最近の薄型ノートやMacBookはUSB Type-Cのみの搭載で、Type-Aのキーボードが付けられなくて困ったことはありませんか?
Type-Cに変換するという手もありますが、変換アダプタが必要になりますし、あまりスマートではありませんよね。
そこで今回は、商品数が少なく貴重なType-C接続のキーボードを集めてみましたので、是非参考にしてみてください。
有線だけでなく、無線にも対応したモデルもありますので要チェックです。
目次
- 1 USB Type-C接続のキーボードを使うメリット
- 2 USB Type-C接続のキーボードを使うデメリット
- 3 USB Type-C接続のキーボードの選び方
- 4 USB Type-C接続のキーボードおすすめ10選
- 4.1 【サンワサプライ】USB Type-Cスリムキーボード テンキー付き(SKB-SL31CBK)
- 4.2 【サンワサプライ】USB Type-Cスリムキーボード(SKB-SL32CBK)
- 4.3 【エレコム】抗菌 有線キーボード(TK-CB01UPKBK)
- 4.4 【ARCHISS】INTRO Mini CP(PKMP85J-BKA)
- 4.5 【ARCHISS】Maestro2S(AS-KBM02/LRGBAWP)
- 4.6 【MOBO】MOBO Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
- 4.7 【PFU】Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID(PD-KB820W)
- 4.8 【ペリックス】Type-C ミニキーボード(PERIBOARD-422)
- 4.9 【Macally】USB Type-C キーボード(UCSLIMKEYCA)
- 4.10 【Satechi】スリム W1(ST-UCSW1M)
- 5 まとめ
USB Type-C接続のキーボードを使うメリット
ノートPCやタブレットPCに最適
USB Type-C接続のキーボードなら、Type-Cしか搭載していないスリムノートやタブレットPCにも接続できます。
例えば、テレワークでノートPCをPCスタンドに立てて使っているユーザーは、Type-C接続のキーボードがあると便利です。
また、外出先でパソコン代わりにタブレットPCを使用しているようなビジネスマンにとっても、役立つツールのひとつとなります。
コネクタの向きを気にしなくてよい
USB Type-Aのコネクタには上下の向きがあるため、一度で挿し込みできずイライラした経験をお持ちの方も多いと思います。
一方でUSB Type-Cのコネクタは、挿し込み方向を気にする必要がないため接続がとても楽です。
また、コネクタがスリムなため、パソコンに複数のケーブルを挿した場合でもごちゃごちゃせずスッキリと見せることができます。
有線/無線の使い分けができる
パソコンとは有線で接続したいけど、LINEを受信したらスマホの入力もしたい、という方にとっては両対応のモデルがおすすめです。
ボタン一つで有線/無線の切り替えができるため、時間をかけずにスムーズにデバイスを切り替えて入力ができます。
USB Type-C接続のキーボードを使うデメリット
商品数が少ない
USB Type-C接続のキーボードは商品数が少ないため、好みの打鍵感で選ぶことが難しく、選択の幅が狭まってしまいます。
タイピングのしやすさを重視するのであれば、USB Type-Aの商品を変換して使う、という選択も必要となってくるでしょう。
Type-C to Cケーブルが必要な場合も
ケーブルが独立型になっているタイプのほとんどは、付属のケーブルがUSB Type-C to Type-Aケーブルです。
そのため、パソコンとType-Cで接続する場合は、別途変換アダプタかType-C to Cケーブルの購入が必要です。
Type-C to Cケーブルは、Amazon等で1000円ほどで購入できるので、その分の予算も考慮に入れておきましょう。
USB Type-C接続のキーボードの選び方
サイズで選ぶ
USB Type-C接続のキーボードにはテンキー付きのフルサイズ、テンキーレス、折りたたみ式のものまでさまざまなサイズがあります。
テンキー付きのモデルのなかでも、一部キーを省略してコンパクトサイズにしたモデルも出ています。
ご自身のデスクスペースや、持ち運びが必要かどうかによってサイズを選択するとよいでしょう。
キーのタイプで選ぶ
キーのタイプは一般的なメンブレン・パンタグラフのものから、メカニカルスイッチを搭載したモデルなどさまざまです。
メカニカルスイッチ搭載モデルですと、お値段は高くなりますが、赤軸・茶軸など好みの打鍵感で選ぶことができます。
使用するデバイスによって選ぶ
USB Type-C接続のキーボードにはChromebookで使うのに最適なモデルや、Macで使用するのに最適なモデルまであります。
