自作PCを組む時に悩むことが多いパーツのひとつに、PCケースがあります。
PCケースは、そのパソコンの見た目を決めるもので、カラーやデザインなど様々。
その中でも、ホワイトは人気があり、近年ホワイトでパソコンを自作する人も増えています。
そこで今回は、白いPCケースの中でもATXマザーボードに対応したモデルを紹介します。
コンパクトなものから大きいケースまで幅広く紹介しているので、参考にしてみてください。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 ATX対応の白いPCケースを使うメリット
- 2 ATX対応の白いPCケースを使うデメリット
- 3 ATX対応の白いPCケースの選び方
- 4 ATX対応の白いPCケースおすすめ10選
- 4.1 【Thermaltake】Versa H26 CS7071 CA-1J5-00M6WN-01
- 4.2 【Corsair】Carbide 275R CS7224 CC-9011133-WW
- 4.3 【Deepcool】CK500 WH R-CK500-WHNNE2-G-1 CS8307
- 4.4 【ANTEC】DP502 FLUX WHITE
- 4.5 【LIANLI】O11 DYNAMIC MINI SNOW
- 4.6 【CORSAIR】5000D CC-9011211-WW
- 4.7 【Fractal Design】Meshify 2 FD-C-MES2C-08 CS8105
- 4.8 【NZXT】H7 Elite CM-H71EW-01 CS8449
- 4.9 【NZXT】H7 Flow CM-H71FW-01
- 5 まとめ
ATX対応の白いPCケースを使うメリット
ATX対応の白いPCケースを使うメリットですが、下記の点が挙げられます。
- ゲーミング環境をホワイトで統一しやすい
- RGBライティングが映える
ゲーミング環境をホワイトで統一しやすい
何といっても最大のメリットは、その見た目です。
ホワイトというだけでスタイリッシュでカッコいいうえに、デスクやマウス、キーボードなど他のデバイスと統一させると、非常に綺麗なゲーミング環境になります。
少し前までは、ホワイトのケースは種類が少なく、かなり限られていましたが、今は各メーカーから様々なモデルが販売されているため、選びやすくもなりました。
RGBライティングが映える
ブラックに比べると光が反射しやすいため、RGBライティングが映える傾向にあります。
また、フロントやトップにメッシュを使っているのであれば、そこから光が漏れて見えるのもカッコいいです。
さらにサイドパネルが強化ガラスなどになっていれば、内部で光っているパーツも見えるので、おすすめです。
ATX対応の白いPCケースを使うデメリット
続いてデメリットですが、下記の点が挙げられます。
- 完全に白いモデルは少ない
- 汚れが目立つ
完全に白いモデルは少ない
安価なPCケースだと、バックパネルや内部、ケース裏などが一部黒くなっているものが多いです。
もちろん、内部まで完全に白いPCケースもありますが、若干価格が高い傾向にあります。
内部を見せないPCケースであれば気になりませんし、特にこだわりが無ければデメリットにならないでしょう。
汚れが目立つ
ホワイトの部分が多ければ多いほど、埃や汚れが目立ちます。
そのため、頻繁に掃除しなければならないのはデメリットのひとつと言えます。
汚れが多いと、RGBライティングも綺麗に見えないので、やはり掃除は大切です。
一方で、汚れが目立つということは掃除の目安が分かりやすいとも言い換えられますので、普段からメンテナンスをこまめにする人にとってはメリットにもなり得ます。
ATX対応の白いPCケースの選び方
ATX対応の白いPCケースの選び方で重要なポイントは下記の通りです。
- 対応している電源ユニットの規格
- グラボや水冷ラジエーターの対応サイズ
対応している電源ユニットの規格
ケースによって、対応している電源ユニットの規格が違います。
これは、ケースだけの問題ではなくパーツ選びの順番によって変わってきますが、電源や他のパーツから選んだあとにケースを選ぶのであれば、気を付けましょう。
当然ですが、対応していない規格は搭載できないので、無駄な出費を抑えるためにも必ず確認しておくことをおすすめします。
グラボや水冷ラジエーターの対応サイズ
最近のグラボはサイズが大きくなってきており、PCケースの内部の広さによっては設置できないグラボもあります。
