タイピングの速さや精度を大きく左右し、作業効率にも大きく影響するキーボード。
カタカタと心地よい打鍵音を響かせるモデルから静音性を重視したモデル、コンパクトなモデルなど、その種類は多様です。
一般的に、キーボードの素材にはプラスチックが使われていますが、木製のキーボードというのもあるのはご存知でしょうか。
そこで今回は、木製キーボードに注目し、ウッド調で木のぬくもりが感じられるおすすめのモデルを6点ご紹介します。
木製キーボードを使うメリット
木特有のぬくもりが感じられる
温泉旅館で檜風呂に浸かったり、新築の家に行ったりすると、木の香りを嗅いで安らいだという経験はありませんか?
木製のキーボードでは、キーキャップや外装が木製となっているため、木の香りや質感をいつでも楽しめます。
長時間の作業で疲れたときにも、木がもっている独特なぬくもりにより心が安らぐことでしょう。
使うほどに指や手になじんでいく
特に、キーキャップが木製のキーボードに見られる大きなメリットです。
プラスチック製のキーボードとは異なり、木製のキーボードでは使い込んでいくうちに指の汗や油が徐々に吸い込まれていきます。
吸い込まれた汗や油が蓄積すると木材の色が変わるだけでなく、触感がどんどんパーソナライズされていきます。
機能が充実している
木製のキーボードは、多くの場合メカニカルキーボードであったり多様な接続方式に対応していたりなど、機能が充実しています。
また、内蔵バッテリーにより充電してワイヤレスで使用できるモデルもあるなど、工夫をこらした製品が多数販売されています。
ハイグレードなキーボードと同等レベルの機能をほとんど有しているため、色々な場面で活躍することでしょう。
木製キーボードを使うデメリット
高価
木製キーボードは、木材の加工が難しく開発コストがかかるため、一般的なキーボードよりもかなり高価になります。
機能を削減した廉価モデルであっても、6,000円以上はするため、初心者には少々手を出しにくいでしょう。
キーボードに興味を持ち始めたばかりの方は、後悔しないようにより安価なモデルから試すてみることを強くおすすめします。
木製キーボードの選び方
サイズ
木製キーボードは基本的に持ち運びには向かないモデルですが、それでもサイズは非常に重要なポイントです。
例えば、小さなデスクにフルサイズキーボードを置いてしまうと、マウスやモニターを置くスペースが無くなってしまいます。
各商品ページでキーボードのサイズをチェックして、デスクを圧迫しすぎないかを確かめておきましょう。
キー数
一般的に、キーの数が多ければ多いほどキーボードは機能性に優れますが、サイズが大きくなってしまいます。
テンキーレスキーボードの場合は86キー、フルサイズキーボードの場合は108キーを目安に選ぶと良いでしょう。
最近ではマルチファンクションキー機能を搭載しているモデルも増えてきており、少ないキー数でも機能性が改善されています。
接続方式
キーボードやマウスなど、PCの周辺機器の多くは無線接続か有線接続のいずれかまたは両方に対応しています。
有線接続はキー入力のラグが少ないというメリットがあり、最近ではゲーミングキーボードに多く見られる方式です。
無線接続はケーブルがいらないためデスクがスッキリし、筆記などの別の作業がしやすいというメリットがあります。
木製キーボードおすすめ6選
【AZIO】
R.C.K. レトロクラシック・ワイヤレスキーボード(MK-RCK-W-02-JP)
明るめの天然木材をキーボードの台に採用し、周囲をメタリックフレームで囲んだ頑丈な木製キーボードです。
キースイッチの形状は、20世紀に全世界で活躍したタイプライターをモチーフにした円形となっています。
また、キーボードに使用しているものと同じ木材を使用して作ったパームレストも付属し、長時間作業する方には役立ちます。
【AZIO】
レトロクラシックBluetooth Elwood(MK-RETRO-W-01B-US)
上質な天然クルミ材にブラックのメタリックフレーム、キーキャップがレトロな雰囲気を醸し出す木製キーボードです。
接続方式はBluetoothと有線接続の両方に対応しており、ほとんどのPCで簡単に使えるようになっています。
Windows用、Mac用に専用設計されたキーキャップが付属するため、使用するPCのOSに合わせてカスタマイズできます。
【Benkeg】
ワイヤレスキーボード 竹製
キーキャップを含めた外装のほぼ全てが竹製となっており、軽量で扱いやすい木製キーボードです。
通常のファンクションキーに加え、音楽の再生、停止や音量調節が可能なショートカットキーが上部に組み込まれています。
キーボードの雰囲気にマッチする竹製のワイヤレスマウスも付属しており、デスク周りの統一感をぐっと引き上げます。
【PUNICS】
木製キーボード
落ちついた木製の外装と、キースイッチに組み込まれたRGBライトの華やかさが斬新な木製キーボードです。
耐久性に優れ、軸のカスタマイズが可能なメカニカルキーボードとなっており、使いやすさも抜群です。
キースイッチは中央に向かうにつれてくぼんでおり、高速でブラインドタッチをしても安定したタイピング精度が得られます。
【Vbestlife】
竹製キーボードマウスコンボ(VBESTLIFE2y3b8d9uzs)
外装全体が竹製となっており、地球環境にも非常に優しいサステナブルな木製キーボードです。
機構は密閉型のメンブレン式キーボードとなっており、耐水性に優れ多少の水濡れにも耐えられます。
キースイッチの文字や記号はレーザーで刻印されており、長期間使用してもかすれにくくなっています。
【Haowecib】
レトロタイプライターキーボード
上部にタイプライターを踏襲したレバーが搭載されており、さらなるレトロ感を追求した木製キーボードです。
大容量の2000mAリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、うっかり充電を忘れてしまっても電池切れの心配は少ないでしょう。
メカニカルキーボードですので、好みに合わせて軸のタイプをカスタマイズでき、好みのセットアップを試せます。
まとめ
木製キーボードには、デザインや機能性、材質など、様々な特徴を持った製品が数多く販売されています。
皆さんもこの記事を参考に、自分にぴったりなキーボードをぜひ一度探してみてくださいね。
木製キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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