最近では、メタバースを始めとするVRコンテンツが流行しており、Steamでも様々なVRゲームが発売されています。
ですが、Steamに対応したVRヘッドセットは選択肢が多く、どれを選べば良いか悩んでしまいますよね。
そこで、本記事ではSteam対応VRヘッドセットを10個ピックアップし、それぞれの商品を選ぶメリットなどを紹介します。
入門用のコスパ良好な商品からハイスペックなものまで揃えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 Steam対応VRヘッドセットを使うメリット
- 2 Steam対応VRヘッドセットを使うデメリット
- 3 Steam対応VRヘッドセットの選び方
- 4 Steam対応VRヘッドセットおすすめ10選
- 4.1 【Meta】Quest 2(899-00183-02)
- 4.2 【Meta】Quest 3(899-00591-01)
- 4.3 【Meta】Quest Pro(899-00411-01)
- 4.4 【VIVE】Cosmos(99HARL006-00)
- 4.5 【VIVE】Pro 2(99HASZ006-00)
- 4.6 【VIVE】XR Elite(99HATS004-00)
- 4.7 【Pico】PICO4(A8110A8120)
- 4.8 【DPVR】DPVR E4
- 4.9 【SIE】PlayStation VR(CUHJ-16003)
- 4.10 【SIE】PlayStation VR2(CFIJ-17000)
- 5 まとめ
Steam対応VRヘッドセットを使うメリット
没入感が高まる
VRヘッドセットの一番の魅力は、何といってもゲームプレイや映像の没入感が高まることです。
VRヘッドセットは首を動かすことで視点が移動するので、まるでその場にいるかのような没入感を得ることが出来ます。
爽快感のあるFPSから、映像美にこだわったオープンワールドまで、様々なゲーム体験の質が大幅に向上します。
大画面で楽しめる
省スペースで大画面のゲームプレイを楽しむことが出来るのも、VRヘッドセットを使う大きなメリットです。
VRヘッドセットは、目の前のディスプレイに映像が映し出されるため、ディスプレイを置く空間を確保する必要がありません。
大画面でゲームをプレイしたいけどスペースが足りない、という方にもVRヘッドセットはおすすめです。
楽な姿勢でプレイできる
VRヘッドセットでSteamのゲームを遊ぶメリットには、楽な姿勢でプレイできることがあります。
VRヘッドセットは移動してもディスプレイが視界に追随するため、一か所に座りながらプレイする必要がありません。
寝転びながら気軽にゲームをプレイしたい、という場合にもVRヘッドセットは役立ちます。
ながらプレイも可能
一部のVRヘッドセットでは、カメラで周辺を映しながら疑似ディスプレイでゲームをプレイすることができます。
こうしたVRヘッドセットを使用すると、視界の端にゲームの映像を映しながら、書き物などの別の作業をすることも可能です。
ゲーマーの方だけではなく、ライトユーザーの方にもVRヘッドセットはおすすめできます。
Steam対応VRヘッドセットを使うデメリット
VR酔いする可能性がある
VRヘッドセットでゲームをプレイしていると、乗り物酔いのようなVR酔いになってしまうことがあります。
乗り物酔いしやすい方は、VRヘッドセットを購入しても満足に使用できないかもしれません。
VRヘッドセットを使用する際は適度に外して休憩を挟み、VR酔いにならないように気を付けましょう。
初期費用がかかる
Steam対応VRヘッドセットは高品質な映像を楽しむことが出来ますが、その分初期費用がかかってしまいます。
スマホがあれば5,000円以下でVRを楽しめるVRゴーグルと比べると、PC接続型のVRヘッドセットはどうしても高価になりがちです。
現在ではコスパの良い安価なモデルも発売されていますので、予算の少ない方はそういったモデルを選ぶと良いでしょう。
単体では使用できない場合がある
PC接続型のVRヘッドセットの場合、それ単体で使用することはできず、VRに対応したスペックのPCが必要になります。
安価でハイクオリティなVR映像を楽しみたい場合、PC接続型はおすすめできません。
VRヘッドセット単体でVR環境を完結させたい場合は、独立型のVRヘッドセットを購入しましょう。
首に負担がかかる
VRヘッドセットは省スペースでゲームを楽しむことができますが、首に負担がかかるデメリットがあります。
特に高級なものだと、相応に重たくなっている場合があるため、長時間の使用はどうしても疲れてしまいがちです。
首への負担が気になる方は、適度に休憩を挟んだり、負担を和らげるクッションを置いたりする対策が必要です。
Steam対応VRヘッドセットの選び方
解像度で選ぶ
ディスプレイの解像度は、VRヘッドセットを使用した際の没入感の高さに直結する重要な要素になります。
気軽にVRヘッドセットを楽しみたい方であれば、FHD(1280×960px)でも十分な没入感を得ることができます。
超高画質でゲームを楽しみたい方には、5K(5120×2880px)のハイエンドなモデルがおすすめです。
