最近、e-スポーツの影響もあり、ゲーミングPCの売れ行きがとても好調です。
ゲーミングPCを買ったものの、次に悩むのがキーボードとマウス。
安いものと高いもので何か違うのか?無線と有線の違いは?と、選ぶだけで一苦労です。
しかも、最近「ゲーミングマウス」と謳っただけの安いマウスも溢れかえってきています。
今回は、特に「ゲーミングマウス」に焦点を当てて、無線と有線の違いやコスパの面も含め、安くて使い勝手の良いゲーミングマウスを解説します。
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- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 【結論】安いゲーミングマウスはどんな人におすすめ?
- 2 ゲーミングマウスは安い・高いで何が変わる?
- 3 ゲーミングマウスの相場価格!安いの基準は?
- 4 ゲーミングマウスの基本的な選び方
- 5 安い有線ゲーミングマウスおすすめ5選
- 6 安い無線ゲーミングマウスおすすめ5選
- 6.1 Logicool G ゲーミングマウス ワイヤレス G304
- 6.2 Razer Basilisk X HyperSpeed ゲーミングマウス RZ01-03150100-R3A1
- 6.3 Logicool G ロジクール G ゲーミングマウス ワイヤレス G703h
- 6.4 Razer Basilisk Ultimate – without Charging Dock ゲーミングマウス RZ01-03170200-R3A1
- 6.5 Logicool G Pro Wireless ゲーミングマウス G-PPD-002WL
- 6.6 【HyperX】Pulsefire Hasteワイヤレスゲーミングマウス( 4P5D8AA)
- 6.7 【エレコム】ゲーミングマウス V custom VM500(M-VM500BK)
- 7 まとめ
【結論】安いゲーミングマウスはどんな人におすすめ?
安いゲーミングマウスは、パソコンゲームを本格的に始めようと思っている人におすすめです。
理由は、好みのサイズ感や重さなどが分からないうちに高価なモデルを購入すると、失敗する可能性が非常に高いからです。
ゲーミングマウスを購入したことが無いのであれば、まずは安価なモデルを使ってみるといいでしょう。
有名メーカーのモデルでも5,000円以下で購入できる商品もありますので、メーカーを縛らずに探してみると見つかりやすいです。
ゲーミングマウスは安い・高いで何が変わる?
高い | 安い | |
---|---|---|
センサー感度 | 精密 | 普通 |
重量 | 軽い | 重い |
Dpi値の変更 | 細かい | 制限あり |
クリック音 | 静かなものが多い | 普通 |
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで「ゲーミングマウス」と検索すると、信じられないくらい多くの種類、金額の商品が出てきます。
その違いは、高いマウスは操作の精度や反応速度が速く、また、グリップ感(握りやすさ)や重量にも関係しています。
中には、クリックした時の音が静かなものであったり、サイドボタンの数が多いものもあります。
また、メーカーによってはDpiの値を専用ソフトなどで細かく調整できるマウスも存在します。
一方で安いゲーミングマウス全てが悪いのかというと、そういったわけではなく、しっかりとメーカーを選べば思いのほか格安で購入することが可能です。
無線マウスで低価格帯を選ぶと、内部に充電池が入っており、その分の重量が重くなっている場合が多いです。
ゲーミングマウスの相場価格!安いの基準は?
