾電池式を採用しています。
充電・電池の取り換えが必要になるため、作業中のバッテリー切れを防ぐには、こまめなバッテリー管理が必要になる点には注意です。
遅延が起きる可能性もある
Bluetooth接続はケーブルを必要とせず、電波を介して送受信しているため、適応力の高さがメリットです。
ただ、有線接続とは違い、障害物・その他電波の影響を受けやすく、入力・動作遅延が起きる可能性があります。
キー押しても反応しなかったり、チャタリングが起きてしまうこともあり、ストレスを感じることがある点は想定しておきましょう。
Bluetooth接続のテンキー付きキーボードの選び方
配列で選ぶ
キーボードに採用されている配列ですが、大きく分けると日本語・英語配列の2種類が存在し、特徴も異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、文書作成・事務作業で用いられている配列です。
英語配列は日本語入力キーをカットしつつ、キー配置が合理化されており、プログラミング等のクリエイティブ業務向けとなります。
ご自身の使用用途・環境を想定しつつ、好みの配列を選択するのがおすすめです。
マルチペアリング対応を選ぶ
マルチペアリングに対応したキーボードも増えており、1台のキーボードで複数台の端末操作を実現しています。
必ずしも必要という機能ではありませんが、「PC+タブレット・PC×3台」のような作業環境下では作業効率を高めてくれます。
使用する端末が1台なら非対応品でも問題ないですが、複数台の端末を操作するなら、マルチペアリング対応品がおすすめです。
ご自身の使用端末数を考慮し、同数のマルチペアリングに対応したキーボードを選択しましょう。
メーカーで選ぶ
Bluetooth接続に対応したキーボードは、あらゆるメーカーから製品化されており、価格帯・特徴も様々です。
ただ、同じ価格帯の製品でも「A社:B社」で比較し、片方の性能が極端に劣ることも珍しくはありません。
性能で劣る製品を購入すれば損をしてしまうため、このような事態を回避するには、メーカーをチェックするのが重要です。
人気や評価が高く、レビューが多いメーカーを選択したり、過去に製品を使用し、使用感の良かったメーカーを選ぶのがおすすめです。
Bluetooth接続のテンキー付きキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | マルチペアリング | 配列 |
---|---|---|---|
サンワダイレクト ワイヤレスキーボード | 365×127×14mm/340g | 3台 | 日本語 |
エレコム フルサイズキーボード | 442×128×25mm/515g | 3台 | 日本語 |
iClever ワイヤレスキーボード | 366×125×15mm/373g | 3台 | 日本語 |
Ewin ワイヤレスキーボード | 362×123×18mm/480g | 3台 | 日本語 |
Umechaser ワイヤレスキーボード | 370×125×10mm/460g | 4台 | 英語 |
SUPER DREAM ワイヤレスキーボード | 450×130×5mm/460g | 4台 | 英語 |
Satechi ワイヤレスキーボード | 180×167×35mm/497g | 3台 | 英語 |
ヒューレット・パッカード HP970 | 430×120×13mm/676g | 3台 | 日本語 |
Logicool MX KEYS | 430×132×21mm/810g | 3台 | 日本語 |
Logicool MX MECHANICAL | 439×132×26mm/828g | 3台 | 日本語 |
【サンワダイレクト】
ワイヤレスキーボード(400-SKB072)
ストロークが浅いパンタグラフ方式を採用しており、軽やかな入力を可能にしつつ、静音性に優れたキーボードです。
テンキー搭載ながらも不要なスペースをカットし、極限までサイズを抑えているので、長時間の操作時も負担が掛かりません。
マルチペアリングをはじめ、メディアコントロールキーも充実しており、快適な操作環境を実現できる点も好評です。
サイズ/重量 | 365×127×14mm/340g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【エレコム】
フルサイズキーボード(TK-FBM120KBK/EC)
Windows/MacOSをはじめ、携帯端末への互換性を持ちつつ、OS別で入力モードも用意されたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅く設計されているので、軽やかでスピーディに入力できます。
最大3台のマルチペアリングにも対応しており、複数台の端末を活用し、作業を円滑化できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 442×128×25mm/515g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【iClever】
ワイヤレスキーボード(IC-BK22)
不要なキーをカットしつつ、テンキーを搭載しており、従来のキーボードと遜色の無い使用感を実現したキーボードです。
