焚き火用ヘキサタープおすすめ10選！素材や選び方について解説！

難燃性が高く、テントの近くでも焚火やBBQを安心して楽しめるコットンなどの素材を使用した「焚き火用タープ」。

軽量でコンパクトに収納できる「ヘキサタープ」は、持ち運びの機会が多いキャンプにもぴったりです。

しかし、タープはさまざまなブランドから発売されており、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、焚き火でも安心して使用できるヘキサタープを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。

1 焚き火用ヘキサタープを使うメリット
2 焚き火用ヘキサタープを使うデメリット
3 焚き火用ヘキサタープの選び方
4 焚き火用ヘキサタープおすすめ10選
5 まとめ

焚き火用ヘキサタープを使うメリット

焚き火やBBQで安心して使用できる

難燃性に優れる焚き火用ヘキサタープは、万が一火の粉が飛んできても生地に穴が開きにくい仕様です。

そのため、キャンプで焚火やBBQを楽しみたい方も火の粉でタープに穴が開くリスクが少なく安心して使用できるでしょう。

ただし、「防火性」ではないため、タープの近くで火を取り扱う場合は、十分に注意が必要です。

遮光性に優れる

焚き火用ヘキサタープには、「コットン」などの遮光性に優れる生地を使用している商品が多いです。

遮光性に優れるタープは日焼け防止だけではなく、タープ下の気温上昇を防ぐため、熱中症のリスクを軽減できます。

熱中症対策として、体温調節の難しい小さいお子さんやペットとキャンプを楽しみたい方に特に向いているでしょう。

軽量で持ち運びやすい

一般的にヘキサタープは使用する生地の量が少なく、軽量なため持ち運びがしやすい商品です。

自宅から車、車からキャンプサイトなどの持ち運びの機会が多いキャンプにはぴったりの商品と言えるでしょう。

伸縮式の高さ調節可能なポールを使用すれば、さらにコンパクトに収納できるため、おすすめです。

簡単に設営できる

ヘキサタープは2本のポールを使用するシンプルな構造のため、誰でも簡単に短時間で設営できます。

そのため、はじめてキャンプをされる方でも説明書を見れば、迷うことなく設営できるでしょう。

また、設営時間をなるべく短時間で済ませて、思いきりキャンプを楽しみたいという方におすすめです。

開放的なリビングスペース

キャンプでは、自然の中で開放感を味わいながら楽しみたいという方も多いのではないでしょうか？

そのような方には壁となる部分がなく、思う存分自然の中で開放感を味わえるヘキサタープの使用が向いているでしょう。

また、サブポールなど複数のポールを使用することでさらに広々としたリビングスペースができます。

焚き火用ヘキサタープを使うデメリット

高価な商品が多い

耐熱性の高いコットン生地を使用したタープは、化学繊維を使用したタープと比べて価格の高い商品が多いです。

価格は高い商品ですが透湿性や遮光性、機能性などに優れ、キャンプでは快適に過ごせるタープです。

使用後のお手入れをすることで長年愛用できるため、長い目で見るとコスパのよい商品と言えるでしょう。

水に濡れると乾きにくくお手入れが大変

吸湿性の高いコットンを使用したタープは雨や結露で水に濡れると重量が重くなり、なかなか乾きにくいです。

濡れたままのタープを収納袋に入れて放置すると、最悪の場合カビが生えてくる可能性も。

雨や結露などで濡れてしまったあとは、帰宅後にしっかりと乾燥させお手入れをしてから収納しましょう。

虫対策が必要となる

開放感が魅力のヘキサタープですが、メッシュパネルなどはついていないため、ライトをつける夜間には虫が寄ってきやすいです。

虫刺されを防ぐためにも「虫よけスプレー」や「蚊取り線香」などの虫対策は必要となるでしょう。

また、虫が苦手な方はヘキサタープではなく、メッシュがついた「スクリーンタープ」の使用がおすすめです。

有効面積が小さくタープアレンジが少ない

ヘキサタープはレクタタープと比較すると有効面積が小さく、快適に使用するためにはサイズの大きな商品が必要となるでしょう。

また、グロメットの数が少なく六角形という形から、タープのアレンジバリエーションも少ないです。

タープアレンジを楽しみたい方には、グロメット数の多い「レクタタープ」や「スクリーンタープ」が向いています。

寒さの厳しい冬の使用は難しい

壁となる部分がなく有効面積の少ないレクタタープは、気温の低い冬の使用は難しいでしょう。

そのため、小さいお子さんと冬キャンプを楽しみたいという方には、あまりおすすめできません。

