サブスクリプションの音楽サービスも充実してきて、音楽を気軽に聴けるようになってきました。
Apple MusicやAmazon Music Unlimitedなどでは、ハイレゾでの音楽も配信もあるため高音質な楽曲も身近になり、より良い環境で音楽を聴きたくなります。
それならハイレゾの音楽は、ハイレゾ対応のスピーカーで聴くのがやはり1番です。
ハイレゾ対応のスピーカーなら、思わずじっくりと聴きたくなる音の良さを実感できます。
そこで今回は、ハイレゾを開発したSONYを中心としたハイレゾ対応のBluetoothスピーカーを紹介します。
目次
- 1 ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーとは
- 2 ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーを使うメリット
- 3 ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーを使うデメリット
- 4 ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーの選び方
- 5 ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーおすすめ10選
- 5.1 【SONY】グラスサウンドスピーカー LED(LSPX-S2)
- 5.2 【SONY】ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-HG10-B)
- 5.3 【SONY】ワイヤレススピーカー(SRS-RA500)
- 5.4 【SONY】コンパクトオーディオシステム ヘッドホンアンプ搭載(CAS-1 W)
- 5.5 【Anker】Soundcore Motion+ Bluetooth スピーカーIPX7 (A3116)
- 5.6 【AIRPULSE】アクティブスピーカー(AP-A80)
- 5.7 【オオアサ】Egretta エグレッタ ハイレゾ スピーカー(TS-A200as)
- 5.8 【Edifier】ハイレゾ対応 パワードブックシェルフスピーカー(ED-S1000MK2)
- 5.9 【デノン】Denon ネットワークスピーカー(DENONHOME150K)
- 5.10 【ヤマハ】ネットワークスピーカー(NX-N500)
- 6 まとめ
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーとは
ハイレゾはSONYが開発した高解像度の音源です。
CDよりも最大約6.5倍の情報量を持ち、CDでは聴こえなかった音も聞こえ、臨場感ある高音質な音になります。
ハイレゾ対応のスピーカーは、パソコンやスマホから送られてくるハイレゾの情報量を維持した音を出します。
そのために入力端子やUSBなどの接続には、DACコンバーターを内蔵して対応。
Bluetoothの接続時には、LDACコーデックで対応し、ハイレゾ相当の音を届けます。
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーを使うメリット
音が良い
ハイレゾ対応のスピーカーは、何と言っても音が良いです。
目の前で演奏されているかのような歌手の息遣いを感じ、細やかな楽器の響きに圧倒されます。
今までの音質では満足できない、生演奏には行きたくても行けない、など思われている方には、ハイレゾの音は十分満足いくことでしょう。
置きたい場所に置ける
自宅でスピーカーを置く場合、オーディオやパソコンなどと繋ぐ配線のため、置き場所が限られてしまいます。
しかしBluetoothスピーカーでは、配線の心配なく置きたい場所に置くことができます。
特に全方位スピーカーは部屋の中央に置くことで、部屋全体に均一の音が広がり、どこにいても高音質な音楽を楽しむことが可能です。
またポータブルスピーカーは、外出先でもスピーカーを携帯できて便利です。
インテリアになる
ハイレゾ対応のBluetoothスピーカーは、おしゃれなものもあり、部屋のインテリアとなります。
木目調になっているブックシェルフ型は、縦に置いても、横に置いても良く、シックで落ち着いた雰囲気となるでしょう。
スピーカースタンドを使用すれば、スタイリッシュでかっこよく決まります。
オブジェクトにもなる全方位のスピーカーは、ワンポイントとなって引き立ちます。
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーを使うデメリット
通信環境が影響する
Bluetoothのスピーカーは無線で便利ですが、通信環境によって期待した音にならない、音飛ぶなどの障害が出たりする場合があります。
ハイレゾの音源は音の情報量が多いため、ファイルサイズも大きいです。
そのため、高圧縮できるコーデックLDACが必要です。
Bluetoothでもハイレゾの音を聞きたい場合は、LDACに対応したスピーカーにしましょう。
Bluetooth対応スピーカーが少ない
ハイレゾに対応するスピーカーは、各メーカーから出ていますが、Bluetoothにも対応しているスピーカーは少ないです。
またケーブルやUSBに繋いだ時にはハイレゾに対応しますが、Bluetoothの接続では対応していないスピーカーもあります。
どちらにも対応するスピーカーは少なく選択肢は狭くなります。
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーの選び方
ハイレゾの確認
まずBluetoothスピーカーがハイレゾに対応しているのか確認します。
商品の外箱などにハイレゾのマークがあるかチェックしましょう。
商品説明にもハイレゾ対応と明記してあります。
ハイレゾ対応のスピーカーには、Bluetooth接続では、ハイレゾに対応していないスピーカーもあります。
ハイレゾに対応しているBluetooth接続時のコーデックはLDACです。
LDACでは伝送量が990kpdsになり、一般的なコーデックSBCよりも3倍の伝送量で、ハイレゾの多くの情報量もほとんどスピーカーに届けることが可能です。
Bluetoothで聴くことが多い場合は、必ず確認しましょう。
置き場所
ハイレゾ対応のスピーカーを購入する前には、どのような目的でどこに置くか考えておきましょう。
リビングでゆっくりと音楽を聴きたい場合は、全方位スピーカーなら部屋全体に音が行き渡ります。
