MacBookは携帯性を重視したAir、スペックを重視したProが展開されており、ユーザー人気の高いモデルです。
しかし、ストレージ容量は初期搭載から拡張できないため、容量不足に悩む方も多いでしょう。
そこでMacBook対応外付けSSDを検討されると思いますが、製品数が多いため、選ぶ際に迷うこともあると思います。
そこで本記事では、MacBook向け外付けSSDおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 MacBook向け外付けSSDとは
- 2 MacBook向け外付けSSDを使うメリット
- 3 MacBook向け外付けSSDを使うデメリット
- 4 MacBook向け外付けSSDの選び方
- 5 MacBook向け外付けSSDおすすめ10選
- 5.1 【RAOYI】250GB ポータブルSSD(X1pro-Black-250G-RY-JP)
- 5.2 【エレコム】250GB スライド式SSD(ESD-EWA0250GBK)
- 5.3 【トランセンドジャパン】512GB ポータブルSSD(TS512GESD310C)
- 5.4 【Glyph】Atom EV(A500EV)
- 5.5 【ロジテック】1TB 外付けSSD(LMD-SPCH100UAC)
- 5.6 【Crucial】X8(CT1000X8SSD9)
- 5.7 【Archgon】1TB ポータブルSSD(X92)
- 5.8 【SUNEAST】2TB 外付けSSD(PSSD01AC)
- 5.9 【Western Digital】2TB ポータブルSSD(SDPS31H-002T-GBCND)
- 5.10 【Samsung】4TB ポータブルSSD(MU-PE4T0S-IT/EC)
- 6 まとめ
MacBook向け外付けSSDとは
MacBookは携帯性・スペックを両立させていますが、初期搭載されたストレージ容量からの拡張は行えません。
そのため、初期搭載された容量を上手く管理する必要がありますが、どうしても容量不足に陥ることもあるでしょう。
その際にType-C/Thunderboltで接続し、外部から容量を拡張できるのがMacBook向け外付けSSDです。
端末内部を操作する必要が無く、接続端子に外部から差し込むだけで拡張できるため、急な事態でも容量をカバーできます。
MacBook向け外付けSSDを使うメリット
ストレージを拡張できる
MacBookは携帯性・スペックに優れており、編集・プログラミングなどのあらゆる用途でパフォーマンスを発揮できます。
しかし、内部からのストレージ容量拡張は基本的に不可能となるため、初期搭載された容量を上手く管理する必要があります。
ですが、外付けSSDはインターフェースに接続するだけでストレージ容量を拡張できるため、簡単に容量不足を回避可能です。
携帯性に優れている
HDDは磁気ディスクで読み書きを行う性質上、どうしてもサイズが大きくなってしまい、携帯性に欠けてしまいます。
ですが、外付けSSDはフラッシュメモリで小型化を可能にしつつ、スティック・正方形型でよりサイズが抑えられています。
端末とセットでもかさばらずに持ち運べますし、バッグ・小物入れ等にスペースを取らずに収納し、携帯可能です。
転送速度が速い
外付けストレージにはSSD・HDDが挙げられますが、HDDは単体容量は大きい反面、転送速度の遅さが欠点です。
10GB以上を超えるデータ・ファイルを転送する際、5分以上の時間を要することもあり、ストレスの原因になり得ます。
ですが、SSDはHDDの2倍~3倍以上の転送速度を実現しており、大容量のデータもスムーズに保存できます。
耐久力に優れている
外付けHDDはストレージ容量こそ大きいですが、使用時の駆動箇所が多く、ちょっとした衝撃でも故障する可能性を秘めています。
カバン等に収納して持ち運ぶ際、小さな接触でも故障するリスクがあり、大切なデータがロストしてしまう危険性もあります。
ですが、外付けSSDは使用時の駆動箇所が少なく、耐衝撃性も高めているため、乱暴に扱わない限りは故障する心配がありません。
MacBook向け外付けSSDを使うデメリット
単体容量が少ない
外付けSSDはインターフェースと接続するだけで簡単に増設が可能ですが、単体容量の少なさが欠点です。
外付けHDDは8TB~16TBに対応した製品も登場していますが、外付けSSDは250GB~4TBが基本です。
一般的な用途なら問題は無いですが、動画のような大容量データを多数扱う場合、すぐに容量不足に陥る可能性があります。
製品価格が高い
MacBook外付けSSDはスムーズなデータ転送を可能にしつつ、コンパクトサイズであらゆるシーンに適応できるのが強みです。
しかし、HDDよりも性能で優れている分、製品価格も跳ね上がるため、予算が限られていると導入しにくい傾向にあります。
HDDは1万円以下で導入しやすいですが、SSDは500GBで1万円を超える製品もある点には注意です。
MacBook向け外付けSSDの選び方
容量で選ぶ
MacBook外付けSSDは250GB~4TBと幅広い容量で製品化されているため、用途に合わせた容量の選択が必須です。
容量が小さいファイル・データ程度であれば、250GB~500GBでも容量不足に陥る心配はありません。
ですが、単体で大きな容量を伴う動画ファイル等を扱う場合、すぐに容量不足に陥るため、1TB~4TB以上が推奨です。
ご自身の扱うファイル容量を考慮し、充分な容量を搭載した製品を選択しましょう。
転送速度で選ぶ
MacBook外付けSSDは大容量データのスムーズな転送を可能にしますが、転送速度は製品で大きく違ってきます。
