近年ゴルファーの中で人気が高い、ボア搭載のゴルフシューズ。
ゴルフシューズ売り場でボア搭載ゴルフシューズが占める割合も、非常に多くなってきました。
では、ボアが搭載されていると、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここではボア搭載のメンズゴルフシューズのメリットやデメリット、ボア搭載メンズゴルフシューズの選び方をご紹介します。
合わせて、今おすすめのボア搭載メンズゴルフシューズも多数紹介していきます。
目次
- 1 ボア搭載メンズゴルフシューズとは
- 2 ボア搭載メンズゴルフシューズを使うメリット
- 3 ボア搭載メンズゴルフシューズを使うデメリット
- 4 ボア搭載メンズゴルフシューズの選び方
- 5 ボア搭載メンズゴルフシューズおすすめ10選
- 5.1 【フットジョイ】フューエルBOA(55448J)
- 5.2 【ミズノ】ネクスライト 008 ボア(51GM2120)
- 5.3 【アディダス】コードカオス22 BOA(LVL63)
- 5.4 【アシックス】ゲルプレショットボア(1113A003)
- 5.5 【キャロウェイ】エアロスポーツボア(C22996110)
- 5.6 【ニューバランス】UGBS574v3 BOA (UGBS574v3)
- 5.7 【ブリヂストン】TOUR Bゼロスパイクバイターワイド(SHG080)
- 5.8 【エコー】バイオム G3 防水ゴアテックス BOA(13183401007)
- 5.9 【ナイキ】スパイクヴェイパー プロボア(AQ1789)
- 5.10 【フットジョイ】ツアーアルファ デュアル BOA(55520J)
- 6 まとめ
ボア搭載メンズゴルフシューズとは
「ボア」とはゴルフシューズに付いているワイヤーを調節するダイヤルのことをいいます。
靴紐ではなくワイヤーが通っているタイプで、ダイヤルを使ってワイヤーを調節することによりフィット感を調整するのです。
ちなみに「ボア」とはダイヤルを作っているアメリカの会社の名前です。
ほかにもダイヤルを作っている会社はいくつかあり、プーマなどはメーカー独自でダイヤルを作っています。
さまざまなダイヤルがありますが、ダイヤル式ゴルフシューズのシェア率でいうとボアが最大手です。
ここではボア搭載のメンズゴルフシューズについて詳細を説明していきます。
ボア搭載メンズゴルフシューズを使うメリット
脱ぎ履きが楽
ボア搭載のゴルフシューズの一番の利点は「脱ぎ履きが楽」なことです。
靴紐タイプは履く度に紐を結ぶ必要があり、さらにはきちんと結ぶにはそれなりの時間がかかります。
しかしボアの場合、ダイヤルをクルクルするだけでワイヤーを調節でき、脱ぐ時もダイヤルを引っ張るのみ。
そのため、一度ボアを使うとその手軽さで、靴紐タイプに戻れないという人も非常に多いです。
種類が豊富
近年人気が出てきているボア搭載ゴルフシューズ。
それにより、メーカーも数多くのボア搭載シューズを販売するようになってきました。
ひと昔前では靴紐タイプが主流でしたが、今ではゴルフシューズ売り場の半分以上がボア搭載シューズになってきています。
そのため種類が豊富で、選べる幅も非常に広いのが利点です。
緩みにくい
靴紐タイプのゴルフシューズの場合、きちんと結んでいないと、歩いていて紐が緩んだり解けたりすることがあります。
一方、ボア搭載のゴルフシューズの場合、締めすぎて負荷がかかり過ぎるとホールドが外れます。
しかし、適切な締め付けであればラウンド中にワイヤーが緩まることはほとんどありません。
ボア搭載メンズゴルフシューズを使うデメリット
細かい調整が出来ない
靴紐タイプのゴルフシューズの場合、足の甲の形に合わせて部分的に紐を緩めたり締めたりと細かい調整が出来ます。
一方ボア搭載のゴルフシューズは、ワイヤーで足全体を均一に締め付ける作りです。
そのため、つま先や足の甲に合わせた細かい調整が出来ないのがデメリットとなります。
