炎から地面を守るために必須の焚き火台ですが、火の粉が飛んだり灰が落ちることもあり、それだけでは不十分とも言えます。
そんな時に役立つのが、焚き火台の下に敷くだけで、地面を焚き火の熱から守ってくれる焚き火シートです。
焚き火シートは、安いながらも十分の性能を持った、コスパの良い商品もたくさんあります。
そこで、安くても扱いやすく、十分に役割を果たしてくれる焚き火シートを、選び方も含めて10個ご紹介します。
コスパ最強の焚き火シートを使うメリット
安い
焚き火シートは、炎の熱を地面に伝えないようにするため、防炎機能の素材が使われ、高価になってしまいがちです。
しかし、中にはしっかりした性能を持ちつつ、低価格に抑えたコスパの良い焚き火シートもあります。
特に慣れていない方などは、使ってみないと使いやすいものか判断できないので、安く購入できるのは大きなメリットです。
買い替えしやすい
あまり高価なシートを購入してしまうと、使いにくくても「もったいないから」と無理に使い続けてしまうかもしれません。
もちろん長く使い続けることは良いことですが、シーンや用途に合わないシートを無理に使うのは不便です。
安いものであれば、多くの焚き火シートを試すことができ、結果的により良い商品に辿り着けるかもしれません。
小さくたたみやすい
安い焚き火シートは、薄い生地のものが多く、軽く折りたたみができ、コンパクトになります。
焚き火シートは焚き火台など、多くの荷物と一緒に持ち運ぶことが多いので、小さくできて持ち運びやすいのはメリットです。
また、小さくてコンパクトであれば、常に携帯しておくこともでき、ちょっとしたシートとしても使うことができます。
コスパ最強の焚き火シートを使うデメリット
生地が薄い
生地が薄いと、小さく折りたためて良いのですが、耐熱性能などの機能面では不安な点があります。
焚き火シートは地面を熱から守るためのものなので、薄すぎて熱が地面にそのまま届いてしまっては意味がありません。
また、火の粉が飛ぶことも多いので、簡単に穴が開いて、地面を焦がしてしまわないよう注意が必要です。
劣化が早い
コスパの良い焚き火シートは、頑丈な素材でできた丈夫なものに比べて、劣化するのが早いのも特徴です。
安いシートであれば買い直すのも良いかもしれませんが、あまりにも早く劣化して使えなくなってしまうのは不便です。
使用後には拭き掃除をしたり、乾かしたりと、しっかりお手入れすることで長持ちさせることもできます。
汚れが落ちにくい
安い焚き火シートの中には、汚れが生地に染み込みやすく、汚れを落とすのが難しいものもあります。
汚れが染み込んでしまうと、より劣化も早まりますし、見た目も気持ちの良いものではありません。
安いものでも、汚れを弾きやすく、拭き掃除で簡単に落とせるものもあるので、生地の特徴も確認しておくと良いでしょう。
コスパ最強の焚き火シートの選び方
大きさや形で選ぶ
焚き火シートは、使う焚き火台のサイズや形状に合わせて、少し大きめなものを選ぶのが基本です。
しかし、焚き火台によって、溢れる心配のないものや、大きな隙間から多くの灰が溢れるものなど、種類によっても異なります。
特に慣れていないうちは、大きめなものを使い、使っていくうちにサイズを調整していくと良いでしょう。
大きめなシートであれば、灰を地面に落とさず安心なうえに、大きすぎて困ったときは少し折り込んで使うこともできます。
また、焚き火シートは正方形のものだけではありませんので、焚き火台に合わせて形のあったものを選びましょう。
素材で選ぶ
焚き火シートは素材によって、機能性、金額など、異なる点も多いので注意が必要です。
焚き火シートの素材は、「グラスファイバー」や「カーボンフェルト」などがありますが、どちらも耐燃性に優れています。
グラスファイバーは、触るとチクチクとした感覚がありますが、手袋を使ったり、収納袋に収納しておけば問題ありません。
カーボンフェルトは少し折りたたみにくく、嵩張ることもありますが、触り心地が良く、断熱効果が非常に高いのが特徴です。
地面に近い焚き火台を使うときはカーボンフェルト、高さのある焚き火台にはグラスファイバーがおすすめです。
収納のしやすさで選ぶ
焚き火台は必須でも、地面の状態によっては焚き火シートを使わなくて済む場合も少なくありません。
それでも、地面の状態は実際に見てみないと分からないため、持っておかないと必要になった時に困ってしまいます。
そんな時、コンパクトに収納できるものであれば、使わなくても場所を取って邪魔になるようなことはありません。
厚みがある焚き火シートは断熱性能が良く丈夫ですが、厚すぎると折りたたみにくく、邪魔になってしまいます。
また、焚き火シートは地面に敷くことで汚れがつきやすいので、他の荷物が汚れないよう、専用の収納袋があると安心です。
