ゲームをしながら通話したり、ライブ配信に使うことが多いマイクですが、種類が豊富すぎて選びづらいですよね。
コンデンサーマイクひとつ取っても、USB接続とXLR接続があり、選び方が分からなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、XLR接続のコンデンサーマイクについてや、選び方を紹介します。
音質を追求したい人は、是非参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
XLR接続のコンデンサーマイクとは
現在主流であるUSB接続とは違い、XLRケーブルを使って接続するコンデンサーマイクのことです。
接続先は基本的にオーディオインターフェイスやミキサーとなっており、これらが無い場合は音が出せません。
そのため、気軽に使えるUSB接続と比べて予算が高くなる傾向にあり、セッティングも大変です。
ですが、そのぶん最高のパフォーマンスを発揮してくれるので、音質を強化したい人は選んでみることをおすすめします。
XLR接続のコンデンサーマイクを使うメリット
XLR接続のコンデンサーマイクを使うことで得られるメリットは、次のとおりです。
- 音質が良い
- オーディオインターフェイスで微調整が可能
- 様々な用途がある
音質が良い
近年のUSB接続のマイクも音質がかなり向上しており、ノイズなどにも強くなっています。
しかし、XLR接続のコンデンサーマイクであれば、極限までノイズをカットすることも可能で、クリアな音声を届けられます。
実はマイク本体は安価なモデルも多く存在しているので、購入のハードルは低いです。
オーディオインターフェイスで微調整が可能
XLR接続をするためにはオーディオインターフェイスが必要で、大抵のオーディオインターフェイスにはボリュームやバランス調整の機能が付いています。
また、音の遅延などに悩んでいる場合、オーディオインターフェイスを導入することで解決することも。
もちろん、パソコン側のソフトでいくらでも調整できますが、手元で瞬時に変更できるのもメリットといえます。
様々な用途がある
XLR接続であれば基本的に音質が良くなるのですが、通話やライブ配信はもちろん、ラジオや歌のレコーディングなどにも使えます。
そのため、様々な用途で使えるので、ライブ配信だけではなく、歌も録音してみたい人におすすめです。
XLR接続のコンデンサーマイクを使うデメリット
一方でデメリットは下記の通りです。
- オーディオインターフェイスが必要
- マイク以外に用意するものが多い
- セッティングが難しい
オーディオインターフェイスが必要
先程も出てきましたが、XLR接続のコンデンサーマイクをパソコンで使うには、別途オーディオインターフェイスが必要です。
マイク自体が安価でも、オーディオインターフェイスが高価なので、結局出費は増えてしまいます。
ですが、無いと音を出すことができないので、マイクと合わせて必ず購入しましょう。
マイク以外に用意するものが多い
USB接続のマイクと違って、XLR接続のコンデンサーマイクはマイク以外に用意するものが多いです。
オーディオインターフェイスをはじめ、XLRケーブルやポップガード、ショックマウントやマイクアームなどが主に挙げられます。
これらを一通り集めると、意外にお金がかかってしまうことも。
最初からマイクとケーブルがセットになっている商品もありますので、そういったものを選びながら、予算を抑えることをおすすめします。
セッティングが難しい
USB接続であれば、パソコンなどのUSBポートに挿すだけで簡単に使えます。
しかし、XLR接続のコンデンサーマイクは、パソコンとオーディオインターフェイス、オーディオインターフェイスとマイクを繋がなければなりません。
そのため、初心者の場合、かなり分かりづらくセッティングが難しいことも。
ですが、基本的にオーディオインターフェイスの接続方法は検索で出てくるので、分からなければ調べてみることをおすすめします。
XLR接続のコンデンサーマイクの選び方
XLR接続のコンデンサーマイクの選び方についてですが、下記のことがポイントです。
- XLRケーブルとセットかどうか
- 音質はどうか
XLRケーブルとセットかどうか
絶対にXLRケーブルが無いと接続できないため、購入前にそのコンデンサーマイクにXLRケーブルが付属しているのか確認しましょう。
無い場合は別途用意する必要があり、オーディオインターフェイスなどを用意したにも関わらず、XLRケーブルだけ無いと悲惨なことになってしまいます。
大体、商品ページに記載されているため、隅々まで見ておくことをおすすめします。
音質はどうか
音質については好みが分かれるところで、もちろんマイクだけでなくオーディオインターフェイスや使用ソフトの影響もあるため、一概に参考にすることはできません。
ですが、どのような感じなのかというのは確認できるため、気になるモデルを使っているストリーマーやプロゲーマーの動画やライブ配信を実際に見たり、レビュー動画を参考にすることをおすすめします。
