学校や職場をはじめ、あらゆるシーンで紙タイプのメモを使用し、情報を保管される方も多いと思います。
しかし、紙メモは劣化や紛失のリスクがあり、何かと不便な部分も多いため、電子メモパッドを検討される方が増えつつあります。
保存機能付き製品は相応の予算が掛かるのが基本ですが、あまり予算を掛けられないため、安い製品を求める方もいるでしょう。
そこで本記事では、価格が安い保存機能付き電子メモパッドを紹介し、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
安い保存機能付き電子メモパッドを使うメリット
繰り返し使用できる
紙タイプのノートやメモを使用する場合、記入内容が多い場合は別のページに書き込む必要があります。
同じ用紙を繰り返し使用することはできないため、用紙が切れてしまった場合は追加での購入が必須です。
ですが、電子メモパッドは一度記入した内容を保存し、その後に削除して繰り返し記入できるため、半永久的に使用できます。
小物を揃える必要が無い
紙タイプのノートやメモの場合、用紙をはじめ、ペンや修正液等の小物を揃える必要があります。
これらは基本的に消耗品となるため、使い切ってしまった場合は追加購入が必須であり、費用や手間が掛かるのが欠点です。
ですが、電子メモパッドはペンが付属されており、修正機能等も搭載されているため、消耗品を揃えなくて済みます。
ラクにメモを管理できる
一般的なノートやメモを使用する場合、カテゴリー別にメモを綴じて管理する必要があり、非常に面倒です。
綴じなくても切り離して管理できますが、紛失する可能性もありますし、紛失した際には探す手間と時間が掛かります。
ですが、保存機能付き電子メモパッドは本体や接続端末にメモを保存できるため、紛失の心配が無く、ラクに管理できます。
低コストで抑えられる
電子メモパッドは豊富なラインナップが登場していますが、保存機能付き製品は高額な製品が多めです。
予算としても最低でも7千円~1万円程度は必須ですが、安い製品なら5千円前後で導入できます。
予算をあまり確保できない方でも気軽に導入しやすく、利便性の高いアイテムを利用できるのは大きなメリットです。
安い保存機能付き電子メモパッドを使うデメリット
書き心地で違和感を覚える可能性がある
電子メモパッドは消耗品等を買い揃える必要が無く、半永久的に運用できるのが強みです。
しかし、紙とペンを使用した書き心地と比べると感触が薄く、慣れるまでは違和感を覚える可能性があります。
慣れてしまえば大きな問題にはなりませんが、ストレスを感じてしまう可能性もあるため、注意しましょう。
データを共有保存できる製品が少ない
保存機能付き電子メモパッドにはPCやスマホ端末に接続し、記入データの共有と保存が行える製品が登場しています。
これらは別端末で管理できるため、メモパッド本体を圧迫しないのがメリットですが、相応のコストが掛かる製品がほとんどです。
低価格帯で保存機能付き製品の場合、基本的には一時的に保存できる程度となる点には注意しましょう。
安い保存機能付き電子メモパッドの選び方
スクリーンサイズで選ぶ
電子メモパッドは繰り返し記入できる優れものですが、記入部分のスクリーンサイズは製品別で違ってきます。
5インチ前後~15インチ以上と幅が広く、ご自身が使用する用途に沿ったサイズ選択が必須です。
ちょっとしたメモ程度であれば小型サイズでも良いですが、イラストや資料作成を行うなら10インチ以上が必要になります。
ご自身の環境や記入内容等を考慮し、充分な量を記入できる製品を選択するのがベストです。
稼働時間で選ぶ
電子メモパッドは消耗品等を別途で買い揃える必要が無く、繰り返し使用できる便利なアイテムです。
厚みも抑えられているため、あらゆるシーンに持ち出せますが、稼働できる時間は製品によって異なります。
1日未満しか稼働できない製品もありますし、1か月以上~半永久的に稼働できる製品も登場しています。
バッテリー管理が苦にならないなら短くても良いですが、出張等で1日以上使用されるなら長時間稼働できる製品がベストです。
メーカーで選ぶ
保存機能付き電子メモパッドは製品数が非常に多く、多くのメーカーから製品化されています。
しかし、メーカーによって価格に対する性能の差があるため、メーカー選びは慎重に行う必要があります。
メーカーを選ぶ際のポイントですが、ユーザー人気の高さやレビュー評価を参考にするのがベストです。
KingjimやSHARPは国内でも知名度が高く、多数の高評価を獲得しており、迷った際にはおすすめのメーカーです。