ただし、解像度の高いモデルは相応に価格も高くなってしまうため、予算と相談して必要な解像度を選びましょう。
視野角で選ぶ
没入感の高いVRヘッドセットを選びたい場合には、視野角の広さも重要になってきます。
人間の視野角は水平方向150°、上下130°ほどで、没入感を高めたい場合は100°以上の視野角のものがおすすめです。
中には視野角が120°以上のものもあり、まるで映像の中にいるような没入感を体験することができます。
また、アイトラッキング機能を搭載しているモデルは、視線に合わせて映像が調整されるため、視野角を補うことが可能です。
リフレッシュレートで選ぶ
VRヘッドセット装着時の目の負担を抑えたり滑らかな映像を楽しみたい場合には、リフレッシュレートも重要です。
リフレッシュレートが高ければ高いほど画面の書き換え速度が速く、映像が滑らかに映し出されます。
快適にVRのコンテンツを楽しみたいなら60Hz以上、映像の滑らかさに拘りたい方には90Hz以上のものがおすすめです。
低リフレッシュレートはVR酔いしやすいので、酔いやすい方はリフレッシュレートの高いものを選ぶと良いでしょう。
トラッキング方式で選ぶ
VRヘッドセットでメタバースなどのコンテンツを楽しみたい場合には、トラッキング方式も重要になります。
3DoFのトラッキングの場合、首を動かすことで映像の視点が変化し、360度のVR空間を楽しむことが可能です。
6DoFでは視点に加えて歩きなどの体の動きもVR映像に反映されるため、VR空間を歩き回ることができます。
ただし、6DoFは3DoFに比べると高価で十分なスペースも必要になるため、環境や予算と相談して選びましょう。
メーカーで選ぶ
Steam対応VRヘッドセットは、国内外のメーカーによって様々なシリーズの商品が発売されています。
有名メーカーの人気が高いモデルを選びたい方には、HTCやMeta、PICOといったメーカーがおすすめです。
安価でコスパ良好なモデルが欲しい方には、SIEなどから発売されている商品を選ぶとよいでしょう。
VRヘッドセットはメーカーによって操作感や装着感に差があるため、自分に合ったメーカーを探すことも重要です。
価格帯で選ぶ
Steam対応VRヘッドセットは、幅広い価格帯で展開されています。
安価なモデルは30,000円ほどで購入することができ、十分にクオリティの高いVRコンテンツを楽しむことができます。
20万円前後の最上位モデルであれば、最高品質の解像度やトラッキング性能で快適なゲームプレイが可能です。
予算や用途を加味しつつ、それぞれの製品の特長などをチェックして、手が届く範囲内で最適のモデルを選びましょう。
Steam対応VRヘッドセットおすすめ10選
商品名・メーカー | 重量 | 解像度(左右合計) | 視野角 | リフレッシュレート |
---|---|---|---|---|
Meta Quest 2 | 503g | 3664×1920px | 110° | 60Hz、72Hz、90 Hz |
Meta Quest 3 | 515g | 4128×2208px | 110° | 72Hz、80Hz、90Hz、120Hz |
Meta Quest Pro | 722g | 3600×1920px | 120° | 72Hz、90Hz |
VIVE Cosmos | 665g | 2880×1700px | 110° | 90Hz |
VIVE Pro 2 | 828g | 4896×2448px | 120° | 90Hz、120Hz |
VIVE XR Elite | 625g | 3840×1920px | 110° | 90Hz |
Pico Technology PICO4 | 295g | 4320×2160px | 105° | 90Hz |
DPVR DPVR E4 | 280g | 3664×1920px | 116° | 120Hz |
SIE PlayStation VR | 610g | 1920×1080px | 100° | 90Hz、120Hz |
SIE PlayStation VR2 | 540g | 4000×2040px | 110° | 90Hz、120Hz |
【Meta】
Quest 2(899-00183-02)
ヘビーゲーマーにも愛用者の多い、オーソドックスなVRヘッドセットです。
PC不要で動作する独立型ですが、USBケーブルやWi-FiでPCと接続することもでき、汎用性も高くなっています。
VRに必要な機能も一通り揃っており、VRに触り始める入門者の方におすすめできるモデルです。
重量 | 503g |
---|---|
解像度(左右合計) | 3664×1920px |
視野角 | 110° |
リフレッシュレート | 60Hz、72Hz、90 Hz |
【Meta】
Quest 3(899-00591-01)
Quest2の後継機として発売された、より高機能なVRヘッドセットです。
最大の特徴はMR機能を搭載していることで、現実世界にゲームなどを投影して楽しむことが出来ます。
本体もよりスリムになっており、予算に少し余裕のある方にはこちらのモデルもおすすめです。
重量 | 515g |
---|---|