どうしても使用する必要がある場合は暖房器具を使用したり、厚着をしたりするなどの工夫が必要となります。

焚き火用ヘキサタープの選び方

使用人数に合ったサイズを選ぼう

キャンプで使用する人数に合わせて、タープのサイズを決めましょう。

ヘキサタープの場合はソロ～デュオキャンプでは「3m×3m」、3～4人程度であれば「4m×4m」がおすすめです。

さらに、5人以上の大人数となると「5m×5m」以上のタープであれば、広々と快適に過ごせます。

小さなタープは軽量で持ち運びやすいですが、荷物を置くスペースを考慮してゆとりを持ったサイズのタープを選びましょう。

耐熱性に優れた素材をチェック

焚き火用の耐熱性に優れる素材は、大きく分けて3種類あります。

それぞれの特徴を理解して自分に合った素材を選びましょう。

コットン

通気性が良いため結露を起こしにくいです。

肌触りが良いですが、水に濡れると乾きにくくカビやすいです。

TC（ポリコットン）

ポリエステルとコットンの混紡素材で両者の良いところを持つ素材です。

TCヘキサタープおすすめ10選！ポリコットン製の商品を紹介！

難燃性ポリタフタ

米国の難燃性基準CPAI-84をクリアした素材です。

遮光性や断熱性に優れ、キャンプで快適に過ごせます。

防水性能に優れた商品がおすすめ

自然の中で楽しむキャンプでは、天気予報が晴れであっても急に雨が降ってくることがありますよね。

そのような時でも、防水性能に優れた生地を使用したタープであれば安心です。

耐水圧の表示があれば、「1,500～2,000mm」がよいでしょう。

また、コットンを使用した素材は耐水圧の表示が小さい場合があります。

しかし、コットンは水を含むと糸が膨張し、生地が水を通さないため防水性能が高いと言われているため、心配はありません。

必要なアイテムがセットだと簡単

ヘキサタープはシートのみで販売されている商品があります。

シートのみの商品を購入すると、設営するためのポールやロープの購入が必要となり、お金も労力もかかってしまうでしょう。

そのため、初めてタープを購入する方は必要なアイテムがすべてセットになった商品がおすすめです。

ただし、セット商品のアイテムは耐久性が低い商品もあり、使用途中で壊れてしまう可能性も。

何度かキャンプに行き、慣れてきたら自分の使用用途に合ったアイテムを購入するとよいでしょう。

キャンパーに人気の高いおすすめメーカー

キャンパーに人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。

DOD

「ウサギ」のマークが目印のアウトドアメーカーです。

必要な機能は残しつつ、価格を抑えたコスパのよい商品が魅力です。

テントマークデザイン

アウトドアショップ「WILD-1」から生まれたメーカーです。

キャンパー目線で考えた使い勝手のよい商品が魅力です。

スノーピーク

新潟県に本社がある高品質なアウトドアメーカーです。

初心者から上級者までざまざまなキャンパーに人気があります。

気になる価格帯をチェック

焚き火用ヘキサタープは安いもので1万円から高いものは10万円を上回るものまで、価格帯に幅があります。

タープのサイズやセット商品であるかなどによって、価格が大きく変動するでしょう。

そのため、高い商品であるからと言って、自分にとって使い勝手が良いとは限りません。

価格はあまり気にせず、自分のキャンプスタイルや使用用途に合った、お気に入りのデザインのタープを見つけてください。

焚き火用ヘキサタープおすすめ10選

メーカー・製品名	重さ	サイズ	素材	耐水圧
FIELDOOR ウイングタープ	2.7kg	380×380cm	TC	428mm
TENT FACTORY TCタープ470	3.7kg	470×420cm	TC	2,000mm
DOD ヘーキサタープ	3kg	420×420cm	TC	350mm
Visionpeaks ヘキサタープ	4.4kg	460×435cm	TC	不明
tent-Mark DESIGNS ムササビウイング13ft.TC	2.1kg	390×380cm	TC	不明
WAQ HEXATARP TC	11kg	480×470cm	TC	不明
LOGOS neos ヘキサタープセット	4.7kg	570×500cm	難燃性ポリタフタ	2,000mm
UNIFLAME REVO レボタープ II L TC	4.76kg	520×500cm	TC	不明
NORDISK カリダイヤモンド	3.5kg	400×510cm	TC	350mm
snow peak TAKIBIタープ	8.8kg	不明	ポリエステル/TC	1,800mmミニマム