価格帯で選ぶ
保存機能付き電子メモパッドは製品数が非常に多いですが、安い価格帯に分類されるのは2千円台~1万円台です。
基本的に上記の価格帯から選択する形となりますが、2千円台の製品はPC等に保存できない製品も存在しています。
そのため、記入した内容を後日活用する場合、1万円前台のPCやスマホに共有保存できる製品がベストです。
ご自身の予算を加味しつつ、手が届く範囲内から理想の製品を選択しましょう。
安い保存機能付き電子メモパッドおすすめ10選
メーカー・製品名 | スクリーンサイズ | サイズ/重量 | 稼働時間 |
---|---|---|---|
AVALIT 8.5インチ 電子メモパッド | 8.5インチ | 22.4×14.6×1.2cm/160g | 3年 |
HAODEMI 12インチ 電子メモパッド | 12インチ | 28.5×18.5×0.5cm/290g | 3か月 |
YUEFAN 10インチ 電子メモパッド | 10インチ | 23.2×17.7×1.1cm/320g | 1年 |
TUGAU 15インチ 電子メモパッド | 15インチ | 33.7×30×1.6cm/200g | 1年 |
Kingjim 6インチ ブギーボード | 6インチ | 14.8×10.5×0.6cm/80g | 3か月 |
Kingjim 8.5インチ ブギーボード | 8.5インチ | 18.4×13.6×0.6cm/120g | 3か月 |
Kingjim 気づかせメモ | 4.3インチ | 13.2×9.3×4.1cm/200g | 3か月 |
XPPen NotePlus | 10インチ | 26.1×19.9×3.7cm/810g | 16時間 |
SHARP Elink | 6インチ | 15.7×11.4×1cm/210g | 10日 |
NEWYES SyncPen3 | 8.5インチ | 27.7×22.6×6.7cm/200g | 8.2時間 |
【AVALIT】
8.5インチ 電子メモパッド
B5サイズよりも小さい8.5インチサイズを軽量で設計し、抜群の携帯性を実現した電子メモパッドです。
LCDパネルで目に掛かる負担を軽減しつつ、付属スタイラスペンにより、滑らかな書き心地を味わえます。
本体には一時的な画面ロック機能が搭載されており、記入内容をロックして保存することも可能です。
スクリーンサイズ | 8.5インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 22.4×14.6×1.2cm/160g |
稼働時間 | 3年間 |
【HAODEMI】
12インチ 電子メモパッド
12インチサイズで広い記入領域を確保しつつ、二画面分割表示でマルチタスクに最適な電子メモパッドです。
コントラスト比率が高いLCDパネルを採用しており、優れた視認性を実現しつつ、目の負担を抑えてくれます。
背面のボタンで記入画面をロックできるため、一時的に内容を保存し、必要に応じた消去も可能です。
スクリーンサイズ | 12インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 28.5×18.5×0.5cm/290g |
稼働時間 | 3か月 |
【YUEFAN】
10インチ 電子メモパッド
LCDパネルを10インチサイズで設計し、携帯性を高めつつ、使用時の負担を軽減した電子メモパッドです。
使用時間次第ではありますが、ボタン電池1つで1年間以上稼働できるため、こまめなバッテリー管理の必要がありません。
ボタン1つで記入画面をロックできるため、一時的に記入内容を保存し、不要になった際には消去して繰り返し使用できます。
スクリーンサイズ | 10インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 23.2×17.7×1.1cm/320g |
稼働時間 | 1年 |
【TUGAU】
15インチ 電子メモパッド
大画面15インチサイズを採用しており、広い記入領域を確保し、一時的に保存できる電子メモパッドです。
本体に内蔵されたボタンにより、一時的な保存をはじめ、削除操作が直感的に行えます。
ボタン電池一つで長期間稼働できるため、バッテリー管理の必要が無く、ブルーライトで目の負担も軽減できます。
スクリーンサイズ | 15インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 33.7×30×1.6cm/200g |
