有線接続はフルサイズキーボードが主流でしたが、近年では有線接続に対応し、小型に仕上げたキーボードも登場しています。
ただ、有線コンパクトキーボードは携帯性が高く、USB接続方式で互換性にも優れているのが特徴です。
ただ、製品数も増えつつはありますが、まだまだ少数であり、製品選びで迷う方もいるでしょう。
そこで本記事では、有線接続コンパクトキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 有線接続のコンパクトキーボードを使うメリット
- 2 有線接続のコンパクトキーボードを使うデメリット
- 3 有線接続のコンパクトキーボードの選び方
- 4 有線接続のコンパクトキーボードおすすめ10選
- 4.1 【エレコム】コンパクトキーボード(TK-FCM103XBK)
- 4.2 【サンワサプライ】コンパクトキーボード(SKB-KG3BKN2)
- 4.3 【Perixx】PERIBOARD-426(11665)
- 4.4 【サンワサプライ】スリムキーボード(SKB-SL18WN)
- 4.5 【エレコム】ミニキーボード(TK-FCP096BK)
- 4.6 【BUFFALO】コンパクトキーボード(BSKBU305WH)
- 4.7 【Perixx】PERIBOARD-332
- 4.8 【エレコム】V-custom(TK-VK210SBK)
- 4.9 【ROCCAT】Vulcan TKL(ROC-12-285)
- 4.10 【Keychron】K3 Version2
- 5 まとめ
有線接続のコンパクトキーボードを使うメリット
接続が安定している
有線接続は無線接続とは違い、デバイス↔PC間をケーブルで繋ぐため、安定した接続を行えるのが特徴です。
無線接続のようにチャタリング・遅延が起きることもないので、作業・ゲームプレイ中のストレスを感じることもありません。
常に安定した接続が行えるので、集中状態・作業効率を維持できるのは有線接続の大きなメリットです。
場所を選ばずに使用できる
通常のフルサイズキーボードの場合、テンキーまで搭載されているため、横幅が長く、設置にはスペースが必要です。
ですが、コンパクトサイズはキー・スペースをカットし、サイズを抑えているため、限られた環境でも設置できます。
携帯性も高いので、屋内外を問わずに使用しやすいですし、あらゆるデスクに適応できるのは大きいです。
マウス可動域を広く確保できる
従来のフルサイズキーボードの場合、横幅が長く、テンキー部分がマウス可動域に干渉し、操作性が下がるのが欠点です。
ですが、コンパクトサイズのキーボードであれば、横幅が抑えられているので、マウスとキーボードが干渉することがありません。
スムーズなマウス操作が行えるので、集中状態を維持しやすくなり、パフォーマンスを発揮できます。
ホームポジションを維持しやすい
コンパクトサイズキーボードはテンキー部分をカットし、サイズを抑えているので、入力時に腕を大きく動かす必要がありません。
そのため、タイピングの際にホームポジションを維持しやすく、効率的な入力操作が行えるのがメリットです。
操作しやすい姿勢を維持しやすいですし、長時間のタイピング時に掛かる疲労・負担の軽減も期待できます。
有線接続のコンパクトキーボードを使うデメリット
操作に慣れが必要
コンパクトキーボードはテンキー・不要なキーをカットし、サイズを抑えているのが特徴です。
ただ、フルサイズキーボードに慣れている場合、少ないキー数が仇となり、操作に迷ってしまう可能性があります。
慣れてしまえば問題は無いですが、慣れるまでは作業が思うように進まず、ストレスを感じる可能性がある点には注意です。
タイプミスが起きやすい
コンパクトキーボードはキー数だけでなく、無駄なスペースをカットし、サイズを抑えているのが特徴です。
ただ、これによりキーピッチが狭くなってしまうため、入力時にキーに指が当たってしまい、タイプミスが起きやすくなります。
こちらも慣れてしまえば防げますが、使用感に慣れるまでは思うように作業が進まなくなるため、要注意です。
ケーブルに煩わしさを感じる
有線はデバイス↔PC間をケーブルで接続するため、無線接続のように干渉を受けることなく、安定した接続が行えるのが特徴です。
これにより、接続自体にはストレスを感じませんが、有線ケーブルがゴチャゴチャになり、煩わしさを感じてしまう可能性があります。
特にPCデスク周りはケーブルが多いですし、埃も溜まりやすくなるため、管理を行う必要が出てくる点には注意です。
有線接続のコンパクトキーボードの選び方
レイアウトで選ぶ
コンパクトキーボードと一括りにされがちですが、実際にはテンキーレス・65%とレイアウトが存在します。
テンキーレスはテンキーをカットしつつ、操作性を維持しているのがメリットですが、良くも悪くも中途半端という意見もあります。
さらに小さいコンパクトサイズは不要なキー・スペースを限界までカットし、適応力を高めていますが、操作には慣れが必要です。
各サイズでメリットデメリットが存在するため、ご自身の使用用途・環境に適したレイアウトを選択しましょう。
タイプで選ぶ
有線接続に対応したコンパクトキーボードは、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルとタイプが存在し、特徴が異なります。
メンブレンタイプは低価格で導入しやすく、オフィス採用率が高いため、手に馴染みやすいのが特徴です。
