3次元データで作られた様々なものを手軽に印刷し、日々の暮らしをもっと便利にする3Dプリンター。
最近ではスマホケースやおもちゃなどのデータもたくさん出回るようになり、3Dプリンターでできることが更に増えてきています。
ところで、複雑な3Dデータを印刷した際に、印刷物がプラットフォームから浮いてしまった経験はないでしょうか。
今回はそんなお悩みを解決できる3Dプリンター用のりに注目し、スティックのりを厳選して10点ご紹介します。
目次
- 1 3Dプリンター用のりを使うメリット
- 2 3Dプリンター用のりを使うデメリット
- 3 3Dプリンター用のりおすすめ10選
- 3.1 【SHUIYUE】3Dプリンター用スティックのり 3パック
- 3.2 【FENGWANGLI】3Dプリンターグルースティック 4本パック（FWL-3DDYJ-002）
- 3.3 【プラス】パワープリット レギュラーサイズ 20本セット（29-710×20）
- 3.4 【プラス】スムーズプリット レギュラーサイズ（NS-721-5P / 29-716）
- 3.5 【トンボ鉛筆】スティックのり 消えいろピットほそみ（カタバン）
- 3.6 【トンボ鉛筆】スティックのり PiT シワなしピット（HCA-518）
- 3.7 【トンボ鉛筆】スティックのり 消えいろピット G（PT-GC）
- 3.8 【コクヨ】スティックのり GLOO シワなくキレイ（ﾀ-G322X3SET）
- 3.9 【シャチハタ】スティックのり 10g（TGS-10/H）
- 3.10 【ヤマト】スティックのり 固形アラビック（YS-115）
3Dプリンター用のりを使うメリット
印刷の精度が上がる
3Dプリンターの印刷に失敗する原因の一つとして、印刷物がプラットフォームから浮いてしまう事が挙げられます。
これはフィラメントが熱を失うことによって収縮することが原因で、これにより印刷物の位置がずれると正しく印刷ができません。
3Dプリンター用のりを使うことで、プラットフォームとフィラメントが強力にくっつき、印刷に成功しやすくなるでしょう。
簡単に使える
3Dプリンター用ののりは、簡単に言えば文房具ののりとほとんど同じようなものです。
そのため、必要な時にサッと取り出してプラットフォームに塗れば良く、それだけで十分効果を発揮します。
特別な操作や技術を必要とするわけではないため、3Dプリンター初心者の方でも問題なく扱えることでしょう。
気泡や塗りムラが少ない
のりと一言で言っても、スティックのりと液体のりの2種類があるので、どちらを選べばよいか迷う方もいることでしょう。
しかし、特に3Dプリンターにおいては、スティックのりを使うことを強くおすすめします。
スティックのりならプラットフォームに気泡や塗りムラができにくいため、均一にのりが塗り拡げられるのです。
安い
3Dプリンター用のスティックのりは、一見かなりお高い商品かと思うかもしれませんが、実はかなり安く買うことができます。
というのも、実は3Dプリンター用ののりの中には、文房具としてのスティックのりもいくつか含まれているからです。
皆さんがよく知っているあのスティックのりも3Dプリンター用に使うことができるので、気になった方はチェックしてみて下さい。
3Dプリンター用のりを使うデメリット
厚塗りしすぎるとかえって印刷に失敗しやすい
液体のり、スティックのりともに、プラットフォームに厚塗しすぎてしまうとかえって印刷が失敗する可能性が高まります。
スティックのりを厚塗りすると場所によってのりの厚みが大きく異なり、これにより印刷物の底面がずれてしまうためです。
のりを使うときには必要最小限の量にとどめたり、定期的にプラットフォームを清掃したりすることをおすすめします。
3Dプリンター用のりおすすめ10選
【SHUIYUE】
3Dプリンター用スティックのり 3パック
プラットフォームから剥がしやすいよう工夫された、3Dプリンターでの使用をメインに開発された3Dプリンター用のりです。
ほのかにミントが香るスティックのりとなっており、印刷中にはミントの香りが部屋中にふわりと広がります。
のりは水溶性ですので、印刷物を取り外した後はプラットフォームを水で洗い流すだけでめんどうなお掃除も完了です。
| 内容量 | 38g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 25mm |
【FENGWANGLI】
3Dプリンターグルースティック 4本パック（FWL-3DDYJ-002）
1本で約100回分の印刷に対応できる、耐久性に優れる3Dプリンター用のスティックのりの4本パックです。
使い方は一般的なスティックのりと全く一緒で、下のダイヤルをくるくると捻るとのりが徐々にせり上がってきます。
粘着性が高いため、薄く塗るだけで力強くフィラメントにくっつき印刷物の浮き上がりを防いでくれます。
| 内容量 | 非公開 |
|---|---|
| サイズ（直径） | 0.95インチ |
【プラス】
