茶軸のゲーミングキーボードは初心者向けとよく言われていますので気になる方も多いのではないでしょうか。
ですが茶軸は青軸や赤軸と比べるとハッキリとした特徴がないという点から選ぶのに悩んでしまう事もあるかもしれません。
ですので今回は茶軸についての解説とおすすめの茶軸のキーボードを紹介します。
安いタイプ、テンキーレスのタイプなどで分けて紹介もしますので自分が気になる部分で参考にしてくださいね。
目次
ゲーミングキーボードの茶軸とは?
茶軸は簡単に言うと青軸と赤軸の中間に位置するタイプの軸で、タクタイル軸とも言われています。
打鍵感は青軸ほどではないものの赤軸よりかは押している感覚があり、音に関しても同様に中間ぐらいに位置しています。
このような特徴から青軸と赤軸どちらを選べばよいかわからない初心者に向けて最初のキーボードとしてオススメされることが多いです。
ただしクセがないわけではなく押し込む途中に少し引っかかりがある為、独特のクリック感があるのも茶軸の特徴です。
なので初心者向けだからといって安易に選んでしまうと打鍵感が合わない場合も考えられるので注意が必要ですね。
茶軸のゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
メリット
茶軸のキーボードを選ぶメリットは2点あります。
・特徴のハッキリした軸と比べるとクセが少なく扱いやすい
・青軸ほどではないが適度な打鍵感がありタイピングは気持ちが良い
クセが少ないため初心者の方にもオススメできるのが茶軸の良いところです。
最初の一台に茶軸を使用すればもし違う軸を選ぶ際に自分がどの点を気にすれば良いかが分かりやすくなります。
また適度な打鍵感がほしいという方でも青軸までは求めていないという方には丁度よい打鍵感が得られると思います。
デメリット
一見クセがなくいい所だけを取ったような茶軸ですが選ぶ上でのデメリットも2点あります。
・クセがないため特化している部分もなくそれが飽きにも繋がってしまう
・青軸ほどではないが打鍵音はそれなりにあるので音を気にする人には向かない
クセがないという点は悪く言うと中途半端であるとも言うことができます。
スピードや打鍵音などのハッキリとした特徴がないのが茶軸のデメリットと言えます。
どんなキーボードが欲しいかが明確にある人にとっては積極的に選ぶ理由があまりないということですね。
さらに赤軸と比べるとやはり打鍵音はそこそこ大きく、マイクが拾ってしまうことも十分考えられるので音についても注意したいですね。
茶軸のゲーミングキーボードの選び方
フルサイズ/テンキーレス
ゲーム用途でも普段遣いでも使いたいという方は茶軸を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
その際にフルサイズが良いという方も多くいると思います。
ゲーミングキーボードで人気なのはテンキーレスですが用途によってはフルサイズを選ぶのも良いと思います。
ただし机の上でフルサイズが邪魔にならないかは確認をした上での購入をオススメします。
キー配列
特にこだわりがなければ日本語配列を選ぶことをオススメします。
普段遣いを考えているのであれば日本語配列の方が使いやすいです。
ただ欲しいキーボードがUS配列しかない場合はゲーム専用として買うのも良いと思います。
US配列はコンパクトなものが多いのでゲーム専用で考えれば使いやすいです。
ですが文字入力は慣れていないと難しいため気をつけましょう。
メーカー
茶軸でオススメのメーカーはレイザーとロジクールです。
どちらも独自開発のスイッチですがタクタイル軸がいわゆる茶軸になります。
茶軸はクセがない分メーカー独自のスイッチで特徴を出していてとても使用しやすいスイッチになっています。
人によってはかなりハマってしまうかもしれないので試し打ちできる方はぜひ体感してみてください。
価格幅
初心者向けということもあり安いものは3千円のものもありました。
PCを買うのもキーボードを買うのも初めてという方にとっては嬉しい点ですね。
ですがあまりに安いものを選びすぎると失敗してしまう可能性もあるのでそこには注意しましょう。
反対に高価なものになると2万円以上するものもあり選ぶものでかなり差がありそうです。
安い茶軸ゲーミングキーボードおすすめ3選
【NPET】
NPET(ゲーミングキーボード 茶軸)