どんなゲームをするか、デスク周りの広さはどうか、とりあえず普通のマウスからゲーミングマウスに変えてみて、その後に乗り換える可能性があるかどうかなど、選ぶ基準は様々です。
金額の安さですが、メーカー品を選ぶ前提では3,000円~4,000円程度で有線のゲーミングマウスが買える可能性があります。
高いものだと8,000円~10,000円を超えてきます。もちろん性能は文句なしです。
中には2,000円程度のゲーミングマウスも存在していますが、知名度のないメーカーの商品だと、ただ光るだけであったり反応速度が悪く使い勝手が良くないものが売られているので気を付けましょう。
ゲーミングマウスの基本的な選び方
ゲーミングマウスの金額の違いでどのような特徴があるか一通り分かったうえで、基本的な選び方についてもまとめていきます。
- 有線か無線か
- 重量の関係
- ボタンの数
- 持ち方
有線か無線か
マウスには、有線接続か無線接続(ワイヤレス)の2つの接続方法が存在しており、無線接続のほうが金額が上がってしまいます。
有線接続のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
電池が無いため軽い | ケーブルが邪魔 |
充電切れの心配がない | 使える範囲が限られる |
選択肢が多い | 複数のデバイスで使いまわしづらい |
有線接続のメリットとしては、電池を内蔵していないために軽量の傾向があり、また、USB接続のため充電切れが無いことが特徴です。
しかし、ケーブルが長すぎたり短すぎたり、自分のPC周辺環境にマッチするかなどの問題があります。
こちらに関しましては、マウスバンジーを使ったりと、ある程度の対策が可能です。
よくマウスを動かすゲームをする際はマウスのケーブルが何処かに引っかからないように対策するとゲームをしやすいです。
無線接続(ワイヤレス)のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
取り回しやすい | 電池やバッテリーが入っていて重い |
離れても使える | 充電や電池交換が手間になる |
複数のデバイスで使いまわせる | 高価な傾向にある |
有線接続とは違って価格が高い傾向にあり、性能を取るか金額を取るかで悩んでしまいます。
ワイヤレス接続の中でも電池種類によって価格帯が変わってきます。
電池タイプ
- 内蔵電池交換タイプ(単3乾電池など)
- 定期的に充電するタイプ(内蔵電池が充電池)
- 充電方法すらワイヤレスのタイプ(ロジクールなど)
内蔵電池が入っているタイプは重量があります。
操作性に関しては、ケーブルが無い分とても取り回しが利きますので使いやすいです。
USBタイプの受信機のようなものを差しておくだけで動くので、配線も気になりません。
昔は有線接続が安定しており、反応速度も良いとされていましたが、最新のワイヤレスゲーミングマウスに関して言うと、とても接続が安定しており反応速度も速くなってきています。
重量の関係
有線接続でもワイヤレスでも同じことが言えるのですが、基本的には軽いほうが良いです。
理由がいくつかあります。
理由
- とにかく動かしやすく、長時間作業していていも疲れにくい
- 最近のマウスは軽量化が進んでおり、価格も選びやすい
マウスって基本的には滑らせて使うものなのですが、意識しない間に実はちょっと持ち上げながら動かすことがあったりしませんか?
そういった際にも、やはりマウスは軽いほうが便利かと思います。
それでは逆に少し重量があるマウスの使い道は何処にあるのかといいますと、遊ぶゲームによって関係してくる場合があることと、センシ(マウスの感度)に関係していると思います。
マウスの感度にはローセンシとミドルセンシ、ハイセンシという言葉があるのですが、ハイセンシの場合、マウスをちょっと動かしただけで画面上でマウスが凄い勢いで動いていきます。
ハイセンシのほうが操作はしやすいけど、繊細な操作を要求されるゲームや作業を行う場合、少し重量があると安定して操作しやすいです。
ボタンの数
これもゲームや作業によって異なりますが、実はボタンが多ければ多いほど良いというわけではないのです。
例えばFPSゲームなどの素早い操作などが必要な場合、ボタン数が多いと、サイズ感が大きくなりがちで、繊細な操作が難しくなってきます。
こういった場合、大体3~5個程度のボタンがついたマウスを選んで購入するのが良いでしょう(左右クリックも含めた個数です)
逆にボタン数が多いゲーミングマウスは、MMORPGなどで使われることが多いですが、実は動画編集などのクリエイター向けでもあります。
多いものだと10~12個ほどボタンが付いているマウスも多く、ゲーム以外の用途がある場合は選択肢に入ってくるかと思います。