パンタグラフはキーストロークが浅く、軽やかな入力が可能であり、メカニカルは充実した機能と耐久力を持っています。
ご自身の使用用途・環境によって適したタイプは異なるため、予算と相談しつつ、好みのタイプを選択しましょう。
配列で選ぶ
コンパクトキーボードに用いられる配列ですが、日本語・英語配列の2種類が存在しており、特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、ビジネス・オフィスワーク・美地上使用に最適です。
英語配列は日本語入力キーは搭載されていませんが、キー配置が合理化されているので、クリエイティブな業務で活躍します。
ご自身の使用用途を考慮しつつ、好みの配列を採用したキーボードを選択しましょう。
メーカーで選ぶ
有線接続に対応したコンパクトキーボードは、あらゆるメーカーから発売されており、製品数も非常に多いです。
数あるメーカーの中から製品選びで失敗しないためには、なるべく有名なメーカーをピックするのが大切です。
中でもメーカーに対するレビューは使用者の実体験が綴られているため、大きな判断材料になります。
レビュー・販売実績が豊富なメーカーをピックアップし、ご自身が良いと思うメーカーを選択しましょう。
価格帯で選ぶ
有線接続に対応したコンパクトキーボードは製品数が非常に多く、幅広い価格帯で製品が展開されています。
安ければ千円台で導入できる製品もありますし、高価格帯であれば1万円を超えてくる製品もあり、様々です。
ただ、価格=品質の結び付きが強いため、高品質・多機能・利便性を求める場合は高額製品から選ばなければいけません。
逆に最低限で良いのなら低価格帯が最適となるため、ご自身の予算・用途等を考慮し、価格帯もある程度定めておきましょう。
有線接続のコンパクトキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | レイアウト | タイプ | サイズ/重量 | 配列 |
---|---|---|---|---|
エレコム コンパクトキーボード | テンキーレス | メンブレン | 364×151×34mm/527g | 日本語 |
サンワサプライ コンパクトキーボード | テンキーレス | メンブレン | 306×129×27mm/370g | 日本語 |
Perixx PERIBOARD-426 | コンパクト | メンブレン | 276×138×14mm/330g | 英語 |
サンワサプライ スリムキーボード | コンパクト | パンタグラフ | 293×115×19mm/330g | 日本語 |
エレコム ミニキーボード | コンパクト | パンタグラフ | 289×128×21mm/394g | 日本語 |
BUFFALO コンパクトキーボード | テンキーレス | パンタグラフ | 284×120×21mm/300g | 日本語 |
Perixx PERIBOARD-332 | コンパクト | パンタグラフ | 285×116×21mm/470g | 英語 |
エレコム V-custom | テンキーレス | メカニカル | 366×143×54mm/955g | 日本語 |
ROCCAT Vulcan TKL | テンキーレス | メカニカル | 360×133×34mm/660g | 英語 |
Keychron K3 Version2 | コンパクト | メカニカル | 325×160×37mm/800g | 英語 |
【エレコム】
コンパクトキーボード(TK-FCM103XBK)
ベーシックなブラックカラーをテンキーレスでコンパクトに仕上げており、違和感なく使用しやすいキーボードです。
携帯性を高めつつ、有線接続を採用しており、電力供給を受けられるため、バッテリーを気にせずに運用できます。
ラバードーム型メンブレンタイプなので馴染みやすく、省スペースに設置し、使用できる点も魅力です。
レイアウト | テンキーレス |
---|---|
タイプ | メンブレン |
サイズ/重量 | 364×151×34mm/527g |
配列 | 日本語 |
【サンワサプライ】
コンパクトキーボード(SKB-KG3BKN2)
テンキー+不要なスペースをカットし、コンパクトサイズに仕上げており、文字入力に特化したキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが深めに設計されているため、タイプミスが起きにくく、正確に入力できます。
有線ケーブルの取り回しを三方向から選択できるため、ケーブルの管理がラクに行える点もおすすめです。
レイアウト | テンキーレス |
---|---|
タイプ | メンブレン |
サイズ/重量 | 306×129×27mm/370g |
配列 | 日本語 |
【Perixx】
PERIBOARD-426(11665)
テンキー・スペースをカットし幅を抑えつつ、スリムな形状に仕上げており、携帯性にも優れたキーボードです。
メンブレンながらもキーストロークが浅く設計されており、スピーディなタイピングが行えます。
ファンクションキーを活用したメディアコントロールも充実しており、利便性に優れている点も魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
レイアウト | コンパクト |