足の形に合わせてフィット感を細かく調整したい人は、靴紐タイプの方がおすすめです。
価格が高い
ボア搭載のゴルフシューズは、強度の高いワイヤーやダイヤルを使用しています。
そうすると、基本的な製造コストが高くなってしまうのです。
一方靴紐タイプは、ワイヤーに比べて紐が安価なことやダイヤルがついていないことでコストが安くなります。
そのため、ボア搭載のシューズの方が、どうしても価格が高くなってしまうのがデメリットです。
切れたら修理が必要
靴紐タイプのゴルフシューズの場合、靴紐が切れたら靴紐を新しくしてすぐ履くことが出来ます。
しかし、ボア搭載のゴルフシューズだと、ダイヤルが壊れたりワイヤーが切れてしまうと、自分で直すことは非常に難しいです。
そのため、ほとんどがメーカー修理となってしまいます。
メーカーにシューズを送ると直すまでに日数もかかるので、替えのシューズが必要になったり手間がかかります。
ボア搭載メンズゴルフシューズの選び方
スパイクがあるかないか
ゴルフシューズは「ソフトスパイク」と「スパイクレス」の2種類のソールがあります。
ソフトスパイクとは、プラスチック製の鋲がついているシューズです。
鋲はいろいろな形や数があり、それによりグリップ力や重さが変わってきます。
一般的に、鋲がたくさんついているとグリップ力が上がるのですが、その分シューズ自体の重量も上がります。
そして、スパイクレスとは鋲がついていないシューズです。
鋲がない分、ソールの溝によりグリップ力を出すのが特徴となっています。
鋲がないので軽く、歩いても疲れにくいのですが、ソフトスパイクシューズと比べるとグリップ力が強くないものが多いです。
グリップ力を重視するか、軽さを重視するかでどちらを選ぶかが変わってきます。
ボアの位置
ボア搭載ゴルフシューズといっても、シューズによってダイヤルの位置はさまざまです。
足の甲の真上についていたり横についていたり、踵部分についていたり。
真上についている場合、靴紐のように足の甲をしっかり締め付けることが出来ます。
また、横についていると横部分も締め付ける事が出来るので、足幅が狭い人におすすめです。
踵部分のダイヤルは足全体を締め付ける事が出来ます。
ちなみに踵部分のボアダイヤルはフットジョイのみとなっています。
価格
1万円以下のものから4万円を超えるシューズまで、価格はさまざまです。
メーカーによっても違いますし、アッパー素材やソールの形状、防水機能付きかそうでないかでも変わってきます。
素材は本革素材だと価格が高く、合成皮革やメッシュなどは本革より安いのが特徴です。
そしてソールは一般的に、スパイクレスよりソフトスパイクの方が価格が高い傾向にあります。
もちろん高ければいいというわけではないので、機能や素材と価格の兼ね合いで選ぶのがおすすめです。
ボア搭載メンズゴルフシューズおすすめ10選
【フットジョイ】
フューエルBOA(55448J)
フットジョイのスパイクレスシューズです。
フットジョイの特徴である踵部分のダイヤルにより、足首まで締め付けるフィット感の高いシューズとなっています。
そして、シューズの名前でもある「フューエルソール」という突起。
この突起がたくさんあることで、スパイクレスであるにも関わらずグリップ力が高いシューズに仕上がっています。
また、踵部分が広く作られていて、安定性にも優れているシューズです。
【ミズノ】
ネクスライト 008 ボア(51GM2120)
ミズノのスパイクレスシューズです。
こちらはミズノの人気シリーズ「ネクスライト」の中でも、最も軽いシューズ。
3Eと幅広ですが、横部分にダイヤルがついているので、しっかりとフィットする作りです。
アッパー素材もメッシュやニット、合成皮革の3種類から選ぶことができ、防水機能もついているので選べる幅が広がります。
【アディダス】
コードカオス22 BOA(LVL63)
アディダスのスパイクレスシューズです。
人気のコードカオスシリーズ最新作で、アッパー部分の内部にワイヤーが通されている変わった作り。
