スノーボードにおいて、ビンディングの細かい部分や板とのセッティングの際に、ドライバーは必須です。
しかし、手巻きでは身体の負担も大きく、セッティングの時点で気が重くなったり、疲弊しきってしまうこともあります。
電動ドライバーと言ってもさまざまな種類があり、なにが使いやすいのかわからない方も多いことでしょう。
今回は、利便性や活用法も含め、スノーボード向けの電動ドライバーおすすめ6選をご紹介していきます。
目次
スノーボード向け電動ドライバーを使うメリット
セッティングが早くできる
シーズン始めは特に、自分の思うセッティングに出会うまで、何度も付け替える方は多いのではないでしょうか。
スキー場へ行くまでも、行ってからも、試行錯誤しながらの付け替えが頻回になると、都度手回しするのは圧倒的に身体に負担です。
簡単に付け外しができる電動ドライバーでスムーズに着脱できると、時短にもなり良いでしょう。
スキー場の調整台を探す手間が減る
スキー場では、調整台が設けられているところもあります。
しかし、時間帯によっては順番待ちで長い列ができていたりします。
また、置いてあるものは手回しのものがほとんどのため、かなりの時間を要するでしょう。
事前にセッティングを確認しておいたり、自家用車に積んでおくなど、自前で所持することによりスムーズに調整が可能になります。
持ち運びができるものはさらに利便性が高い
事前にセッティングをしていったとしても、積雪や雪質の状況によって再調整を要するときもあります。
その際、電動ドライバーを持ち運んでいるととても役に立ちます。
荷物にならないコンパクトなものもあるため、どの程度だったら負荷がかからないか、検討しながら購入できたら良いでしょう。
スノーボード向け電動ドライバーを使うデメリット
重たい
通常の業者が使用するようなインパクトドライバーは、慣れない人だととても重たく、使いづらく感じる場合もあります。
無理に使用して怪我をしてしまっては本末転倒です。
軽量のものを選んだり、最終的には手回しで微調整することも考慮し、パワーより持ちやすさなど、使いやすさを重視しても良いでしょう。
持ち運びには不向きな場合もある
ドライバーは、そのまま持ち運ぶと尖った先が大変危険です。
そのため、持ち運びの際には頑丈なケースも必要となります。
L字型の大きなインパクトドライバーはそれでさえサイズ感が大きいですが、さらにケースとなると持ち運ぶのも一苦労です。
コンパクトなものや変形できる電動ドライバーを選ぶと、荷物の負担とならず良いでしょう。
充電切れ、コードがないと使用できないことも
コードレスのものを購入したとしても、いざ使用したいときに充電が切れていたら、言うまでもなく役に立ちません。
手回しができるタイプであればまだ良いでしょうが、そうでないタイプの場合、荷物でしかありません。
そのため、すぐに充電ができない環境へ持ち運ぶ場合は、バッテリーのチェックや替えのバッテリーを所持しておくと良いでしょう。
スノーボード向け電動ドライバーの選び方
重さ
さまざまなセッティングを試したい場合、都度電動ドライバーを使用することになります。
重たいものを何回も持ったり、持ち続けることは、腕など身体の負担に繋がりがちです。
一般的なインパクトドライバーは1.5kg程で、ペン型は0.5kgと、明らかに重さが異なります。
力のある人なら構わないかもしれませんが、自分の体力に合わせた使用しやすいものを選べると良いでしょう。
持ち運びの考慮
完璧にセッティングができても、いざスキー場へ行ったとき、思った天候や雪質と異なった場合はセッティングをしなおしたい場合もあります。
その際に、コードがないと使用できない電動ドライバーだと大変不便です。
そのため、コードレスでどこでも使用できる電動ドライバーであることは必須と言えるでしょう。
また、コードレスで使用できる場合でもバッテリー切れがないよう、充電状況の確認や替えのバッテリーを準備しておきましょう。
利便性
電動ドライバーと言っても、通常イメージするインパクトドライバーから、ペンタイプ、ツイスト型などさまざまなものがあります。
インパクトドライバーはパワーはありますが、電動に頼りすぎると、ビンディングや板を傷つけたり壊すことにも繋がりかねません。
コンパクトなものは多少非力な部分はありますが、手巻きでの調整ができたりと、微調整にはもってこいの機能もあります。
そのため、電動だけでなくコンパクトさも重視しながら、手巻きでも使用できるものが良いでしょう。
スノーボード向け電動ドライバーおすすめ6選
【BOSCH】
電動ドライバー(IXO5)
こちらはコードレスの電動ドライバーです。
スタイリッシュなケースもついているため、持ち運びの際にもリュックに忍ばせておくことができます。
ドライバービットも充実しており、ビンディング自体の調整からセッティングの調整まで柔軟に対応できるでしょう。
L字のため、無理な体制にならず使用することができ、身体への負担も少ないです。
【VESSEL】
ボールグリップドライバー
こちらはペン型の電動ドライバーで、先端を頑丈に保護しておけば、かなりコンパクトに持ち運ぶことができます。
自分のビンディングやセッティングのネジ穴に合ったビットを着用しておけば、持ち運びの際にも困ることはないでしょう。
片手でもホールドしやすいボールグリップ型で、長時間ドライバーを握っていても手の負担が少ないです。
【Makita】
ペンインパクトドライバー(TD021DSHSP)
こちらはトルクも申し分なく、作業効率アップ間違いなしです。
ペン型としてもL字のピストル型としても使用ができ、状況に合わせてスムーズに使用ができるため、柔軟に対応ができます。
また、悪天候や暗い場所でも、LEDライトがついているため手元が見やすいです。
手回しにも対応しており、万能と言っても過言ではありません。
【Xiaomi 】
コードレス電動ドライバー
持っているだけで気分が上がる、コンパクトでスタイリッシュな電動ドライバーです。
便利な収納ケースもついているため、持ち運びにも困りません。
充実の12本ビットでLEDライト付きのため、どのようなシーンでも大活躍します。
本体重量もわずか657gのため、力がなくても簡単に頻回に長時間、使用することができます。
【B&D】
ツイストドライバー(PLR3602-JP)
段階に調整できるクラッチがあるため、ネジの巻きすぎでギアを傷つけることもありません。
LED搭載で、悪天候時や暗い室内でも作業ができます。
ペン型とL字のピストル型とでドライバーの形状が変わるため、使用したいシーンに合わせて変更させることができます。
ビットが付属されているので、購入後すぐに使用することができるのも魅力です。
【WORX】
コードレス電動ドライバー
こちらは、シンプルなペン型の電動ドライバーです。
3段階のトルク調整が可能で、電動だけでなく手動モードで手巻きもできるため、微調整もしやすいです。
なんと言っても小型で軽量なところが魅力で、その本体重量はわずか260g。
そのため、持ち運びや長時間の使用も心配ありません。
バッテリー残量の確認もでき、充電の要否が一目瞭然です。
まとめ
スノーボードに使用する電動ドライバーとなると、キツく締めれば良いというものではありません。
利便性を検討しながら、スノーボードライフに負担のならない電動ドライバーを購入できたら良いでしょう。
スノーボード向け電動ドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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