Webカメラやヘッドセットは動画撮影やライブ配信をはじめ、Web会議等でも使用されるアイテムです。
コンテンツクリエイトやビジネスでさらに普及していくのが予想されるため、導入を検討される方も多いと思います。
しかし、カメラとヘッドセットを個別に導入する場合、コストが掛かるため、お得なセット商品を求める方もいることでしょう。
そこで本記事では、カメラ付きヘッドセットおすすめ製品を紹介し、メリットデメリットや選び方も解説します。
カメラ付きヘッドセットを使うメリット
自由度の幅を広げられる
ヘッドセットは一台でサウンド再生とマイク録音が行えるため、ボイスチャットや鑑賞用で運用できます。
さらに、Webカメラがセットで付属された製品の場合、顔出し配信や歌ってみたと自由度の幅を広げられるのが強みです。
ヘッドセットだけでも実行はできますが、Webカメラも合わさることでこだわった環境を構築できます。
集中状態を維持できる
ヘッドセットはイヤホンとは違い、頭に覆い被さるように装着してサウンドを再生できます。
周囲の環境音や話し声をカットしてくれるため、無駄な音で遮られる心配が無く、集中状態を維持できます。
ゲームプレイではパフォーマンスを発揮しやすく、作業時も効率的な業務進行が期待できるのが強みです。
総合的なコストを抑えられる
Webカメラやヘッドセットを別途で導入する場合、性能次第ではありますが、最低でも1万円以上のコストが必須です。
ハイクオリティな製品だとトータルで5万円を超えてきますが、セットで販売されている製品なら心配はありません。
セットで販売されているラインナップは導入しやすい価格帯が多く、予算が限られている方でも手が出しやすいのが強みです。
カメラ付きヘッドセットを使うデメリット
性能にこだわれない
カメラ付きヘッドセットはコスパを重視したラインナップが多く、予算が限られていても導入しやすいのが強みです。
しかし、「価格=性能」に大きく比例するため、低価格の製品は性能で劣ってしまうのが欠点です。
Webカメラやヘッドセットの品質にこだわる場合、相応の予算を確保して個別に導入しましょう。
疲労が溜まりやすい
ヘッドセットは、一台でサウンド再生とボイス録音が行えるため汎用性が高く、あらゆる用途に適応できるのが強みです。
しかし、頭に覆い被さるように装着する性質上、圧迫感や重量で負担が掛かりやすいのが欠点です。
短時間の使用なら問題はありませんが、長時間使用される場合、頭や耳に痛みを伴う恐れもある点に注意しましょう。
製品数が少ない
カメラ付きヘッドセットはカメラとヘッドセットを1つの商品として構成しており、1つの製品で完結できるのが強みです。
しかし、個別で販売されている製品数と比べると圧倒的に数が少なく、選択肢の幅の狭さが欠点です。
取り扱うメーカーも少ないため、ラインナップが同じメーカーに限られてしまう点にも注意しましょう。
カメラ付きヘッドセットの選び方
音質で選ぶ
ヘッドセットをゲームプレイや鑑賞用途で運用する場合、臨場感や迫力に関係しているのが音質です。
没入感や集中状態の維持に重点を置いた場合、重要視すべき項目は周波数やインピーダンス値です。
これらは数値の大きさに応じて向上する仕組みとなっていますが、比例して価格も跳ね上がる点には注意しましょう。
ご自身の予算を加味しつつ、理想のサウンド再生を実現できる製品を選択するのがベストです。
マイク性能で選ぶ
ヘッドセットをライブ配信やビジネス等で運用する際、重要になるのがマイク性能です。
マイク性能は指向性・周波数が影響しており、製品を選ぶ際には注視しなければいけない項目になります。
指向性は集音できる方向性を指しており、周波数は数値が大きいほどにクリアな音声を録音できます。
ご自身の環境に適した周波数を選択し、予算と相談してクリアな音声を録音できるヘッドセットを選択しましょう。
カメラ性能で選ぶ
Webカメラをライブ配信やビジネス等で運用する場合、映像描写に直結するのが解像度です。
解像度が低いと相手から見える品質も落ちてしまいますが、解像度が高いと鮮明な映像を映し出してくれます。
カメラの性能は高いに越したことはありませんが、品質に応じて価格が大きく変動する点には要注意です。
事前に相応の予算を確保しておき、納得できる性能を持つカメラが付属された製品を選択しましょう。
メーカーで選ぶ
カメラ付きヘッドセットはラインナップが限られていますが、家電やデバイスメーカーを中心に展開されています。
多くは日本国内でも知名度が高く、多くのユーザーを獲得しているメーカーのため、基本的に信頼できるメーカーです。
しかし、中にはレビュー評価が0件だったり、情報が不透明なメーカーもあるため、メーカー選びは慎重に行う必要があります。
迷ってしまった際には国内でも高い人気を誇るエレコムやLogicoolが失敗を回避しやすく、おすすめです。
価格帯で選ぶ
カメラ付きヘッドセットはラインナップは少なめですが、5千円台~2万円台と幅広い価格帯で展開されています。
注意点としては個別で導入する場合と同様、価格が性能に大きく比例するという点になります。
低価格帯の製品は音質や解像度も最低限ですが、高価格帯は性能で優れているため、品質を重視する場合は予算確保が必須です。
ご自身が求めるヘッドセット・カメラの性能を考慮し、予算に応じた製品を選択しましょう。
カメラ付きヘッドセットおすすめ7選
メーカー・製品名 | 出力/入力周波数 | 指向性 | 解像度 |
---|---|---|---|
MRG テレワーク向け ウェブカメラセット | 5000hz/1000hz | 全指向性 | 1920×1080 |
