リモートワークが普及してきた中で、複数人でのWeb会議などには通話可能なBluetoothスピーカーがおすすめです。
Web会議以外にも車の運転中に電話がきた時など、ハンズフリーで電話ができるのでマルチタスクが可能です。
コードが不要なので持ち運びしやすく、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く使えます。
今回は通話ができるBluetoothスピーカーのメリットや選び方を解説し、人気のおすすめの製品10選を紹介します。
目次
- 1 通話可能なBluetoothスピーカーを使うメリット
- 2 通話可能なBluetoothスピーカーを使うデメリット
- 3 通話可能なBluetoothスピーカーの選び方
- 4 通話可能なBluetoothスピーカーおすすめ10選
- 4.1 【Anker】PowerConf(A3301)
- 4.2 【YAMAHA】ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン(YVC-200B)
- 4.3 【Jabra】Speak 510(PHS00SW)
- 4.4 【eMeet】スピーカーフォン(M2)
- 4.5 【Audio Technica】スピーカーフォン(AT-CSP5)
- 4.6 【JVC】会議用マイクスピーカー(SP-AR700-BH)
- 4.7 【サンワサプライ】Web会議小型スピーカーフォン(MM-MC35)
- 4.8 【AIRHUG】スピーカーフォン(AIRHUG01)
- 4.9 【eMeet】スピーカーフォン(Luna Lite)
- 4.10 【beyerdynamic】SPACEWeb会議用スピーカーフォン(728594)
- 5 まとめ
通話可能なBluetoothスピーカーを使うメリット
複数人での通話が可能
ヘッドセットの場合は装着している人しか通話できませんが、通話可能なBluetoothスピーカーでは同時に複数人での通話が可能です。
主にWeb会議などの場面で役立ち、マイクと一体になっているため複数人が会話を聞きとりながら発言も可能です。
聞き取りなどにラグが発生しない事から、意見の共有や意思決定がスムーズになることが期待できます。
体に装着しないので疲れにくい
イヤホンなどと違い体に装着しないので、長時間の通話でも疲れづらいです。
イヤホンでもヘッドセットでも長時間連続で装着し続けていれば疲れがきますし、耳が痛くなったり煩わしさを感じたりします。
通話可能なBluetoothスピーカーを用いた場合は、体に装着しない分疲れることなく長時間の通話が可能です。
配線が無いので持ち運びやすい
Bluetooth接続なのでケーブルの煩わしさが無く、外出先や別の部屋への移動など持ち運びにとても向いています。
有線タイプの製品は本体とケーブルで繋がなければならず、使える場所がとても限定されやすいです。
また、デスク上の配線が1本減るだけでもスッキリし、ストレスを感じにくくなります。
通話可能なBluetoothスピーカーを使うデメリット
周りに聞こえるので機密性の高い話題には不向き
スピーカーから音が出るため、機密性の高い情報のやり取りには適していないです。
周りに聞かれたくないようなやりとりでも、近くにいる人に聞こえてしまう可能性が高く、セキュリティ面は高いとは言えないです。
仕事で重要な機密性の高い話などをする際には、ヘッドセットなど遮音性の高い機材を使う必要があります。
その場から動きにくい
基本的にはデスク上に製品を置いて使うことになりますが、離れすぎると声が聞こえずこちらの声も入らないです。
そのため身動きを取りたいと思っても、動ける範囲がとても狭くほとんど動けないです。
ヘッドセットの場合、コードの長さやBluetoothの範囲内を自由に動けるため、この点はとても劣ります。
遮音性が低いので集中しづらい
会議などで使用する場合は、ヘッドセットなどと違い周りの環境音も常に聞こえるため集中しづらいです。
特に家族の生活音や話し声などが入ってきた場合などには、相手の声がうまく聞き取れないこともあります。
この点、ヘッドセットの場合はある程度遮音してくれるので周りの音が入りづらく、相手の声に集中しやすいです。
通話可能なBluetoothスピーカーの選び方
ノイズキャンセル機能の有無
エアコンの空調音や窓際で外の環境音が入りやすい場所で使用する際は、ノイズキャンセル機能が搭載された製品を選ぶと安心です。
周囲の騒音や生活音を軽減する機能で、相手にクリアな音が届けられるようになります。
対面での会議であれば気にならないような音でも、Web会議などではとても不快に感じる場合が多いです。
特に、リモート会議の場合だと近くでキーボードを扱うことが多いですが、このタイピング音はスピーカー越しだと不快に感じることが多いです。
不快な雑音を相手に届ける事無く、クリアな音声を届けることで通話がとてもスムーズになり、ストレス無く通話できます。
エコーキャンセリング機能の有無
スピーカーフォンから出た音をマイクが拾ってしまうことで、ハウリングを起こさないようにする機能です。
この機能が無い場合は、話していない人全員が都度ミュートにしないとハウリングが発生してしまいます。
リモート会議などでハウリングが発生すると、会議の進行が滞り参加者にストレスを感じさせてしまう場合が多いです。
エコーキャンセリングの機能があれば、都度ミュートにする手間が不要でハウリングの発生を防いでくれます。
多くのスピーカーフォンに搭載されている機能ですが、複数人での通話に使用する際には必須の機能と言っても過言ではないです。
マイクの指向性
