スノーボードの板は、ソールと呼ばれる板の滑走面が汚れたり傷がついてしまうと、板が思うように滑らないこともあります。
それを回避するためには、お手入れのワックス掛けが大変役立ちます。
プロの競技選手は滑走毎にワックスを塗っているほどです。
今回は、その際に使用するワックス台やスタンドのおすすめ10アイテムに加え、代用できるものもご紹介していきます。
目次
- 1 スノーボードのワックス台(スタンド)にこだわるメリット
- 2 スノーボードに適したワックス台(スタンド)の選び方
- 3 スノーボード用ワックス台おすすめ10選
- 3.1 【DBS】スノーボードワクシングスタンド(DBS-WS1601)
- 3.2 【Hybrid Wax Stand】ハイブリッドワックススタンド(EXGL-0237)
- 3.3 【RockJam】キーボードスタンド(XX-363)
- 3.4 【SWIX】チューナップエコノミーテーブル(T0075W)
- 3.5 【TOKO】ワックス用テーブル(5549889)
- 3.6 【UNIX】チューンナップスタンド(USB20-908)
- 3.7 【GALLIUM】ワックススタンドトライアルセット(000153)
- 3.8 【Azullow】ロングボード用スタンド
- 3.9 【AKOZLIN】キーボードスタンド
- 3.10 【XCMAN】チューニングバイス
- 4 スノーボードのワックス台は自作(DIY)できる?
- 5 スノーボードのワックス台は100均の品で代用できる?
- 6 まとめ
スノーボードのワックス台(スタンド)にこだわるメリット
体の負担が少ない
ワックスにはいくつか種類がありますが、通常塗るタイプやホットワックスは、数回塗り込む必要があります。
ワックス台がないと地面にしゃがみ込む形で塗り込むので、腰の負担は大きいです。
ですが、ワックス台があれば屈むことなく楽な姿勢でワックスを掛けることができます。
また、DIYや自作も含めて高さ調整ができるものだと、より体の負担は少なく済むでしょう。
作業効率が上がる
体の負担が少なくなるため、ワックスを塗りこんでから乾くまでの間、ほかの板のケアも続けて行うことができます。
また、ワックスが乾くのを待つ必要がない場合はそのまま作業を続行できるので、作業効率は格段に上がります。
家族や友人の分までワクワクした気持ちでワックス掛けができるようになるでしょう。
板を大切に使い続けられる
ワックス掛けという板のメンテナンスを頻回に行えるようになると、板の酸化を防ぎ良い状態で板を使い続けられるようになります。
また、雪のコンディションに合わせたワックス掛けができるようになると、ゲレンデでの滑走パフォーマンスも落ちることなく楽しめるでしょう。
お気に入りの板を大切に使い続けることができるのは大きな魅力です。
スノーボードに適したワックス台(スタンド)の選び方
高さ調整ができるかどうか
自分の腰の位置に合わせてワクシングができると、身体への負担は格段に減ります。
そのため、自分の腰の高さに合わせた高さ調整ができるものかどうかは重要なポイントになってきます。
できない場合でも、足元に自作の踏み台を置いたり、ワックス台を高いもしくは低い箇所における工夫ができれば問題ないでしょう。
自分に合った踏み台をDIYしておくのも一つの手段です。
機能をどこまで求めるか
ワックス台にはただ板を置けるものだけではなく、板を立てて置くことができるものもあります。
板のエッジ部分を研いだり、好みの滑走スタイルに合わせて削るときに便利なアイテムだとさらに嬉しいですよね。
板を立ててメンテナンスしたい人には、そのような機能のあるワックス台を選ぶほうが向いているでしょう。
ほかにも、ワックス掛けに使用するアイロンホルダーがついているものなどもあります。
どの機能が必要なのかをよく検討してから購入することをおすすめします。
代用できるものがあるかどうか
作業スペースが十分に確保できるなら、しっかりとしたワックス台を購入したほうが圧倒的に楽です。
しかし、一人暮らしのアパートや限られた場所で掛けたい場合、あるもので代用したりコンパクトに使用できるものも良いでしょう。
板を支える2箇所の台があると良いため、100均の発泡スチロールのレンガや踏み台を活用したり、DIYするのもおすすめです。
スノーボード用ワックス台おすすめ10選
【DBS】
スノーボードワクシングスタンド(DBS-WS1601)
スタンドの幅や高さを調整できるため、自分の身体に合わせて作業がしやすいのが魅力です。
チューンナップの作業もできるワックス台で、板を立てることができるうえに固定具も付いているため、作業を行いやすいです。
アイロンホルダー付きで、スペースを無駄にすることもなく、一台で二役は間違いないでしょう。
【Hybrid Wax Stand】
ハイブリッドワックススタンド(EXGL-0237)
高さ調整ができるうえに板を固定するベルトもついているため、安定した状態でワクシングが可能です。
アイロンホルダー付きで、安全にケアができます。
スキーの板にも対応した板を立てる箇所があるため、スノーボードに限らずスキーの板のエッジチューンも可能です。
2色展開をしていて、ガレージやクロークに合わせたチョイスができます。
