皆さんはキャンプ場や野外でバーベキューをする際、網のイメージがありませんか。
実は網より鉄板の方が汎用性が高く、バーベキューも美味しく焼けます。
鉄板だと違う食材を同時に焼いたり、網ではこぼれてしまう焼きそばやお好み焼きなど、野外料理では王道的なものも鉄板があれば可能です。
鉄板の高い蓄熱性を利用し、じっくり温めておくことで、肉料理も網と比較し美味しくジューシーに焼くことができます。
今回は、様々な素材の中でもステンレス製バーベキュー鉄板をご紹介します。
目次
- 1 ステンレス製バーベキュー鉄板を使うメリット
- 2 ステンレス製バーベキュー鉄板を使うデメリット
- 3 ステンレス製バーベキュー鉄板の選び方
- 4 ステンレス製バーベキュー鉄板おすすめ10選
- 4.1 【ZEOOR】バーベキュー鉄板 板厚3mm(BQ-10)
- 4.2 【ZEOOR】バーベキュー鉄板 蒸し焼き窯付き(BQ30-11)
- 4.3 【キャンピングムーン】アウトドア 不錆鉄板(DO-21)
- 4.4 【双葉テックス】ステンレス製鉄板(F811)
- 4.5 【キャプテンスタッグ】鉄板プレート B6サイズ(UG-1571)
- 4.6 【ほんまもん】鍛冶屋さんの昔ながらの調理鉄板
- 4.7 【イワタニ】カセットガスジュニアバーナー用プレート(IW50-10)
- 4.8 【鍛冶屋の頓珍漢】極厚12mm ミガキ鉄板(Z2330-3)
- 4.9 【Generic】焼き網 ファイアグリル
- 4.10 【キャプテンスタッグ】鉄板プレート グリルプレート(UG-1568)
- 5 まとめ
ステンレス製バーベキュー鉄板を使うメリット
メンテナンスが楽
鉄製の鉄板と比べてステンレスは、なんと言っても錆びにくいのが特徴で、シーズニングなどの面倒な手間もいりません。
使用後もオイルなど塗ってメンテナンスが必要ですが、ステンレスは洗剤でガシガシ洗え、維持管理に気を使う必要もなく気軽に使えて便利です。
焦げた箇所は、付属のリフレクターを使って落とせるので、いつでも清潔にお使いいただけます。
保温性・蓄熱性に優れている
鉄厚のある鉄板は、蓄熱性が高く食材を均等に熱を伝えることができ、焼きムラなく仕上がります。
また、鉄製に比べて熱伝導率が4分の1と言われており、鉄と比較すると熱するのに時間はかかりますが、逆に1度温まれば冷めにくいというのも特徴です。
蓄熱性に優れたステンレスによって、お肉を焼けば外はカリッと中はジューシーで抜群な料理ができます。
ステンレス製バーベキュー鉄板を使うデメリット
高価格になりやすい
素材そのものが鉄より高い為、成形された鉄板も高価格になりやすいです。
しかし、鉄製の鉄板は5,000円以下のものも多く、ステンレス製の商品は5,000以上か10,000円単位までのラインナップが多く、即座に手を出しにくいかもしれません。
最近では、工場直送などにより低価格化を実現できている商品もありますが、価格帯の設定はそれでも高めです。
熱伝導率が低い
ステンレスは熱伝導率が低く熱が移動しづらいため、鉄板を温める時間がかかる素材です。
低伝導率を利用して水筒やポットなど日常生活では多岐にわたり使用される素材ですが、バーベキュー鉄板での使用はリスクになります。
放熱性も劣るため、長く愛用する場合はしっかり冷ましてからの洗浄をおすすめします。
それなりのメンテナンスは必要
鉄製と比較すれば、メンテナンスに気を遣うことなく使用できますが、強酸やアルカリにさらされ、湿気が高いと腐食の原因にもなります。
ステンレスの不動態皮膜を傷つけると再生する前に酸化してしまう恐れがあるため、使用後は汚れを落とし、水分をしっかり蒸発させ、長期保管の場合は、油を引くなどメンテナンスが必要です。
ステンレス製バーベキュー鉄板の選び方
鉄板のサイズで選ぶ
小さいサイズの場合、持ち運びも便利ですが、1度に焼ける量が限られてしまいます。
ですが、大きいサイズの場合は、その逆の現象です。
サイズ選びで1番重要なのが、自分の持っている焚火台やグリルのサイズを事前に調べて知っておくことでしょう。
いざ購入したらサイズが合わずに使えない!ということがないように、サイズ選びは慎重に行うことが重要です。
鉄板の厚みで選ぶ
鉄板は分厚いほど重くなり、その分持ち運びが下がりますし、薄くなれば携行性は上がります。
ソロで鉄板を所有する理想的な厚みは3cm〜4.3cmが程よく、それ以上の厚みは肉料理などには時間がかかってしまいます。
もしソロやデュオで使用するのであれば、1度に焼くものも少ないでしょうから、程よい厚みでなるべく軽いものがおすすめです。
鉄板の種類で選ぶ
フチがない定番の平形タイプは、洗浄は楽ですが、使用中食材が落ちる可能性や液ダレの心配があります。
洗浄が少し面倒な深型タイプは、炒め物などもできるので調理の幅が広がるでしょう。
波型タイプは、表面が凸凹しているため、綺麗な焼き色に仕上がり、余計な油も落ちるので肉料理におすすめです。
