携帯性・スペックを両立させたノートパソコンの普及に伴い、拡張性が補えるドッキングステーションの需要も高まりつつあります。
しかし、拡張性を求めると1万円以上の高価格製品が目立つこともあり、なるべくコストを抑えたいと考える方もいるでしょう。
ですが、コスパに優れたドッキングステーションが見つけられず、悩んでしまうこともあると思います。
そこで本記事では、安いドッキングステーションおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 安いドッキングステーションを使うメリット
- 2 安いドッキングステーションを使うデメリット
- 3 安いドッキングステーションの選び方
- 4 安いドッキングステーションおすすめ12選
- 4.1 【Eono】5-In-1 ドッキングステーション
- 4.2 【WAVLINK】6-In-1 ドッキングステーション(U8-JP)
- 4.3 【Ewin】10-in-1 ドッキングステーション
- 4.4 【Lemorele】10-in-1 ドッキングステーション
- 4.5 【Lemorele】7-in-1 ドッキングステーション(TC66L)
- 4.6 【GIISSMO】9-IN-1 ドッキングステーション(GII-3901)
- 4.7 【バッファロー】7-In-1 ドッキングステーション(LUD-U3-CGCBK/N)
- 4.8 【Selore&S-Global】13-In-1 ドッキングステーション(UC3908)
- 4.9 【GIISSMO】13-in-1 ドッキングステーション(DK009)
- 4.10 【LENTION】9-In-1 ドッキングステーション(CB-D53s)
- 4.11 【Anker】10-In-1 ドッキングステーション(A83A2)
- 4.12 【WAVLINK】13-In-1 ドッキングステーション
- 5 まとめ
安いドッキングステーションを使うメリット
コストを抑えられる
ドッキングステーションはポート数・種類で価格に差が生じますが、安い製品でも最低限の拡張性を実現しているのが強みです。
低価格帯でもUSB×3、映像出力×2が搭載されており、日常・ビジネス運用程度では容易にパフォーマンスを発揮できます。
多数のデバイスを運用するなら別ですが、一般的な用途なら最低限のコストで抑えられるのは大きな強みです。
携帯性に優れた製品が多い
低価格なドッキングステーションは最低限の拡張性を持ちつつ、サイズがコンパクトで仕上げられています。
重量も500g未満に抑えられているため、片手でラクに持ち運べますし、バッグに収納してもかさばまりません。
ノートパソコン本来の携帯性を維持しつつ、あらゆるシーンで端末のパフォーマンスを引き上げてくれる点も強みです。
端末への給電も行える
ノートパソコンは携帯性・スペックを両立させつつ、コンパクトで適応力を高めています。
しかし、基本的にバッテリー駆動となるため、端末のバッテリーが切れてしまうとパフォーマンスを発揮できません。
ですが、ドッキングステーションは接続端末への給電に対応しており、端末のバッテリー切れが起きる心配がありません。
デバイスを管理しやすい
ドッキングステーションはUSB・映像出力端子を搭載し、端末とケーブル1本で接続できるのが強みです。
本来は各デバイスと端末を各々繋ぎ直す必要がありますが、これらの手間・時間を削減できます。
メインPC・サブPCへの切り替えもケーブル1本を差し替えるだけで済むため、無駄な手順を省略できます。
安いドッキングステーションを使うデメリット
拡張性には限界がある
ドッキングステーションは端末の拡張性を高めることを主に設計されていますが、ポート数・種類は製品で大きく異なります。
価格によってポート数・種類に差が存在しており、価格が増すごとに拡張の自由度も広がるのが特徴です。
低価格帯は最低限実用化できる程度の拡張性しか持っていないため、多数のデバイスを運用するには不向きです。
ケーブルの煩わしさがある
ドッキングステーションは端末の拡張性を高めつつ、デバイスを一括管理できるのが強みです。
端末を切り替える際もケーブル1本で済ませられますが、欠点はケーブル自体の短さにあります。
特に、低価格帯は最低限実用化できる程度であり、ケーブルも1m前後となるため、任意の位置で設置しにくい点には注意です。
安いドッキングステーションの選び方
ポート数で選ぶ
安いドッキングステーションとはいえ、ポート数・種類は製品によって異なってくるのが基本です。
基本的には最低限運用できる程度ではありますが、USBポート・映像出力端子を含めた総ポート数は違ってきます。
ご自身が運用するデバイス数に対し、同数あるいは同数以上を搭載した製品の選択が必須です。
ご自身の接続デバイスを確認し、ポート数をチェックして選択しましょう。
拡張性で選ぶ
ドッキングステーションは端末の自由度を底上げしてくれますが、拡張性は製品によって大きく異なります。
同じ価格帯でも映像出力端子・SDスロット・LANポートの有無・個数が異なってくるのが基本です。
マルチモニター運用を視野に入れるならHDMI等は必須ですし、写真・ビデオを保存するならSDスロットは欠かせません。
環境次第で必要な拡張性は違ってくるため、ご自身の用途を考慮し、選択するのがベストです。
メーカーで選ぶ
ドッキングステーションは国内外を含む、家電・デバイスメーカーを中心に展開されています。
同じ価格帯でもメーカーによって拡張性に差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
ドッキングステーションは製品数が非常に多いですが、低価格帯に分類されるのは2千円台~5千円台となります。
