快適で暖かい眠りを実現するダウンの寝袋は、寒い季節のキャンプやハイキングに欠かせないアイテムです。
その中でも封筒型の寝袋は、スペースがあり体を自由に動かせるので窮屈さを感じにくくストレスがありません。
今回は数ある選択肢の中から、10種類の寝袋のメリットデメリットや選び方について詳しく解説します。
ダウンの封筒型寝袋を使うメリット
保湿性が高い
ダウンは羽毛の間に空気の層ができることで保温に優れていて、寒い時期も快適に眠る事ができます。
また、ダウンの寝袋は冬季に使う事も考えて作られているため、適温温度が-20度に耐えられるものもあります。
雪山登山など本格的な登山をする方にもおすすめです。
軽量で圧縮性が高い
ダウンは軽量で圧縮性が高いため、持ち運びがしやすく収納が簡単にできるというポイントがあります。
小さいものはバックパックにも収納できるので、登山の際にも活用できます。
また、薄くて軽量化された商品も多数販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
動きの制限がない
封筒型寝袋は、スペースが広く体を自由に動かすことができるので、寝袋内での寝返りや体の動きも制限されずリラックスして眠れます。
中には連結してダブルで使える商品もあるので、ファミリーやご夫婦におすすめです。
耐久性が高い
ダウンは丈夫で耐久性があるので、手入れをしっかり行えば長期間にわたり使用できます。
頻繁に買い替える必要がなく、気に入ったものがあれば長く愛用できるのも魅力です。
ダウンの寝袋は値段が高いものもありますが、その分長期に渡って使用できるのでスペックを比較して気に入った物を選びましょう。
ダウンの封筒型寝袋を使うデメリット
湿気に弱い
ダウンは湿気や雨に弱く、悪天候の環境での使用にはあまり向いていません。
湿気を吸収しやすいので、湿った状態では保温性が低下し本来の性能が発揮できなくなります。
また、人間は寝ている間にもコップ一杯程度の汗をかくと言われているので、毎回収納前に乾燥させるなどこまめな手入れが必要です。
価格が高い
現在は安価なものも増えてきていますが、一般的に高品質なダウン寝袋には高価なものが多いです。
はじめて購入を検討する方、予算が限られた方にとっては高く少し高く感じるかもしれません。
羽毛を使ったものや人工ダウン等種類も多いので、かけられる予算と相談して決めると良いです。
アレルギーのリスクがある
ダウンは鳥の羽毛から作られており、アレルギーを持つ人にとってはアレルギー反応を引起こす可能性があります。
そういった方は人工ダウンを選ぶと安心です。
比較的安価で性能が高いものが多いので、キャンプでの長時間使用時も気にせず安心して眠れます。
手入れに手間がかかる
ダウンはデリケートな素材なので、丁寧に管理する必要があります。
汗を吸収すると保温力が下がるので、一般的には30~50泊くらいで洗濯すると良いといわれており、1シーズンごとに洗濯が必要です。
洗濯せずに収納する際も、毎回天日干しなどしっかり乾燥させると良い状態を維持できます。
製品表示のタグをよく読んで適切な管理をして大事に長く使いましょう。
ダウンの封筒型寝袋の選び方
適応温度
どの季節や気温で使用するかを考え、その条件に合った寝袋を選びましょう。
真冬の雪山で使用する等でなければ、通常のオールシーズン対応のもので問題ありません。
圧縮性
キャンプなのか登山なのか、使用場所によって圧縮性を重要視した方がいい場合があります。
コンパクトに収納できるものであれば登山などでも有効で、車移動のキャンプならデザイン性重視で多少かさばるものでも良いかもしれません。
収納袋がついているものが多いのですが、たまにないものもあるので付属品のチェックは必ず行いましょう。
耐久性
野外での使用の場合は耐久性を考える事も大切です。
寝袋の外側の生地やジッパーの品質を確認し、耐久性があり長持ちするものを選びましょう。
ダウンの寝袋の寿命は10年前後と言われておりますが、商品の素材や手入れによってさらに長期で使用する事も可能です。
メーカー
国内大手の「モンベル」や羽毛の街として有名な滋賀県多和田地区で生まれた「ナンガ」など、有名メーカーからも多く発売されています。
特にモンベルの製品は登山家にも愛好家が多く、その他の製品に比べて軽量でコンパクトであることがと特徴です。
価格
ダウンの寝袋はそうでないものに比べて値段が高めで、5,000円程度から高いものだと3万円以上するものもあります。
これは素材や適性温度によって変わってくるので、マイナス30℃で使う事などが必要でなければ安価なもので問題ないでしょう。
良質なダウンを使用したものは空気を含みやすく保湿性が高いので、その分価格も上がります。
ダウンの封筒型寝袋おすすめ10選
メーカー・製品 | 適応温度 | 限界温度 | 中の素材 |
---|---|---|---|
ZAIDEA 寝袋 人工ダウン | オールシーズン | -10度 | 人工ダウン |
ATEPA 寝袋 連結可能 | 1度 | -21度 | ダウン |
CAMDOOR 人工ダウン&2個連結可寝袋 | オールシーズン | -15度 | 人工ダウン |
Moonrock 寝袋 限界使用温度5度 | 春・夏・秋 | 5度 | ダウン |
Fengzel Outdoor 寝袋 高級ダウン詰め | ダウンの量による | ダウンの量による | ダウン |
S’more OKURUMI BAG 寝袋 | 5~15度 | 0度 | ダウン |
CAMDOOR 人工ダウン 30秒収納 | 25度 | 15度 | 人工ダウン |
QEZER ダウン シュラフ | 3~13度 | -3度 | ダウン |
KingCamp ダウン 天然羽毛 | 0~10度 | -15度 | ダウン |
sahara 寝袋 ダウン | 5~-5度 | -5度 | ダウン |
