iPadは携帯性・スペックを両立させた端末であり、Pro/Air/Mini各モデルが年々進化を遂げています。
しかし、端末自体の処理能力こそ高いですが、内蔵ストレージ容量は限られており、容量不足に陥りやすいのが欠点です。
容量不足を解消するため、外付けSSDの導入を選択される方も多いですが、何を基準に選ぶべきか、迷う方もいると思います。
そこで本記事では、iPad対応外付けSSDおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 iPad向け外付けSSDを使うメリット
- 2 iPad向け外付けSSDを使うデメリット
- 3 iPad向け外付けSSDの選び方
- 4 iPad向け外付けSSDおすすめ12選
- 4.1 【ORICO】ポータブルSSD
- 4.2 【YottaMaster】高速 ポータブルSSD（TR1-5-256G-BK）
- 4.3 【アイ・オー・データ】小型 ポータブルSSD（SSPE-USC500/E）
- 4.4 【SanDisk】外付け ポータブルSSD（SDSSDE61-500G-GH25）
- 4.5 【エレコム】500GB ポータブルSSD（STKS500400）
- 4.6 【エレコム】1TB ポータブルSSD（ESD-EFA1000GNVR）
- 4.7 【バッファロー】KIOXIA（SSD-PKP1.0U3-B/N）
- 4.8 【アイ・オー・データ】1TB 外付けSSD（SSPA-USC1K/E）
- 4.9 【バッファロー】小型 外付けSSD（SSD-PHE1.0U3-BA）
- 4.10 【Samsung】T7 Shield（MU-PE2T0S-IT/EC）
- 4.11 【ウエスタンデジタル】2TB ポータブルSSD（WDBAGF0020BSL-WESN）
- 4.12 【Crucial】X8（CT4000X8SSD9）
- 5 まとめ
iPad向け外付けSSDを使うメリット
ストレージを拡張できる
iPadは携帯性・スペックを両立させつつ、128GB～1TBまでのストレージ容量が初期搭載されています。
しかし、デスクトップPCのように内部からの拡張は不可能であり、初期搭載された容量のみで管理するのが基本です。
ですが、外付けSSDを接続し、簡単にストレージ容量の拡張が可能になるため、容量不足に陥る心配がありません。
データ転送速度が速い
iPadから外部ストレージにデータを転送する際、転送に長い時間が掛かり、ストレスを感じた経験がある方も多いでしょう。
製品で差はありますが、HDDと比較し、約5～8倍のデータ転送速度を実現しており、大容量のデータも瞬時に保存できます。
これにより、無駄な時間の大幅削減が可能になるため、時間を余すことなく有効活用できるようになります。
取り付けが簡単
内蔵型ストレージをPCへ拡張する際、PCの内部をチェックし、正確な場所に差し込む必要があります。
静電気等の対策を怠ってしまった場合、端末が故障するリスクもあるため、安易に手が出せない方も多いでしょう。
ですが、外付けSSDはUSB type-C接続のみで取り付けられるため、比較的安全且つ簡単に拡張できます。
携帯性に優れている
iPadはPCと同等のスペックを搭載しつつ、スマートなフォルムで携帯性を高めているのが特徴です。
iPadに対応した外付けSSDは端末の携帯性を活かせるよう、片手に収まるポータブルサイズで仕上げられています。
小物入れ等に収納しやすいですし、耐久力にも優れているため、ストラップのように持ち運ぶことも容易です。
iPad向け外付けSSDを使うデメリット
コストが掛かる
外付けSSDはiPadの携帯性を維持しつつ、安全且つ簡単にストレージ容量を拡張できるのが強みです。
しかし、HDDよりも転送速度・耐久性等に優れている分、製品価格も高額になってしまうのが欠点です。
最低でも6～8千円程度のコストが掛かり、容量・性能次第では2万円を超えるため、予算が限られている場合は要注意です。
旧世代iPadには運用しにくい
iPadに対応した外付けSSDはUSB Type-Cが採用されており、近年登場している各種端末に接続できるのが強みです。
ですが、USB Type-CがiPadで採用されたのは第3世代からであり、第3世代以前の端末では運用できません。
iPad各種モデルの旧世代はLightning端子を採用しているため、旧世代端末では運用しにくい点に注意です。
iPad向け外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
iPad対応外付けHDDは製品数もそれなりに多く、250GB～4TBと幅広い容量で展開されています。
容量が大きいファイルを多数扱うなら1TB以上が推奨ですが、製品価格もグッと跳ね上がる点には注意です。
楽曲・写真のように容量が小さいデータを中心に扱うなら、250GB～500GBでも問題はありません。
ご自身の取り扱うデータの種類・容量を加味しつつ、予算と相談し、選択しましょう。
転送速度で選ぶ
外付けSSDのデータ転送速度ですが、420～2000MBと存在し、転送に掛かる時間が異なるのが特徴です。
最低限の転送速度でもHDDよりは遥かに速いですが、数百GBのデータを移動させる際は時間効率が大きく変わります。
転送速度は速いほどに良いですが、製品価格が跳ね上がる傾向にあるため、予算が限られている場合は容量優先で選びましょう。
予算に余裕があり、ストレスフリーな環境を目指すのであれば、転送速度が速い製品の選択がベストです。
メーカーで選ぶ
