自然を満喫しながら焚き火でじっくりと焼き上げるステーキは、キャンプとお肉が好きな方にとってたまらない一品ですよね。
焼く姿も様になるステーキは、キャンプ飯で一度はやってみたい料理のうちの一つ。
ただ初めてだと、ステーキを美味しく焼くのにどんな調理器具を使えばいいのか、分からない方も多いです。
そんな方に向けて今回は、肉を焼くのにぴったりなキャンプで使える、ステーキ向け鉄板を10選ご紹介します。
ステーキ向けキャンプ鉄板鉄板を使うメリット
肉が美味しく焼ける
網などでステーキを焼こうとすると、火加減や火の当たる場所が不規則なため、焼け具合に差が出てきてしまいます。
熱も伝わりにくいため、厚みのあるステーキには向いていません。
ステーキ向け鉄板は、鉄板に厚みがあり蓄熱性が高い物が多いです。
蓄熱性が高いことで肉に均等に熱が通るので、分厚いステーキでも美味しく焼くことができます。
肉の調理がしやすい
網の場合だと、隙間から肉の脂が炭に落ちることで、火が突然強くなったりするため、調整が難しいです。
ステーキ向け鉄板は、肉の脂が落ちにくいので火のコントロールが簡単。
また、油をしっかりと鉄板になじませることができるので、肉が鉄板に引っ付きにくく、裏返しもしやすいです。
初めてでも、失敗せず肉を焼くことができます。
使い勝手が良い
網と違い隙間がないため、肉に限らず様々な料理に対応可能です。
焼きそばをはじめ、アヒージョ、餃子など火力が必要な料理にも使用できるので、キャンプ飯の幅が一気に広がります。
また、キャンプ道具はキャンプだけに使用が限定されがちです。
その点ステーキ向け鉄板は、ガスコンロがあれば普段使いも可能なため、お家でも活躍していけます。
ステーキ向けキャンプ鉄板鉄板を使うデメリット
手入れが多い
ステーキ向け鉄板は、素材が鉄のため錆びやすく、長く使っていくにはシーズニングを行う必要があります。
特に購入したての場合、シーズニングをしないと、防錆び処理のワックスや薬品の匂いが料理に付いてしまうため、注意が必要です。
また、使用後に洗剤で洗った場合、油膜がはがれてしまうため、再度シーズニングが必要になります。
怪我をしやすい
ステーキ向け鉄板は蓄熱性が高く、鉄板全体が熱くなるため、角に触れただけでも火傷をしてしまう可能性があります。
特に夏は恰好が半袖や半ズボン、草履など、肌を露出する服装が多いため、手脚が鉄板に触れないよう注意が必要です。
また、鉄板は厚く重量があるため、落としてしまうと手足の骨折などに繋がる危険もあります。
重量がある
肉が美味しく焼けるよう、鉄板に厚みを設けているため、重量のある製品が多いです。
そのため重さを感じやすい、徒歩や自転車などのキャンプにはあまり向いていません。
また分厚いステーキを焼く場合は、より蓄熱性が高い、厚い鉄板が必要です。
その場合はさらに重量も増加するため、持ち運び手段が車などに限られてしまいます。
ステーキ向けキャンプ鉄板鉄板の選び方
サイズを確認する
ステーキ向け鉄板には、ソロ向けから複数人向けまで様々なサイズがあります。
そのため、自分のキャンプスタイルに合う大きさを選ぶことが大切です。
サイズによって重量も増加する傾向にあるため、ソロの場合は、持ち運びしやすい20cm以内の鉄板がおすすめ。
ソロ向けサイズなら重量も1kg前後の軽量な物が多いため、ソロキャンプでも負担になりにくいです。
ただし、調理スペースも小さいため複数人の場合は向かず、その場合は余裕のある25cm以上の鉄板がおすすめです。
鉄板の厚みを確認する
ステーキ向け鉄板は、焼く肉の大きさに適した厚みの物を使用するのがポイント。
分厚いステーキを焼く場合は、10mm以上の鉄板がおすすめです。
厚い鉄板は高い蓄熱性があるので、分厚いお肉でもしっかりと均等に熱を伝えていくことができます。
ステーキはもちろん、他の料理にも使用したい場合は、5mm以上の鉄板がちょうど良いです。
蓄熱性があり熱が全体に通るため、肉だけでなく他の料理も美味しく仕上げることができます。
料理に合わせた厚みの鉄板を、選ぶようにしましょう。
鉄板の形を確認する
ステーキ向け鉄板は、主に平型のプレートや波型のプレートがあります。
ステーキの見た目もこだわりたい場合は、波型の鉄板を選ぶようにしましょう。
波型の鉄板で焼くことで、ステーキに綺麗な波の焼き目が付き、お店で出るような見た目のステーキに仕上がります。
また、波型の鉄板は凹凸があり、余分な脂が流れるようになっているため、ステーキをヘルシーに仕上げたい方にもおすすめです。
ステーキ向けキャンプ鉄板おすすめ10選
