ゲーミングキーボードの軸の種類は様々ありますが、基本となる軸は赤軸、青軸、茶軸の3種類です。
それぞれ特徴があり使う人の好みもあるので軸を選ぶのも迷ってしまいがちです。
そこで今回はその中でも特にクセがなく標準的と言える赤軸のゲーミングキーボードについてご紹介していきます。
おすすめのものはもちろんですが、安いコスパの良いものやコンパクトなテンキーレスタイプも紹介しますのでぜひご覧ください。
目次
ゲーミングキーボードの赤軸とは?
メカニカルスイッチの赤軸は基本の3種類の中で最もクセがなく、押した時にスッと沈み込むのが特徴です。
リニア軸と呼ばれるタイプで特に他の軸と比べると押下圧が低いためキーが押しやすいです。
そのためソフトにタッチすれば音を最小限にして静かに扱う事ができるので多くの人に好まれる軸でもあります。
さらに大きなクセがないので初めてゲーミングキーボードを買う人にとっても最初の1台にオススメできます。
もちろん向き不向きはありますがそれぐらい安定感がある軸と言えるでしょう。
赤軸のゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
メリット
多くの人にオススメできる赤軸のメリットは以下のとおりです。
ポイント
- メカニカルスイッチの中では音が静かである
- クセがなく初心者にもオススメしやすい
キーボードの音がうるさいとボイスチャットをする時に相手に嫌がられることもあるかもしれません。
配信をする方であれば余計な音は配信に入れたくない方もいるでしょう。
音が小さくて済むのはそれだけでメリットです。
またクセがないので赤軸を選べば失敗が少ないことも良い点ですね。
実際に使い込んでみないとわからない部分が多いゲーミングデバイスですが、値段も安くはないものが多いです。
せっかく買ったけど自分には合わなかった、なんて事が起きにくい点も赤軸のメリットですね。
デメリット
万人にオススメできる赤軸ですがデメリットがないわけではありません。
例えば以下のような点が挙げられます。
ポイント
- クセがないので「カチッ」という明確なクリック感を求める人には向かない
- 軽いタッチで反応するのでキーを一つ一つ正確に深く押し込みたい人には合わない
2点とも好みの問題の部分ですが最初からこのデメリットに不安を感じる方はあえて赤軸を選ばなくても良いでしょう。
ただデメリットとはいえ操作上で致命的な問題ではありません。
なので上記の点が気にならなければこれといったデメリットは見当たらないのが赤軸でもあります。
赤軸のゲーミングキーボードの選び方
フルサイズ/テンキーレス
軸もそうですがキーボードサイズも選ぶのに迷ってしまいがちですよね。
筆者はゲーム中はテンキーレスの方が良いですが、仕事ではフルサイズの方が使いやすいです。
なのでゲーム用メインで使用するのであればテンキーレスがコンパクトで良いでしょう。
ただ別で使う用途がありテンキーが必要であればフルサイズも選択肢に入ると思いますので使用する場面を考えて検討するのがオススメです。
キー配列
多くの方は日本語配列に慣れていると思いますがゲーミングキーボードはUS配列を使用しているという方も珍しくありません。
US配列はゲームに使わない余分なキーが無くコンパクトなので好んで使う方もいるようです。
ですが頻繁にチャットをする方などは日本語配列の方が使いやすいと思います。
なのでキー配列に関しても自分がどのように使うのかで判断するのがオススメです。
メーカー
赤軸を選ぶならぜひ候補に入れてほしいメーカーはロジクールとキングストンです。
両者とも赤軸を使用しているキーボードの種類も豊富ですし、プロやストリーマーも愛用する製品もあり信頼度が非常に高いです。
その分値段も安くはないですがコスパが良いものもありますし、失敗も少ないので安心ですね。
好きなメーカーで揃えたい方や失敗したくない人には特にオススメです。
価格幅
メカニカルキーボードはどうしても高くなってしまいがちですが、もちろんそれは赤軸も例外ではありません。
ですが赤軸を使用しているものは種類も多く比較的コスパの良いものも見つけやすいと思います。
