キャンプで地べたに直接寝ようとすると、地面がごつごつしていたり、季節によって地面からの熱や冷えによって寝付けないことがあるので、寝床を整える必要です。
コットを使用して寝床を整えると、地面から距離があるので、熱や冷え対策になり、質のいい睡眠を確保することができます。
また、高さ調節ができるコットであれば、キャンプのスタイルに問わず使用できるのでおすすめです。
この記事では、高さ調節できるコットに絞って、紹介していきます。
高さ調節できるコットを使うメリット
地面の影響を受けにくくする
地面の影響とは、地面の凹凸や季節によって地面からの熱や冷えで寝にくくなることです。
地面に直接マットなどを敷いて寝ようとすると、地面の影響を受けないように銀マットを重ねたり対策が必要になってしまいます。
しかし、コットを使用すると、地面から離れた場所で寝ることができ、簡単に地面の影響を受けにくくすることができます。
パーソナルスペースを確保できる
家族など複数人でキャンプに行った際に同じマットで寝ていると、寝相の悪い人がいると、睡眠を妨害されてしまうことがあります。
各自コットで寝ると、パーソナルスペースが確保されるので、他の人の寝相で睡眠を妨害されることはありません。
自分のスペースでゆったりとできるのは、大きなメリットでもあると思います。
コットの下に収納できる
ローコットでもハイコットでも足部分にスペースがあるので、そこに収納することができます。
服など入れている鞄や、ごちゃごちゃしてしまう荷物などをコットの下に収納するだけで、テント内がすっきりします。
特にハイコットでは、より多く収納できるので、荷物が多い時などはハイコットで使用するのがおすすめです。
一時的な荷物置き場になる
テントを設営・撤収する際に、地面に置きたくない荷物の一時避難として活躍します。
グランドシートの上に置いてしまうと乾かせなかったりしてしまうので、コットの上に避難させると、シートを乾かしながら撤収ができるので便利です。
コットの撤収は比較的簡単なものが多いので、最後に片付けるのをおすすめします。
どんなキャンプスタイルでも使える
コットには、ローコットとハイコットがあり、キャンプスタイルによってどちらを使用するのか変わってきます。
そんなとき、高さ調節できるコットであれば、どんなキャンプスタイルでも使用することができます。
高さ調節できるコットは、キャンプスタイルが定まっていない方や、いろんなキャンプを試してみたい方におすすめです。
高さ調整できるコットを使うデメリット
重たくて、荷物がかさばる
高さ調節できるコットは、通常のコットに比べて足組が多くあるため、重量が重くなってしまいます。
また、ファミリーキャンプの場合、家族全員のコットが必要になるため、荷物がかさばるので持ち運びなど注意が必要です。
お値段が高くなってしまいますが、軽くてかさばらないものもあるので、確認して購入することをおすすめします。
子供がコットの上で遊ぶと落下の危険性がある
コットは椅子や荷物置きになったりと使い勝手がいいですが、その反面子供がコットの上に乗って遊んだりする可能性があります。
コットは、片方に荷重がかかると倒れてしまうので、子供がコットから落下してしまうことがあり、危険です。
コットを組み立てたら、子供がコットの上で遊ばないように対策を行なう必要があります。
濡れると乾かすのが大変
冬場など、コットで寝ると、コットと寝袋が湿気てしまい、結露することがあります。
湿気たまま収納してしまうとカビが発生してしまうので、乾かす必要があり、コットを使用している人数分乾かさなくてはいけません。
テントやグランドシートも乾かしていると思うので、コット分も乾かすとなるとスペースが足りないなど、乾かすのが大変です。
高さ調整できるコットの選び方
耐荷重
コットは、寝るときに使用するだけでなく、ベンチとして使用することがあるので、耐荷重を確認する必要があります。
一般的なコットの耐荷重は、おおよそ80kgほどであることが多いですが、商品によっては300kgなど幅広くあるので、確認しましょう。
ただ、実際使用する重さと記載されている耐荷重がギリギリのものよりも、余裕のあるものを選ぶことをおすすめします。
本体重量
持ち運びをする際にとても重要になってくるので、本体重量と収納時のサイズを確認しましょう。
特にハイキングやキャンプなど、持ち運びが必要な場合は、軽量かつコンパクトに収納できる商品を選ぶことが大切です。
また、ファミリーキャンプの場合では、個数が多くなるので重量や収納時のサイズが重要になります。
サイトに横付けできないこともあるので、軽いものを選ぶといいでしょう。
サイズ
コットには、一人用だけでなく、二人用のワイドタイプや、背の高い人用の200cm以上のものなどがあるので、使用する人数や身長によってサイズを選びましょう。
商品によってロータイプとハイタイプの高さが異なるので、お使いのテーブルの高さや座りやすい高さを確認して購入することをおすすめします。