上記価格はコストこそ抑えられますが、最低限の拡張性しか持たない製品が多く、多数のデバイスを接続する方には不向きです。
5千円~1万円なら拡張性も充実していますし、コストもある程度は抑えられるため、多数のデバイスを接続する方におすすめです。
最低限運用できる程度で良いなら5千円以下、拡張性を重視しつつ、コストを抑えるなら1万円以下で選択しましょう。
安いドッキングステーションおすすめ12選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | ポート数 | SDスロット | LANポート |
---|---|---|---|---|
Eono 5-In-1 ドッキングステーション | 17.5×13.8×2.8cm/60g | 5 | 無 | 無 |
WAVLINK 6-In-1 ドッキングステーション | 14.5×8×1.8cm/80g | 6 | 有 | 無 |
Ewin 10-in-1 ドッキングステーション | 12.7×5.6×1.5cm/120g | 10 | 有 | 無 |
Kemorele 10-in-1 ドッキングステーション | 13.8×4.2×1.3cm/90g | 10 | 有 | 無 |
Lemorele 7-in-1 ドッキングステーション | 17.5×8.6×1.6cm/80g | 7 | 無 | 無 |
GIISSMO 9-IN-1 ドッキングステーション | 16×10×1.8cm/130g | 9 | 有 | 無 |
バッファロー 7-In-1 ドッキングステーション | 11.6×5.3×1.6cm/85g | 7 | 有 | 有 |
Selore&S-Global 13-In-1 ドッキングステーション | 18.7×8×1.9cm/170g | 13 | 無 | 有 |
GIISSMO 13-in-1 ドッキングステーション | 22×9.4×1.6cm/760g | 13 | 有 | 有 |
LENTION 9-In-1 ドッキングステーション | 20.7×13.4×6.7cm/400g | 9 | 無 | 有 |
Anker 10-In-1 ドッキングステーション | 14.2×5.5×1.2cm/100g | 10 | 有 | 有 |
WAVLINK 13-In-1 ドッキングステーション | 20.7×8.3×1cm/1.1kg | 13 | 有 | 有 |
【Eono】
5-In-1 ドッキングステーション
片手で持ち運べるスティックタイプで設計されており、USB Type-Cで接続できるドッキングステーションです。
コンパクトサイズながらもUSB×3、HDMI×1が搭載されており、多数のデバイスを運用できます。
4K解像度出力でグラフィックにもこだわれますし、端末へのバッテリー給電が行える点もおすすめです。
サイズ/重量 | 17.5×13.8×2.8cm/60g |
---|---|
ポート数 | 5 |
SDスロット | 無 |
LANポート | 無 |
【WAVLINK】
6-In-1 ドッキングステーション(U8-JP)
スティックタイプで携帯性を高めつつ、USB Type-Cケーブル1本で各種OSに接続できるドッキングステーションです。
コンパクトながらもHDMI×1・USBポート×2つ搭載されており、あらゆる用途でパフォーマンスを発揮できます。
端末への永続的な電力供給をはじめ、SDスロットを活用した写真・映像データの保存が行える点も魅力です。
サイズ/重量 | 14.5×8×1.8cm/80g |
---|---|
ポート数 | 6 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 無 |
【Ewin】
10-in-1 ドッキングステーション
中身を透かしたスケルトンデザインを採用し、コンパクトサイズで適応力を高めたドッキングステーションです。
コンパクトながらもUSBポートを3つ搭載しつつ、4K解像度出力にも対応しており、理想の環境を構築できます。
オーディオジャックで好みの音質を追求できますし、SDスロットで写真・映像データを管理できる点も好評です。
サイズ/重量 | 12.7×5.6×1.5cm/120g |
---|---|
ポート数 | 10 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 無 |
【Lemorele】
10-in-1 ドッキングステーション
スティックタイプで携帯性を高めつつ、USB type-Cケーブル1本で各種OSに運用できるドッキングステーションです。
コンパクトながらも合計10個のポートを搭載しており、あらゆるシーンで快適な環境を構築できます。
SDスロットで写真・映像データも保存できますし、端末への給電も行えるため、バッテリー切れが起きる心配もありません。
サイズ/重量 | 13.8×4.2×1.3cm/90g |
---|---|
ポート数 | 10 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 無 |
【Lemorele】
7-in-1 ドッキングステーション(TC66L)
USBポートを計4つ搭載し、デバイスの自由度を高めつつ、4Kデュアルモニターも実現したドッキングステーションです。
最大100W急速充電が可能であり、長時間使用しても端末のバッテリーが切れる心配もありません。
スティックタイプで持ち運びもラクですし、USB Type-Cケーブル1本で各種OSに運用できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 17.5×8.6×1.6cm/80g |
