キャンプなどのアウトドアや、屋外でのイベントで屋根の役割をしてくれる「タープテント」。
さまざまなカラーや大きさのアイテムが多くのメーカーから販売され、自宅の庭で利用する方も増えています。
また、強い日差しをカットできれば熱中症対策になったり、雨のキャンプも楽しめます。
ですが、3m×3mでは大きすぎる、2m×2mでは小さすぎると感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、限られたスペースでも使いやすい3m×2mのタープテントを紹介します。
3m×2mのタープテントを使うメリット
限られたスペースでも使える
3m×2mのタープテントは、限られたスペースでも使いやすいコンパクトなアイテムです。
自宅の庭や駐車スペースなどでは、3m×3mのタープでは大きすぎて利用できないケースもあります。
逆に、2m×2mでは小さすぎるという場合でも、一辺だけ1m長くなるだけで利用スペースがぐっと広くなります。
設営が簡単
タープテントは広げるだけで利用できるものが多く、簡単に設置できるので、設営に時間がかかりません。
そのため、さっと設営すればすぐに日陰が確保でき、日差しが強いときでも汗だくにならずに設営ができます。
また、ペグやロープなども必要ないので、キャンプなどの経験がない方にも利用しやすいアイテムです。
簡単に拡張できる
タープテントは、簡単に利用スペースを拡張できるのも大きなメリットです。
専用のサイドシートや手持ちのスクエアタープをつなげるだけで、利用スペースを広げられます。
また、太陽の方向に合わせてサイドシートを設置すれば、横からの日差しを防いだり雨も侵入しにくくなり、より快適に過ごせます。
3m×2mのタープテントを使うデメリット
アイテム数が少ない
3m×2mのタープテントは、他のサイズのタープテントに比べてアイテム数が少ないのがデメリットです。
タープテントは、3m×3mもしくは2m×2mの正方形が主流で、長方形のタープは選択肢があまりありません。
ですが選択肢が少ない分、迷うことなく選べるので、この記事で紹介するアイテムを参考にしてみてください。
タープより重い
タープテントは軽量と言われるアルミフレーム製でも、10kg前後の重量があります。
4本のポールに加え、シートをピンと張るために複数のポールが必要なため、決して軽量とは言えない重さです。
持ち運びは少し大変ですが、重量があることで多少の風にもびくともしない安定感が、タープテントの魅力でもあります。
収納サイズが大きい
タープテントは、ポールが多いため収納サイズも大きめなのがデメリットです。
また、本数が多いのに加えて脚と屋根部分のポールは全て一体となっているので、余計かさばってしまうのがタープテントの弱点と言えるでしょう。
ですが、一体だからこそ設営が簡単で、ポールが1本足りないなどのトラブルはありません。
コンパクトではありませんが、その分使いやすさは抜群です。
3m×2mのタープテントの選び方
フレーム素材で選ぶ
タープテントのフレームは、アルミ製かスチール製のものが主流で、重さと価格に大きな違いがあります。
例えば、同じ3m×3mでも、スチール製は約14kgに対してアルミ製は約9kgと5、kg程の差があります。
もちろん、軽い方がいいと思うかもしれませんが、アルミ製はスチール製と比較して少し高額なのがデメリットです。
価格も重要ですが、重すぎると簡単なはずの設営も大変になってしまうので注意しましょう。
UV加工されているものを選ぶ
タープテントは、しっかりとUV加工されているアイテムがおすすめです。
タープテントは「日陰をつくること」が主な役割ですが、安いアイテムはシートが薄くて十分な役割を果たさないこともあります。
強い日差しを防いで熱中症の対策もできるよう、UV加工が施されたアイテムを選びましょう。
とくに、シルバーコーティングは濃い影ができて、太陽光を反射する遮熱効果もあり、夏でも元気に動く子供がいるシーンにおすすめです。
価格で選ぶ
3m×2mのタープテントは、やや高い価格のアイテムが多いのが現状です。