iPad対応外付けSSDは国内外を含む、家電・デバイスメーカーから豊富なラインナップが登場しています。
しかし、同じ容量・価格帯でも携帯性や耐久性等に差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
iPad対応外付けSSDは製品数が非常に多く、5千円台～4万円前後と幅広い価格帯で登場しています。
なるべくコストを抑えるなら5千円台からの選択になりますが、選択できる容量は限られてきます。
500GB～1TB以上の容量を求める場合、1万円以上のコストは必ず掛かるため、予算の確保が必須です。
ご自身の予算を加味しつつ、適した容量を選択しましょう。
iPad向け外付けSSDおすすめ12選
| メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 転送速度 |
|---|---|---|---|
| ORICO ポータブルSSD | 20.9×10.9×3.3cm/207g | 256GB | 550MB/秒 |
| YottaMaster 高速 ポータブルSSD | 11×6×1.5cm/80g | 250GB | 550MB/秒 |
| アイ・オー・データ 小型 ポータブルSSD | 8.4×2.8×1.2cm/70g | 500GB | 530MB/秒 |
| SanDisk 外付け ポータブルSSD | 13.4×10.3×3.5cm/110g | 500GB | 1050MB/秒 |
| エレコム 500GB ポータブルSSD | 8×5×1cm/45g | 500GB | 1050MB/秒 |
| エレコム 1TB ポータブルSSD | 6×3.4×0.95cm/14g | 1TB | 420MB/秒 |
| バッファロー KIOXIA | 10.5×4.5×1.5cm/76g | 1TB | 1050MB/秒 |
| アイ・オー・データ 1TB 外付けSSD | 7.2×4.6×1.1cm/90g | 1TB | 1050MB/秒 |
| バッファロー 小型 外付けSSD | 12×3.7×1.6cm/100g | 1TB | 2000MB/秒 |
| Samsung T7 Shield | 8.8×5.9×1.3cm/210g | 2TB | 1050MB/秒 |
| ウエスタンデジタル 2TB ポータブルSSD | 10×5.5×0.9cm/46g | 2TB | 1050MB/秒 |
| Crucial X8 | 11×5.3×1.2cm/95g | 4TB | 1050MB/秒 |
【ORICO】
ポータブルSSD
カラフルプラスチック＋亜鉛合金素材で構成し、落下・衝撃からの耐久力を高めたSSDです。
USB Type-Cケーブルで接続可能であり、最大転送速度550MBでデータ移動もサクサク行えます。
幅広い端末への互換性を持ちつつ、コンパクトサイズで仕上げており、ラクに持ち運べる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 20.9×10.9×3.3cm/207g |
|---|---|
| 容量 | 256GB |
| 転送速度 | 550MB/秒 |
【YottaMaster】
高速 ポータブルSSD（TR1-5-256G-BK）
シリコン・アルミヒートシンクを内蔵し、耐熱性を強化しており、効率的な熱放出を可能にしたSSDです。
IML表面技術で加工が施されており、筐体の耐久力を高めており、落下・衝撃で故障する心配もありません。
軽量＋コンパクトサイズでラクに持ち運べますし、USB-A/Type-Cで幅広い端末へ運用できる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 11×6×1.5cm/80g |
|---|---|
| 容量 | 250GB |
| 転送速度 | 550MB/秒 |
【アイ・オー・データ】
小型 ポータブルSSD（SSPE-USC500/E）
USB-A/USB Type-C接続のスライド切り替えが可能であり、幅広い端末で運用できるSSDです。
直接端末に接続するケーブルレスタイプであり、ケーブルの煩わしさが無く、安定した接続が行えます。
最大転送速度530MBを実現しており、大容量データをスムーズに転送し、無駄な時間を省略できます。
| サイズ/重量 | 8.4×2.8×1.2cm/70g |
|---|---|
| 容量 | 500GB |
| 転送速度 | 530MB/秒 |
【SanDisk】
外付け ポータブルSSD（SDSSDE61-500G-GH25）
手のひらサイズで携帯性を高めつつ、防滴・防塵性能を強化し、故障のリスクを軽減したSSDです。
最大転送速度1050MBを実現しており、大容量データも短時間で読み込み/書き出しが行えます。
USB-A/USB Type-Cケーブルが同梱されており、幅広い端末で運用できる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 13.4×10.3×3.5cm/110g |
|---|---|
| 容量 | 500GB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【エレコム】
500GB ポータブルSSD（STKS500400）
手のひらサイズでコンパクトに仕上げつつ、メタリックながらも軽量化を実現したSSDです。
USB Type-Cケーブル1本で各種端末に運用可能であり、端末のストレージ容量を拡張してくれます。