最大500MB/秒で転送できる製品もありますし、最大2000MB/秒以上の高速転送を可能にした製品も登場しています。
容量が小さなファイルなら500MB/秒で良いですが、大容量ファイルを扱う場合は1000MB/秒以上が最適です。
扱う容量が大きいほどに転送速度の数値は重要になるため、ご自身の環境を考慮し、選択しましょう。
接続規格で選ぶ
MacBookはUSB Type-C/Thunderboltに対応しており、規格によってデバイスとの接続速度が異なります。
速度ではThunderboltが優れているため、SSDの転送速度を活かすならThunderbolt対応製品がベストです。
ただし、Thunderbolt対応は価格も跳ね上がるため、速度よりもコストを重視するならUSBを選択しましょう。
ご自身の予算を加味し、転送速度・コストのどちらを重視するかで接続規格を選択するのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
MacBook向け外付けSSDは国内外を含む、家電・デバイスメーカーから豊富なラインナップが登場しています。
しかし、同じ価格帯でもメーカーによる品質差が生じることもあり、メーカー選びは非常に重要です。
メーカー選びで失敗しないためには、ユーザー人気の高さ・レビュー評価を参考にしましょう。
価格帯で選ぶ
MacBook向け外付けSSDは豊富なラインナップが登場しており、5千円台~4万円越えと価格幅も広めです。
可能な限りコストを抑えるなら5千円台からの選択となりますが、価格=容量・性能に比例する点には注意です。
ある程度の容量・実用性を重視する場合、最低でも2万円程度の出費は想定しておきましょう。
容量・実用性よりもコストを重視するなら低価格帯、容量・実用性を重視するなら高価格帯からの選択がベストです。
MacBook向け外付けSSDおすすめ10選
メーカー・製品名 | サイズ/重量 | 容量 | 最大転送速度 | 接続規格 |
---|---|---|---|---|
RAOYI 250GB ポータブルSSD | 8.5×4.2×0.7cm/41g | 250GB | 550MB/秒 | USB 3.1 |
エレコム 250GB スライド式SSD | 7.2×2.3×0.9cm/16g | 250GB | 600MB/秒 | USB 3.2 |
トランセンドジャパン 512GB ポータブルSSD | 7.1×2×0.8cm/11g | 512GB | 1050MB/秒 | USB 3.2 |
Glyph Atom EV | 14.1×7.4×4.2cm/221g | 500GB | 1GB/秒 | USB 3.2/Thunderbolt3 |
ロジテック 1TB 外付けSSD | 7.2×2.3×0.9cm/16g | 1TB | 1050MB/秒 | USB 3.2 |
Crucial X8 | 11×5.3×1.2cm/100g | 1TB | 1050MB/秒 | USB 3.2 |
Archgon 1TB ポータブルSSD | 15.2×8.6×5.2cm/240g | 1TB | 3400MB/秒 | USB 3.0/Thunderbolt3 |
SUNEAST 2TB 外付けSSD | 7.8×6.1×1.2cm/80g | 2TB | 560MB/秒 | USB 3.1 |
Western Digital 2TB ポータブルSSD | 11.1×5.8×1.2cm/122g | 2TB | 2700MB/秒 | USB 3.2/Thunderbolt3 |
Samsung 4TB ポータブルSSD | 8.8×5.9×1.3cm/210g | 4TB | 1050MB/秒 | USB 3.2 |
【RAOYI】
250GB ポータブルSSD(X1pro-Black-250G-RY-JP)
ブラックカラー+スマートフォルムで設計されており、携帯性を高めつつ、高級感を演出した外付けSSDです。
USB Type-C/Type-A両方に対応しており、互換性を高めつつ、アルミニウム素材で耐久力も強化されています。
最大転送速度は550MB/秒で他製品よりは劣ってしまいますが、5千円以下で導入できるコスパの良さが好評です。
サイズ/重量 | 8.5×4.2×0.7cm/41g |
---|---|
容量 | 250GB |
転送速度 | 550MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
【エレコム】
250GB スライド式SSD(ESD-EWA0250GBK)
USB Type-A/Type-Cを搭載し、使用端末に応じてスライドで端子を取り出せる外付けSSDです。
超コンパクトサイズでラクに持ち運べますし、セキュリティ機能付きで大切なデータを確実に保護できます。
日本メーカー製で保証も受けやすく、10Gbps接続+転送速度600MB/秒でスムーズにデータ保存できる点もおすすめです。
サイズ/重量 | 7.2×2.3×0.9cm/16g |
---|---|
容量 | 250GB |
転送速度 | 600MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
【トランセンドジャパン】
512GB ポータブルSSD(TS512GESD310C)
USB Type-A/Type-C両端子が搭載されており、MacBookをはじめ、各種デバイスに接続できるSSDです。
超コンパクトサイズで携帯性を高めつつ、端子部分にはキャップが付属されており、故障のリスクを軽減しています。
