低音域から高音域まで幅広い周波数で息遣いや繊細な音まで、高感度で拾うことが出来るコンデンサーマイク。
その名の通り、電気の充電と放電を同時に行う機能を持ったコンデンサーを使ったマイクです。
アーティストのレコーディングや、Youtubeなどのストリーミングでの動画配信で使用されています。
これから動画配信などを始めたい方におすすめの、初心者向けコンデンサーマイク10選をご紹介します。
目次
- 1 初心者向けコンデンサーマイクを使うメリット
- 2 初心者向けコンデンサーマイクを使うデメリット
- 3 初心者向けコンデンサーマイクおすすめ10選
- 3.1 【MXL】 コンデンサーマイク(MXL770MIDNIGHT)
- 3.2 【LEWITT】 040 マッチペアコンデンサーマイク(LCT-040-MATCH-PAIR)
- 3.3 【WARM AUDIO】コンデンサーマイク(WA-47jr)
- 3.4 【Elgato Wave:3】 スタジオレベルUSBコンデンサーマイク(10MAB9901)
- 3.5 【Anker】PowerCast M300(A33X0)
- 3.6 【オーディオテクニカ】AT4040
- 3.7 【ソニー】コンデンサーマイク(C-100)
- 3.8 【JBL】QUANTUM STREAM(JBLQSTREAMBLK)
- 3.9 【Faunow】 コンデンサーマイク マイクスタンド付き
- 3.10 【RODE】超小型コンデンサーマイク (VIDEOMICRO)
- 4 まとめ
初心者向けコンデンサーマイクを使うメリット
高感度
コンデンサーマイクは感度が高く、繊細な音を高い音質で録音できます。
特にレコーディングや、落ち着いた環境での音楽シーンで使用されることが多く、楽器や音声を強調表現したい時に活躍します。
ライブ配信やゲーム実況でもしっかりと音を拾ってくれるので、最近では幅広い分野で使用される機会が増えています。
幅広い周波数
コンデンサーマイクは感度の高さだけでなく、高音から低音まで幅広い周波数を拾ってくれます。
そのため、アーティストの素敵な高音域から低音域まで、全ての歌声を漏らさず録音が可能です。
特にコンデンサーマイクは高音域に対して優秀なので、高音域を録音したい場合はコンデンサーマイクがおすすめです。
小型で幅を取らない
コンデンサーマイクは小型のものが多く、自宅でも幅を取らずに使用できます。
特に近年は、デスクで使用できるサイズのものが主流になり、ケースに入れて収納できるサイズのマイクもあります。
コンデンサ部分が小型化しやすいので、小型に特化したサイズのコンデンサーマイクが増えています。
初心者向けコンデンサーマイクを使うデメリット
ファンタム電源が必要
コンデンサーマイクを使うには、特殊な電源が必要です。
特殊な電源はファンタム電源と呼ばれ、基本的にコンデンサーマイクはこの電源が無いと使うことが出来ません。
このようにコンデンサーマイクにはファンタム電源が必要なので、使える場所も限られてしまいます。
しかし、近年ではファンタム電源が不要なタイプ登場しています。
湿気や衝撃に弱い
コンデンサーマイクは湿気や衝撃に弱く、とてもデリケートな精密機器です。
持ち運び時の際に、衝撃や振動を与えてしまうと簡単に壊れてしまいます。
また、湿気にも弱いためコンデンサーマイクを使わないときの、保存方法にも注意が必要です。
保存するときは袋でマイクを覆い、湿気の少ない場所に保存しておきましょう。
雑音が入りやすい
コンデンサーマイクのデメリットは、感度が高すぎるため雑音が入りやすいと言う点です。
マイクの周辺が騒がしい環境だと、周辺の雑音を拾ってしまったり、ハウリングしてしまう事もあります。
コンデンサーマイクを使用する際は、周辺に注意して雑音が入りにくい環境で使用するようにしましょう。
初心者向けコンデンサーマイクおすすめ10選
【MXL】
コンデンサーマイク(MXL770MIDNIGHT)
Youtubeの動画撮影でも度々使用されている、人気のコンデンサーマイク、MXL-990の限定カラー。
入力感度が10mv/Paと申し分ない高さで、ストレートな音質に加え大音圧にも対応しています。
また耐久性も高く、長年使っても壊れにくいと定評のあるコンデンサーマイクでもあります。