それぞれに便利なショートカットキーが用意されていたりするので、使用予定のデバイスに合ったモデルを選ぶと作業効率がアップします。
メーカーで選ぶ
USB Type-C接続のキーボードは、ラインナップとしては少ないですが、数多くのメーカーからリリースされています。
国内メーカーであればサンワサプライやエレコムといった周辺機器メーカーを選ぶと、マニュアルもしっかりしているため安心です。
最近では、ゲーミングデバイスメーカーからもType-C接続モデルが出ていますので、ゲーマーでなくともチェックしてみるといいですね。
価格帯で選ぶ
コスパのよいエントリーモデルであれば千円台からありますが、メカニカルキーボードになると1万円以上するモデルが多くなります。
当然ながら高い商品は打鍵感や機能面で優れているため、仕事で使うのであれば、高価格モデルを選ぶと作業効率が格段にアップします。
USB Type-C接続のキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | キータイプ | サイズ | 接続 |
---|---|---|---|
サンワサプライ USB Type-Cスリムキーボード テンキー付き | パンタグラフ | 365×127.4×14.42mm | 有線 |
サンワサプライ USB Type-Cスリムキーボード | パンタグラフ | 288.2×127.4×14.42mm | 有線 |
エレコム 抗菌 有線キーボード | パンタグラフ | 344.7×118.3×20.3mm | 有線 |
ARCHISS INTRO Mini CP | パンタグラフ | 293×115×20mm | 有線 |
ARCHISS Maestro2S | メカニカル | 385×144×28.5mm | 有線 |
MOBO Keyboard2 | パンタグラフ | 291×120×13mm | 有線/無線 |
PFU Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID | メカニカル | 294×120×40mm | 有線/無線 |
ペリックス Type-C ミニキーボー | メンブレン | 291×138×19mm | 有線 |
Macally USB Type-C キーボード | パンタグラフ | 290×160×28mm | 有線 |
Satechi スリム W1 | パンタグラフ | 284×114×11mm | 有線 |
【サンワサプライ】
USB Type-Cスリムキーボード テンキー付き(SKB-SL31CBK)
お求めやすいお値段ですが、WindowsだけでなくMac、Android、iPadと幅広いOSに対応したキーボードです。
特にiPadとの相性がよく、iPadで使える記号がグレーの丸で囲まれて印字されているという親切設計。
非常に薄くて軽く持ち運びにも便利ですが、タイピング時に本体がたわむ感覚があるのがマイナスポイントのひとつです。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 365×127.4×14.42mm |
接続 | 有線 |
【サンワサプライ】
USB Type-Cスリムキーボード(SKB-SL32CBK)
先述のモデルをそのままテンキーレスにしたモデルで、デスクスペースに余裕がない方におすすめです。
もちろんマルチOS対応で、「Cmd」「Opthion」など、Mac接続時に動作するキーはグレーで印字されています。
タブレットPCといっしょにカバンに入れて持ち運び、外出先でメール送信をするようなシーンでも活躍します。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 288.2×127.4×14.42mm |
接続 | 有線 |
【エレコム】
抗菌 有線キーボード(TK-CB01UPKBK)
Googleの認証を受けているため、GIGAスクールで配布されたChromebookでも快適に使用できるキーボードです。
最上部の特殊キーはChromebookと同じアイコンのため、迷わず学習に取り組むことができます。
また、省スペースタイプでありながら便利なテンキー付きのため、数学の学習などでも素早く数字の入力ができます。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 344.7×118.3×20.3mm |
接続 | 有線 |
【ARCHISS】
INTRO Mini CP(PKMP85J-BKA)
幅293mmのコンパクトなテンキーレスモデルのため、カバンに入れて持ち運んでも邪魔にならないサイズ感です。
ケーブルは、スタンドで立てた状態のタブレットPCと接続してちょうどよい、絶妙な長さとなっています。