また、水冷ラジエーターも同じで、もし水冷を取り入れようと考えているのであれば、購入した水冷キットのラジエーターにケースが対応しているかチェックしましょう。
幅だけでなく、厚みも注目しておくと、設置しやすいかギリギリかなども分かります。
ATX対応の白いPCケースおすすめ10選
【Thermaltake】
Versa H26 CS7071 CA-1J5-00M6WN-01
コスパの良いPCケースで名前が挙がることが多いモデルです。
120mmのブルーLEDファンが搭載されているので、ホワイト×ブルー環境を構築しやすくなっています。
拡張性も非常に高く、大きいファンや最大360mmの水冷ラジエーターも付けられます。
【Corsair】
Carbide 275R CS7224 CC-9011133-WW
2.5インチのストレージマウンタが4個あり、3.5インチも2個あるため、ストレージを多く積みたい人におすすめのPCケースです。
ATXに対応していながらも非常にコンパクトで、省スペース向けとも言えます。
また、サイドパネルは人気の強化ガラス製で、内部のパーツを見ることができます。
【Deepcool】
CK500 WH R-CK500-WHNNE2-G-1 CS8307
フロントパネルはしっかり吸気してくれる作りになっているほか、埃対策も施されています。
上部に付いているI/OにUSB-Cコネクタが搭載されているので、普段USB-Cを多く使う人にもおすすめです。
コンパクトですが内部スペースが広いため、380mmまでのグラボを搭載できます。
【ANTEC】
DP502 FLUX WHITE
ARGBファンを制御するコントローラーが初期搭載されているので、別売のRGBファンを簡単に付けられるPCケースです。
フロントは全面メッシュで通気性も良く、一部は開閉できるタイプなので、掃除もラクラク。
プラスチックを使っている箇所が多く軽量なので、組み立てるときや移動させるときに助かります。
【LIANLI】
O11 DYNAMIC MINI SNOW
キューブタイプのコンパクトPCケースで、全面ホワイトの珍しいタイプです。
コンパクトですが内部に余計なものが付いておらず、メンテナンス性も非常に高くなっています。
別売の専用ブランケットキットを使えば、グラボを縦置きすることも可能なので、さらに拡張性が増します。
【CORSAIR】
5000D CC-9011211-WW
エアフローが最大限に効率化されたPCケースです。
120mmファンであれば最大10個、140mmファンは4個まで搭載できるようになっており、もちろん水冷ラジエーターも使えます。
ミドルタワーの中でも大きいケースですので、存在感もあります。
【Fractal Design】
Meshify 2 FD-C-MES2C-08 CS8105
ホワイト×ブラックのツートンカラーがカッコいいPCケースファンです。
トップにI/Oがあるので前面をフルで吸気に使えるのもポイントで、効率の良いエアフローになっています。
ボトムのHDDケージを外せば120mmファンが付けられるので、徹底的に冷やしたい人におすすめです。
【NZXT】
H7 Elite CM-H71EW-01 CS8449
価格は高いですが、NZXTのケースのなかでも人気があるモデルです。
配線が取り回しやすくなっており、各所にフックが付いているため、どこにケーブルを伸ばしても安定します。
拡張性とメンテナンス性が高い内部構造になっているので、大きいパーツを付けたい人におすすめです。
【NZXT】
H7 Flow CM-H71FW-01
NZXTの最高峰PCケースで、表だけでなく裏側の拡張性も非常に高くなっています。
サイドパネルとフロントパネルは、磁気でくっついているので、工具無しで取り外し可能。
RGBライティングの光の抜け方も綺麗なので、他のデバイスに合わせて思い切り光らせたい人にピッタリです。
まとめ
人気のホワイトPCケースのなかでも、ATXマザーボードに対応しているモデルを厳選しました。
ケース選びからワクワクしますし、環境に合わせてカラーを決めたいところ。
これから新しく自作PCを組もうと考えている人の参考になれば幸いです。
ATX対応の白いPCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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