持ち方
実はあまり意識したことが無いかと思いますが、マウスの持ち方って人それぞれ結構違っています。
具体的には「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3種類あり、最もポピュラーな持ち方は、かぶせ持ちです。
ゲーミングマウスというのは、値段もそうですが、じっくり見ると形状が全然違います。
それぞれの持ち方に適したマウスの形状があるので、自分がどの持ち方なのか、どの形状が合っているのか、実際にお店に行って触ってみるのも手かと思います。
安い有線ゲーミングマウスおすすめ5選
Logicool G ゲーミングマウス 有線 G203
言わずと知れたロジクールから格安で提供されているゲーミングマウス。
ケーブルの長さが約2.1mと若干長い気もしますが、重量が86g(マウスのみ)で取り回しの良さでケーブルの長さは気にならなさそうです。
低価格帯のマウスでDPIの設定が出来る商品が少ない中、このゲーミングマウス200~8000の幅で設定が可能で、より繊細なエイムやセンシの設定が出来るでしょう。
あと、需要があるかどうかは別ですが、ゲーミング周辺機器らしいRGBライティングに対応しています。
Razer DeathAdder Essential
Razerの中でも安価で、人間工学に基づいた右利き用のゲーミングマウスです。
重量は96g(マウスのみ)とゲーミングマウスの中でも特段軽く、操作性の高さがおすすめポイントです。
若干ではありますが、手のひらが当たる部分の膨らみが大きい・サイズ感が全体的に大きい感じがするので、手の小さい方には持ちづらい可能性があります。
また、右利き用ですので、左利きの方は使えないところがデメリットです。
Logicool G Pro ゲーミングマウス 有線 G-PPD-001r
先ほども出てきたロジクールですが、別のモデルです。
ケーブルの長さ、重量は同じですが、DPI設定が100~25,600DPIと幅があります。あまり高DPIを使う場面は少ないかもしれませんが。
設定可能なボタン数も6個ということで、ゲーム以外の普段使いでも活躍。
最も違う点としましては、ロジクールのProゲーミングマウスにはHERO 16Kというセンサーが使われており、より繊細な操作・反応速度の実現しています。
ボタンクリックも軽く、疲れにくい構造になっています。
Logicool G ゲーミングマウス 有線 G502
こちらはMMORPGやクリエイターにおすすめのゲーミングマウスです。
特徴はやはりサイドボタンの数。その数なんと11個。
その分重量は121gと重くなっていますが、オプションで3.6gのウェイトが5個付属しており、微調整が可能。
癖も少なく使いやすいモデルです。
SteelSeries ゲーミングマウス 有線 Aerox 3 Black 62599
究極の軽さを求めるならSteelSeriesで決まり。
なんとマウスの大部分がハニカム構造になっておりメッシュ状態で透けております。
そうなると心配なのが、防水と防塵です。特に防水に関して言うと、操作中に手汗が出てきてしまうと壊れてしまう心配があります。
ですがこちらの商品はIP54規格となっており、防水・防塵に対応。
さらにSuperMeshケーブルという軽量で絡まりにくいケーブルを採用しており、よりマウス自体の軽さを体感することが可能です。
【SteelSeries】
Rival 3(62513)
安価ながら、クセがなく様々なゲームに対応してくれるゲーミングマウスです。
最高級モデルなどに使用されるメカニカルスイッチを採用しており、耐久性も高いのが特徴です。
また、性能重視の光学センサーを搭載していて精度が高いため、素早い操作にもしっかり反応してくれます。
【ASUS】
TUF Gaming M3 Gen II
右利き専用ですが、約59gという超軽量のゲーミングマウスです。
ASUS独自の抗菌コーティングやIP56の防塵・防水にも対応しており、汚れや水滴から守ってくれます。
裏側にはテフロンソールを採用しており、滑りやすさと止めやすさを両立しています。
安い無線ゲーミングマウスおすすめ5選
Logicool G ゲーミングマウス ワイヤレス G304
ワイヤレスのゲーミングマウスの中で、破格といっても過言ではないマウス。
ボタン数も6個と使い勝手が良く、充電式ではなく単三形乾電池を使用するタイプですが、わずか1本で最大250時間連続のゲームプレイが可能です。
珍しくカラー展開も5色程度あり、自分のデスク周りやパソコンの色と合わせて購入できる点もGOOD。
ワイヤレスゲーミングマウスの入門にもってこいの1品です。