とにかく安いキーボードで3千円程で購入できます。
ライティングもついていますしUS配列にはなりますが試しに買ってみるには丁度よい値段なのではないでしょうか。
最低限の機能はついていることとテンキーレスサイズの大きさなのですが矢印キーの上にテンキーを配置しています。
そういった他にはない部分も試してみたいという方にはオススメです。
【e元素】
e元素(メカニカル式ゲーミングキーボード 茶軸)
e元素のキーボードは値段が安く、よく初心者向けとしてオススメされています。
4千円程で購入できますのでコスパも良い点も嬉しいポイントですね。
防水機能もついているので細かい点も配慮されていて安心です。
またe元素のキーボードはライティングがキレイでゲーミングデバイスの醍醐味を味わいたい方は選んで損はないと思います。
【ELECOM】
ELECOM(ゲーミングキーボード メカニカル 茶軸)
PC機器で有名なELECOMですが近年はゲーミングデバイスも制作していてその一つです。
価格が5千円程で安価なのですが日本語配列であるのは嬉しいポイントです。
さわり心地が違う交換可能なキーキャップも着いていて値段以上を期待できるキーボードです。
また単純に大手メーカーというだけでも安心感があり安すぎると不安という方にオススメです。
テンキーレスの茶軸ゲーミングキーボードおすすめ3選
【ARCHISS】
ARCHISS( ProgresTouch TKL CHERRY茶軸)
ゲーミングデバイスとしてはメジャーではありませんが十分にゲームでも使用できるキーボードです。
茶軸は押下圧がやや高いので長時間の使用で疲れてしまうことも考えられます。
ですがこのキーボードは打ちやすさを考えられた設計になっているため他と比べるとその点は安心ですね。
ただしRGBライティングはありませんのでその点は注意してください。
【Logicool】
Logicool(G913 TKL GLスイッチタクタイル)
独自のスイッチですがいわゆる茶軸のタクタイル軸を使用しているキーボードです。
他の茶軸と比べるとキーストロークが短いので軽くタッチして使用できるのが特徴です。
値段は少し高めですが様々な機能がついていてとても機能は充実しています。
2台目以降であればタッチの感覚が気に入ればとてもオススメできるキーボードです。
【Razer】
Razer(BlackWidow Lite JP)
オレンジ軸というRazer独自の茶軸相当の軸を使用しているキーボードです。
RazerといえばやはりRGBライティングがキレイなことで人気ですね。
特にこのキーボードのホワイト仕様はライティングが高級感もありオススメです。
もちろん性能も十分で押下圧が他の茶軸と比べて低く作られているので長時間使用しても疲れにくいのも良い点ですね。
人気な茶軸ゲーミングキーボードおすすめ2選
【Logicool】
Logicool(G813 GLスイッチタクタイル)
ほとんどG913TKLと同じ仕様で有線タイプになっているのがこのキーボードです。
その分値段は1万円程抑えられていてとても優秀なキーボードです。
G813にはUSBポートがついているのでワイヤレスマウスを使う方にもオススメです。
またカスタムで設定できるGキーがついているので効率的に作業を行うこともでき普段遣いでも活躍してくれそうですね。
【FILCO】
FILCO(Majestouch2 フルキー茶軸)
茶軸を選ぶ方には文字を普段から多く打つ方も多く、そんな方たちにも人気なキーボードです。
ゲームにも普段遣いにもとにかく打ちやすいものが良いという方には迷わずオススメできます。
ライティングなどはないので派手さはありませんが、長時間の使用でも疲れにくく堅実に使い込めるキーボードです。
シンプルで硬派なものを使いたいという方は選んでも後悔はしないはずです。
まとめ
青軸と赤軸の中間に位置する茶軸は初心者の方も取り入れやすいのでぜひ選択肢に入れて欲しい軸です。
茶軸に不満を感じる点があれば将来的にその点を埋める軸を探すのも楽しみの一つになりえます。
ぜひ色々な軸を試して自分にあったキーボードを見つけてくださいね。
茶軸のゲーミングキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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