ですが、これには欠点があり、大抵の人が有名なメーカーや人気のあるモデルしか使っていないので、マニアックなモデルの音質は参考にできないことがほとんどのため、注意しましょう。
XLR接続のコンデンサーマイクおすすめ10選
【CUSTOM TRY】
CM-3000X/BK
格安ながらスタンド・ショックマウント・ウィンドスクリーン・XLRケーブルがセットになっており、ファンタム電源さえあれば使えるコンデンサーマイクです。
単一指向性なので、ピンポイントに音声だけを拾ってくれるほか、ウィンドスクリーンのお陰でポップノイズも防いでくれます。
入門編のコンデンサーマイクのセットとしておすすめです。
【マランツプロ】
888M MPM-1000
スタジオレベルのパフォーマンスを発揮してくれるコンデンサーマイクです。
歌やラジオはもちろん、ライブ配信でも最高の音質を届けてくれるマイクで、響く低音からクリアな高音まで幅広く対応してくれます。
内部には高感度の18mmのコンデンサーカプセルを搭載しており、非常に優れた集音性があります。
【マランツプロ】
888M M4U
スリムタイプのコンデンサーマイクで、省スペースでも使えるうえに、手持ちでもラクラク使えるタイプです。
付属のA/Dコンバーターはヘッドホン出力が搭載されており、遅延無しでマイクの音声をチェックできます。
ファンタム電源を繋いでパソコンで使うほかに、スマホやタブレットでも使えるマイクなので、様々なデバイスで使いまわしたい人におすすめです。
【YAMAHA】
コンデンサーマイクロフォン YCM-01
音楽向けのマイクをたくさん販売しているYAMAHAですが、このマイクは配信用のコンデンサーマイクとして発表されたモデルです。
マイク単体での販売なので、XLRケーブルが付属しておらず、他にもマイクスタンドなどを別途用意する必要があります。
低音から高音までフラットな音質となっているので、幅広く対応してくれます。
【AKG】
Project Studio Line P120
ボーカルレコーディングでもライブ配信でも、どちらにも幅広く対応してくれるコンデンサーマイクです。
AKGのマイクの中でもエントリーモデルに位置しており、上位モデルの性能を所どころ継承しながらも、コスパを最優先に考えられた商品です。
自宅でも気軽に使えるように、非常に性能の良いノイズ対策が施されています。
【オーディオテクニカ】
コンデンサーマイクロホン AT2020
オーディオテクニカの中でもエントリーモデルにあたる、コンデンサーマイクです。
数多くのプロゲーマーやストリーマーが使っていることもあり、知名度も高いため、常にAmazonのベストセラー1位に君臨しています。
それだけ性能と価格のバランスが良く、定番のコンデンサーマイク入門機として愛されています。
【Behringer】
コンデンサーマイク TM1
ポップガード付きのショックマウントと、6mのXLRケーブルが付属しているコンデンサーマイクです。
本体もシルバーでスタイリッシュになっており、どんなゲーミング環境にもマッチしてくれます。
通話やライブ配信で気になるバックグラウンドノイズをしっかりカットしてくれるので、クリアな音声を届けられます。
【MXL】
コンデンサーマイク V67G-HE
ショックマウント・ポップフィルター・ケースまで全てシルバーで、高級感の漂うコンデンサーマイクです。
ですが、価格は2万円を切っており、性能と価格のバランスが非常に良く、コスパ最高の商品です。
低音から高音までナチュラルな音質となっており、クセもなく使いやすくなっています。
【ロジクール G】
Blue Spark SL BM1100BK
ロジクールGのマイクの中でもトップクラスに人気のあるモデルで、ライブ配信だけでなくレコーディング用としても非常に優秀なマイクです。
繊細で透明感のあるサウンドが特徴的で、低音はより響き、高音はよりクリアになります。
ハイパスフィルターを採用しているので、デスクやバックグラウンドノイズなどを低減し、音のクリアさを更に向上してくれています。
【Donner】
コンデンサマイク DC87
手元にローカットスイッチが付いており、簡単に低音を小さくできるため、低いノイズなどを入れないようにできます。
優れたダイナミックレンジと柔らかい音質で、声をより一層際立たせてくれます。
金属製で耐久度が高く、全体的に高級感もあるため、ゲーミング環境にも馴染んでくれること間違いなしです。
まとめ
USB接続のマイクより音質にこだわりたい人向けの、XLR接続のコンデンサーマイク。
実は安価なモデルも多いため、手軽に試せる商品が多くなっています。
本記事を参考に、音質を追求したい人は是非選んでみてください。
XLR接続のコンデンサーマイクの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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