値段は5千円~1万円前後のものが中心でやはり入門用には丁度よい価格帯になっています。
安い赤軸ゲーミングキーボードおすすめ3選
【e元素】
e元素(メカニカル式ゲーミングキーボード 赤軸、ホワイト)
4千円前後で販売されているe元素のゲーミングキーボードですがとにかくコスパが良いです。
この値段でメカニカルスイッチを使用している点ですごいのですが、防水機能や高い耐久性を備えています。
またLEDライティングはかなり派手でキレイなのでとても4千円台とは思えない高コスパ製品です。
コスパ重視の方や最初の1台を探している方はぜひ検討してみてください。
【iClever】
iClever(ゲーミングキーボード 赤軸)
こちらも4千円前後で販売されているキーボードです。
ゲーミング用の最低限の機能も備えられているのでコスパも高いですね。
また嬉しい点として日本語配列が採用されている点が挙げられます。
もちろん有名メーカーと比べると見劣りしますがとにかく安いものを探している方にはオススメです。
【RK Royal Kludge】
RK Royal Kludge(RK61)
RK61は7千円前後で変えるキーボードで特徴はBluetooth接続も可能という点です。
普段遣いで無線接続したい方などにはオススメです。
少し傾斜をつけた設計で疲れにくいように作られている点もポイントです。
また65%のコンパクトサイズなので無線接続でも使いやすいため持ち運びなどを考えている方も使いやすいキーボードです。
テンキーレスの赤軸ゲーミングキーボードおすすめ2選
【Kingston】
HyperX(Alloy FPS Pro)
Alloy FPS Proは少し古いシリーズにはなりますが今なおプロゲーマーにも多く使用されている人気キーボードです。
1万円前後で購入できワンランク上のキーボードを考えている方にもコスパが良い点が魅力です。
この値段でもフレームはスチール製の丈夫な作りになっていて安っぽさはありません。
コストは抑えたいけど失敗したくないという人には迷わずオススメできるキーボードですね。
【Ducky】
Ducky(Ducky One 2 Mini)
Ducky One 2 Miniはとにかくサイズが小さい点が特徴です。
特にマウスを大きく動かすローセンシの方にはこの点は嬉しいですね。
日本語配列のものはないのですがその分マクロやショートカットキーが充実しています。
なのでうまく使いこなせば自分の思ったとおりにカスタマイズできる点も人によっては魅力的なのではないでしょうか。
人気な赤軸ゲーミングキーボードおすすめ2選
【Logicool】
Logicool(G512 GX Red リニア)
ロジクールの赤軸と言えるGXRedリニアスイッチを使用しています。
ロジクール製ですが価格も比較的抑えめでキーボードにUSBポートがあり、ワイヤレスマウスのUSB接続にも便利な仕様になっています。
高耐久アルミニウム合金をフレームに使用しており耐久性も高く、有名メーカーならではの抜群の安定感を与えてくれます。
とてもシンプルな作りのためロジクール製が初めての方にもオススメです。
【FILCO】
FILCO(Majestouch Stingray LowProfile)
ゲーミングデバイスのメーカーではないためRGBで光る機能はないのですがそれを除けばゲーム用として十分な性能のキーボードです。
他の赤軸と比べると低いキースイッチを採用しているためその分全体的に薄くなっていて、キーを打ちやすくなっています。
そのため普段から文字を打つことが多い方にもオススメできるキーボードなので仕事でも活躍が期待できます。
まとめ
赤軸は目立ったクセがないことが1番の特徴です。
何を買えば良いかわからない方はまず赤軸を選べば失敗はないと思います。
ですが赤軸キーボードにも色々と違いがあるので、それぞれの違いを見て自分に合いそうなものを選んでみてくださいね。
赤軸のゲーミングキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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