また、USB PDパススルーポートを搭載しているため、タブレットPCを充電しながらキーボードを使用することができます。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 293×115×20mm |
接続 | 有線 |
【ARCHISS】
Maestro2S(AS-KBM02/LRGBAWP)
CHERRY MXの赤軸を採用したメカニカルキーボードで、テンキー付きなのにテンキーレスサイズという、省スペース設計です。
そのため、矢印キーの位置がテンキーと近く、数字の0の配置が特殊なため使い始めはタイプミスが起きやすいかも知れません。
付属ケーブルはType-C to Aで、変換アダプタは付いていますが、気になる方はC to Cケーブルを購入するとよいでしょう。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ | 385×144×28.5mm |
接続 | 有線 |
【MOBO】
MOBO Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
持ち運びに便利な折りたたみ式ですが、広げるとノートパソコンのキーボードほどの大きさになる商品です。
キーピッチも19mmとしっかりありエンターキーも大きいため、折りたたみ式にありがちな使いづらさがありません。
有線だけでなくワイヤレスにも対応しているため、複数のデバイスを切り替えて使うこともできます。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 291×120×13mm |
接続 | 有線/無線 |
【PFU】
Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID(PD-KB820W)
高級キーボードとして知られているHHKBの、有線/無線両対応でデバイスを選ばず使えるキーボードです。
とにかく打鍵感が心地よく、タイピングを生業とするようなプログラマーやライターにもおすすめです。
USB Type-C接続に対応していますが、ケーブルは付属しておらず、別途用意が必要となりますのでご注意ください。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ | 294×120×40mm |
接続 | 有線/無線 |
【ペリックス】
Type-C ミニキーボード(PERIBOARD-422)
割高な商品が多いUSB Type-C接続キーボードのなかでは比較的お手頃で、かつ日本語配列で使いやすいキーボードです。
コンパクトなテンキーレスモデルにありがちな薄すぎる筐体ではなく、適度な厚みがあるため安定感があります。
Windows PC用だけでなく、Nintendo Switchのゲームでチャットをするのに使ったりと、一台あると重宝しそうな商品です。
キータイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ | 291×138×19mm |
接続 | 有線 |
【Macally】
USB Type-C キーボード(UCSLIMKEYCA)
Apple向け周辺機器を手がけるメーカーの商品につき、まさにMacユーザーのためのキーボードと言っても過言ではありません。
Magic Keyboardのような見た目ですが、お値段は3分の1ほどで購入できるコスパのよさが魅力です。
便利な13個のMac用ショートカットキーが搭載されており、PC作業の効率化にもひと役買ってくれます。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 290×160×28mm |
接続 | 有線 |
【Satechi】
スリム W1(ST-UCSW1M)
Macにフィットするデザインの周辺機器を展開する、米サンディエゴに本社を持つメーカー、Satechiのキーボードです。
MacBookのキーボードをそのまま外付けキーボードにしたようなデザインで、バックライトが光るところはMacBookそのもの。
本製品の他にも、Bluetooth接続モデル、テンキー付きモデルもあるため、好みのタイプから選ぶこともできます。
キータイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ | 284×114×11mm |
接続 | 有線 |
まとめ
未だにUSB Type-A接続のキーボードが主流ではありますが、Type-C接続のキーボードも徐々に増えつつあります。
それぞれの製品に特徴がありますので、この記事を読んでご自身の要望に合った、最適な一台を探していただけたら幸いです。
USB Type-C接続のキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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