【RockJam】
キーボードスタンド(XX-363)
こちらはキーボードスタンドですが、ワックス台に活用できます。
高さや幅の調整が可能となっており、板を安定して置くことができます。
また、滑り止めのエンドキャップが付いているので、ボードがずれる心配も少ないです。
シンプルなデザインでコンパクトに畳むことができるので、省スペースに収納も可能で、長期間のステイなど持ち運びにも便利です。
【SWIX】
チューナップエコノミーテーブル(T0075W)
しっかりしたテーブルで、75cm、83cm、86cmと3段階の高さで調整ができます。
こちらは折りたたみが可能で、持ち運びにも便利です。
車に乗せておけば、スノーボードのお昼休憩時などにテーブルとしても活用できます。
バイスという板を固定したり挟む器具と合わせると、なお使用しやすいでしょう。
【TOKO】
ワックス用テーブル(5549889)
120cm×35cmの、コンパクトサイズのワックス用のチューンナップテーブルです。
折り畳みが可能なため、車内へ入れて簡単に持ち運ぶことができます。
高さ調整も可能で、腰の負担も少なく板のケアが可能です。
コンパクトでおしゃれな色合いであるため、不要時やオフシーズンなどにはテーブルとしても大活躍する便利なアイテムです。
【UNIX】
チューンナップスタンド(USB20-908)
パイプを組み立てるだけで簡単にU型スタンドができてしまいます。
そしてなんと言ってもコンパクトさが魅力的です。
超軽量の1.1kgのため、公共交通機関での移動時も邪魔になることはありません。
さらに、省スペースのため単身アパートなど室内でも使用しやすいです。
高さを必要とする場合はテーブルなどと組み合わせて使用すると良いでしょう。
【GALLIUM】
ワックススタンドトライアルセット(000153)
ワックス掛けを何からどう準備していいかわからない人は、圧倒的にこちらがおすすめです。
ワックス台は、チェーンにより柔軟な高さや幅の調整が可能です。
板を立てて固定することもできるため、チューンナップも自宅でできます。
一通りのトライアルワックスと必要な道具に加え、ワックス掛けの説明書も入っているため間違いなしです。
【Azullow】
ロングボード用スタンド
SAPなどロングボードを置けるスタンドです。
ですが、厚みのあるソフトウレタンパッドがついているため、スノーボード用として代用が可能です。
2個セットのため、板の両端に設置することで安定してワックス掛けができます。
また、未使用時は脚立のようにコンパクトに収納が可能です。
オフシーズンは板を数枚重ねておける収納として使用することもできます。
【AKOZLIN】
キーボードスタンド
キーボード用のスタンドをワックス台として活用が可能です。
X型でしっかりと支えてくれるうえ、30〜89cmの間の7段階で高さ調整が可能で、腰の負担も少ないです。
コンパクトに折りたためるので、収納もしやすいのは魅力と言えます。
傷やズレ防止のエンドキャップが付いているため板を傷つけず、安全にワックス掛けが可能です。
【XCMAN】
チューニングバイス
エッジのチューニングを行えるバイス(固定具)ですが、スノーボードの板を平らに置き、ワックス掛けも可能な器具です。
さらにワックス掛けだけでなく、自分でエッジのチューニングまで自宅で可能になります。
ボトルの栓抜きもついているため、一杯飲みながらお気に入りの板をじっくりお手入れするという、贅沢なひとときも味わえます。
スノーボードのワックス台は自作(DIY)できる?
費用や時間はそれなりにかかりますが、自作は可能です。
機材や道具は自宅にあるものを使用したり、ないものはホームセンターでの購入や加工が可能な時代です。
削いだワックスをどう処理したいか、固定具として何を使用するかなどによって、作るポイントは異なり理想に近づくでしょう。
今やYouTubeなどでさまざまな傑作ができあがっているため、参考にしてみても良いかもしれません。
スノーボードのワックス台は100均の品で代用できる?
人によって満足度は異なりますが、代用は可能です。
スノーボードの板をずれることなく2点で支えられ、耐久性に優れていればそれなりのワックス掛けは可能になります。
そのため、それに対応するグッズを購入できたら良いでしょう。
たとえば、発泡スチロールレンガや脚立などの高さがあるものを利用できます。
滑り止めを付着させ、それを2点作成するだけで、簡易的ではありますが代用品はでき上がります。
耐久性や長く使用したい場合はそれなりの補強も必要でしょう。
今後ワックス台を長く使用するかわからない場合は、簡易的にDIYや100均での代用品を作成してみてもいいかもしれません。
まとめ
ワックス台には色々な機能やデザインがあることから、自分が求めているものがはっきりしたのではないかと思います。
ワックス掛けによりお気に入りの板の魅力を最大限引き出し、大切に使用していけたら良いですね。
スノーボード用ワックススタンドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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