iPadはタブレット端末ですが、コンピューター同様のスペックを持っており、ビジネスでの運用も増えています。
ですが、ソフトウェアキーボードの入力は不便ですし、MacBookのようにキーボードの使用を検討する方も多いでしょう。
しかし、キーボードはそれなりの重量があり、かさばってしまうため、軽量なキーボードを求める方もいると思います。
そこで本記事では、軽いiPadキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
軽いiPadキーボードを使うメリット
携帯性に優れている
通常のキーボードの場合、700g~1kgを超える製品もあり、持ち運ぶ際にかさばってしまい、大きな負担になりがちです。
ですが、iPadに対応した軽量なキーボードなら、重量が「300g~500g以下」なので、持ち運ぶ際に負担になりません。
室内間での移動はもちろんですが、オフィスへ持ち込んだり、旅行先への持ち運びもラクなので、あらゆるシーンで活躍できます。
省スペースで使用できる
PCで用いられるキーボードの場合、サイズが大きい製品が多く狭いスペースでは使用しづらいのが欠点です。
ですが、iPadに対応した軽量キーボードは、コンパクトに設計されているため、限られたスペースでも活躍してくれます。
任意のポジションに設置して操作性向上を狙えますし、マウスを使用するなら、可動域も広く確保できます。
疲労・負担を軽減できる
従来のキーボードの場合、持ち運ぶ際にかさばってしまいますし、サイズが大きければ、使用時に疲労も溜まってしまいます。
ですが、軽量なiPadキーボードの場合、持ち運ぶ際の負担にもなりにくく、コンパクトなので、操作時も疲れにくいです。
携帯時・操作時の両面で快適な環境を構築しやすく、疲労・負担を軽減してくれるのは大きなメリットです。
手の小さい方でも扱いやすい
従来のキーボードの場合、キーキャップも厚くサイズも大きいため、手が小さいと操作しづらく不便です。
ですが、軽量に設計されたiPadキーボードは、キーキャップも薄く、サイズもコンパクトなので快適に操作できます。
手の小さい方でもタイピング時に大きく腕を動かす必要が無く、操作しやすいポジションを維持し快適に操作できます。
軽いiPadキーボードを使うデメリット
コストが掛かる
iPadは本来、ソフトウェアキーボードを使用して操作するため、キーボードは付属されていません。
そのため、iPadにキーボードを接続しPCのような操作環境を目指すなら、キーボードに対するコストが発生します。
安く見積もっても「3千円~5千円」、品質を求めるなら1万円を超えてくるため、予算に限りがあるなら注意が必要です。
耐久性が低い
重量が軽いキーボードはサイズ・厚みを抑えることで軽量化しているため、携帯性に優れています。
ですが、軽量化されている分耐久力が低いため、力を入れて入力したり多少の接触で故障してしまう可能性があります。
持ち運ぶ際には物的故障の要因を排除し、安全に持ち運べるように整えるのが大切です。
軽いiPadキーボードの選び方
タッチパッドの有無で選ぶ
iPadは本来の使用は画面にタッチし、スワイプ・ピンチといったジェスチャー操作を行えるのが特徴です。
ですが、タッチパッド搭載キーボードを使用することで、MacBookのような感覚でジェスチャー操作を実行できます。
タッチパッドは生産性も向上しますが、MacBook等に慣れていないと扱いづらいため、好みで選びましょう。
タッチパッドに慣れているなら搭載モデル、本来の仕様で操作したいなら非搭載モデルが最適です。
配列で選ぶ
iPad対応キーボードに採用されている配列ですが、大きく分けると日本語・英語配列の2種類が用いられています。
日本語配列は日本語入力に最適化されたキーを搭載しており、文書作成・事務作業で活躍できます。
英語配列は日本語入力キーが無く、記号キーが合理的に配置されているので、プログラミングなどの業務に最適です。
ご自身の使用用途を考慮しつつ、好みの配列を選ぶのがおすすめです。
価格帯で選ぶ
iPad対応キーボードの価格帯ですが、「2千円台~1万円以上」と価格の幅が幅広く設定されています。
ただ、品質=価格の結び付きが強いため、高品質を求めるなら高額なコストが掛かります。
可能な限り、コストを抑えるなら「2千円~3千円」、予算に際限がないのであれば1万円を超える製品がおすすめです。
軽いiPadキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | タッチパッド | 配列 |
---|---|---|---|
Anker ワイヤレスキーボード | 284×122×19mm/190g | 非搭載 | 英語 |
LACOIN 折り畳み式キーボード | 320×95×6mm/150g | 非搭載 | 英語 |
Onikamo 折り畳み式キーボード | 150×98×20mm/210g | 非搭載 | 英語 |
iClever ワイヤレスキーボード | 286×126×20mm/210g | 非搭載 | 日本語 |
saikou ワイヤレスキーボード | 287×188×24mm/320g | 搭載 | 日本語 |
Rucceko ワイヤレスキーボード | 250×173×6mm/260g | 搭載 | 日本語 |
-Ewin ワイヤレスキーボード | 251×182×6mm/265g | 搭載 | 日本語 |
Logicool K380 | 279×124×16mm/423g | 非搭載 | 日本語 |
Logicool KEYS-TO-GO | 242×137×6mm/180g | 非搭載 | 英語 |
Apple Magic Keyboard | 279×115×11mm/239g | 非搭載 | 日本語 |
【Anker】
ワイヤレスキーボード(A7726)
電池バッテリー式を採用しており、こまめにバッテリー残量を気にせず、継続使用できるキーボードです。
幅広いOSへの互換性を持ち、マルチペアリングにも対応しているので、状況に応じた使い分けを行い、作業効率を高められます。
角度が付くように設計しつつ、重量を200gに抑えているので、持ち運び・操作時の負担を大きく軽減できます。
サイズ/重量 | 284×122×19mm/190g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 英語 |