また、テント内で使用するので、お使いのテントに入るのかなど、テントとの相性を確認することも大切です。
高さ調整できるコットおすすめ10選
【VENTLAX】
2WAY アジャスタブルコット
女性でも簡単に組み立てることができ、寝返りを打ってもきしみ音がなりにくいので、快適な睡眠を確保できます。
国内の試験期間にて、200kgで24時間の耐荷重試験に合格しているので、寝るときはもちろん、ベンチとして使っても安心です。
また、本体重量が約3kgと軽く、収納袋には肩からかけるひもが付いているので、持ち運びに優れています。
【Naturehike】
アウトドアベッド コット
耐荷重が150kgと安心して使用でき、破れにくいオックスフォード生地が使われているので、通気性も優れています。
記載されている本体重量2.3kgはローコットのみの重量で、ハイコットでの重量は約2.7kgと、ローコットでもハイコットでも非常に軽いので、車以外でキャンプに行かれる方におすすめです。
【WAQ】
2WAY キャンプ コット
組み立てがとても簡単で、きしみ音も少ないので、夜の睡眠だけでなく、お昼寝もとてもしやすいコットです。
耐荷重が150kgで、骨組みは強度のあるA7075(超々ジュラルミン)が採用されているため、どんな方でも安心して使用できます。
キャンプだけでなく、災害時にも使えるのでおすすめです。
【HOTEL CAMPS】
2WAY フォールディング キャンプ コット
コットのハリが他社のものよりも強く、体圧を分散するように作られているので、キャンプ泊で腰が痛い方や、身体がだるくなってしまう方におすすめです。
また、コットの他に、キャンプマットとホットカバーがセットになっているので、冬キャンプでもすぐに使用できるので、初心者の方でも使いやすくなっています。
【Moon Lence】
コット
ハイコットの足には、バスケットがついているので滑りやすい泥地や砂地など、どんな場所でも安心して使用できます。
また、サイドポケットがついているので、寝る直前まで使用している携帯やメガネを収納することができ、起きたときもすぐに取り出すことができるので、とても便利です。
収納バックには、ベルトや取っ手がついているので持ち運びにも優れています。
【FUTURE FOX】
2WAYコット
コットは、単色やツートンカラーが多いですが、こちらはノルディック柄なので、とてもおしゃれで、ベンチとして使用してもとても映えます。
耐荷重が200kgあり、成人男性が3人座っても大丈夫なので、安心してベンチとしても使用できます。
5本脚なので、安定が抜群なので、場所を選ばず快適な睡眠をとることができるので、おすすめです。
【FUTUREFOX】
ワイドコット(WCOT)
幅の平均が70cm以下ですが、こちらは幅90cmと広く、ゆとりのあるコットなので、頭の上で手を組むこともできます。
また、ハイコットの高さが37cmなので、腰痛持ちの方や女性でも立ち上がりやすい高さになっています。
今まで幅が狭くて寝返りがうまく打てないことが原因で腰が痛くなっている方や、大きいサイズの方におすすめです。
【AND MYSELF】
インフレーターコット
インフレーターマットとコットが一体型になっているもので、簡単に組み立てることができ、インフレーターマットもバルブを回すだけで自動で膨みます。
コットとマットを合わせて使っている方は、2つ持っていかなくてもこれ1つで済み、なおかつ本体重量が約4.6kgと軽いのでおすすめです。
【DABADA】
コット 2way
誰でも簡単に5分で組み立てることができ、専用の収納バックも大きく収納も簡単で、楽に持ち運びすることができます。
また、専用の枕が付いているので、ちょっとした枕が欲しい時にとても便利です。
1万円以下で使い勝手がとてもいいので、ブランドにこだわりがなく、コスパ重視の方におすすめです。
【DOD】
ハンペンインザスカイ(CB1-633-BK)
組み立てがとても簡単で、ハンドポンプが内臓されているので、他になにも持っていかなくても、内臓されているふわふわのエアマットで寝ることができます。
ハイコットの状態で2つ並べて使用してもダブルベッドのようにフラットになるので、ファミリーキャンプにぴったりです。
本体重量が約5.9kgと少し重たいので、車でキャンプに行かれる方におすすめです。
まとめ
高さ調節できるコットは、どんなスタイルにも合わせることができ、ベンチや荷物置きなど使い勝手も抜群です。
コットによって各特徴がありますが、どのコットも寝心地がとてもいいので、ぜひコットでキャンプ泊をしてみてください。
高さ調整できるコットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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