サイズ/重量 | 276×138×14mm/330g |
配列 | 英語 |
【サンワサプライ】
スリムキーボード(SKB-SL18WN)
ホワイトカラー+スリムな形状でスタイリッシュに仕上げつつ、不要なキーをカットし、サイズを抑えたキーボードです。
キーボード形状をカーブさせつつ、2段階調節可能なスタンドを搭載しており、姿勢を維持しやすく、疲労も軽減できます。
有線ケーブルを三方向から取り回せるので、ケーブルの煩わしさも無く、ストレスフリーな環境を構築できます。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
レイアウト | コンパクト |
サイズ/重量 | 293×115×19mm/330g |
配列 | 日本語 |
【エレコム】
ミニキーボード(TK-FCP096BK)
不要なキー・スペースをカットし、幅を抑えつつ、パンタグラフ方式を採用しており、スリムに仕上げたキーボードです。
内部には鉄板を内蔵しており、パンタグラフながらも確かな打鍵感と安定性を実現しています。
ファンクションキーを活用し、コンパクトながらもメディアコントロールが充実している点もポイントです。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
レイアウト | コンパクト |
サイズ/重量 | 289×128×21mm/394g |
配列 | 日本語 |
【BUFFALO】
コンパクトキーボード(BSKBU305WH)
テンキー部分をカットし、サイズを抑えつつ、スリムな形状で携帯性も向上させたキーボードです。
省スペースで設置できるのでスペースを有効活用できますし、屋内外を問わずに安定した環境を構築できます。
一定のキーピッチが確保されているのでタイプミスも起きにくく、パンタグラフで軽やかに入力できる点も魅力です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
レイアウト | テンキーレス |
サイズ/重量 | 284×120×21mm/300g |
配列 | 日本語 |
【Perixx】
PERIBOARD-332
テンキーをはじめ、不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、携帯性も高めたキーボードです。
バックライト機能が投資されており、暗い環境でのキーボードの視認性を確保できるので、作業効率も維持できます。
パンタグラフ方式で軽やかに入力できますし、幅広いデバイスへの互換性もあり、自由に運用できる点も魅力です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
レイアウト | コンパクト |
サイズ/重量 | 285×116×21mm/470g |
配列 | 英語 |
【エレコム】
V-custom(TK-VK210SBK)
テンキーをカットし、サイズを抑えつつ、銀軸スイッチを採用し、ゲームプレイに最適化したキーボードです。
ロールオーバー機能で複雑な操作も容易ですし、独自ソフトウェアを活用し、キーカスタマイズも行えます。
コンパクトサイズでマウス可動域も広く確保できますし、適応力が高い点も好評です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
レイアウト | テンキーレス |
サイズ/重量 | 366×143×54mm/955g |
配列 | 日本語 |
【ROCCAT】
Vulcan TKL(ROC-12-285)
テンキーをカットし、サイズをコンパクトに抑えつつ、赤軸スイッチでタイピング時の静音性にも優れたキーボードです。
頑丈なアルミニウム素材+メカニカル由来の耐久力を併せ持っており、長期間安定して使用できます。
RGBライティング機能により、キーボードの視認性も高められますし、メディアコントロールが充実している点もおすすめです。
タイプ | メカニカル |
---|---|
レイアウト | テンキーレス |
サイズ/重量 | 360×133×34mm/660g |
配列 | 英語 |
【Keychron】
K3 Version2
テンキー+不要なスペースをカットし、サイズを抑えつつ、Windows/MacOS両方に互換性を持つキーボードです。
ロープロファイルスイッチを採用しているため、キーストロークが浅く、メカニカルながらも軽やかに入力できます。
有線無線両対応で適応力も高いですし、バックライト機能で視認性を確保できる点も魅力です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
レイアウト | コンパクト |
サイズ/重量 | 325×160×37mm/800g |
配列 | 英語 |
まとめ
有線接続コンパクトキーボードはケーブルの煩わしさはありますが、選択肢が多く、選びやすいのが特徴です。
製品数の多さで逆に困惑することもあるとは思いますが、本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
コンパクトキーボード 有線 ~USB接続 ~小型の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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