ロードバイクにおいて、サドルは乗り心地や疲労の溜まり具合に直結している重要パーツです。
また目立つ部分でもあり、デザイン的にもカスタム意義が大きいパーツと言えますが大多数のサドルは黒色となっています。
他のカラーを探す際苦労することも多いため、今回は希少性の高い白いサドルに焦点を当てて商品をご紹介していきます。
ホワイトカラーは特に人気のカラーですので、この記事を参考にご検討いただければ幸いです。
白いロードバイク用サドルを使うメリット
希少カラーで目立つ
サドルは圧倒的にブラックが多く、街で走っていてもホワイトカラーのサドルを見かけることはあまり多くないはずです。
そのため、希少なホワイトカラーのサドルは非常に目立ちますので、カスタム満足度が高いパーツとなります。
走りの性能だけでなく、見た目のカスタマイズも重要視したいといった方には非常にメリットのあるパーツです。
スポーティな印象を緩和できる
サドルを含む各種パーツは、基本的に黒系のものが多くどうしてもスポーティ過ぎる見た目になりがちです。
サドルやバーテープなどに白系のカラーを取り込むことで、スポーティな印象を緩和させることができます。
ロードバイクの見た目を少し落ち着いた、柔らかな印象にしたい方には、ホワイトカラーのサドルがおすすめです。
白いロードバイク用サドルを使うデメリット
汚れが目立つ
サドルに限った話ではないのですが、白色は汚れが目立ってしまいがちですのでメンテナンスが重要です。
特にロードバイクは転倒や砂埃、雨水等で汚れがつきやすいため、こまめな手入れを心がける必要があります。
綺麗な状態のホワイトカラーを維持するのは大変ですが、それも含めてさらにロードバイクへの愛着がわきます。
バリエーションが少ない
ホワイトカラーはそれ自体がまだまだ希少なので、どうしてもバリエーションが限られてしまいます。
欲しいと思ったサドルがブラックカラーしか展開していなかったというケースも、よくある話です。
もしカラーを最優先とするのであれば、乗り心地や重量等で妥協が必要となる可能性があるため注意が必要です。
白いロードバイク用サドルの選び方
メーカーで選ぶ
大手メーカーでは幅広いサドルをラインナップしているため、白いサドルを取り扱っている可能性も高いと言えます。
世界最大手メーカーであるSelle SMPでは、比較的安価で質感の高いサドルが購入可能です。
また、スポーツ志向の方でレースも視野に入れている場合はPrologoや、Fizikといったメーカーのサドルがおすすめと言えます。
価格帯
サドルのグレードやメーカーによっても価格は様々ですが、安いものだと5,000円前後で購入可能です。
質感やデザインにもこだわりたい方は、10,000~20,000円前後のものを探すと満足のいく商品が手に入れられます。
もし軽量でレースでも使えるようなものを探しているのであれば、30,000円程度のカーボンレールのサドルがおすすめです。
白いロードバイク用サドルおすすめ7選
メーカー名・製品名 | 重量 | サイズ | トップ素材 | レール素材 |
---|---|---|---|---|
GORIX 自転車 低反発 サドル | 330g | 幅:150 × 高さ:75 × 長さ:275mm | ポリエステル、ポリウレタン、フェイクレザー | スチール |
Fizik Arione R3 Open white | 230g | 幅:203 × 高さ:102 × 長さ:381mm | カーボン強化ナイロン、マイクロテックス | k:ium(チタン+シリコン含有合金) |
SELLE SMP VT30C | 280g | 幅:155 × 長さ:255mm | SSPU(スーパーソフトポリウレタン)、カーボン強化ナイロン | ステンレス鋼 |
SELLE SMP TRK MEDIUM | 405g | 幅:200 × 高さ:100 × 長さ:320mm | ポリウレタン、ナイロン | スチール |
GIZA PRODUCTS VL-1146 サドル | 362g | 幅:140 × 高さ:80 × 長さ:270mm | ポリ塩化ビニル | クロモリ |
GIZA PRODUCTS ゲル フィット サドル | 305g | 幅:157 × 高さ:65 × 長さ:270mm | ポリウレタン、ポリ塩化ビニル | クロモリ |
Prologo Dimension 143 NACK | 155g | 幅:143 × 長さ:245mm | マイクロファイバー | カーボン |
【GORIX】
自転車 低反発 サドル(GX-C19)
座面の表面積が広くクッション部分も分厚いため、デザインだけでなく座り心地にも優れたサドルとなっています。
座面形状はフラットタイプなのでお尻を楽に移動でき、長時間乗ってもお尻が痛くなりにくいのが特徴です。
カラーバリエーションがとにかく豊富で、白ベースのものでも7種類あるため選択肢の幅が広い点もおすすめです。
