寒さがより一層深まってくるこれからの季節、キャンプで重要となるのが寝袋の存在です。
春から秋口にかけては特別性能が高いシュラフを用意しなくてもなんとかなりますが、冬場はそうはいきません。
冬用にあったかいダウンシュラフを一つ持っておきたいところですが、ダウンシュラフは高価なものが多く安いものだと不安に感じる方も多いかと思います。
そんな方におすすめしたいコスパ最強の格安で安心性能のおすすめダウンシュラフを8つご紹介させていただきます。
目次
ダウンシュラフとは
ダウンシュラフとはその名の通り中材にダウンが用いられたシュラフのことを指します。
ダウンとは水鳥の羽の間に生えているふわふわとした毛を指し、保温性に優れていることで知られています。
保温性を向上させるには保温材の間に空気の層を多く取り入れることが重要となりますが、ダウンは空気を取り込みやすいという特徴があるためシュラフの中材として最適な素材といえます。
ダウンシュラフは安い高いで何が変わる?
最も価格に影響を与えるのはダウンの品質と充填量です。
ダウンは天然の素材であるため品質もものによって異なります。
ダウンの品質はフィルパワー(FP)という数値で表され、数値が高くなるほど高品質となります。
また天然素材であるが故にダウンは決して安価な素材ではないため、充填される量が多いほど保温性が増すとともに価格も上がります。
その他の性能に関しては形状やファスナーなどの違いはあるものの、ダウンの価格差には大きく影響しないためあまり意識しなくても良いでしょう。
ダウンシュラフの価格帯!安いの基準は?
ダウンシュラフはキャンプ道具の中でも価格差が激しい道具に分類されます。
秋冬の山岳用など本格的な耐寒性を誇るシュラフは5,6万円以上するものまであります。
冬場のキャンプ場で使用するレベルのダウンシュラフを考えますと土地によって気候も異なるため一概には言えませんが、およそ2〜3万円程度の製品が多く見受けられます。
そのため1万円程度で購入できるダウンシュラフは十分安い部類と言えるでしょう。
ダウンシュラフの基本的な選び方
ダウンの品質
道具を購入する上で品質の高い製品を選ぶのは大前提ですよね。
前述でも述べたようにダウンの品質はフィルパワーという数値で表されます。
しかしダウンの品質、すなわちフィルパワーの数値ばかり意識してしまうと価格もどんどん跳ね上がってしまいますので、予算とのバランスを考えながらフィルパワーの数値が高いものを選びましょう。
ダウンの充填量
品質と同じくらい重要なのがダウンの充填量です。
保温性を高めるためにはやはりダウンが多ければ多いほど良いでしょう。
しかしダウンは元々軽量な素材ではありますが、量が増えればもちろん重量も上がります。
ダウンの量はコンパクト性にも関わるため、バックパック1つでキャンプを楽しまれる方はダウンの充填量によるコンパクト性も意識しましょう。
対応温度
ネットで購入される際には直接商品に触れることができないため本当に暖かいのか、冬のキャンプにも対応できるのか心配ですよね。
そこで判断材料として重要になるのがシュラフの対応温度です。
シュラフには基本的に最低使用温度と快適温度の2つが目安として設定されています。
最低使用温度はシュラフのパフォーマンスを発揮できる最低限必要な温度を表し、快適温度はシュラフを用いて快適に過ごせる温度を示します。
ただ人それぞれ身につける衣類も異なれば体型も異なりますので明確な数値とは言えません。あくまでも目安として考え、心配な方は余裕をもった下限温度、快適温度の製品を選びましょう。
コスパ最強の安いダウンシュラフおすすめ8選
【One Tigris】
高級ダックダウン 寝袋
400gの高品質ダックダウンが充填された3シーズンの使用を想定したダウンシュラフです。
最低使用温度は0℃、快適使用温度は5℃〜15℃となっています。
安価のキャンプ道具の中にはファスナーが壊れて使用できなくなるケースも多いですが、こちらのシュラフには安定品質のYKKのダブルジッパーが採用されています。
カラーはグリーン、ブラック、迷彩の3色展開されています。
【Hilander】
ダウンフェザーシュラフ400 保管用ストレージバッグ付き(N-032)
ナチュラルなサンドカラーのダウンフェザーシュラフはダウンフェザーとフェザーの比率を50:50で採用している保温性に優れたシュラフです。
高い保温性を保ちながらも収納時のサイズに至ってはダウンシュラフと化繊綿シュラフの中間程度となっており、収納性にも優れています。
使用下限温度は7℃となっており、上位モデルとしてフェザーシュラフ600が展開されています。
【Tooge】
寝袋 冬用 ダウンシュラフ
下限温度-30℃快適温度-15℃〜-25℃と極寒の地でも対応可能なダウンシュラフです。
羽毛の充填量は1800gと、同等金額の製品と比較しても多量の羽毛が充填されています。
撥水加工が施されているため多湿な環境でも快適に使用できます。
同製品同士で連結できるためデュオやファミリーキャンプでも有効に活用できます。
【MOUNTAIN PASS】
シュラフ マミー型850FP羽毛寝袋
ダウン充填量400g総重量900gのマミー型シュラフです。
表地の素材には20D400Tの耐裂防水ナイロン、裏地の素材には20D400Tの肌に優しい通気性ナイロンが採用されています。
最低使用温度は-5℃、快適温度は0〜15℃となっており、ハイグレードモデルとして充填量800g、1200g、1800g、2500gの製品が展開されています。
【Fengzel Outdoor】
マミー型寝袋 95%グースダウン850FP
シンプルなデザイン形状で光沢のあるカラーリングを6色展開しているマミー型のシュラフです。
快適温度は-10℃〜10℃、最低使用温度は-15℃と秋冬に最適なモデルです。
95%グースダウンを400g充填しており、上位モデルとして充填量1000gと1500gを展開しています。
表裏面には400T &20Dナイロンを採用しているため結露や水分からも守ってくれます。
【YOGOTO】
ダウンシュラフ マミー型
最低使用温度-15℃、快適温度0℃〜15℃のダウンシュラフです。
外側と内側には耐久性や撥水性に優れた400Tナイロンを採用しています。
中材には1000gのダウンを充填しており洗濯機でも丸洗できる仕様となっています。
内側と外側でカラーリングが異なりデザイン性にも優れたおしゃれなダウンシュラフです。
【Soomloom】
マミー型高級ダウン650FP
中材に高級ダウンを採用したSoomloomのダウンシュラフはご紹介する400g充填のシュラフのほか、600g、800g、1000g、1200g、1500gと細かく刻んで充填量を選べる上位モデルが展開されています。
生地には400Tナイロンを採用しているため切れにくく、軽量性や防水性にも優れています。
3D立体型フード形状となっているため温まりにくい頭部周りも快適に温めてくれます。
【Hilander】
ダウンシュラフ 400 400g(HCA0276)
一見高級ダウンシュラフに劣らないシンプルかつスタイリッシュな佇まいのダウンシュラフはフィルパワー650FPの高品質な製品です。
ダウンの配合比はグレーダックダウン80%、グレーダックフェザー20%となっています。
重量は約0.68kgと軽量で使用下限温度は5℃となっています。
まとめ
雪が降り積もる極寒の地などでなければ安いダウンシュラフでも対応可能なフィールドは多く存在します。
年間を通じてキャンプを楽しみたい方は今回の記事を参考にしながら冬場をオフシーズンとせず、安価のダウンシュラフを持って冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
安いダウンシュラフの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方