近年、リモート会議や動画配信サイトなどで自分の顔を画面越しに見せることが一般的になってきました。
これからライブ配信者になりたいと考えている人もいるかも知れません。
PC内蔵のカメラで行うことも可能ですが、より高画質できれいな映像を配信するためにはWebカメラを使うことがおすすめです。
今回は、ライブ配信にも使える高画質なWebカメラ12選をご紹介します。
ぜひ購入する際の参考にしてください。
目次
- 1 高画質Webカメラを使うメリット
- 2 高画質Webカメラを使うデメリット
- 3 高画質Webカメラの選び方
- 4 高画質Webカメラおすすめ12選
- 4.1 【Logicool】 LOGICOOL STREAMCAM(C980GR)
- 4.2 【Logicool】BRIO ULTRA HD PROビジネスウェブカメラ (C1000s)
- 4.3 【Logicool】PRO STREAM フルHD ウェブカメラ (C922n)
- 4.4 【エレコム】 高精細Full HD対応500万画素Webカメラ(UCAM-C980FBBK)
- 4.5 【エレコム】 顔認証対応Webカメラ(UCAMCF20FBBK)
- 4.6 【エレコム】 4Kオートズーム対応Webカメラ(UCAM-CX80FBBK)
- 4.7 【Anker】Anker PowerConf C200(A3369)
- 4.8 【Anker】Anker PowerConf C300(A3361)
- 4.9 【マイクロソフト】モダン ウェブカム for Business(8L5-00010)
- 4.10 【EMEET】 EMEET C970(C970)
- 4.11 【Spedal】 Spedal 934H (934H)
- 4.12 【DEPSTECH】DEPSTECH DW50-JP(DW50-JP)
- 5 まとめ
高画質Webカメラを使うメリット
雰囲気や表情を綺麗に映せる
高画質のWebカメラを使うことで、PC内蔵のカメラより綺麗な映像を配信可能です。
高画質な映像を配信することで、被写体の雰囲気や表情まではっきりと伝わり、聞き手に良い印象を与えることができます。
また、PC内蔵のカメラと比較して、素早い動きにも対応が可能であり、滑らかで見やすい映像を配信することもできます。
画角の調整がしやすい
PC内蔵のカメラは、一定方向の配信に限られますが、Webカメラは自分で設置場所を選択することが可能です。
リモート会議や動画配信では、自分の顔を大きく映したい、複数人で画面に映るために広角で撮影したい、など様々な撮影環境があります。
聞き手に見せたい角度や向き、範囲などを自由に設定することができるWebカメラを使用することはメリットになります。
高画質Webカメラを使うデメリット
購入費用が必要になる
PC内蔵のカメラであっても十分に被写体を映すことは可能ですが、より高画質を求めるのであれば別途Webカメラを用意する必要があります。。
そのため、Webカメラを購入する代金がプラスで必要に。
より高品質なWebカメラを導入しようとする場合、数万円ほど予算が必要になることもあります。
リモート会議やライブ配信の頻度、求める性能などを考慮して自身にあった製品を選ぶことが重要です。
環境構築費用がかかる
Webカメラで高画質なライブ配信を行う場合、高速ネット回線は必須です。
素早い動きに対応し、滑らかで見やすい映像を配信することができる一方で、高画質なライブ配信は高負荷になりやすく、映像が止まったり乱れたりする可能性があります。
そのため、高速ネット回線がない場合には構築する必要があります。
高画質Webカメラの選び方
設置タイプで選ぶ
Webカメラにはクリップ型、スタンド型、三脚型の3種類があります。
クリップ型
クリップ型は、パソコンやモニターの画面上部に挟むことで使用するタイプのWebカメラです。
最もポピュラーなタイプであり、手軽に設置が可能で、画角調整がしやすくなっています。
スタンド型
スタンド型とは、デスクなどの平らな場所に設置して使用するタイプのWebカメラです。
見上げるような形の映像になるため、複数人で画面に写りたいなどの広い画角も求める場合におすすめです。
三脚型
三脚型は、その名の通り三脚に取り付けるタイプのWebカメラです。
スタンド型よりも少し高い位置になるため、より見栄え良く配信をすることができます。
画質で選ぶ
高画質な映像配信を行う場合、最低限1080pの解像度が必用です。
明るく、被写体の細かな表情まで伝えるために、1080pに対応した製品を選ぶことをおすすめします。
製品を購入する際は、1080pに対応した製品を選んでいるか注意することが必要です。
例えば、ライブ配信時にPC上で解像度を1080pに設定していたとしても、Webカメラの性能が720pであった場合、解像度は720pになってしまいます。
画角で選ぶ
画角はリモート会議やライブ配信を行う人数や環境によって、適切なものを選択することをおすすめします。
一人で映るならば、70〜80度の画角があれば十分であると言えます。
複数人や部屋全体を映したいと考えるならば、90〜120度程度まで映す事ができるWebカメラが必要です。
一方で画角が大きくなりすぎると、画面の端が歪んでしまったり、色彩が不自然なってしまう可能性があるため注意が必要です。
フレームレートで選ぶ
