ハイキングやキャンプでのアウトドアに欠かせない存在のシングルバーナー。
有名メーカー品などは高価な物が多く、手が出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
高い物だけが果たして正解なのか。
そこで、遊びはとにかくコスパ重視の筆者おすすめ、安いけどしっかりと実戦で使えるシングルバーナーをご紹介します。
アッと驚く激安バーナーや、同スペックの他社製品と比べて格安なバーナーを厳選しますので是非参考にしてください。
- 釣り歴24年
- 海外遠征経験あり
愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。
目次
- 1 シングルバーナーとは
- 2 シングルバーナーの価格帯!安いの基準は?
- 3 シングルバーナーの選び方
- 4 携行性や使い勝手
- 5 火力や耐風性
- 6 安いシングルバーナーおすすめ10選
- 6.1 【HIKENTURE】シングルバーナー CB缶/OD缶
- 6.2 【キャプテンスタッグ】オーリック小型ガスバーナーコンロ (M-7900)
- 6.3 【コールマン】アウトランダーマイクロストーブPZ(203535)
- 6.4 【イワタニ】ジュニアコンパクトバーナー(CB-JCB)
- 6.5 【スノーピーク】ギガパワーストーブ 地(GS-100R2)
- 6.6 【SOTO】アミカス コンパクトストーブ(SOD-320)
- 6.7 【プリムス】フェムトストーブ(P-115)
- 6.8 【ユニフレーム】セパレートバーナー(USS-S 610077)
- 6.9 【プリムス】エクスプレス スパイダーストーブⅡ(P-136S)
- 6.10 【ソト】レギュレーターストーブ フュージョン(ST-330)
- 7 まとめ
シングルバーナーとは
リュックに入れて持ち運べて、カセットコンロを外に持ち出していた一昔前では考えられないくらいコンパクトです。
遊び先で気軽に火をおこして調理したり、お湯を沸かしてのコーヒータイムに重宝します。
大きく分けて、バーナー本体と燃料が離れている分離型と、一緒にくっつけて使用する一体型の二種類の形状に分かれており、それぞれにメリットがあります。
火力は燃料で決まり、主にカートリッジ缶を使用するガスモデルと、液体燃料を使用するガソリン・灯油モデルがあります。
こちらもそれぞれにメリットがあり用途によって使い分けます。
各種の特徴やメリット等は後ほど詳しく解説しますね。
しっかりと知識をつけて自分に合ったモデルを選びましょう。
シングルバーナーの価格帯!安いの基準は?
シングルバーナーの価格帯は10000円前後~25000円程と高額なアイテムが多く、初めての方は失敗の無いよう迷ってしまいます。
金属の材質や燃料、バーナーの構造で値段は大きく変動し、更に性能や耐久性にも大きく差が出ます。
燃料ではガスと液体燃料のガソリンのモデルがあり、ガスモデルバーナーの方が安く手に入ります。
筆者の思う、シングルバーナーの『安さ』の基準とは、しっかりと実戦で使える事が前提で、性能に対して値段はどうかを見ています。
安ければ良い訳ではなく、『格安』と『性能』をしっかりと両立している1万円以下で買えるコスパ最強シングルバーナーの選び方をしっかりと押さえていきましょう。
シングルバーナーの選び方
構造
分離型
選び方としては、まずは構造を理解して自分の用途と照らし合わせてみましょう。
分離型は、ガス缶とバーナー本体(ゴトク)が燃料ホースで繋がれており、ゴトクを地面に置く事が出来る為、低重心で安定して調理する事が出来ます。
この特徴から、比較的大きめのゴトクが多いので、複数人で大きな鍋を使う時におすすめです。
一体型
ガス缶の上にゴトクを取り付けるタイプが一体型です。
分離型よりも安定感が劣る為、小さめの鍋でお湯を沸かしたり、調理する事になります。