パソコンで仕事しながら音楽を聴く場合は、机の上に置けるコンパクトなスピーカーがおすすめです。
寝室やキッチンなどで音楽を聴く場合は、呼びかけに応じるスマートスピーカーが便利です。
電源タイプ
ハイレゾ対応のスピーカーは、コンセントに挿すAC電源、パソコンなどから給電したり、充電したりするUSBタイプ、電池使用などがあります。
リビングなどで電源を確保できるならAC電源、屋外でも使用したいならUSBタイプなど、用途に合わせて選びましょう。
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーおすすめ10選
【SONY】
グラスサウンドスピーカー LED(LSPX-S2)
ほんのりとした明るさのなか、ムーディーな音楽を聴くのにぴったりなスピーカーです。
高音質なハイレゾの音源を再現するLDACに対応し、360度音が広がります。
Spotifyユーザーなら、ボタン押すだけでダイレクトに音楽が再生できるので便利です。
LEDの明るさは32段階に調整でき、リビング、寝室など場所に合わせた明るさにできます。
キャンドルライトモードもあるので、特別な日の演出もしてくれそうです。
【SONY】
ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-HG10-B)
重低音の響きを重視したい方には、このSONYのスピーカーはおすすめです。
コンパクトですが、35mmのフルレンジスピーカーユニットが低域の音を漏らさず、中高域の音はクリアに響きます。
Bluetoothだけではなく、USBケーブルやオーディオ端子での接続も可能です。
ハイレゾではない音源もSONY独自の技術「DSEE HX」で、ほぼハイレゾ並みの音へアップグレードさせます。
【SONY】
ワイヤレススピーカー(SRS-RA500)
3つの大きな上向きのスピーカーとウエストラインが特徴的なSONYの全方位スピーカーです。
この独特の外観と6つのフルレンジスピーカーユニットにより、上からも周りからも音を感じることができ、音楽に包み込まれた心地良い空間を作り出します。
SONY独自のアンプ「S-Master HX」を採用し、アナログ入力またはストーリミングでハイレゾの音源を忠実に再現します。
【SONY】
コンパクトオーディオシステム ヘッドホンアンプ搭載(CAS-1 W)
ヘッドホンアンプを付属したスピーカーセットは、Bluetoothのときにも高音質なハイレゾの音が聴くことができます。
コンパクトで机の上にも置きやすく、付属のスピーカースパイクを使用すると適度な上向きになり、快適なオーディオ空間を作り出します。
スマートフォンなどとのペアリングもワンタッチで済み、切り替えや切断も簡単です。
【Anker】
Soundcore Motion+ Bluetooth スピーカーIPX7 (A3116)
AUXケーブルで繋げばハイレゾの音も楽しめるスピーカーです。
Qualcomm aptXにも対応した高音質なスピーカーは、迫力ある低音が体に響き、スマホのアプリでイコライザー調整ができます。
IPX7の防水性もあるので屋外でのレジャーで使用でき、プールサイドでの音楽も楽しめます。
4時間の充電で最大12時間再生可能で、聴きたい時、聴きたい場所での音楽再生ができ、便利です。
【AIRPULSE】
アクティブスピーカー(AP-A80)
フィル・ジョーンズによって設計されたスブックシェルフ型のスピーカーは、ウオールナットの美しい外観にまず惹かれます。
ホーン搭載のリボンツイーターに、超剛性マグネシウム合金フレームウーファーが、音楽ジャンルを問わず、ダイナミックなサウンドにしています。
更に最大192KHzまでの入力サンプルレートに対応したフルデジタルアンプが加わり、最大のパフォーマンスを実現するでしょう。
【オオアサ】
Egretta エグレッタ ハイレゾ スピーカー(TS-A200as)
Egrettaは広島のオオアサ電子株式会社のオーディオブランドであり、「100年後も人々の愛機として生き続けられる」をコンセプトしています。
円柱型の全方位スピーカーは直径13cmで場所を取らず、パソコンそばにも置きやすいです。
小さいながらも、ラッパ状のホーン型スピーカーとドーム型ウーファーユニットを採用して、低音の響きも良く、バランスの取れた音を届けます。
【Edifier】
ハイレゾ対応 パワードブックシェルフスピーカー(ED-S1000MK2)
クラシカルなブックシェルフは、最大120Wの出力があり、計算された角度により広めの部屋でも大いに実力を発揮します。
OpticalまたはCoaxialに繋げば、ハイレゾの音源を維持した高音質の音になります。
背面には入力端子の他、音量や低・高音調整のダイヤルもあり、自分好みのサウンドカスタマイズも可能。
付属のリモコンにより、入力の切り替えや音量も調節できて便利です。
【デノン】
Denon ネットワークスピーカー(DENONHOME150K)
Alexaを搭載したスマートスピーカーは、音楽再生の他にも天気やニュース、タイマーなど話しかけるだけで操作できて便利です。
Spotifyをはじめ数々のストーリミングサービスにも対応し、スマホアプリHEOSを使用すれば、アクセスも簡単で手軽に音楽が楽しめます。
お気に入りのインターネットラジオ局を登録できるセレクトボタンも、ラジオ派にはうれしい機能です。
【ヤマハ】
ネットワークスピーカー(NX-N500)
ハイレゾの音源再現を重視しているスピーカーです。
英国XMOSセミコンダクター社製の最新USBオーディオプロセッサーを採用したUSB-DACに繋ぐことにより、ハイレゾの音源を再現。
スピーカーユニットもハイレゾ対応設計にし、豊かな表現力ある音に仕上げています。
左右のスピーカーにあるアナログ式のパワーアンプがクリアな音を届け、電源をそれぞれ独立し、音質差を最小限にします。
まとめ
高音質な音楽は豊かな表現力により、聴くものに感動を与えてくれます。
また生演奏をなかなか聴けない環境でも、臨場感ある音で再現します。
ハイレゾ対応のスピーカーは、アップグレードした音により、日常生活を少し贅沢にしてくれることでしょう。
ハイレゾ対応Bluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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