アイテム数の多い3×3mや2×2mは、10,000円前後の手頃なものも多いですが、3m×2mのタープテントは手頃感はありません。
「少しでも予算を抑えたい」ということであれば、スチール製のアイテムを選びましょう。
アルミ製より低価格で少し重さはありますが、サイズが小さいので負担も軽減できます。
メーカーで選ぶ
3m×2mのタープテントを販売しているメーカーは少ないですが、バリエーションの豊富さが人気のFIELDOORから販売されているものが人気です。
キャリー付き収納バックや交換用シートなどのオプションアイテムもあり、より柔軟に快適に利用したい方におすすめです。
CAPTAIN STAGのタープテントは、虫よけ対策に抜群のスクリーンパネル(別売り)を利用できるのが大きなメリット。
タープを屋根としてだけでなく、部屋としても利用できるようになり、幅広い使い方が楽しめます。
3m×2mのタープテントおすすめ3選
メーカー・商品名 | 素材 | 重さ | 付属品 |
---|---|---|---|
FIELDOOR タープテント強化版 アルミ | フレーム:アルミ、生地:ポリエステル | 11kg | ロープ ・ペグ ・収納バッグ |
CAPTAIN STAG クイックシェード300×200UV-S キャスターバッグ付 | フレーム:鉄、生地:ポリエステル150D | 14.5kg | ペグ×8、ガイドロープ×4、ペグ収納袋×1、キャスターバッグ×1 |
KANTAN TARP カンタンタープ | フレーム:スチール、生地:ポリエステル | 12kg | ロープ×4、ペグ×8、収納ケース |
【FIELDOOR】
タープテント強化版 アルミ
オプションパーツを追加して、アレンジして使いたいという方におすすめのアイテムです。
同メーカーからはぴったりサイズのサイドシートや、ぐらつきを防ぐサイドフレーム強化パーツなどが販売されており、より快適さを追及できます。
高さは3段階に調整でき、風の強い日は低くしたり、木の枝などで高さが制限される場所でも利用可能です。
素材 | フレーム:アルミ、生地:ポリエステル |
---|---|
重さ | 11kg |
付属品 | ロープ ・ペグ ・収納バッグ |
【CAPTAIN STAG】
クイックシェード300×200UV-S キャスターバッグ付(M-3280)
丈夫な鉄製のフレームで、高い安定感が魅力のアイテムです。
14kgと重さがありますが、収納バッグにはキャスターがついているので、女性でも簡単に持ち運びができます。
シルバーコーティングで紫外線を99%カットし、夏の屋外レジャーでの熱中症や日焼け対策にも役立ちます。
フレームはサビや傷に強いアルマイト加工がされているので、耐久性も期待できるアイテムです。
素材 | フレーム:鉄、生地:ポリエステル150D |
---|---|
重さ | 14.5kg |
付属品 | ペグ×8、ガイドロープ×4、ペグ収納袋×1、キャスターバッグ×1 |
【KANTAN TARP】
カンタンタープ(KTNJ2718-CG)
赤、緑、青のカラフルなカラー展開で、一目で分かる目立つタープテントが欲しい方におすすめのアイテムです。
サイズ2.7m×1.8mとやや小さめですが、スチール製でありながら12kgと軽量なのが魅力。
また、有料ですがロゴや文字のプリントもでき、キャンプなどのアウトドアだけでなく、イベントでの利用にもおすすめです。
素材 | フレーム:スチール、生地:ポリエステル |
---|---|
重さ | 12kg |
付属品 | ロープ×4、ペグ×8、収納ケース |
まとめ
ニーズにあったサイズのタープテントを選べば、スペースを有効活用でき、屋外でも快適に過ごせます。
3m×3mでは大きすぎる、2m×2mでは小さいという方は、3m×2mのタープテントがおすすめです。
3m×2mのタープテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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