しかし最大のメリットとして、非常にシンプルかつ軽量であり、折りたためば手のひらに乗るくらいコンパクトです。
ソロキャンプや釣りなど、荷物を少なく済ませたい単独アウトドアに向いています。
燃料
ガス
液化ガス缶タイプで『CB缶』と『OD缶』の2種類があります。
CB缶は家庭用カセットコンロにも使われており、コンビニでも購入出来るので手軽さがポイントです。
OD缶は背が低く幅広い作りで、一体型バーナーでも安定する形です。
登山や炎天下など過酷な環境下での使用が可能で、アウトドア本格派におすすめです。
ガソリン
寒冷地ではガスだと火がつきにくい場合があります。
ガソリンタイプは、加熱して気化させるので寒さに関係なく点火し火力を維持できます。
また、モデルによってはホワイトガソリンも自動車用ガソリンも使用可能で、バーナー以外のアイテムと燃料を共有できるのも魅力です。
こまめなメンテナンスが必要であり上級者向けです。
灯油
家庭用ストーブに使用している灯油が流用できるモデルです。
ガソリンよりも安いので、コストを抑えたい方は灯油をおすすめします。
しかし、ここ最近ではバーナーの部品を交換する事で、ガソリンも灯油も使用できるモデルが主流になりつつあり、汎用性も高いので難しく考えずにそちらを選らべば問題ありません。
携行性や使い勝手
シングルバーナーは分離型、一体型と共に携行性は問題なく優れていると言えます。
先ほど、一体型は手のひらサイズであると書きましたが、分離型も大きくて困る訳ではなく、殆どが両手のひらには収まるサイズ感です。
登山やハイキングなど、荷物を減らす必要があったり単独の場合はOD缶を用いたシングルバーナーを選ぶと良いです。
複数人でのキャンプで調理をする場合は、大きめの鍋を使える分離型を選び、様々なシチュエーションに対応し使い分けましょう。
バーナーの点火や火力調整を行うつまみ部が金属棒のタイプより、プラスチックの丸い形状を回すタイプの方が操作性が良く、収納時も嵩張りが少なくコンパクトになります。
火力や耐風性
CB缶よりもOD缶の方が分厚く頑丈なので、ガスの圧縮量も多いため火力が強いです。
また、OD缶には寒冷地での使用を前提としたモデルもあり、登山でも安定した火力を発揮できます。
しかし氷点下ではガスだと気化しにくい為、ガソリンモデルを使うと安定して使う事が出来ます。
海での使用など、風が強い場合は注意が必要です。
荷物に余裕があれば、周りに囲いをすると防ぐ事が出来ますが、荷物を増やしたくない状況では、バーナーの構造で解決する事が出来ます。
燃焼孔に丸い穴が複数空いているタイプは風に弱く、バーナーヘッドがすり鉢状だったり、ゴトクで囲まれて防風している物がおすすめです。
更に、メッシュで覆われていて穴が見えないタイプはかなり風に強いです。
安いシングルバーナーおすすめ10選
【HIKENTURE】
シングルバーナー CB缶/OD缶
今回の記事最安値の激安シングルバーナーです。
最大の特徴としてはCB缶とOD缶の両方に対応できます。
防風カバーが付いてるため耐風性も良く、圧電点火の為ライターも不要です。
1ℓのお湯を3分30秒で沸かす事ができ、火力も十分です。
この値段で、一通り必要な性能は全て携えています。
とにかく安く買って初めてみたい方おすすめです。
【キャプテンスタッグ】
オーリック小型ガスバーナーコンロ (M-7900)
低価格キャンプ用品の定番キャプテンスタッグ。
OD缶での一体型モデルですがゴトクが他モデルより大きく、大型の鍋にも対応。
またゴトクは開閉可能ですので、鍋の大きさに合わせて調整可能です。
火力は必要十分ですが、風には要注意です。
大きめのつまみが付いているので大変扱いやすく、自動着火装置付きなのでライター等も不要です。
【コールマン】
アウトランダーマイクロストーブPZ(203535)
折りたたみ式のゴトクでコンパクトに収納可能です。
点火装置付きでライター不要。
火力調整のつまみもとても扱いやすい形状になっています。