10Gbps接続+転送速度1050MB/秒により、大容量データもスムーズに保存できます。
サイズ/重量 | 7.1×2×0.8cm/11g |
---|---|
容量 | 512GB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
【Glyph】
Atom EV(A500EV)
USB Type-C端子で各種端末に接続可能であり、ポータブルサイズで携帯性を高めた外付けSSDです。
USB 3.2・Thunderbolt3高速通信で遅延を軽減し、転送速度1GB/秒でストレスフリーな環境を構築できます。
容量に対してコストは掛かりますが、他には無い圧倒的なスピード転送を求める方に最適です。
サイズ/重量 | 14.1×7.4×4.2cm/221g |
---|---|
容量 | 500GB |
転送速度 | 1GB/秒 |
接続規格 | USB 3.2/Thunderbolt3 |
【ロジテック】
1TB 外付けSSD(LMD-SPCH100UAC)
スティックタイプで携帯性を高めつつ、使用端末に応じてType-A/Type-C接続を切り替えられる外付けSSDです。
直刺しタイプでケーブルの煩わしさを感じることなく、大容量ファイルもスムーズに転送できます。
コンパクトながらも1TBで容量不足に陥る心配が無く、MacBookをはじめ、あらゆる端末に適応できる点も好評です。
サイズ/重量 | 7.2×2.3×0.9cm/16g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
【Crucial】
X8(CT1000X8SSD9)
手のひらサイズ+軽量で設計されており、負担無くあらゆるシーンで運用できる外付けSSDです。
丁度良い1TB容量を採用しており、細々とした多数のデータをはじめ、大容量ファイルも容易に保存できます。
10Gbps接続+1050MB/秒で高速転送を可能にしつつ、1万円弱で導入できるコスパの良さも魅力です。
サイズ/重量 | 11×5.3×1.2cm/100g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
【Archgon】
1TB ポータブルSSD(X92)
ブラックカラー+ロゴで高級感あふれるデザインに設計し、放熱性を強化した外付けSSDです。
Thunderbolt3接続+最大3400MB/秒を実現しており、あらゆるデータを短時間で転送できます。
アルミニウム素材で落下・衝撃への耐性も高めており、総合的な性能で優れている点が高く評価されています。
サイズ/重量 | 15.2×8.6×5.2cm/240g |
---|---|
容量 | 1TB |
転送速度 | 3400MB/秒 |
接続規格 | USB 3.0/Thunderbolt3 |
【SUNEAST】
2TB 外付けSSD(PSSD01AC)
コンパクトサイズ+軽量で設計し、携帯性を高めつつ、アルミニウム素材で優れた耐久性も実現した外付けSSDです。
2TB大容量で多数のデータ・ファイルを保存可能であり、稼働状態を点灯ランプでチェックできます。
転送速度ではやや劣ってしまいますが、2TB大容量を採用しつつ、1万円弱で導入できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 7.8×6.1×1.2cm/80g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 560MB/秒 |
接続規格 | USB 3.1 |
【Western Digital】
2TB ポータブルSSD(SDPS31H-002T-GBCND)
ハードアルミニウム素材で耐久力を高めつつ、使用時の冷却性能も向上させた外付けSSDです。
2TB大容量で容量不足に陥る心配が無く、Thunderbolt3+最大2700MB/秒でスムーズな転送も実現しています。
ハードな素材ながらも軽量で設計されており、持ち運ぶ際に負担が掛からない点も好評です。
サイズ/重量 | 11.1×5.8×1.2cm/122g |
---|---|
容量 | 2TB |
転送速度 | 2700MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2/Thunderbolt3 |
【Samsung】
4TB ポータブルSSD(MU-PE4T0S-IT/EC)
コンパクトサイズながらも4TB大容量を搭載し、セキュリティ機能でデータを保護できる外付けSSDです。
10Gbps+1050MB/秒により、大容量のデータをスムーズに転送可能であり、各種端末への互換性も実現しています。
防水・防塵・耐衝撃性に優れており、故障リスクを最大限抑えつつ、アプリで直感的にコントロールできる点も魅力です。
サイズ/重量 | 8.8×5.9×1.3cm/210g |
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容量 | 4TB |
転送速度 | 1050MB/秒 |
接続規格 | USB 3.2 |
まとめ
MacBook外付けSSDはデータをスムーズに転送できますが、単体容量が少ないため、大容量データを扱う場合は注意です。
製品価格も高額となるため、製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事を参考に選んでいただければ幸いです。
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