---|---|
ポート数 | 7 |
SDスロット | 無 |
LANポート | 無 |
【GIISSMO】
9-IN-1 ドッキングステーション(GII-3901)
コンパクトながらも合計9個のポートを搭載し、端末の拡張性を飛躍的に高めてくれるドッキングステーションです。
4Kデュアルモニター+フルHDシングルモニターで運用できるため、作業領域を広く確保できます。
最大5Gbps転送速度により、デバイス接続による遅延も起きにくく、ストレスフリーな環境を実現できます。
サイズ/重量 | 16×10×1.8cm/130g |
---|---|
ポート数 | 9 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 無 |
【バッファロー】
7-In-1 ドッキングステーション(LUD-U3-CGCBK/N)
コンパクトサイズで省スペースに設置しやすく、各種ポートを搭載し、適応力を高めたドッキングステーションです。
USBポートを活用し、キーボード・マウスを運用できますし、HDMIポートで4Kグラフィックも楽しめます。
SDスロットで写真・映像データ移動も容易ですし、1Gbps対応LANポートで通信を安定させられる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 11.6×5.3×1.6cm/85g |
---|---|
ポート数 | 7 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 有 |
【Selore&S-Global】
13-In-1 ドッキングステーション(UC3908)
USB Type-C・Thunderbolt接続で運用可能であり、合計13個のポートで拡張性を高められるステーションです。
USBポート×6つ搭載されており、キーボード・マウスをはじめ、プリンターなど様々なデバイスを接続できます。
最大トリプルモニター運用にも対応していますし、LANポートで安定した通信環境を実現できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 18.7×8×1.9cm/170g |
---|---|
ポート数 | 13 |
SDスロット | 無 |
LANポート | 有 |
【GIISSMO】
13-in-1 ドッキングステーション(DK009)
コンパクトサイズながらも合計13個のポートを搭載し、端末の拡張性を飛躍的に高められるドッキングステーションです。
ギガビット対応LANポートにより、最大1Gbps接続が行えるため、接続状況が不安定になることもありません。
6つのUSBポートを活用し、様々なデバイスを運用できますし、4Kデュアルモニターに対応している点も魅力です。
サイズ/重量 | 22×9.4×1.6cm/760g |
---|---|
ポート数 | 13 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 有 |
【LENTION】
9-In-1 ドッキングステーション(CB-D53s)
縦置き型で省スペースでも運用しやすく、シンプルなデザインで空間にも馴染みやすいドッキングステーションです。
充実っしたUSBポートを活用し、各種デバイスの接続が可能であり、作業等のパフォーマンスを高めてくれます。
4K解像度モニターでグラフィックにもこだわりやすく、LANポートを使用し、安定した通信環境を実現できます。
サイズ/重量 | 20.7×13.4×6.7cm/400g |
---|---|
ポート数 | 9 |
SDスロット | 無 |
LANポート | 有 |
【Anker】
10-In-1 ドッキングステーション(A83A2)
USB type-Cケーブル1本で各種OSへ接続可能であり、コンパクトに仕上げたドッキングステーションです。
コンパクトながらもUSBポートが充実しており、多数のデバイスを接続し、快適な作業空間を構築できます。
最大1Gbps対応LANポートにより、接続を安定させられますし、4Kデュアルモニターに対応している点も好評です。
サイズ/重量 | 14.2×5.5×1.2cm/100g |
---|---|
ポート数 | 10 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 有 |
【WAVLINK】
13-In-1 ドッキングステーション
郷家英13個のポートで拡張性を高めつつ、高級感を演出できるデザインで仕上げたドッキングステーションです。
充実したUSBポートを活用し、理想の操作環境を構築できますし、トリプルモニター運用も行えます。
オーディオ端子で音質にもこだわれますし、LANポートで安定した接続が行える点も好評です。
サイズ/重量 | 20.7×8.3×1cm/1.1kg |
---|---|
ポート数 | 13 |
SDスロット | 有 |
LANポート | 有 |
まとめ
安いドッキングステーションは製品数が増えつつありますが、コスパに優れた製品を選ぶ際には見極めが重要です。
どれが優れているのか、上手く見極められずに迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
安いドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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