パンタグラフを採用しており、操作しやすいキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅く、軽やかに入力できます。
Windows/MacOSをはじめ、携帯端末への互換性を持ち、マルチペアリング対応で作業効率アップが期待できます。
サイズ/重量 | 366×125×15mm/373g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【Ewin】
ワイヤレスキーボード(EW-K19702)
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、テンキーを搭載しており、使用感を向上させたキーボードです。
パンタグラフを採用しているので、軽い力でスピーディに入力できますし、LEDランプで接続状況等をチェックできます。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、最大3台のマルチペアリングを活用し、作業効率アップも狙えます。
サイズ/重量 | 362×123×18mm/480g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【Umechaser】
ワイヤレスキーボード
キー・スペースを極限までカットし、サイズを抑えつつ、テンキーまでを搭載したキーボードです。
最大4台のマルチペアリングを活用し、複数台の端末を任意に操作できるので、作業の効率化が期待できます。
設置時に角度が付くように調節しつつ、キー全体もなだらかに設計されており、操作時の疲労・負担を軽減できる点もポイントです。
サイズ/重量 | 370×125×10mm/460g |
---|---|
マルチペアリング | 4台 |
配列 | 英語 |
【SUPER DREAM】
ワイヤレスキーボード
テンキーまでを搭載しつつ、メディアコントロールキーが充実しており、操作性が高いキーボードです。
軽い力でスムーズに入力できますし、英語配列を採用しているので、クリエイティブな作業で活躍してくれます。
幅広いデバイスへの互換性だけでなく、最大4台のマルチペアリングに対応している点も好評です。
サイズ/重量 | 450×130×5mm/460g |
---|---|
マルチペアリング | 4台 |
配列 | 英語 |
【Satechi】
ワイヤレスキーボード(ST-AMBKM)
Apple製品全般への互換性を持ちつつ、最大3台のマルチペアリングに対応したキーボードです。
ワンタッチで接続先の瞬時な切り替えが可能であり、複数台の端末を使用し、作業を効率的に進められます。
大容量バッテリーが搭載されているので、こまめなバッテリー管理が必要無く、ストレスフリーで操作できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 180×167×35mm/497g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 英語 |
【ヒューレット・パッカード】
HP970(3Z729AA#ABJ)
フルサイズながらもスリムに抑えつつ、シルバーカラーでメタリックに仕上げたキーボードです。
角度調節スタンドで姿勢を維持しやすく、スマートセンサーにより、明るさに応じてバックライトを調節してくれます。
最大3台のマルチペアリングをはじめ、プログラム可能なショートカットキーを搭載している点も魅力です。
サイズ/重量 | 430×120×13mm/676g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【Logicool】
MX KEYS(KX800)
設置時に角度が付くように設計しつつ、指先にフィットするキーキャップに仕上げており、疲労・負担を軽減できるキーボードです。
頑丈なメタルプレートを採用し、耐久力を高めつつ、専用ソフトウェアで幅広いカスタマイズも行えます。
最大3台のマルチペアリングにも対応しており、ワンタッチで即時切り替えられる点も好評です。
サイズ/重量 | 430×132×21mm/810g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
【Logicool】
MX MECHANICAL(KX850FL)
独自ロープロファイルキーを採用し、不要なスペースをカットすることで、コンパクトに仕上げたキーボードです。
赤軸スイッチを採用しているので、軽やかなで静かな入力が可能であり、周囲を気にせずに使用できます。
スマートライティングで明瞭度を自動調節してくれますし、専用ソフトウェアによる自由度の高いカスタマイズ性も魅力です。
サイズ/重量 | 439×132×26mm/828g |
---|---|
マルチペアリング | 3台 |
配列 | 日本語 |
まとめ
テンキー付きBluetoothキーボードは、バッテリー管理・遅延の可能性とデメリットもあるため、扱いには注意が必要です。
とはいえ、テンキー・機能性を活用すれば、最高のパフォーマンスが期待できるので、本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
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