パワープリット レギュラーサイズ 20本セット（29-710×20）
のり成分にウレタン樹脂を配合し、強力な粘着力を実現している3Dプリンター用スティックのりです。
貼った瞬間から粘着力を発揮する速乾タイプとなっており、フィラメントが収縮する前に接着できます。
異素材の接着にも対応しており、プラットフォームとプラスチック製の印刷物でも強力に接着できることでしょう。
| 内容量 | 19g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 21mm |
【プラス】
スムーズプリット レギュラーサイズ（NS-721-5P / 29-716）
なめらかな塗り心地とシワの出来にくさを両立した、むらなく塗れる3Dプリンター用スティックのりです。
軽い力でなめらかに塗れるので、作業効率が上がり、様々な印刷物を次々と印刷することができます。
のりの主成分はデンプンなどの植物由来成分となっており、環境に配慮した安全性の高いスティックのりです。
| 内容量 | 20g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 21mm |
【トンボ鉛筆】
スティックのり 消えいろピットほそみ（カタバン）
直径7.5mmとスリムなサイズ感で、細かいところの塗り直しや増し塗りに最適な3Dプリンター用スティックのりです。
塗るときには青色で、乾くと透明になるという特殊なのりですので、塗った場所がわかりやすくなっています。
使い切った際にも手を汚さず詰め替えられますので、経済的で環境にも優しい仕様になっています。
| 内容量 | 2.2g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 7.5mm |
【トンボ鉛筆】
スティックのり PiT シワなしピット（HCA-518）
のりに含まれる水分を少なくし、アルコールを多くすることでシワが出にくくなっている3Dプリンター用スティックのりです。
3Dプリンター用として使う人がかなり多い商品ですが、もちろん薄い紙やレシートなども簡単にきれいに貼ることができます。
ただし、アルコール分が多いため揮発しやすいですから、使用後は必ず蓋をしてのりが乾かないように心がけましょう。
| 内容量 | 22g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 20mm |
【トンボ鉛筆】
スティックのり 消えいろピット G（PT-GC）
直径31mmととってもビッグなスティックのりで、プラットフォームの広い範囲に塗るのに最適です。
塗りムラや塗り忘れがわかりやすい青色ののりですので、広い面にのりを塗る場合にはかなり便利な商品です。
先程の商品よりも乾きがやや遅いものの、オフィスなどで使い慣れている方はこちらを選ぶと使いやすくてよいと思います。
| 内容量 | 40g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 31mm |
【コクヨ】
スティックのり GLOO シワなくキレイ（ﾀ-G322X3SET）
角や細部が非常に塗りやすい四角形ののり面がユニークな、3Dプリンター用スティックのりです。
本体も四角形となっているので転がりにくく、のりを出す時に使うつまみも握りやすいため使いやすさが抜群です。
この商品は「シワなくキレイ」タイプののりですが、この他にも「しっかり貼る」、「色が消える」の合計3タイプから選べます。
| 内容量 | 22g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 32mm |
【シャチハタ】
スティックのり 10g（TGS-10/H）
直径8mmとやや小さなサイズながらも、高い接着力とシワのなさに定評のある3Dプリンター用スティックのりです。
1つ1つ袋に入った個包装の状態で送られてくるためのりが乾きにくく、長期保存に向いています。
購入は10本単位からとなっていますが、1本にのりが10gしか入っていないため使い切るのにそこまで時間はかからないでしょう。
| 内容量 | 10g |
|---|---|
| サイズ（直径） | 8mm |
【ヤマト】
スティックのり 固形アラビック（YS-115）
液体のりで有名なアラビックヤマトのスティックのりバージョンで、柔らかいタッチで塗りやすいことが特徴です。
直径は40mmとかなり大きく、のりの容量は115gとかなりのボリュームがありますので耐久性も抜群です。
のりの材料には酸が含まれていないため、長期使用でプラットフォームが傷むことはなく安心してお使いいただけます。
| 内容量 | 115g |
|---|---|
| サイズ | 40mm |
3Dプリンター用のりの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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