解像度(左右合計) | 4128×2208px |
視野角 | 110° |
リフレッシュレート | 72Hz、80Hz、90Hz、120Hz |
【Meta】
Quest Pro(899-00411-01)
3Dデータをリアルタイムで共有することのできる、開発者向けに設計されたVRヘッドセットです。
3Dの設計図を視界に投影して持ち上げたり、覗き込んで細部を確認することができます。
もちろんゲームにも対応しており、仕事にも趣味にも使えるVRヘッドセットが欲しい方にはこちらがおすすめです。
重量 | 722g |
---|---|
解像度(左右合計) | 3600×1920px |
視野角 | 120° |
リフレッシュレート | 72Hz、90Hz |
【VIVE】
Cosmos(99HARL006-00)
簡単なセットアップで高品質なVRコンテンツが楽しめるVRヘッドセットです。
フリップアップ式のヘッドホンが付属、ダイヤル式のストラップで簡単にヘッドセットを装着することができます。
眼鏡をつけたまま装着することもできるため、使い勝手の良いVRヘッドセットが欲しい方におすすめです。
重量 | 665g |
---|---|
解像度(左右合計) | 2880×1700px |
視野角 | 110° |
リフレッシュレート | 90Hz |
【VIVE】
Pro 2(99HASZ006-00)
様々な性能が高水準にまとまった、高機能で利便性の高いVRヘッドセットです。
ディスプレイは高解像度で視野角も広く、装着感も良好で長時間装着していても疲れにくくなっています。
VRヘッドセットで様々なVRコンテンツをたっぷり楽しみたい方におすすめのモデルです。
重量 | 828g |
---|---|
解像度(左右合計) | 4896×2448px |
視野角 | 120° |
リフレッシュレート | 90Hz、120Hz |
【VIVE】
XR Elite(99HATS004-00)
軽量小型で高性能な、取り回しに優れたVRヘッドセットです。
背面のバッテリーを取り外して専用のテンプルに付け替えることで、VRグラスとしても機能します。
外出先でもVRヘッドセットを使いたい方におすすめのモデルです。
重量 | 625g |
---|---|
解像度(左右合計) | 3840×1920px |
視野角 | 110° |
リフレッシュレート | 90Hz |
【Pico】
PICO4(A8110A8120)
シンプルでスタイリッシュな外見が特徴的なVRヘッドセットです。
比較的安価ながらVRコンテンツに重要な機能は一通り揃っており、steamのゲームを問題なくプレイできます。
ホワイトデバイスにこだわりのある方に特におすすめできるモデルです。
重量 | 295g |
---|---|
解像度(左右合計) | 4320×2160px |
視野角 | 105° |
リフレッシュレート | 90Hz |
【DPVR】
DPVR E4
非常に軽量で装着感も良好、使い心地の良いVRヘッドセットです。
ディスプレイ部分がフリップアップし、スマホなどを手に取るときにヘッドセットを脱着する必要がなくなっています。
性能も高水準にまとまっており、使いやすくクオリティの高いコスパ良好なモデルが欲しい方におすすめです。
重量 | 280g |
---|---|
解像度(左右合計) | 3664×1920px |
視野角 | 116° |
リフレッシュレート | 120Hz |
【SIE】
PlayStation VR(CUHJ-16003)
SteamとPS5のVRゲームに対応した、使いやすいVRヘッドセットです。
「ソーシャルスクリーン」機能でVR映像をテレビなどのディスプレイに映し出てし、多人数に共有することもできます。
PCとPS5両方でVRヘッドセットを使う方や、安価で機能の揃ったヘッドセットが欲しい方などにおすすめです。
重量 | 610g |
---|---|
解像度(左右合計) | 1920×1080px |
視野角 | 100° |
リフレッシュレート | 90Hz、120Hz |
【SIE】
PlayStation VR2(CFIJ-17000)
PlayStation VRの後継機として発売されたVRヘッドセットです。
4K解像度に対応しているほか、セットアップ画面が非常に分かりやすく、VR初心者でも使いやすくなっています。
アイトラッキング機能も搭載されており、より使い勝手の良いモデルが欲しい方にはこちらもおすすめです。
重量 | 540g |
---|---|
解像度(左右合計) | 4000×2040px |
視野角 | 110° |
リフレッシュレート | 90Hz、120Hz |
まとめ
VRヘッドセットは様々なモデルが発売されており、プレイスタイルや予算によっておすすめできるモデルは異なります。
SteamでVRゲームを楽しみたい方は、ぜひこの記事を参考にしてVRヘッドセットを選んでみてください。
Steam対応VRヘッドセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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