MRG 片耳ヘッドセット ウェブカメラセット | 5000hz/1000hz | 全指向性 | 1920×1080 |
Logicool H111r&C270 | 20khz/16khz | 単一指向性 | 1270×720 |
エレコム Web限定 ウェブカメラ&ヘッドセット | 20khz/10khz | 双指向性 | 1600×1200 |
GOPPA Web限定 ウェブカメラ&ヘッドセット | 20khz/10khz | 全指向性 | 1920×1080 |
Logicool Brio 300&H390rOW | 20khz/10khz | 双指向性 | 1920×1080 |
Logicool Brio 500&Zone Vibe 100 | 20khz/8khz | 全指向性 | 1920×1080 |
【MRG】
テレワーク向け ウェブカメラセット
軽量で負担を感じにくいヘッドセットだけでなく、自在に調節できるウェブカメラのセットです。
全指向性マイクながらもポップガードによりノイズを効果的にカットし、クリアな音声を届けられます。
1080PHD画質でキャプチャーが行えるカメラも付属されており、即座にWeb会議等で運用できる点がおすすめです。
出力/入力周波数 | 5000hz/1000hz |
---|---|
指向性 | 全指向性 |
解像度 | 1920×1080 |
【MRG】
片耳ヘッドセット ウェブカメラセット
USB接続に対応した片耳ヘッドセットとウェブカメラがセットになっており、即時運用できる商品です。
片耳タイプで圧迫感を抑えつつ、周囲の状況も確実に把握できるため、長時間のテレワークでも疲労を感じる心配がありません。
フルHD解像度でキャプチャが行えるカメラにより、会議をはじめ、ライブ配信と様々な用途でパフォーマンスを発揮できます。
出力/入力周波数 | 5000hz/1000hz |
---|---|
指向性 | 全指向性 |
解像度 | 1920×1080 |
【Logicool】
H111r&C270
自社製品ヘッドセット+ウェブカメラがセットになっており、お得に導入できる商品です。
ノイズキャンセリング対応ブームマイクにより任意の位置に調節しつつ、周囲の雑音を確実に抑えてくれます。
ウェブカメラはフルHDよりも劣ってしまいますが、自動光補正をはじめ、ビジネス向けアプリに対応している点も魅力です。
出力/入力周波数 | 20khz/16khz |
---|---|
指向性 | 単一指向性 |
解像度 | 1280×720 |
【エレコム】
Web限定 ウェブカメラ&ヘッドセット
ゲームをはじめ、様々な用途でパフォーマンスを発揮できるヘッドセットとカメラがセットになった商品です。
アジャスター調節が行える両耳タイプヘッドセットにより、抜群のフィット感で長時間快適に使用できます。
有効画素数200万画素を実現したWebカメラが付属されており、コンテンツの質を引き上げてくれる点がおすすめです。
出力/入力周波数 | 20khz/10khz |
---|---|
指向性 | 双指向性 |
解像度 | 1600×1200 |
【GOPPA】
オーバーヘッドセット&広角ウェブカメラ
3極と4極に対応したヘッドセット+120度高視野角でキャプチャーできるカメラがセットになった商品です。
30mmダイナミックドライバーで迫力のあるサウンド再生を可能にしつつ、ポップガードマイクでクリアな音声を録音できます。
ケーブル長3mが確保されたカメラは任意の位置に設置しやすく、あらゆる角度から高解像度でキャプチャーできます。
出力/入力周波数 | 20khz/10khz |
---|---|
指向性 | 全指向性 |
解像度 | 1920×1080 |
【Logicool】
Brio 300&H390rOW
ヘッドセット+ウェブカメラカラーに統一性を持たせつつ、3色のバリエーションを用意したセットです。
パッド付きヘッドバンド+イヤーカップで負担を軽減しつつ、ノイズキャンセリングでクリアなボイスチャットを実現できます。
フルHD解像度に対応していて様々なアプリとの互換性があり、シャッター付きでプライバシーを保護できるカメラも魅力です。
出力/入力周波数 | 20khz/10khz |
---|---|
指向性 | 双指向性 |
解像度 | 1920×1080 |
【Logicool】
Brio 500&Zone Vibe 100
マルチポイント対応ヘッドセットだけでなく、フルHD対応ウェブカメラがセットで構成された商品です。
大口径40mmドライバーでクオリティの高いサウンドを実現しつつ、ノイズキャンセリングにも対応しています。
コストは掛かりますが、あらゆる状況下でもクリアなキャプチャが行えるカメラが付属されている点もおすすめです。
出力/入力周波数 | 20khz/8khz |
---|---|
指向性 | 全指向性 |
解像度 | 1920×1080 |
まとめ
カメラ付きヘッドセットは個別で導入するよりも低価格で導入できるため、経済的な負担を減らせるのが魅力です。
性能にこだわりにくいのが欠点ですが、あらゆる用途で運用できるため、気になる方は本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
カメラ付きヘッドセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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