最大転送速度1050MBを実現しており、大容量データの移動がスムーズに行える点もおすすめです。
| サイズ/重量 | 8×5×1cm/45g |
|---|---|
| 容量 | 500GB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【エレコム】
1TB ポータブルSSD（ESD-EFA1000GNVR）
コンパクトながらも1TBで設計されており、幅広い端末への互換性も実現したSSDです。
最大転送速度420MBでデータをサクサク転送できますし、PS4等に接続することでロード時間も短縮できます。
耐震・耐衝撃性に優れており、落下・衝撃の故障リスクを軽減し、駆動中の静音性に優れている点も好評です。
| サイズ/重量 | 6×3.4×0.95cm/14g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 420MB/秒 |
【バッファロー】
KIOXIA（SSD-PKP1.0U3-B/N）
USB Type-C対応端末に運用可能であり、最大1050MB高速データ転送が行えるSSDです。
軽量化されたアルミ素材をボディに使用し、耐久力を高めており、落下・衝撃で破損する心配もありません。
SSDセキュリティソフトウェアにも対応しており、大切なデータを確実に保護できる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 10.5×4.5×1.5cm/76g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【アイ・オー・データ】
1TB 外付けSSD（SSPA-USC1K/E）
1TB＋コンパクトサイズで設計し、衝撃・振動に対する耐久性を高めることで故障の要因を軽減したSSDです。
Windows/iPadをはじめ、シネマカメラでの運用も可能であり、写真・映像をSSDに直接保存できます。
最大転送速度1050MBを実現しており、大容量のデータをスムーズに転送できる点もおすすめです。
| サイズ/重量 | 7.2×4.6×1.1cm/90g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【バッファロー】
小型 外付けSSD（SSD-PHE1.0U3-BA）
スティックタイプ＋ブラックカラーでスマートに仕上げており、1TBまでのデータを保存できるSSDです。
シリコンケースを採用し、耐衝撃をはじめ、防滴・防塵性も高めており、故障のリスクを軽減しています。
最大転送速度2000MBで瞬時なデータ移動が可能ですし、暗号ソフトウェアでセキュリティ面を強化できる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 12×3.7×1.6cm/100g |
|---|---|
| 容量 | 1TB |
| 転送速度 | 2000MB/秒 |
【Samsung】
T7 Shield（MU-PE2T0S-IT/EC）
手のひらサイズ＋2TBで設計されており、防水・防塵・衝撃への耐久性を高めたSSDです。
最大転送速度1050MBで大容量データをサクサク転送できますし、各種端末への互換性も持ち合わせています。
Samsungソフトウェアにも対応しており、パフォーマンスの向上・セキュリティを強化できる点もおすすめです。
| サイズ/重量 | 8.8×5.9×1.3cm/210g |
|---|---|
| 容量 | 2TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【ウエスタンデジタル】
2TB ポータブルSSD（WDBAGF0020BSL-WESN）
手のひらサイズ＋2TBで設計されており、コンパクトながらも大容量のデータを保存できるSSDです。
最大転送速度1050MBを実現しており、容量が大きなデータもスムーズに転送できます。
耐衝撃性にも優れており、物的故障の心配も無いですし、パスワードロックで安全に保護できる点もおすすめです。
| サイズ/重量 | 10×5.5×0.9cm/46g |
|---|---|
| 容量 | 2TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
【Crucial】
X8（CT4000X8SSD9）
コンパクトサイズで携帯性を高めつつ、4TB大容量であらゆるデータを一括管理できるSSDです。
最大転送速度1050MBでスムーズにデータを転送できますし、USB Type-Cケーブルで各種端末に運用できます。
2Mからの落下にも耐えうる耐衝撃性を備えており、物的故障のリスクが軽減されている点も魅力です。
| サイズ/重量 | 11×5.3×1.2cm/95g |
|---|---|
| 容量 | 4TB |
| 転送速度 | 1050MB/秒 |
まとめ
iPad対応外付けSSDはストレージ容量を大きく拡張し、優れた転送速度でストレスフリーな環境を構築できます。
性能が高い分、高額なコストが掛かるため、製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
iPad向け外付けSSDの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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