メールの送受信程度の作業であれば、携帯しやすいスマホやタブレットPCを、パソコン代わりに活用される方も多いかと思います。
ただし、スマホなどのモバイル端末は、文字入力がしにくく、端末が小さいほどタイプミスが起きやすく、イライラすることもあるしょう。
そこで今回は、モバイル端末の文字入力を快適にし、かつ携帯もしやすい、超小型のキーボードをご紹介していきたいと思います。
目次
- 1 超小型キーボードを使うメリット
- 2 超小型キーボードを使うデメリット
- 3 超小型キーボードの選び方
- 4 超小型キーボードおすすめ10選
- 4.1 【サンワダイレクト】タッチパッド付き Bluetoothキーボード(400-SKB071)
- 4.2 【サンワサプライ】折りたたみ式Bluetoothキーボード(SKB-BT30BK)
- 4.3 【BUFFALO】折りたたみ Bluetooth ワイヤレスキーボード(BSKBB705BK)
- 4.4 【エレコム】タッチパッド搭載ワイヤレスBluetoothキーボード(TK-FLP01PBK)
- 4.5 【ロジクール】KEYS-TO-GOポータブルワイヤレスキーボード(IK1042BKA)
- 4.6 【iClever】折りたたみみ式キーボード(IC-BK08)
- 4.7 【iClever】折りたたみみ式キーボード(IC-BK06Lite)
- 4.8 【MOBO】MOBO Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
- 4.9 【Ewin】Bluetooth キーボード(EW-RB05)
- 4.10 【Ewin】Bluetooth 折り畳み フルサイズキーボード(EW-RB023)
- 5 まとめ
超小型キーボードを使うメリット
文字入力を快適にする
モバイル端末の文字入力は、フリック入力などに慣れていないと時間がかかるうえ、コピペなどの操作もしにくく効率が悪いです。
その入力をキーボードで行うことにより、入力が早くなるだけでなくショートカットキーも使えるため、作業効率が格段にアップします。
フルサイズのキーボードには及びませんが、メールの送受信や簡単な資料作成、Web検索などであれば、なんの問題もなく操作できます。
携帯に便利
普通サイズのキーボードは、文字入力はしやすいものの持ち運びしにくく、モバイル端末用として使うには見た目のバランスも悪いです。
一方で、超小型のキーボードはカバンの中で邪魔になりませんし、折りたたみ式のものであれば、ポケットに入れることもできます。
カバンやポケットからさっと取り出し、気軽に使える超小型のキーボードは、あなたのモバイルライフを快適なものにしてくれるでしょう。
複数のデバイスで使用できる
Bluetooth接続の場合、iOS端末やAndroid端末など複数のデバイスと接続し、ボタン操作でさっと切り替えて使うことができます。
会社携帯、個人携帯を使い分けている方、使用するアプリによって端末を使い分けている方にとっては、とても便利な機能ですね。
もちろん、WindowsやMacでも使えますので、仕事の時はPCに接続し、LINEが届いたらスマホに切り替え、といった使い方も可能です。
超小型キーボードを使うデメリット
タイプミスしやすい
超小型のキーボードはキー自体が小さく、キーピッチも狭くなるため、普通サイズのキーボードと同じ操作感を求めてはいけません。
特に、指の太い男性などは、誤って隣のキーを押してしまうこともあり、タイプミスや誤操作が起きやすくなってしまいます。
キー操作に自信のない方は、できるだけキーピッチの広いものを選んだり、ショートカット機能の充実した商品を選ぶとよいでしょう。
タイピングに慣れが必要
超小型にするため、キー配列が特殊だったり、キーの数が少なくなっているため、複数のキーを組み合わせて操作をする必要もあります。
二つ折り場合は、ヒンジ部分を境に左右にキーが分かれるため、スペースキーが2つあるものもあり、違和感を感じるかも知れません。
慣れてしまえば問題ないのですが、慣れるまではタイピングが遅くなったり、タイプミスが発生してしまうこともあるでしょう。
耐久性に不安がある
超小型のキーボードは、持ち運ぶ機会が多いため、カバンの中で擦れて傷ついたり、キーキャップが外れてしまうこともあります。
また、折りたたみ式の場合は、ヒンジ部分が劣化したり、バッテリー内蔵のものは、バッテリーが消耗して数年で使えなくなることも。
頻繁に持ち運びをする以上、数年で壊れてしまう可能性があることも考慮したうえで、購入を検討されたほうがよいかと思います。
超小型キーボードの選び方
サイズの確認
モバイル用途で使うキーボードですから、持ち運びの際にカバンの中でじゃまにならないよう、サイズの確認は慎重に行いましょう。
ただし、あまりにコンパクトなサイズになるとキーが小さくなり、キーピッチも狭くなるため、タイプミスの原因となってしまいます。
タイピングのしやすさを求めるのであれば、サイズは必然的に大きくなりますので、折りたたみ式のものを選ぶのも選択肢のひとつです。
接続方法の確認
コンパクトなキーボードには、USB接続のものもありますが、モバイル端末で使うことを考えると、Bluetooth一択になるでしょう。
Bluetoothですと、2〜3台のモバイル端末とペアリングし、ボタン操作で簡単に切り替えて使うことができるため大変便利です。
ただし、有線と比べると若干の遅延が発生するため、タッチパッド付きの場合、画面の動きの遅延を感じることもあります。
キー配列の確認
超小型のキーボードのほとんどは英語配列となるため、かな変換キーがなかったり、エンターキーが小さかったりもします。
日本語入力/英数字入力の切り替えは、2つのキーを押すことになるため、そのキー操作を覚える必要があります。
キー操作を覚える自信がないという方は、選択肢は狭まりますが、日本語配列のものを選んだほうがよいでしょう。
技適認証有無の確認
海外製品の場合、技適(技術基準適合証明)と呼ばれる、日本国内電波法の認証を受けてない商品が出回っていることもあります。
技適認証を受けていない商品を使用すると、違法になってしまいますので、商品説明欄でよくチェックするようにしましょう。