重量 | 330g |
---|---|
サイズ | 幅:150 × 高さ:75 × 長さ:275mm |
トップ素材 | ポリエステル、ポリウレタン、フェイクレザー |
レール素材 | スチール |
【Fizik】
Arione R3 Open white(345530003)
レースシーンで最大限のパフォーマンスを発揮するロングノーズのサドルで、様々なポジション移動が可能な商品です。
Fizikですので座り心地はやや硬めですが、お尻が痛くならないよう解剖学的に設計されています。
Fizik独自のレール素材である「k:ium(キウム)」は、軽量で強度が強く、かつ腐食にも強いため耐久性に優れた商品です。
重量 | 230g |
---|---|
サイズ | 幅:203 × 高さ:102 × 長さ:381mm |
トップ素材 | カーボン強化ナイロン、マイクロテックス |
レール素材 | k:ium(チタン+シリコン含有合金) |
【SELLE SMP】
VT30C(SMPVT30CW)
VT30Cはパッド部分が薄く乗り心地も硬めですが、長距離乗ってもお尻や股間が痛くなりにくい点が特徴のサドルです。
穴あきタイプのサドルのため尿道部分も痛くなりにくく、乗り心地も担保されているため初心者にもおすすめできます。
オフロード走行も想定して設計された万能タイプのサドルですので、様々なシーンで活躍してくれます。
重量 | 280g |
---|---|
サイズ | 幅:155 × 長さ:255 mm |
トップ素材 | SSPU(スーパーソフトポリウレタン)、カーボン強化ナイロン |
レール素材 | ステンレス鋼 |
【SELLE SMP】
TRK MEDIUM(ZSTT01MANBISMCARD)
全体的に大きめのフォルムが特徴のサドルで、ロングライドやゆったりとした速度での巡航に適しています。
重量は405gとやや重めですので、軽量化よりも街乗りでの快適性を重視する方には非常におすすめの商品です。
ただしサドルのノーズ部分も太めに作られていますので、人によっては太もも部分が擦れてしまう点は注意が必要です。
重量 | 405g |
---|---|
サイズ | 幅:200 × 高さ:100 × 長さ:320mm |
トップ素材 | ポリウレタン、ナイロン |
レール素材 | スチール |
【GIZA PRODUCTS】
VL-1146 サドル(SDL17502)
定価4,180円という驚異的な安さながら、座り心地や耐久性にも優れた非常にコスパの高い商品です。
低価格ですが作りが粗末だったり摩耗が早かったりということはない点がメリットと言えます。
座面はやや硬めなので長距離には向かないかもしれませんが、短距離ならお尻の痛みも気にならない程度です。
重量 | 362g |
---|---|
サイズ | 幅:140 × 高さ:80 × 長さ:270mm |
トップ素材 | PVC(ポリ塩化ビニル) |
レール素材 | クロモリ |
【GIZA PRODUCTS】
ゲル フィット サドル
シートにゲルパッドを内蔵しており、振動を吸収してくれるためお尻が痛くなりにくい設計となています。
座面も適度な反発感がありながらも柔らかく座り心地の良いウルトラフォームを使うことで快適な仕上がりです。
値段も手ごろですので、できるだけコストを掛けずにサドルのカスタムをしたいといったかたにおすすめの商品です。
重量 | 362g |
---|---|
サイズ | 幅:140 × 高さ:80 × 長さ:270mm |
トップ素材 | PVC(ポリ塩化ビニル) |
レール素材 | クロモリ |
【Prologo】
Dimension 143 NACK(DIMENA3WB80-AM)
Prologoの中でもハイパフォーマンスモデルのサドルで、レース志向の非常に強いサドルと言えます。
中でもNACKはレール素材にカーボンを用いることで、重量も155gという圧倒的な軽さを誇る驚異のサドルです。
乗り心地は硬めですが、正しいポジションで荷重を分散できている中~上級者におすすめしたい商品です。
重量 | 155g |
---|---|
サイズ | 幅:143 × 長さ:245mm |
トップ素材 | マイクロファイバー |
レール素材 | カーボン |
まとめ
白いサドルは種類も少なく、街でもなかなか見かけることがないため非常に目立つことになります。
外見の面でもカスタムの満足度が高い部類のパーツですのが、一方で汚れの目立ちやすさは否めないため注意が必要です。
今回は座り心地の良いものからレース志向のものまで紹介しましたので、記事を参考に検討していただければ幸いです。
白いロードバイク用サドルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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