パターを守るアイテムとして欠かせないのがパターカバーです。
以前よりたくさんの種類が販売されるようになり、今では付属品ではなく自分で選ぶ人がとても多くなりました。
そのようなパターカバーの中でも、今回のテーマはマグネット式マレットパターカバーです。
マグネット式マレットパターカバーは、マジックテープ式と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットやデメリットだけでなく、おすすめのマグネット式マレットパターもご紹介していきます。
目次
マグネット式マレットパターカバーを使うメリット
ヘッドを守る
パターカバーを使う一番のメリットは、ヘッドを守ることができる点にあります。
カートでのラウンドはパターを一か所にしまうことが多いので、ほかの人とヘッドがぶつかり傷の原因となってしまいます。
しかし、パターカバーを付けていれば、自分のヘッドだけではなく同伴者のヘッドも傷つけることなく守ることが可能です。
音が出ない
パット時は、ティーショットのときと同じくらい緊張感が走るものです。
そのため、音をたてないように気を遣う人は多いのではないでしょうか。
そのような中でマジックテープ式のパターカバーだと、取り出す際に大きな音がしてしまい、集中力を削いでしまう危険も。
一方、マグネット式は開け閉めの音が静かなので、ほかの人のパットのときでも安心してパターを取り出せます。
劣化が少ない
マジックテープ式のパターカバーは、使っていくと劣化して強度が落ちてきてしまうことが多くあります。
そうすると、ラウンド中やカートの振動でカバーが外れてしまうケースも。
しかし、磁石で開け閉めができるマグネット式のパターカバーは、磁石が錆びたりしない限り、目に見えて弱まることがありません。
そのため、マジックテープ式よりも長く使うことが可能です。
マグネット式マレットパターカバーを使うデメリット
大きい
パターカバーはグリーン上で外すものなので、パット時はグリーン周りに置いておくかポケットにしまう必要があります。
マレットパターはヘッドの大きさが特徴でもあるので、パターカバーもそれなりの大きさになってきます。
そうすると、ポケットに入れることができないものが多く、ぶら下げておくにも邪魔に感じる人も。
置いておく場合も風に飛ばされる危険があるので、パット時の扱いに困る場合があるようです。
付けはずしが面倒
パターはチップインしない限り、毎ホール使う頻度の高いクラブです。
それはつまり、パターカバーをしていると、毎ホール付けたり外したりしなければいけないということです。
スムーズなプレーを要求されるゴルフでは、この動作に時間がかかり、面倒に感じる人もいます。
マグネット式マレットパターカバーの選び方
ヘッドサイズ
マグネット式マレットカバーを選ぶうえで大切なことは、ヘッドサイズの確認です。
マレットパターと一言で言っても、ヘッドの大きさはまちまちです。
さらに、マグネット式のパターカバーは、ほとんどが伸縮性のない素材を使用しています。
そのため、サイズが合っていないと、パターカバーが大きすぎたり小さすぎる場合があるのです。
カバーが小さければもちろん付けられず、大きすぎてもカバーが外れる原因となってしまいます。
そのため、マグネット式マレットパターカバーを選ぶ際は、使用しているパターのヘッドサイズを確認することが重要です。
シャフトの位置
パターはほかのクラブと違い、シャフトの形や付いている位置がパターによって異なります。
たとえば、ヘッドの真ん中に付いているセンターシャフトや、ヒール側に付いているL字シャフト、ベントネックなどが一般的です。
センターシャフトパターの場合は、真ん中が空いていて、両脇にマグネットが付いているタイプを選ぶと良いでしょう。
そして、L字シャフトパターの場合は、真ん中にマグネットが付いているタイプ。
シャフトの位置で留め具のマグネットの位置も変わってきます。
そのため、購入の際には使用しているシャフトの位置をしっかりと確認してから選ぶと良いでしょう。
素材
パターカバーにはさまざまな素材があり、とても種類が豊富です。
たとえば、合成皮革やナイロン素材、ボア素材やニット素材などがあり、素材によって特徴もさまざまです。
合成皮革やナイロン素材は雨や汚れに強い反面、伸縮性はないので、カバーより大きなヘッドを入れることはできません。
また、ボア素材やニット素材は伸縮性がある反面、雨や汚れに弱いという難点が。
どの素材にも言えることですが、良い点もあれば悪い点もあります。
そのため、素材の特徴を理解したうえで優先する基準を明確にして、パターカバーを選ぶと良いでしょう。
マグネット式マレットパターカバーおすすめ10選
【オデッセイ】
パターカバー(OD-HC-5518070)
