近年では4K解像度を採用したモニターが増加傾向にあり、4K解像度が主流になりつつあります。
4Kモニターを取り扱うメーカーも増加傾向にありますが、特に品質に優れているのがBENQです。
ですが、BENQ製4Kモニターは製品数が少ないですし、価格も高いため、製品選びで迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、BENQ4Kモニターおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
BENQの4Kモニターを使うメリット
美しいグラフィックが楽しめる
4K解像度はフルHD解像度と比較し、約4倍のグラフィッククオリティを実現しているのが特徴です。
フルHD解像度にありがちなドット抜け・色ボケが起きることも無く、滑らかで豊かな色味を表現してくれます。
鑑賞・ゲームプレイの際、フルHD解像度では味わえない、深い没入感が体験できるのは4K解像度の強みです。
視認性を高められる
フルHD解像度等でも複数のタスクを同時に表示できますが、均一のサイズで表示する場合、サイズが小さくなってしまいます。
そのため、1つのタスクにおける文字サイズが小さくなってしまい、情報を視認しづらくなってしまうのが欠点です。
ですが、4K解像度は複数のタスクを同時に表示しつつ、均一サイズで見やすい視認性を確保できます。
作業効率が高められる
一般的なフルHD解像度でもタスクの複数表示は可能ですが、フォントが小さくなったり、手間が増えてしまうのが欠点です。
ですが、4K解像度を用いることにより、複数のタスクを視認しやすく表示しつつ、無駄な手間も削減できます。
これにより、作業時のパフォーマンスが多き向上し、無駄な時間の短縮も期待できます。
BENQの4Kモニターを使うデメリット
高額なコストが掛かる
PCモニターを取り扱うメーカーは多数存在していますが、その中でもBENQは性能・機能性に優れているのが特徴です。
あらゆる用途でパフォーマンスを発揮できますが、同時に高額なコストが掛かってしまうのが欠点です。
最低でも3万円以上のコストが掛かりますし、中には10万円を超える製品も存在するため、導入する際は予算に注意しましょう。
スペックが要求される
4Kモニターを使用することにより、鑑賞・ゲームプレイをハイクオリティなグラフィックで楽しめます。
しかし、4K解像度は描写処理を行うPC側に大きな負荷が掛かるため、快適に動作させるためにはスペックが要求されます。
特にゲームプレイはハイエンドグラフィックボードが必須となるため、場合によってはPCの導入が必須です。
サイズにこだわりにくい
4Kモニターは年々増加傾向にあり、製品全体で見ると幅広いサイズで展開されています。
ただ、BENQのみでメーカーを制限した場合、27インチ~32インチの幅までしか存在しないため、大型サイズは選択不可です。
40インチ越えなどのサイズは用意されていないため、大画面を求める方にはおすすめできません。
BENQの4Kモニターの選び方
モニターサイズで選ぶ
BENQの4Kモニターに採用されるモニターサイズですが、27インチ~32インチが登場しています。
モニター幅が狭いため、サイズの違いによる大きな違いはありませんが、多少価格に差が開きます。
サイズが大きいと設置にスペースが要求されてしまうため、デスクスペースが限られているなら27インチサイズがおすすめです。
逆に設置スペースに余裕があり、大きなサイズでコンテンツを楽しみたいなら、32インチサイズを選びましょう。
リフレッシュレートで選ぶ
BenQの4Kモニターに採用されるリフレッシュレートですが、60hz~144hzまで製品によって異なります。
リフレッシュレートは日常シーンをはじめ、ビジネス用途では重要視される項目では無いため、60hzで問題ありません。
ですが、鑑賞・ゲームプレイにおいては最重要視される項目となるため、144hz以上がおすすめです。
リフレッシュレートが高くなると価格が跳ね上がる点には注意ですが、用途と相談し、選択しましょう。
応答速度で選ぶ
応答速度は描写におけるレスポンスの早さに関係しており、数字が小さいほどに遅延が起きにくくなります。
応答速度は日常シーンをはじめ、ビジネスシーンでは重要視されませんが、鑑賞・ゲームプレイは重要視される項目です。
応答速度5ms程度なら3万円~5万円程度で導入できますが、応答速度1msに対応したモニターは価格が高騰する点に注意です。
ご自身の使用用途を考慮し、予算と相談しつつ、選択しましょう。
価格帯で選ぶ
BenQの4Kモニターは選べる製品には限りがありますが、3万円台~10万円越えまで、幅広い価格で登場しています。
注意点としては価格=性能の面が強いため、3万円台のモニターだと最低限の性能に限られてしまいます。
限られた予算で探すなら3万円台がおすすめですが、高性能・多機能を求める場合は相応の予算が必須です。