【CAMPING MOON】
グリドルハーフ（W3）
ステーキを焼くのにぴったりな縦長の形状で、中央が盛り上がっているため、余分な脂が落ちヘルシーにお肉を焼くことができます。
鉄板の厚さが4.5mmあるので、蓄熱性も問題ありません。
また、波形状のおかげで、ストライプの焼き目を付けることができ、ステーキをより美味しそうな見た目にしてくれます。
【極厚鉄板のスズキ】
極厚鉄板
鉄板の厚さは極厚の12mmで蓄熱性が非常に高く、分厚いステーキでもしっかりと熱を均等に伝えていくことができます。
怪我をしないよう角を丸く加工した安心設計で、その厚みにもかかわらず、値段が非常に安価な価格帯なのも大きなポイントです。
コスパ良く、分厚いステーキを美味しく焼きたい方にオススメの鉄板です。
【Good Living】
鉄板 丸形
幅が40cmもある大きめの丸型鉄板で、複数人でも余裕をもって料理をすることができます。
また、蓄熱性が良い5mmの厚さなうえ、深めのふちをしているので、様々な料理に対応可能。
重量も2.5kgと大きさのわりに軽めで、取っ手も付いているので持ち運びもしやすいです。
【oka-d-art】
黒皮鉄板型
A4サイズの広めの鉄板のため、様々な料理に対応することができるうえ、複数人でも使用していけます。
鉄板の厚さは4.5mmで蓄熱性があり、四隅は傾斜になっているので、脂も垂れにくいです。
サイズのわりに安価な価格で、購入しやすいのも魅力的です。
重量は3.1kgと重いので、オートキャンプでの使用に向いています。
【冒険用品】
ヨコザワテッパン（YTP48）
重量が1kgと軽いうえ、出っ張りや傾斜が付いていないので、リュックの隙間などにコンパクトに収納できます。
A5サイズのスペースがあり、ソロはもちろん、複数人にも対応可能です。
コンパクトながら、鉄板の厚さは4.5mmと蓄熱性もあるので、お肉を美味しく焼くことが出来ます。
【Hot Camp】
極厚プレート
厚さ6mmの鉄板で蓄熱性が良く、食材にまんべんなく熱を通していけます。
鉄板の端が傾斜になっているおかげで、肉の脂が垂れにくいうえ、持ち手があるので鉄板の取り扱いもしやすいです。
またIH対応なので、キャンプだけでなくお家でも使用可能。
重量は2.5kgとやや重めなので、車やバイクなどのキャンプにおすすめです。
【大久保鉄工】
男爆鉄板（OTOBAKU-003）
鉄板の四隅に傾斜のふちがあるおかげで、脂の垂れを気にせず肉を焼くことが可能です。
左右の穴から取っ手を必要に応じて脱着する仕様のため、取っ手が熱くなる心配もありません。
付属品の取っ手とヘラはステンレス製となっており、メンテナンスもしやすい仕様。
重量は1.2kg程と軽く、鉄板の厚さも4.5mmあるので、蓄熱性も十分です。
【Libelle】
鉄男No.29
幅が30cmあり、厚さも6mmあるため、大きめのステーキから火力のいるピザなども、しっかりと焼くことができます。
また、鉄板とは別で取っ手が付いているので、持ち手が熱くなる心配もありません。
厚い鉄板にもかかわらず2.7kgほどの重量のため、片手で持ち上げられ、フライパンのように扱うこともできます。
【FUTURE FOX】
鉄板
シングルバーナーの五徳にぴったりな、コンパクトサイズのソロ向け鉄板です。
正方形で置いた時のバランスが良く、四隅にふちが上に作られているため、アヒージョなどの油をひたす料理にも使用可能です。
バランスを重視した設計で、重量も1.3kgと扱いやすい仕様となっています。
付属品に、ヘラと取っ手が付いている点も嬉しいポイントです。
【鍛冶屋の頓珍漢】
ミガキ鉄板
メスティンにも収まるほどのコンパクトサイズで、重さも1kg程度と軽いので、徒歩や自転車のキャンプにも使用していけます。
その小ささにもかかわらず、鉄板の厚みが9mmと蓄熱性も高く、3mmのふちを設けているので、脂が垂れる心配もありません。
荷物を小さくしたいけど、美味しいお肉を食べたいという方におすすめの鉄板です。
まとめ
ステーキ向け鉄板は、蓄熱性が高く調理もしやすいので、初めてでも簡単に美味しいお肉を焼くことができます。
鉄板の厚みや形で、焼き上がりや熱の通りやすさが変わるため、好みのステーキに仕上げられる物を選ぶようにしましょう。
キャンプで使えるステーキ向け鉄板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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