海外製品でも、日本法人が輸入販売をしているメーカーであれば、認証を受けているはずですので、安心して購入することができます。
超小型キーボードおすすめ10選
【サンワダイレクト】
タッチパッド付き Bluetoothキーボード(400-SKB071)
かなり薄型で、軽量コンパクトな作りであるにもかかわらず、タッチパッド付きで、快適な操作を実現してくれるキーボードです。
Bluetoothで最大3台の機器と接続でき、ワンタッチで切り替えが可能なため、スマホやタブレットをシームレスに操作できます。
iOS・iPadOSの場合はショートカットキーが使えるため、端末の画面に触れる必要がなく、キーボードのみで操作が完結します。
【サンワサプライ】
折りたたみ式Bluetoothキーボード(SKB-BT30BK)
126gと超軽量で、折りたたんだらスマホと同じくらいの大きさになるため、小さめのバッグに入れて持ち運ぶこともできます。
ヒンジ部分の幅が広いため、ポジショニングに慣れが必要ですが、キーピッチに余裕があるためタイプミスは起こりにくい設計です。
移動中の電車や待ち合わせのカフェなどで、さっと取り出して文字入力ができるので、いちど使ったら手放せなくなりそうですね。
【BUFFALO】
折りたたみ Bluetooth ワイヤレスキーボード(BSKBB705BK)
バッファロー製の折りたたみ式キーボードで、付属の保護ケースをタブレットPCのスタンドとしても使うこともできます。
コンパクトながら83個のキーがあり、キー配列にもクセがないため、初めて折りたたみのキーボードを使用する方にも向いています。
ショートカットキーが、iOSだけでなくAndroidにも対応しているため、携帯2台持ちのユーザーにもおすすめできる商品です。
【エレコム】
タッチパッド搭載ワイヤレスBluetoothキーボード(TK-FLP01PBK)
英語配列の商品が多い超小型キーボードですが、こちらは日本語配列のため、英語配列に慣れていないユーザーも抵抗なく使用できます。
Win/AndroidとiOSのキー配列は、切り替えボタンで簡単に切り替えできるため、OSの垣根を超えたシームレスな入力が可能です。
親指の位置にタッチパッドが搭載されているため、Win/Androidの場合は、画面にタッチすることなくマウス操作が可能です。
【ロジクール】
KEYS-TO-GOポータブルワイヤレスキーボード(IK1042BKA)
iPad、iPhone、Apple TVと、iOS専用にはなりますが、スタイリッシュなデザインで、小脇に抱えてもサマになるキーボードです。
付属のiPhone専用スタンドとのカラーリングもおしゃれで、デスクに置くだけで、仕事の「デキる人」感を演出してくれます。
撥水加工のカバーで覆われているため、キー操作に硬さを感じるため、ハードタイピングをするような方に向いていると思われます。
【iClever】
折りたたみみ式キーボード(IC-BK08)
iClever製品は、日本法人が所有しているプライベートブランドになるため、技適認証済みで、安心してご使用いただけます。
三つ折式になっており、タッチパッドを搭載しているためマウスが不要で、ノートパソコンと同じ感覚で使うことができます。
キーピッチが広めでタイピングしやすく、DeleteキーとBackspaceキーが独立した、日本人の入力習慣を考えて作られた商品です。
【iClever】
折りたたみみ式キーボード(IC-BK06Lite)
二つ折りのタイプでとてもコンパクトに収納ができ、軽量のため、スマホのようにさっとカバンにいれて持ち運ぶことができます。
コンパクトながらキーの数は104個あり、英語配列でありながらも、かな/ローマ字、変換・無変換が日本語表示されています。
広げるとノートパソコンほどの広さになるため、キータイピングもしやすく、キーストロークもノートパソコンに近い感覚です。
【MOBO】
MOBO Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
アーキサイトが展開するMOBOキーボードは、YouTubeでも取り上げられ、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
三つ折り式のキーボードは、広げるとノートパソコンのキーボードと同じサイズ感のため、快適なキータイピングを実現してくれます。
ほぼ省略せずに配置された日本語配列キーボードが使いやすく、タイピングに慣れていない方でも抵抗なくご使用いただけるでしょう。
【Ewin】
Bluetooth キーボード(EW-RB05)
Ewinは、モバイルキーボードを展開する中国のメーカーになりますが、日本向けの販売実績も多く、技適認証を受けているので安心です。
この商品は、ゲームコントローラーのように両手で持ち、親指で操作をするタイプで、タッチパッド搭載のためマウス操作も可能。
かなり小さいので早いタイピングには向きませんが、テレビのリモコンのように、寝転がったまま、楽な姿勢でキー操作ができます。
【Ewin】
Bluetooth 折り畳み フルサイズキーボード(EW-RB023)
広げるとフルサイズのキーボードとなり、右クリック、左クリック、スクロールができる大型タッチパッド搭載で、マウスが不要。
キーピッチも19mmと広く、普通のキーボードを使っているのとほぼ変わらない操作感で、快適にキータイピングができます。
この手の商品は充電がMicro-USBであることが多いのですが、本製品はType-Cのため、手持ちのケーブルがそのまま使えます。
まとめ
超小型のキーボードにも、さまざまなタイプがあるため、どのようなキー操作を求めるかによって選択することが可能です。
価格も手頃なものが多いので、モバイル端末の文字入力に不満を感じている方は、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
超小型キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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