フェース部分にオデッセイの文字、側面と留め具部分にロゴマークがついており、オデッセイを全面にアピールしたデザインです。
真ん中部分に留め具が付いているので、L字シャフトやベントネックなどのパターに適しています。
裏地はクッション性のある厚みのある素材で、衝撃からもしっかりと守れます。
オデッセイの純正パターカバーが古くなって、買い換えたいという人におすすめです。
【セレクトプラザ】
パターカバー
ソール前面に大きく動物の顔のイラストがついている、とてもかわいらしいパターカバーです。
種類は犬や猫だけでなく、パンダやコアラ、サメやスネークキングといった少し変わったものまで。
外側は合成皮革で内側は柔らかいナイロン素材なので、クッション性にも優れています。
力が入りがちなパットも、このパターカバーを使えばリラックスして打てるかもしれません。
【クラフトマン】
ゴルフパターカバー
サイズが大きいので、ツノ型やネオマレット型など幅広いヘッドに対応しているパターカバーです。
星条旗をイメージしたデザインと、側面にメーカーロゴが入っており、とてもカラフルな見た目となっています。
同デザインでウッドカバーやアイアンカバーもあるので、揃えればインパクト抜群です。
人とは違ったパターカバーを持ちたい人や、カラフルな色合いが好きな人におすすめです。
【ビームスゴルフ】
パターカバー(81040715833)
こちらのパターカバーの一番の特徴は、ふたとストラップです。
ふたの縁がマグネットでくっつくので、どのようなシャフトでも使用することができます。
また、付属のストラップをベルト部分に付けておけば、パターの時にカバーを付けておくことも可能です。
色はグリーン×ブラックと、レッド×ネイビーの2種類。
デザイン性だけでなく、機能性にも優れたアイテムとなっています。
【wakae】
パターカバー
マレット型だけではなく、2ボールタイプのネオマレット型といった大型ヘッドも入るサイズです。
色はブラックとホワイトの2種類。
キルティング加工が施された合成皮革素材なので、クッション性があり汚れにも強い作りになっています。
スパイダーの文字とクモのデザインが入っており、スパイダーシリーズにぴったりのパターカバーです。
【キャロウェイ】
パターカバー(5522053)
ソール一面に大きくキャロウェイのマスコットベアが描かれた、かわいらしいパターカバーです。
側面にオデッセイの文字、留め具にゴロマークが入っているデザインで、色は白地にネイビー、ブラウン、ホワイトの3種類。
全体的には合成皮革でしっかりと作られていますが、ベアの部分だけボア素材でできています。
オデッセイのパターを使っている女性へのプレゼントにもおすすめで、見ても触っても癒されるカバーです。
【セレクトプラザ】
パターカバー
ソール部分に、全米オープンの開催地としても有名な、ペブルビーチ・ゴルフリンクスのデザインが施されています。
ウサギの耳のような留め具で、シャフトの位置を選ばず使うことが可能です。
色はブラック、ホワイト、ネイビー、レッドの4種類。
裏地は黒いクッション素材なので、汚れが目立ちにくくなっています。
【テーラーメイド】
オーステックパターカバー(TD290)
2色使いでテーラーメイドのロゴが入っているのみの、シンプルなパターカバーです。
留め具はセンターシャフト、ベントネックのどちらにも対応できるタイプなので、シャフトを選ばず使用できます。
色はホワイト、レッド、ブラックの3種類。
同シリーズでウッドカバーなどもあるので、揃えるのもおすすめです。
【ダイヤゴルフ】
ダイヤパターカバー(PC-5002 90)
ダイヤゴルフのロゴのモノグラムの刺繍が施されたパターカバーです。
よく見ると、クラブやティーなどのゴルフアイテムもモチーフとなっており、遊び心のあるデザインとなっています。
色はイエロー、ブラック、ホワイトの3種類。
どの色も裏地はブラック、表の刺繍はパステルブルーなので、表面は爽やかで裏面は汚れが目立たないデザインです。
【わかえ】
パターカバー
斜めにラインが入ったのみの、非常にシンプルなデザインのパターカバーです。
マグネット式で、安い価格でありながら汚れが付きにくく、チープさもないエナメル素材でコスパ抜群です。
色は白地にブラック、黒地にグリーン、ブルー、レッド、赤地にブラックの5種類。
安いマグネット式パターカバーを探している人や、シンプルなパターカバーを使いたい人におすすめです。
まとめ
パターカバーにはたくさんの種類があり、機能性で選ぶも良し、デザイン重視で選ぶも良しです。
スコアと直結するアイテムではありませんが、こだわって選んでみるのも楽しいかもしれません。
マグネット式マレットパターカバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方