【ZAIDEA】
寝袋 人工ダウン
「キャンプでも熟睡したい」「寝汗はかきたくない」など、みんなのわがままを形にした寝袋です。
人工ダウン「マイクロプリマ」を使用し、あたたかくふわふわとした寝心地を実現しました。
人工ダウンなので動物アレルギーの心配もなく、家庭用洗濯機での丸洗いもOK、お手入れがしやすいのも魅力です。
適応温度 | オールシーズン |
---|---|
限界温度 | -10度 |
中の素材 | 人工ダウン |
【ATEPA】
寝袋 連結可能
3D立体ボックス構造でダウンの漏れを防ぎ保湿力をアップしています。
全てのファスナーを開ければ敷布団としても使用でき、暑ければ足元だけ開けて使用する事もできます。
また、2つの寝袋をつなげてダブルサイズとしても使えるので、ファミリーで使用する際にも広々眠れて快適です。
適応温度 | 1度 |
---|---|
限界温度 | -21度 |
中の素材 | ダウン |
【CAMDOOR】
人工ダウン&2個連結可寝袋
50回洗濯して使用しても、綿が固まるなど品質が落ちる事なく使える寝袋です。
人工ダウンなのでコスパも良く高品質で、濡れても乾きやすいなのお手入れの面でも非常に扱いやすい商品です。
ファスナーにそって隙間ガードがついていて冷気を遮断し内部を暖かく保てるので、寒い冬の使用でも快適に過ごせます。
適応温度 | オールシーズン |
---|---|
限界温度 | -15度 |
中の素材 | 人工ダウン |
【Moonrock】
寝袋 限界使用温度5度
重量770gと、他のダウンの寝袋に比べてとても軽く持ち運びしやすい商品です。
ブラック、カーキ、コヨーテ、ネイビーの4色展開で、どれも落ち着いた色合いなのでファミリーで色違いを揃えるのもいいでしょう。
限界温度が5℃ですが、薄手の寝袋なので2枚重ねて使えば冬季のキャンプでも快適に過ごせます。
適応温度 | 春・夏・秋 |
---|---|
限界温度 | 5度 |
中の素材 | ダウン |
【Fengzel Outdoor】
寝袋 高級ダウン詰め
こだわりの方法で生成した高級ダウンを85%使用しています。
快適性、弾力性、嵩高性に優れ、空気をたくさん含んでいるので保湿性が高く寝心地が抜群です。
購入時にダウンの量を選択できるので、自分がどのくらいの温度で使用するのかによって値段も変わります。
快適温度を参考に商品を選んでみてください。
適応温度 | ダウンの量による |
---|---|
限界温度 | ダウンの量による |
中の素材 | ダウン |
【S’more】
OKURUMI BAG 寝袋
熱を逃がしにくい立体キルトを使用し、重量580gと軽量でありながら快適な寝心地を実現しました。
表ナイロン生地は撥水加工が施され、汚れにくく結露によりダウンが濡れる心配もありません。
通常の収納袋とは別にメッシュの収納袋がついているので、保管の際は通気性の良いメッシュ、持ち運びの際は通常の袋と分けて使えます。
適応温度 | 5~15度 |
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限界温度 | 0度 |
中の素材 | ダウン |
【CAMDOOR】
人工ダウン 30秒収納
小物を収納できる内側ポケットや、衣類を入れれば枕になる頭の部分の仕様など細かい工夫がたくさんつまった寝袋です。
横幅82cmとゆったりとした作りで窮屈さを感じる事もなく、男性でも出入りしやすい作りとなっています。
収納袋はクッションのような形状で肩掛けもできるので、荷物が多いキャンプでは手が空いてほかのものも一緒に運べます。
適応温度 | 25度 |
---|---|
限界温度 | 15度 |
中の素材 | ダウン |
【QEZER】
ダウン シュラフ
高品質なダックダウンを使用して「雲のようなやわらかさ」をうたい、断熱性と耐湿性に優、快適に暖かく眠れる商品です。
双方向ジッパーでファスナーをどちらからも開けられ、季節に合わせて温度調整が可能となっています。
ひし形格子の縫い目によりダウンをより均一に配置し、ダウンがまとまってしまい寝心地を悪化させるのを防ぎます。
適応温度 | 3~13度 |
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限界温度 | -3度 |
中の素材 | ダウン |
【KingCamp】
ダウン 天然羽毛
70%ダックダウンを使用し、保湿性が高く通気性の優れた商品になっています。
最新の縫製技術によりダウン漏れを防ぎ、耐久性にも優れているため長期に渡って使用可能です。
表地は防水100%ポリエステル/50Dで撥水加工もされているので、汚れにくく扱いやすいのでファミリーにも向いています。
適応温度 | 0~10度 |
---|---|
限界温度 | -15度 |
中の素材 | ダウン |
【sahara】
寝袋 ダウン
外側には入れやすい17cmのポケットがついていて、寝ている間にファスナーが開かないようガードもあり細かい工夫が嬉しい寝袋です。
軽くて柔らかいダウンを使用し暖かくてぬくぬくの寝心地を追求しているので、軽量でありなが保温性に優れています。
シンプルなデザインにラクダのロゴが映えるデザインになっています。
適応温度 | 5~-5度 |
---|---|
限界温度 | -5度 |
中の素材 | ダウン |
まとめ
ダウンの寝袋は冬に強いのもからオールシーズン使えるものまで幅広く販売されています。
素材や適性温度により価格も異なってくるので、使用条件をよく読み自分に合った寝袋を選びましょう。
ダウンの封筒型寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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