【LACOIN】
折り畳みキーボード
人間工学に基づき、ホームポジションを中心に分割して設計されており、疲労・負担を大きく軽減できるキーボードです。
最大3台までのマルチペアリングをはじめ、折り畳みによる自動電源On/Offなど、機能も充実しています。
重量150gを切るコンパクトサイズに設計しつつ、折り畳み式を採用しているので、とにかく携帯性を求める方におすすめです。
サイズ/重量 | 320×95×6mm/150g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 英語 |
【Omikamo】
折り畳み式キーボード
テンキー・ファンクションキーを搭載しつつ折り畳み方式を採用し、軽量化を実現したキーボードです。
iOSをはじめ、幅広いデバイスへの互換性を持ち、マルチペアリング機能も搭載されているので、作業効率アップが期待できます。
3段階折り畳みでハンドサイズに収まるので、とにかく携帯性を重視される方におすすめです。
サイズ/重量 | 150×98×20mm/210g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 英語 |
【iClever】
ワイヤレスキーボード(IC-BK02)
iOSをはじめ、幅広いOSへの互換性を持ち、マルチペアリングを活用し、作業効率を高めてくれるキーボードです。
キーピッチを確保しつつ、ストロークが浅めに設計されているので、軽いタッチでスムーズに入力できます。
マルチメディアキーで操作性を高めつつ、裏面のスタンドで角度を調節し、疲労・負担軽減が期待できる点も好評です。
サイズ/重量 | 286×126×20mm/210g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 日本語 |
【saikou】
ワイヤレスキーボード
3台マルチペアリングに対応しており、状況に応じて接続デバイスの切り替えが可能なキーボードです。
不要なキーを削除し、コンパクトに抑えているので、携帯性も高く、タッチパッド搭載で操作性も向上しています。
あらゆるiOS端末で運用できる適応力も魅力ですし、ショートカットキーで機能が充実している点も好評です。
サイズ/重量 | 287×188×24mm/320g |
---|---|
タッチパッド | 搭載 |
配列 | 日本語 |
【Rucceko】
ワイヤレスキーボード(B1)
高性能Bluetoothをはじめ、マルチペアリングにも対応しており、安定接続で作業効率アップが期待できるキーボードです。
大容量バッテリーを搭載しつつ、オートスリープ機能にも対応しているので、こまめなバッテリー管理が要りません。
スタンド付きでポジションを維持しやすく、裏面の滑り止めで安定性が確保されている点も魅力です。
サイズ/重量 | 250×173×6mm/260g |
---|---|
タッチパッド | 搭載 |
配列 | 日本語 |
【Ewin】
ワイヤレスキーボード(G1919)
パンタグラフ方式を採用し、厚みを極力抑えつつ、快適なタイピング環境を構築できるキーボードです。
マルチペアリングで状況に応じたデバイスの切り替えをはじめ、オートスリープで無駄なバッテリー消費を防げます。
マルチメディアキー・タッチパッド搭載で操作性も高く、300gを切る軽量設計で持ち運びが容易な点もおすすめです。
サイズ/重量 | 251×182×6mm/265g |
---|---|
タッチパッド | 搭載 |
配列 | 日本語 |
【Logicool】
K380(K380GY)
キーキャップを指先にフィットする丸形に仕上げつつ、一定のキーピッチを確保し、快適なタイピングを実現したキーボードです。
Easy-Switch機能を活用し、マルチペアリングも可能であり、ワンタッチで接続先の切り替えも行えます。
軽量且つコンパクトサイズで携帯性も良いですし、設置時に角度が付くので、疲労・負担軽減が期待できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 279×124×16mm/423g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 日本語 |
【Logicool】
KEYS-TO-GO(IK1042CB)
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅いパンタグラフ方式を採用しており、軽やかに入力できるキーボードです。
最大3か月連続稼働できる大容量バッテリーを搭載しているので、こまめなバッテリー管理の必要がありません。
着脱式スタンドで視認性も高められますし、3色のバリエーションからカラーを選択できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 242×137×6mm/180g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 英語 |
【Apple】
Magic Keyboard
Apple製品全般への互換性を持ちつつ、大容量バッテリーを搭載し、長時間の安定使用ができるキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、キーストロークが浅く設計されているので、操作時の疲労軽減が期待できます。
コンパクトサイズで持ち運びやすいですし、日本語配列を採用しているので、違和感無く使用できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 279×115×11mm/239g |
---|---|
タッチパッド | 非搭載 |
配列 | 日本語 |
まとめ
iPadに対応しつつ、軽量化されたキーボードは携帯性に優れていますが、耐久力が低いため、取り扱いには注意が必要です。
とはいえ、作業効率・生産性アップが期待できるので、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
軽いiPadキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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