ご自身の予算を加味し、用途や求める水準を考慮し、手が届く範囲で選択しましょう。
BENQの4Kモニターおすすめ5選
製品名 | モニターサイズ | サイズ/重量 | リフレッシュレート | 応答速度 |
---|---|---|---|---|
4Kゲーミングモニター | 27.9インチ | 65.8×47.6×19.5cm/5.7kg | 75hz | 1ms |
エンターテインメントモニター | 28インチ | 63.7×42.1×27.7cm/7.9kg | 60hz | 5ms |
AQCOLOR | 27インチ | 61.4×56.1×25.7cm/9.3kg | 60hz | 5ms |
MOBIUZ | 27インチ | 60.9×52.3×25.2cm/8kg | 144hz | 1ms |
カラーマネージメントモニター | 32インチ | 75.9×66.4×34.1cm/12.6kg | 60hz | 5ms |
【BenQ】
4Kゲーミングモニター(EL2870U)
27インチサイズで適応力を高めつつ、4K解像度+HDR技術で美しいグラフィックを実現したモニターです。
FreeSync対応で鑑賞・ゲームプレイにおける遅延が起きる心配も無く、内蔵スピーカーで臨場感も楽しめます。
アイケア技術も搭載されているため、長時間見続けても目に負担が掛からず、パフォーマンスを発揮できます。
モニターサイズ | 27.9インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 65.8×47.6×19.5cm/5.7kg |
リフレッシュレート | 75hz |
応答速度 | 1ms |
【BenQ】
エンターテインメントモニター
28インチサイズで省スペースでも運用しやすく、IPSパネルであらゆる角度からの視認性も高めたモニターです。
HDR技術でグラフィック品質を高めつつ、高音質スピーカー×2基が搭載されており、ダイナミックな臨場感が楽しめます。
USB type-Cケーブル1本で接続できますし、ブルーライトカット・フリッカーレスで目に負担も掛かりません。
モニターサイズ | 28インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 63.7×42.1×27.7cm/7.9kg |
リフレッシュレート | 60hz |
応答速度 | 5ms |
【BenQ】
AQCOLOR(PD2705U)
27インチサイズ+IPSパネルで設計し、4K解像度+HDR技術で美しいグラフィックを実現したモニターです。
3辺フレームレススタイルで空間に馴染みやすく、充実したカラーモードを搭載し、あらゆる色味を表現できます。
PIP/PBP機能も搭載されており、複数台の端末から情報を同時に出力し、作業効率を高めてくれます。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 61.4×56.1×25.7cm/9.3kg |
リフレッシュレート | 60hz |
応答速度 | 5ms |
【BenQ】
MOBIUZ(EX2710U)
27インチサイズで適応力を高めつつ、4K解像度+144hzリフレッシュレートで快適なゲームプレイを実現したモニターです。
IPSパネルであらゆる角度から正確に視認しやすく、内蔵スピーカーで臨場感も演出してくれます。
ブルーライトカットで目に優しく、プレイゲームに合わせたモードでフルパフォーマンスを発揮できる点も魅力です。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 60.9×52.3×25.2cm/8kg |
リフレッシュレート | 144hz |
応答速度 | 1ms |
【BenQ】
カラーマネージメントモニター(SW321C)
32インチ大画面+4K解像度で設計し、AdobeRGBカバー率99%で極限までグラフィックを高めたモニターです。
PIP/PBP機能が搭載されており、複数台の端末からタスクの同時表示が可能であり、作業効率アップも期待できます。
遮光フードも付属されており、環境によって視認性が左右されることなく、集中力を維持できます。
モニターサイズ | 32インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 75.9×66.4×34.1cm/12.6kg |
リフレッシュレート | 60hz |
応答速度 | 5ms |
まとめ
BenQ4Kモニターは高性能・多機能が特徴であり、あらゆる用途で活躍しますが、コストが掛かる点に注意です。
製品数自体も少ないため、迷うこともあると思いますが、本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
BENQの4Kモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方