稼働時間 | 1年 |
【Kingjim】
6インチ ブギーボード(BB-14)
6インチコンパクトサイズ+軽量で設計し、全面ホワイトカラーでスタイリッシュに仕上げた電子メモパッドです。
スリムフォルムでスペースを圧迫せずに使用しやすく、ワンタッチで直感的な操作も行えます。
マグネットや定規機能をはじめ、アプリを活用して記入データの保存も可能であり、コスパの良さが好評です。
スクリーンサイズ | 6インチ |
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サイズ/重量 | 14.8×10.5×0.6cm/80g |
稼働時間 | 3か月 |
【Kingjim】
8.5インチ ブギーボード(BB-17)
8.5インチサイズ+LCDパネルで設計されており、使用し続けても目に負担が掛からない電子メモパッドです。
付属スタイラスペンでスムーズな書き心地を実現しつつ、ワンタッチで簡単に消去し、繰り返し使用できます。
スマートフォンアプリにも対応しており、記入内容をアプリで撮影し、デジタル化して保存できる点も好評です。
スクリーンサイズ | 8.5インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 18.4×13.6×0.6cm/120g |
稼働時間 | 3か月 |
【Kingjim】
気づかせメモ(EM10)
4.3インチコンパクトサイズを据え置き型で設計し、省スペースに設置できる電子メモパッドです。
液晶タッチで即座に起動し、カレンダーをはじめ、リスト機能を活用して日々のスケジュールを管理できます。
乾電池式で最長3か月間連続で稼働できますし、端末本体に保存領域が確保されている点も魅力です。
スクリーンサイズ | 4.3インチ |
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サイズ/重量 | 13.2×9.3×4.1cm/200g |
稼働時間 | 3か月 |
【XPPen】
Note Plus
扱いやすいA5サイズをスリムに仕上げており、スリムで携帯性に優れた電子メモパッドです。
スマホアプリと連携し、記入した内容を様々な形式に変換して共有や保存が行えます。
ノートの開閉により、自動的にON/OFFを切り替えてくれるため、無駄なバッテリー消費を軽減できる点も好評です。
スクリーンサイズ | 10インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 26.1×19.9×3.7cm/810g |
稼働時間 | 16時間 |
【SHARP】
Elink(WG-PN1)
6インチコンパクトサイズを手帳型で設計し、軽量で気軽に持ち運べる電子メモパッドです。
スケジュールをはじめ、リストやノートフォーマットが用意されており、合計で5000ページ以上を保存できます。
バッテリー式ながらもフル充電時は10日間稼働できるため、バッテリー管理の手間を削減できる点もおすすめです。
スクリーンサイズ | 6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 15.7×11.4×1cm/210g |
稼働時間 | 10日 |
【NEWYES】
SyncPen3(AP1601)
両開き専用カバーが付属されており、スリムフォルムで携帯性と保護力を高めた電子メモパッドです。
程良いグリップ感と書き心地を持つ付属ペンでスムーズに記入しやすく、あらゆる角度から正確に記入できます。
最大稼働時間が8.2時間と短めですが、様々なデータファイルに変換し、スマホで管理できる点もおすすめです。
スクリーンサイズ | 8.5インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 27.7×22.6×6.7cm/200g |
稼働時間 | 8.2時間 |
まとめ
安い保存機能付き電子メモパッドはコストを抑えて導入できますが、予算次第ではPC端末への共有や保存が行えない点に注意です。
事前に求める水準に合う予算をしっかり確保し、お気に入りの製品を見つけていただければ幸いです。
安い保存機能付き電子メモパッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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