コスパ最強の焚き火シートおすすめ10選
【CARBABY】
焚き火シート ガラス繊維
ガラス繊維でできているため、素手で触った時にチクチクとした感覚がありますが、耐熱性に優れた便利な焚き火シートです。
収納用のポーチが付属するため、他の荷物と一緒にコンパクトに持ち運ぶことができます。
四隅には、ペグで固定するための穴が空いており、風が吹く中でも地面にしっかり固定ができて安心です。
【HUEILM】
焚き火シート スパッタシート
ペグや収納ケースが付属しており、持ち運びやすく、耐水性が強いのでお手入れが楽にできます。
表面は特殊な加工が施されているため、ガラス繊維が使われていますが、チクチクしないのが特徴です。
焚き火シートは地面と接したり、灰が落ちたりと、汚れやすいので、拭き掃除しやすいのは嬉しいポイントです。
【ロゴス】
たき火台シート(81064021)
横長の焚き火シートは、焚き火台を設置した隣に、他の器具や薪をおくこともでき、スペースを有効活用することができます。
ガラス繊維が使われているため、取り扱いには注意が必要ですが、耐熱効果が高く、芝生などの上でも安心です。
耐熱性が高いので、二つ折りにしてテーブルに敷くことで、卓上のバーベキューにもおすすめです。
【ロゴス】
たき火・BBQ ヒートブロックマット(81063020)
ガラス繊維ではないため、触ってもチクチクしにくく、設置や片付けの際に繊維が刺さって嫌な思いをすることはありません。
角が丸くカットされているため、別の焚き火シートの下敷きにすることができ、シートのペグ穴がそのまま使えて便利です。
柔らかい触り心地のため、拭き掃除は難しいですが、黒色で汚れが目立ちにくく、痕が付きづらいのも特徴です。
【UTEBIT】
焚き火シート 円形
焚き火シートでは珍しい円形タイプのため、一般的な焚き火台のほか、円形の焚き火台にもおすすめです。
持ち運び用のケースと、ペグ4本が付属するため、4箇所空いた穴にペグを刺してシートを固定することができます。
チクチクしない柔らかい触り心地ですが、枯れ葉やゴミが付きやすいので、日頃のお手入れは重要です。
【YITGOG】
焚き火シート シリコン
両面とも黒色で汚れが目立ちにくく、焚き火シートとしてだけでなく、荷物置きやテーブル上のマットとしても使うことができます。
収納ケースとペグが4本セットとなっており、四隅のハトメで地面にしっかりと固定することが可能です。
表と裏の両方に撥水加工が施されており、湿った地面や、多少の雨でも安心して使うことができます。
【Taiiti】
スパッタシート ストーブシート
スパッタシートは、金属の溶接や切断の現場でも使われる、火花が炎上しないための防炎シートです。
厚みがあり耐熱性に優れているため、火の粉が飛んでも簡単に穴が開くことはなく、安心して焚き火を楽しむことができます。
収納袋がありませんが、コンパクトに折りたたみができるので、持ち運びにも困りません。
【ChillCamping】
焚き火シート
シリコンコーティングが施されたガラス繊維で、チクチクせず、お手入れが簡単な六角形の焚き火シートです。
外側のスナップボタンを留めることで、へりができるため、灰が溜まりやすく、片付けがスムーズにできます。
サイズはやや大きめに感じますが、専用のポーチに収納することができ、コンパクトに持ち運ぶことが可能です。
【NBEUCA】
焚き火シート 極厚グラスファイバー
非常に軽く、専用のケースに入れて、コンパクトに持ち運びができ、展開すると横長になる焚き火シートです。
焚き火シートは汚れやすいものですが、特殊な加工により防水性能が高く、水洗いすることができます。
四隅には固定用のハトメがあり、ペグを用意すれば、風が吹いていても、しっかりと地面に固定することができます。
【Chisafly】
焚き火シート ガラス繊維
6層に重ね合わせた構造で、厚みがあり、耐久性や耐熱性能、防水性も備わった、非常に扱いやすい焚き火シートです。
たたんだときに少し厚みが気になりますが、付属のポーチに収納することができ、コンパクトになります。
デザイン、機能性ともに劣ることなく、様々なシーンに役立つ、コスパの良い商品です。
まとめ
ご紹介した通り、最近の焚き火シートは安くても機能性が高く、便利に使えるものも多くあります。
ぜひ、シチュエーションに合わせて、使い勝手の良い、高コスパの焚き火シートを探してみてください。
コスパ最強の焚き火シートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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