キャンプスタイルのシーンに合わせた鉄板を選んだ方がいいでしょう。
ステンレス製バーベキュー鉄板おすすめ10選
【ZEOOR】
バーベキュー鉄板 板厚3mm(BQ-10)
板厚3mmの極厚グリルプレートで、保温性と蓄熱性に優れており、鉄板の厚みにより熱を均等に分散します。
どんな料理でも相性抜群であり、鉄板のガイド全周を曲げ加工にしているため、油や液漏れも垂れにくい構造です。
ミニリフレクターと収納ケースの嬉しい付属付きは、ミニリフレクターが焦げカスとりのもなり重宝します。
【ZEOOR】
バーベキュー鉄板 蒸し焼き窯付き(BQ30-11)
BQ-10型モデルの少しサイズ大きめな蒸し焼き窯付きグリルであり、窯が付く事で蒸し焼き料理が可能です。
蒸し焼き窯で蓋をすることで、分厚いヒレステーキも中まで程よく熱が通り、柔らかく仕上がります。
鉄板の厚みが5mmのモデルもあり、シーンやスタイルに合わせてお選びでき、蓋のある無しで料理の幅が広がる商品です。
【キャンピングムーン】
アウトドア 不錆鉄板(DO-21)
きれいに面取りされたフォルムがスタイリッシュな商品であり、高価なステンレス304板の4mm厚でプレス製造されています。
鉄板には溝が施されている為、肉類の料理もきれいに焼き上がると同時に、余計な油も落ち美味しく焼き上げる事が可能です。
厚手の帆布の収納ケースは丸洗いも出来る為、いつでも清潔に持ち運びができます。
【双葉テックス】
ステンレス製鉄板(F811)
イワタニの炉ばた焼き炙りや、炉ばた大将を持っている方には、もってこいの専用グリルプレートです。
専用の商品で作られているため、ジャストフィットであり、網と比較し洗剤と金だわしでゴシゴシしっかり洗えます。
シーズニングいらずのステンレス304製で、錆にも強く、5mmの板厚により分厚いステーキも美味しく仕上がる商品です。
【キャプテンスタッグ】
鉄板プレート B6サイズ(UG-1571)
同じキャプテンスタッグ製品と相性がよく、特にカマドスマートグリルB6にはドンピシャなサイズです。
同ブランドのメスティンLの中にすっぽり収まるスタッキングの良さは魅力であり、ギアをコンパクトにできソロの方にはおすすめです。
食材を美味しく焼ける5mmの肉厚プレートは耐熱性にも優れ、コンパクトながらも長く使える商品です。
【ほんまもん】
鍛冶屋さんの昔ながらの調理鉄板
The鉄板と言っても過言ではない重厚感溢れる調理鉄板であり、焼きそばやお好み焼きなど本格的な鉄板焼きが楽しめます。
商品サイズもお店さながらの大きさであり、板厚6mmにより蓄熱性・耐熱性に優れた逸品です。
IH対応で幅広い熱源が可能で、テフロン加工をしていないため、鉄分補給できる健康にも留意した優しさがあります。
【イワタニ】
カセットガスジュニアバーナー用プレート(IW50-10)
ソロでも活躍するイワタニカセットガスジュニアバーナーをお持ちの方には朗報な、ステンレス製プレートです。
シングルバーナーにフィットするように作られたグリルプレートであり、美しいフォルムに職人技を感じる事でしょう。
イワタニのジュニアバーナーのゴトクにハマるように設計されていて、調理中ズレる心配もありません。
【鍛冶屋の頓珍漢】
極厚12mm ミガキ鉄板(Z2330-3)
人気シリーズ鍛冶屋からの極厚鉄板であり、縁取りも3mmあるため油が溢れても垂れにくい構造になっています。
脅威の12mmは存在感抜群の商品で、サイドロゴが入った12mmの厚みはカッコよく、メスティンに収納できるのはお得感満載です。
3分ほど予熱を加えた後、焼き出せばふっくらとジューシーな仕上がりで一生物の鉄板として使用できます。
【Generic】
焼き網 ファイアグリル
この商品の最大の特徴は、折りたためてコンパクトになる事です。
鉄板と網の中間層的なカテゴリーであり、網の余分な油を落とす効果と鉄板の蓄熱性を兼ね備えたソロ用として持ち運べます。
焼き網と鉄板で迷っている方は、厚みはさほどないもののコスパもよく軽量コンパクトなため、この商品からデビューするのもいいかもしれません。
【キャプテンスタッグ】
鉄板プレート グリルプレート(UG-1568)
こちらの商品も同ブランドの製品と相性抜群で、B6サイズのかもグリルにジャストフィットします。
深型の形状をしているため、食材を煮詰めたりバター焼きなどにすると重宝する商品です。
深型形状により液ダレもなく、コスパもいい為、何枚か持っているとみんなで食事を楽しめます、
調理してそのまま食卓に出せるメリットから、ご家庭でも使用可能な商品です。
まとめ
耐久性と蓄熱性を兼ね備え、鉄より扱いやすくメンテナンスが楽なステンレス製バーベキュー鉄板をご紹介しました。
今までバーベーキューを網でしかやったことない方は、網よりも鉄板の方が美味しく焼けるので、ぜひ試してみてくださいね。
ステンレス製バーベキュー鉄板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方