皆さんはキャンプで使用する炭の保管や持ち運びはどのように管理していますでしょうか。
段ボールに入って販売されている状態のまま保管されている方も多いかと思います。
キャンプに慣れてきて道具にもこだわり始めてきた方は、そろそろ炭の保管ケースにもこだわりを発揮してみてはいかがでしょうか。
今回はおすすめの炭入れケースや炭入れ袋を8つご紹介させていただきます。
炭保管ケースの必要性
特に今まで段ボールのまま保管されていた方にとってはあまり必要性を感じないかもしれませんよね。
段ボールの場合は買ったその状態のまま簡単に持ち運べる反面、段ボールそのものの容量で運ぶほかありません。
ソロキャンプの場合は多くの炭を必要とせず、少量で十分ということも多いですよね。
荷物を最小限に止めることはキャンプの基本でもあります。
また段ボールはご存知の通り水濡れにとても弱い素材です。
ある程度丈夫な炭保管ケースを用意することで炭の品質を保つことができ、使用を重ねることでキャンプ道具に味が増し愛着のわくケースへと成長していく過程も楽しめます。
炭保管ケースの選び方
容量
1回のバーベキューでどのくらいの炭が必要なのか、悩んでしまいますよね。
炭の質にもよりますが、目安としては1時間に1kg程度、あるいは1人に対して1kg程度と時間や人数を目安に用意するとわかりやすいでしょう。
ソロキャンプで1、2時間程度バーベキューを楽しみたいと考えている場合は、それほど大きな容量のケースは必要としません。
使用する状況を想定した容量のケースを選びましょう。
ケースの形状
形状は主にハードタイプか袋タイプの2種類に分かれます。
ハードタイプは衝撃に強く、また耐熱性と密閉性が備わっているケースであれば使用後の炭を再度ケースに入れて密閉することで火消し壺としても活用できます。その反面、段ボール同様にサイズをそれ以下にまとめることができないといったデメリットもあります。
袋タイプのものはハードタイプと比較して衝撃などにはそれほど強くないもののコンパクトに持ち運ぶことができます。
また最近では耐熱性に優れた炭袋も増えており、それらは火消し壺のような活用もできます。
耐水性・防水性
炭は水や湿気に弱いです。キャンプの時だけでなく、日常的に保管するシーンを踏まえても、湿気のリスクはあらゆる場面で想定されます。
持ち運ぶ工程で雨や湿気にさらされて火が付かないということがないように、また日常的に炭の品質を保つためにも保管ケースは耐水性や防水性が備わっていると嬉しいです。
炭保管ケースおすすめ8選
【Bush Craft】
麻のスタッフサック 4L(10-02-orig-0004)
麻素材でできたナチュラルな印象のスタッフサックです。
容量は1、2人用に最適な4Lサイズとなっております。
麻袋は耐久性に優れており、また通気性が備わっているため炭を乾燥しながら適切な状態で保管できます。
環境にも優しい素材で、使うごとにその表情が変わっていく消えねん変化も楽しめるケースです。
【UNIFLAME】
fanバケツ(660010)
こちらはユニフレームのfan5シリーズ(duo・DX)の収納ケースとしても使用できるシンクバケツです。
内側はターポリン仕様となっているため外部からの水分から炭を守ってくれます。
入り口部分は巾着しようとなっているため中身の落下を防ぎ、またハンドルが備わっているため持ち運びも簡単です。
【WHATNOT】
ドライバッグ
タープやウェアなど濡れたものを入れて持ち帰るのに便利なドライバッグの防水性を生かして炭入れとして活用するのも効果的です。
こちらは手提げ式のドライバッグで、付属のショルダーベルトをつけることで両手を塞ぐことなく持ち運ぶことが可能となります。
サイズは10Lと30Lの2種類展開されているため用途に応じて選ぶことができます。
【asobito】
コンテナトートバッグ(ab-009OD)
100%綿帆布で作られたシンプルかつアースカラーが印象的なコンテナトートバッグです。
帆布にはパラフィン(ロウ引き)加工が施されているため防水性に加え優れた耐久性が備わっています。
使い込むことで風合いや色合いが変化する点から使い続けることの楽しさを味わうことができます。
【FIELDOOR】
炭処理袋
シリコン加工が施されたグラスファイバー製の炭処理袋です。
耐熱温度は280℃となっているため使用後の炭を入れて安全に鎮火を促すことができます。
開口部が広く、袋の口を外側に折り曲げ自立させることでバケツのように使用できます。
サイズとしては約30.5cm×30cmとソロ用に最適で使わない時はバッグに入れて気軽に持ち運べるサイズ感です。
【BUNDOK】
チャコール缶(BD-440)
鋼板で出来た丈夫なチャコール缶です。
炭を入れて持ち運び、使用後の炭は再度中に入れて蓋を閉じ密閉することで火消し壺の役割も果たしてくれます。
消火した炭は再度活用できるため環境にもお財布にも優しいですね。
熱した炭を中に入れても安全に持ち運べるように本体に持ち手が付いているのも嬉しいポイントです。
【LOGOS】
メタルパームBOX(81340201)
2021年発売のスタイリッシュでアンティーク風デザインのメタルパームBOXです。
同メーカーから販売されているエコココロゴス・ミニラウンドストーブを4個、スモークチップの場合は500g分をぴったり持ち運ぶことができます。
ソロ用に最適なサイズ感ですね。
フタはロック機能が備わっているため万が一転倒してしまった際にも中身がこぼれず安心です。
【MILITARY BASE】
アンモボックス(PA108)
アンモボックスは元々、軍で使用される弾薬の安全な保管と輸送のために設計された頑丈な容器です。
その無骨な印象からキャンプ道具や炭入れとして、ミリタリー好きキャンパーや無骨キャンパーに大変人気です。
非常に耐久性に優れているため、多少乱雑に扱ってもしっかりと中身を守ってくれます。
まとめ
キャンプサイトに段ボールのまま炭が置かれているのか、専用ケースで管理されているのか。些細な違いに感じるかもしれませんが、そのような些細な工夫一つでキャンパーレベルがぐっと上がったように感じます。
素敵な炭保管ケースを用意して、より見栄えするキャンプサイトに一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
炭保管ケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方