インフレーターマットを使いたいけど、穴が空いたらどうするの、と疑問に思っていませんか?
インフレーターマットの一番の不安要素は、パンクや空気漏れです。
そんな不安を解消するために、リペアキット、つまり修理キットを準備しましょう。
修理キットはマットに付属していることもありますが、用途によって種類もあるので、自分に必要な修理キットを探してみてください。
今回は、インフレーターマットの修理キットを紹介していきます。
目次
インフレーターマット修理キットとは
インフレーターマットは空気を入れて膨らませるマットですが、何かのトラブルで穴があいてしまうことがあります。
そんな時に使うのが、修理キット、またはリペアキットと呼ばれるものです。
修理キットには様々な種類のものがあります。
接着剤を使用するものは、乾燥時間が長いものが多く修理時間が長いのですが、補修力は強いので、上手に修理すれば長く使用可能です。
接着剤にも種類があり、溶剤系の接着剤は乾燥まで数時間以上かかりますが、UV硬化型は紫外線を当てて1分程度で固まります。
シートやパッチのみで修理できるものは、すぐに修理できるので持っていると安心ですが、修理強度に不安があります。
修理の状態によっては、再修理や有償修理が必要になる場合があるでしょう。
インフレーターマット修理キットを使うメリット
マットが復活する
修理キットを使う最大のメリットは、マットが再び使えるようになることです。
もしマットに穴が空いてしまったら、キャンプを中止しなくてはならないかもしれません。
中止しなくても、マットなしで寝ると地面の冷気で熟睡できないことがあります。
そんな時に修理キットで補修できれば、そのままキャンプを楽しむことができるのです。
修理代が安くすむ
インフレーターマットに穴が空いてしまった場合、保証期間外の場合はメーカーに有償修理を頼むのも方法のひとつです。
しかし、見た目もよく、しっかり修理してくれる代わりに、修理代が高くついてしまうでしょう。
修理キットを使用すれば、見た目や修理強度は少し劣っても、自分で修理を行うので修理代を安く抑えることができます。
道具に愛着が湧く
自分で修理をした道具には自然と愛着が湧くものです。
愛着が湧けば、道具を大切に使うようになるので、結果的に長く使えるようになります。
また、修理箇所を見れば、その時のキャンプの思い出がよみがえって来たりします。
自分のお気に入りの道具を使ってするキャンプは、なんともいえない満足感で満たされるはずです。
持っていると安心感がある
キャンプにインフレーターマットを持っていく際の不安材料はなんと言ってもパンクです。
しかし、修理キットを持っていれば安心感があるので、キャンプでインフレーターマットを使用する不安も減るでしょう。
不安を抱えながらでは、心からキャンプを楽しめないので、ぜひ修理キットを準備してから、キャンプに出かけてください。
インフレーターマット修理キットを使うデメリット
応急処置しかできない
キャンプ場で修理キットをつかって補修しても、少しづつ空気が抜けて、朝にはぺちゃんこになってしまうこともあります。
すぐに修理できるキットは、破損の状況や補修状態や強度によって、完全には空気もれを防げない場合があります。
フィールドでの修理は応急処置と考えて、再度きちんと修理をしてください。
保証が効かなくなる可能性がある
インフレーターマットの空気が漏れた際に自分で修理をすると、改造とみなされて保証の対象外とされてしまう可能性があります。
付属のリペアキットや、正規品を使用した場合はその限りではありませんが、他メーカーのものを使う場合は注意が必要です。
いずれにしても、保証対象外になる可能性があることを頭に入れておきましょう。
場合によっては有償での修理が必要
修理キットで補修しても、修理環境やキットの補修強度によって、空気漏れが再発してしまう場合があります。
修理キットを使って自分で修理したけど、結局メーカーでの有償修理が必要になってしまう可能性も。
しかし、キャンプ場ですぐに修理するためには修理キットでの補修が必要なので、そこは仕方がないのかもしれません。
インフレーターマット修理キットの選び方
タイプで選ぶ
修理キットには、シートやパッチのみで修理できて応急修理に適したものと、接着剤を利用して恒久的に修理するものがあります。
インフレーターマットには、修理キットが付属しているものもあるので、まずは、付属品がどちらのタイプなのかを確認してください。
その上で、違うタイプのものを選ぶと、キャンプ場での応急修理にも自宅での修理にも対応できます。
どちらも持っていない場合は、両タイプを揃えるのをおすすめしますが、緊急度を考えると、応急修理できるものから選びましょう。
少し高価ですが、UV硬化型の接着剤を使用したタイプは、すぐに修理できて強度もあるのでおすすめです。
メーカーで選ぶ
もし、自分のインフレーターマットと同じメーカーが修理キットを販売していれば、それを選ぶのもいいでしょう。
マットのアクセサリーとして、修理キットを販売している場合があるので、同じメーカーであればマットとの相性はいいはずです。
もし、ない場合は他のメーカーのものでもいいですが、メンテナンス用品専門ブランドの製品を選ぶのもおすすめです。
インフレーターマット修理キットおすすめ5選
【サーマレスト】
パーマネント ホームリペアキット(30299)
穴が空いてしまったエアマットを、恒久的に修理するリペアキットです。
アルコール洗浄綿で修理箇所をきれいにした後に、接着剤とパッチで穴を塞ぎます。
接着剤が完全に乾くまでは24時間かかりますが、その代わりに強力な補修が可能です。
数色のリペアパッチがあるので、製品の色によって使い分けができます。
【サーマレスト】
インスタントフィールドリペアキット(30588)
キャンプ場や登山中など、フィールドでの応急修理をするためのリペアキットです。
グルードットと呼ばれる、半固形の接着材で穴をふさいで、透明パッチを貼り付けます。
接着剤を使うタイプとパッチのみのタイプの、両方のメリットを持つ修理キットです。
グルードットを複数個つかうことで広範囲の空気漏れにも対応します。
【シートゥサミット】
リペアキット(ST81187001)
パッチを貼るだけで修理可能なリペアキットです。
キャンプ中に空気が漏れてしまった時にすぐ補修できるのでとても便利です。
パッチは丸型と正方形の2種類がついており、補修箇所の大きさや形状によって使い分けることができます。
スペアのバルブがついているので、対象のバルブであれば、劣化などによる空気もれの補修も行えます。
【エクスペド】
マット用リペアキット(395358)
UV硬化型の接着剤を使用したリペアキットで、付属のUVライトで接着剤を硬めて穴を塞ぎます。
通常の溶剤系の接着剤と違って、硬化時間が30秒から1分と短く済むので、修理時間の短縮が可能です。
付属のアルコールワイプで拭き、UV硬化型接着剤で穴を塞いだあとに、耐摩耗性のTPU修復パッチを貼り付けます。
【ギア エイド】
フレックスパッチ(13008)
アウトドアウェアやギアの、メンテナンス用品の専門ブランドの、修理キットです。
伸縮性のある補修用パッチで、透明で滑らかな耐摩耗性のTPUと超強力な粘着力が特徴です。
補修箇所に応じて自由な形、大きさにカットして貼り付けます。
単体でも使用可能ですが、他の接着剤と合わせて使用することで、補修をより強固なものとします。
まとめ
いざという時に役に立つ、インフレーターマット用の修理キット。
パンクや空気漏れの不安があってはキャンプを心から楽しめません。
あなたのマットにあった修理キットを見つけて、安心で楽しいキャンプに出かけましょう。
インフレーターマット修理キットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方