マイクが音を拾える角度や方向のこと指向性と呼び、使用する想定人数に応じて主に以下の3つから決める必要があります。
正面からのみの音を拾う単一指向性は1人で使う場合に適しており、音を拾う範囲が狭い分雑音が入りにくくなります。
マイクに対して前後の音を拾う双指向性は、対談形式など向き合う形での状況に最適ですが、拾える範囲が大きい分単一指向性より雑音が入りやすいです。
全方位の音を拾える無指向性は、大人数の会議などでの利用に適していますが、拾える範囲がさらに大きい分双指向性より雑音も入りやすいです。
それぞれご自身の利用環境に応じた指向性選びがとても大切になります。
通話可能なBluetoothスピーカーおすすめ10選
【Anker】
PowerConf(A3301)
価格と性能共に優れており、8人ほどまでのWeb会議などにおすすめです。
6つの無指向性マイクにより、参加者全員の声を漏らす事なく拾えます。
エコーキャンセリング、ノイズリダクション、オートゲインコントロールが搭載されており、音声処理性能に優れています。
複雑な初期設定が不要で操作もシンプルで使いやすく、機械操作が苦手な人にもとてもおすすです。
【YAMAHA】
ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォン(YVC-200B)
4人ほどの会議におすすめで、マイクの性能が高く対面で話しているのと変わらないと感じるレベルです。
最大88dbの出せるスピーカーを搭載しておりますが、イヤホンジャックが装備されているので、気密性びの高い話の場合切り替え出来ます。
ラクに持ち運びできるようソフトポーチも付属しており、必要なケーブルなども収納できるポケットもついています。
【Jabra】
Speak 510(PHS00SW)
1回の充電で最大約15時間連続再生可能なバッテリーを積んでいるので、特に外出先で使いたい人におすすめです。
本体重量が195gと缶コーヒーほどの重さなので、会議室間の移動や外出時でも手軽に持ち運び可能で携帯性に優れています。
ワイヤレス動作範囲が30mと広範囲なので、会議室などの広い部屋での会議に気軽に使えます。
【eMeet】
スピーカーフォン(M2)
スピーカーとマイクの音質に全く文句が無く、性能がとても高い1台です。
高音域まで安定しているので聞き取りやすく、男女どちらの声でもクリアに聞こえやすい事から聞き間違える心配が少ないです。
本体重量は290gと軽く、バッテリーも最大12時間連続使用可能なため外出先でも使いやすいといえます。
【Audio Technica】
スピーカーフォン(AT-CSP5)
特にマイクの通話性能に重点を置きたいという方におすすめしたい1台です。
本体にマイクが4つあり、発言者の場所や方向を自動で追尾してくれるビームフォーミングマイクが搭載されています。
さらに、スピーカーからの距離や発言者の声の大小に関わらず、一定の音量に調整してくれるオートゲインコントロールも搭載されています。
【JVC】
会議用マイクスピーカー(SP-AR700-BH)
スピーカー本体上面のLEDの明るさが収音の強弱あらわし、自分の声がどれくらい拾われているかを確認可能です。
オンライン会議中は無意識に大きい声を出してしまうことが多いため、適切な声の大きさを確認できるのはスムーズな会議進行に役立ちます。
8Wのスピーカーが搭載されているので、相手が小さい声で話した場合でもはっきと大きな声で聞き取れます。
【サンワサプライ】
Web会議小型スピーカーフォン(MM-MC35)
できる限り少なめの予算で、快適にWeb会議などをしたい人におすすめの1台です。
特に、小さな声でぼそぼそと話した時の集音性能がとても高く、他のスピーカーのマイクでは伝えれない声音を相手に届けれます。
本体がとてもコンパクトで重量が420gなので、オンラインミーティングやビデオ会議などの移動が多い場合にも最適です。
【AIRHUG】
スピーカーフォン(AIRHUG01)
半径6m以内の音がしっかり集音でき、360度全指向性マイク搭載しており6名程度のWeb会議にとてもおすすめです。
フルデュプレックスオーディオという機能を搭載しており、複数人が同時に話しても声がはっきりとに届けてくれます。
エコーキャンセラーが搭載されているので双方向通話が可能で、会議中に参加者が急に話し出してもスムーズな会話ができます。
【eMeet】
スピーカーフォン(Luna Lite)
予算1万円で、相手の声の聞き取りやすさを重視したい人にとてもおすすめです。
メーカー独自技術のVoice IAモードにより、周囲の雑音を軽減して発信者の声を鮮明に届けてくれます。
1台あたり最大8人の会議に対応していますが、連結ケーブルを使えば最大16人の大人数での会議になどにも使えます。
【beyerdynamic】
SPACEWeb会議用スピーカーフォン(728594)
3色展開されおり見た目もオシャレなので、Web会議などと同時にインテリアにもこだわりたい人におすすめです。
4基のマイクを内蔵しており、半径2.5mと範囲はあまり広くは無いですが360度から集音可能です。
最大20時間連続再生可能なバッテリーを搭載しており、外出先でも心配せず使えます。
まとめ
Bluetoothスピーカーに通話機能がついていると、複数人同士でのWeb会議などにとても役立ちます。
在宅ワークが増えてきている近年リモート会議は増えてきており、スムーズに会議を進めるためにも1台持っておくととても便利です。
通話可能なBluetoothスピーカーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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