サイズも比較的小さく、ライブ配信などでも使いやすいマイクです。
【LEWITT】
040 マッチペアコンデンサーマイク(LCT-040-MATCH-PAIR)
商品名にも楽器録音用とあるように、楽器の録音に特化したコンデンサーマイクです。
特に、アコースティックギターやドラムに特化しており、楽器の表現力をより一層際立たせたい方におすすめです。
【WARM AUDIO】
コンデンサーマイク(WA-47jr)
回路は東芝、コンデンサはパナソニックと言った日本人には馴染みのあるメーカーを中心に作られています。
指向性切り替えが可能で、双指向性と無指向性を使用環境に応じて使い分けることが可能です。
デザインもニッケルカラーと外見も格好よく男性に人気です。
【Elgato Wave:3】
スタジオレベルUSBコンデンサーマイク(10MAB9901)
ライブ配信やゲーム配信に特化したコンデンサマイク。
対応機種がPCかつ接続先がUSBとなっており、近年の録音環境に特化したマイクとなっています。
コンデンサーマイクの弱点である、特殊な電源を不要としているので、汎用性が非常に高いマイクです。
LEWITT製のオーディオ内蔵で、WAVELINKソフトウェアと連動させることで、音源の調整も可能です。
【Anker】
PowerCast M300(A33X0)
16mmの大型コンデンサーを使用したコンデンサーマイク。
こちらのマイクもストリーマー向けのマイクで、単一指向性の高感度マイクで不要なノイズを防ぎます。
また、集音レベルも調整可能で、マイクとの距離に合わせて調整できます。
マイクの方向が横360度、縦180度に回転可能な構造になっています。
【オーディオテクニカ】
AT4040
1インチ大口径ダイアフラムを使用したコンデンサーマイク。
自宅でもスタジオで録音したかの様なクオリティで、音声を録音可能。
付属の専用ショックマウントを使用すれば、足音などの振動を軽減できます。
プロフェッショナルなレコーディング環境で録音したい方にはお勧めのコンデンサーマイクです。
【ソニー】
コンデンサーマイク(C-100)
ソニーから26年ぶりに販売されたハイスペックなコンデンサーマイク。
集音の指向特性は、単一指向性、全指向性、両指向性の3種類に切り替え可能で、集音帯域は20Hz-50KHzです。
防振性と制振性を確保する「防鳴筐体構造」も兼ね備えており、プロも愛用するモデルです。
【JBL】
QUANTUM STREAM(JBLQSTREAMBLK)
JBLから販売されている高品質のデュアルコンデンサーマイクです。
使用シーンに応じて、単一指向性と無指向性を簡単に切り替え可能。
JBLがこだわり抜いた、ショックマウント構造を採用しており、低音域帯が原因ののノイズを吸収してくれます。
本体は、3in1の設置機能を搭載しており、卓上、三脚、アームとの取り付けの3種類の方法で設置可能です。
【Faunow】
コンデンサーマイク マイクスタンド付き
スマホ接続可能な単一指向性のコンデンサーマイク。
カーディオイド性集音の高い音質での録音が可能で、20Hzから16KHzまで幅広い音域帯を録音できます。
最大270度まで角度調整可能で、卓上の使用に最適のマイクで、スマホでも音声を録音したい方にお勧めです。
【RODE】
超小型コンデンサーマイク (VIDEOMICRO)
コンデンサーマイク史上最少型かつ最軽量とされる、RODEのマイク。
AUXでの接続で使用可能で、主に一眼レフカメラに取り付けて使用されます。
周波数も100Hz-20KHzと小型ながら幅広い音域を録音可能で集音性能は正面に集中しノイズも防止します。
まとめ
ゲームやライブ配信から、レコーディングまで幅広い分野で使用されるコンデンサーマイク。
近年では、ファンタム電源ではなく、USBやAUX接続で電源を供給する製品も増えています。
録音環境に合わせたコンデンサーマイクが、たくさん登場しているので自分の環境に合ったマイクを使いましょう。
初心者向けコンデンサーマイクの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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