必要な性能は全て揃っていて尚且つシンプル。
安定感でコールマンの右に出るものは無いかもしれません。
少し重量はありますが、その分耐久性は抜群です。
しっかり使えてこの値段ですので非常に高いコスパです。
【イワタニ】
ジュニアコンパクトバーナー(CB-JCB)
火力、耐風性共に値段を考えたらトップレベルです。
まさに使える激安バーナーの代表格で、1ℓのお湯なら4分で沸騰します。
火力の微調整にもシビアに反応。
ゴトクが燃焼孔を囲う構造になっており、風を防ぎます。
少々重量がありますが、専用ケースも付いてくるため問題なく収納出来ます。
CB缶での使用ですので、寒さには注意してデイキャンプ等でおすすめです。
【スノーピーク】
ギガパワーストーブ 地(GS-100R2)
格安バーナーを紹介する今回は無縁かと思いきや、堂々上位ランクインです。
数万円レベルの商品が並ぶ世界的ハイブランドですが、この値段域のアイテムも存在します。
流石はスノーピーク、作りと耐久性、火力等は間違いありません。
折りたたむと非常にコンパクトで、携行性重視の人はおすすめです。
しかし、点火装置が無いのでライターを持参する必要があります。
【SOTO】
アミカス コンパクトストーブ(SOD-320)
着火装置付きでありながらトップレベルの軽量化を実現しています。
バーナーヘッドが、すり鉢状の形状をしており燃焼孔に風邪が当たらないよう工夫されており耐風性は抜群です。
火力も他メーカーの上位機種に劣る事なく問題ありません。
バーナー自体に高さがありますので、不安定な場所での使用は避けましょう。
【プリムス】
フェムトストーブ(P-115)
高額な部類に入りますがプリムスのバーナーは押さえて頂きたいです。
点火装置付きで57gとコンパクトを極め、操作も簡単な設計、そして圧倒的な火力と耐風性もトップレベルです。
そして、おすすめする最大の理由としては、プリムス製のOD缶に寒冷地仕様品がラインナップされており、それらを純正バーナーとして使えるメリットは大きいと考えています。
【ユニフレーム】
セパレートバーナー(USS-S 610077)
今回の記事で一体型バーナーが多く選ばれているように、性能を求めると分離型バーナーは1万円を超える高額なものが多いです。
そんな中こちらのユニフレームの分離型バーナーは他社の高額品に劣らない性能で1万円を切る価格帯です。
火力や安定性などは問題ありませんが、コンパクトさに欠けるので複数人キャンプでの使用が好ましいです。
【プリムス】
エクスプレス スパイダーストーブⅡ(P-136S)
過酷な状況下で酷使するアウトドア本格派にも安心のプリムス。
基本的にはOD缶での使用になりますが、プリムスのスパイダー専用キットを使えばガソリンでの使用も可能です。
分離型ながら、手のひらサイズに折りたためますのでソロキャンプにも向いています。
点火装置が付いていないため、ライターの持参が必要ですが値段を考慮すれば仕方ありません。
【ソト】
レギュレーターストーブ フュージョン(ST-330)
分離型バーナーで性能を追い求めた上での最安値はこちらのバーナーだと思います。
CB缶の弱点である低温や長時間連続での使用を、マイクロレギュレーター搭載で克服しています。
すり鉢状のバーナーヘッドで耐風性にも優れ、安定した火力を維持する事に特化しているモデルです。
点火装置付きで軽量コンパクト、文句なしです。
まとめ
今回の記事は値段、コスパ重視でシングルバーナーを選んでみました。
道具選びも迷っている内が楽しいですが、まずは安く揃えてとにかく出かける事が大事ですね。
ぜひ参考にして頂けたらと思います。
安いシングルバーナーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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