Razer Basilisk X HyperSpeed ゲーミングマウス RZ01-03150100-R3A1
定番の丸っこいマウスからかけ離れた形状のゲーミングマウス。
左右非対称となっており、先が割れているかのような形状が特徴で、親指を置くスペースも完備。操作性の安定に繋がります。
従来のワイヤレス接続に比べて25%も高速な「Razer HyperSpeed」を採用しており、より洗礼された操作感を実現。
また、珍しくBluetoothでの接続も可能ですが、安定感には欠けますのでUSBドングルを使って接続することが望ましいでしょう。
こちらも内部は乾電池の交換タイプになっておりますので、充電式ではない点に注意が必要です。
Logicool G ロジクール G ゲーミングマウス ワイヤレス G703h
ゲーミングマウス界隈におけるベストセラー商品。
プロゲーマーも多く採用しており、価格こそ8,000円前後となってしまいますが、性能の良さが段違いです。
従来のG703から軽量化が進み100gを切り更に操作性が増しました。
また、別の周辺機器を追加で使用することで、無線充電が可能になるシステムが付いております。
具体的にはロジクール独自の機能である「POWERPLAY」に対応でしており、対応のマウスパッドに乗せているだけでプレイ中も常に充電が可能なため、バッテリーが切れる心配がありません。
もちろん、POWERPLAY対応ではないマウスパッドを使用していてもUSB経由で充電ができますので問題ございません。
通常の充電の場合は1回のフル充電で最長60時間ほどの使用が可能ですので、寝てる間にUSB経由で充電しておけば、ほぼストレスなく使えるかと思います。
Razer Basilisk Ultimate – without Charging Dock ゲーミングマウス RZ01-03170200-R3A1
でボタンが多いマウスを探しているならば絶対にコレがおすすめ。
ワイヤレスのマウスなのに、そのへんの有線接続マウスより処理速度・反応速度が速い点が優れています。
また、ボタン数は11個とMMORPGやクリエイター向けとなっており、ボタンに色々なショートカットを設定することが可能。
またクリック部分にはRazer オプティカルマウススイッチを採用しており、なんと赤外線でクリックを検知し、応答時間 0.2ミリ秒を実現。これは恐らく業界最速かと思われます。
Logicool G Pro Wireless ゲーミングマウス G-PPD-002WL
ロジクールといえばコレ。最強のゲーミングマウスです。
価格はとてつもなく高いですが、その分に見合った性能をしています。
先ほども紹介したG304やG703hからグレードアップして使用しているプロゲーマーも多いです。
なんとこのマウス、左右対称で両サイドに2個ずつボタンが付いています。しかも必要なければバラして外すことも可能です。
この商品を作成するにあたって、様々なプロゲーマーから意見をいただき、取り入れた結果に完成した商品ですので、FPSゲーマーにとっては最高の使い勝手となっています。
e-スポーツのために生まれてきたマウスと言っても過言ではありません。
【HyperX】
Pulsefire Hasteワイヤレスゲーミングマウス( 4P5D8AA)
ハニカムデザインで超軽量なワイヤレスゲーミングマウスです。
2.4GHzワイヤレスに対応しており、安定で高速な接続で低遅延を実現しています。
専用のグリップテープが付属するため、操作感の調整もしやすいのもメリットです。
サイズ感も小さめで、手が小さい人でも扱いやすいためおすすめです。
【エレコム】
ゲーミングマウス V custom VM500(M-VM500BK)
数多くのパソコン向けデバイスを販売しているエレコムですが、ゲーミングモデルも展開しています。
少しでも軽量化を進めるために内部を肉抜きしており、ボタン数が多いにもかかわらず約75gとなっています。
また、シンプルなデザインとサイズ感のため、かぶせ持ち・つかみ持ちどちらにも対応しているため、万人に受けるモデルです。
まとめ
普通のマウスとゲーミングマウスとの違いや価格差、性能や特徴についてまとめてご紹介しました。
口コミなどは参考になりますが、サイズ感などは分からない部分もございますので、使い勝手の良さなどは実店舗で実際に触ってみたりして、メーカーを良く調べ、自分の使用目的に合ったお気に入りのゲーミングマウスを見つけましょう。
安いゲーミングマウスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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