ワイヤーでダイレクトに足を固定することで、フィット感が増します。
ソール部分は側面まで溝があることにより、インパクト時の衝撃にも耐えるグリップ力の高さを実感できるでしょう。
【アシックス】
ゲルプレショットボア(1113A003)
アシックスのソフトスパイクシューズです。
横部分のダイヤルにより、足の側面を締め付ける作りになっています。
鋲が7個ついているので少々重めですが、その分安定感もあり、グリップ力にも優れたシューズです。
3Eという表記の割には幅狭ということなので、足幅が狭く安定感が欲しい人におすすめ。
【キャロウェイ】
エアロスポーツボア(C22996110)
キャロウェイのソフトスパイクシューズです。
アッパー部分は「PVC」という素材で出来ているので柔らかい作り。
また、構造をシンプルにすることで、足を入れる際に違和感がなく快適な履き心地となっています。
ソールには鋲が7個ついており、グリップ力も高いシューズです。
キャロウェイらしいベーシックなデザインで、どのような服にも合わせやすいシューズとなっています。
【ニューバランス】
UGBS574v3 BOA (UGBS574v3)
ニューバランスのスパイクレスシューズです。
スニーカーとしても定番人気の574シリーズをゴルフシューズにしました。
2Eで横部分にボアがついているので、比較的足幅がスリムな人におすすめです。
スニーカーのようなカジュアルな見た目で、ゴルフ場だけではなく練習場や普段履きにと幅広く履くことができます。
【ブリヂストン】
TOUR Bゼロスパイクバイターワイド(SHG080)
ブリヂストンのスパイクレスシューズです。
このシューズはソールに「SHG900」というラバー素材を使用。
それにより、前作のバイターシリーズよりも、さらに安定感とグリップ力の高いシューズになりました。
しっかりとした作りで防水機能もついています。
また、4Eとかなりの幅広設計なので、グリップ力が欲しい幅広の足の人におすすめです。
【エコー】
バイオム G3 防水ゴアテックス BOA(13183401007)
エコーのソフトスパイクシューズです。
足の甲部分にダイヤルがついており、アッパー部分をしっかりとホールドする作りになっています。
そして、メーカー独自の高品質レザー素材を使うことにより、軽さと通気性がありながら強度に優れたシューズです。
価格は高めですが、それに見合う素材を使用し高級感のある作りとなっているので、こだわりのある人におすすめします。
【ナイキ】
スパイクヴェイパー プロボア(AQ1789)
ナイキのソフトスパイクシューズです。
ナイキのシューズは比較的細身のものが多い点が特徴となります。
こちらのシューズは足の甲にダイヤルがついているので、足幅やアッパー部分が低い、スリムな足の人におすすめです。
モノトーンでシンプルなデザインなので、どのゴルフウエアとも相性が良い合わせやすいシューズ。
【フットジョイ】
ツアーアルファ デュアル BOA(55520J)
フットジョイのソフトスパイクシューズです。
とにかくフィット感と安定性を重視したシューズとなっています。
一番の特徴は2つのダイヤルです。
通常の踵部分のダイヤルに加えて、横部分のダイヤルが足の甲の締め付けを1ミリ単位で調整できるようになっています。
さらに、9個の鋲でグリップ力も抜群。
安定性とグリップ力を求めるなら、ぜひおすすめしたいシューズです。
まとめ
脱ぐのも履くのも手軽にできるボア搭載ゴルフシューズ。
こまめに紐を結び直す必要がないので、その分プレーの集中力も増すかもしれません。
ボアの位置も足の形や好みによって選べるので、実際に色々と試し履きしてみるのもおすすめです。
ボア搭載メンズゴルフシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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