フレームレートとは、1秒間の映像が何枚の画像で作成されているかを示す数値のことを指します。
一般的にはフレームレートが高いほど、滑らかな映像を配信することができます。
リモート会議程度であれば、30fpsで十分ですが、高画質なライブ配信をするには60fps程度の製品がおすすめです。
30fpsであってもライブ配信をすることは可能ですが、配信中にカクツキが起こる場合があります。
また、反対にフレームレートが高くなりすぎると動画の容量が大きくなりスムーズに配信できない可能性もあります。
高画質Webカメラおすすめ12選
【Logicool】
LOGICOOL STREAMCAM(C980GR)
1080p/60fpsに対応したWebカメラです。
AIによる顔追尾オートフォーカス機能や自動露出補正も付いているため、高画質なライブ配信を行うにはこれさえあれば問題ないという商品です。
クリップ型でサイズも小さいため、持ち運びにも便利でかつ、設置場所を選ばない点もおすすめできます。
【Logicool】
BRIO ULTRA HD PROビジネスウェブカメラ (C1000s)
1080pを超えた4K対応であり、かつ60fpsであるため、最高レベルの高画質なライブ配信を可能にするWebカメラです。
自動光補正により被写体を最適な明るさで表示したり、ノイズキャンセリング機能付きマイクによってクリアな音声を配信することも可能です。
また、専用のソフトウェアを活用すれば、画角を65度、78度または90度の中から選択することできます。
【Logicool】
PRO STREAM フルHD ウェブカメラ (C922n)
1080p/30fpsまたは720p/60fpsに対応したWebカメラです。
オートフォーカス機能や自動光補正機能の他、ノイズキャンセリング機能付きマイクも内蔵されています。
また、画角も90度と広角であることに加えて、4倍のHDズームを使うこともできるため特定の対象物に相手の目を向けさせることもできます。
クリップ型だけでなく、スタンド型や三脚型に対応しているなど汎用性の高いWebカメラです。
【エレコム】
高精細Full HD対応500万画素Webカメラ(UCAM-C980FBBK)
1080p/30fpsに対応したWebカメラです。
周囲のノイズを抑え、声を正確に拾う高音質なマイクが2台内蔵され、ステレオ録音にも対応しています。
また、クリップ型だけでなく、デスクなどの平面にも設置可能なスタンド型として使用することもできます。
画角は68度になっており、上下に角度を調整することも可能です。
価格もそこまで高くないため、コスパが良く、購入しやすい製品になっています。
【エレコム】
顔認証対応Webカメラ(UCAMCF20FBBK)
1080p/30fpsに対応したWebカメラです。
画角は80度となっており、一人で映るには充分な画角であると言えます。
クリップ型、スタンド型として使用することもできるほか、撮影中であることを示すランプが点灯する機能もついています。
また、Windowsのセキュリティ機能である“Windows Hello 顔認証”に対応していたり、専用のソフトウェアをダウンロードすることでYouTubeへの投稿と簡易な動画編集も可能です。
【エレコム】
4Kオートズーム対応Webカメラ(UCAM-CX80FBBK)
4K/30fpsまたは1080p/60fpsに対応しているWebカメラです。
ただし、USB-Aで接続する場合、1080p/30fpsに制限されてしまうため注意が必要です。
露光時間の異なる画像をリアルタイムに合成する技術が搭載されているため、室内の明るさを自動調整し、配信者の表情を鮮明に映すことができます。
また、AI技術を応用した人物検知機能も搭載されており、画角を自動調整してくれるオートズーム機能によって聞き手が見やすい映像を配信することができます。
【Anker】
Anker PowerConf C200(A3369)
2k/30fpsに対応したWebカメラです。
2kの解像度は1080pとほぼ同等であるため、ライブ配信を行うには充分な画質となっています。
最大の特徴は5.1×4.1× 5.5cm、83gととても小型であることです。
オートフォーカス機能が搭載されており、専用のソフトを使うことで画角を65度、78度、95度に自由に設定することができます。
価格と性能のバランスが取れたコスパの良い商品です。
【Anker】
Anker PowerConf C300(A3361)
1080p/60fpsに対応しているWebカメラです。
専用ソフトウェアをPCにダウンロードすることで、モーショントラッキングやオートフレームといった被写体が最もよく映るように最適化されるAI機能が利用可能になります。
また、約0.35秒で自動的にピントが合うオートフォーカス機能も充実しています。
画角が78〜115度になっており、様々な配信環境に適したおすすめのWebカメラです。
【マイクロソフト】
モダン ウェブカム for Business(8L5-00010)
1080p/30fpsのWebカメラです。
世界中で使用されるオンラインコミュニケーションツールであるTeams認定のカメラであるため、非常に安心感のある製品となっています。
オートフォーカス機能、自動補正、露出補正機能が搭載されており、明るい表情を映し出すことができます。
画角は78度で幅約 3.6 cm の小型サイズであるほか、三脚にも取り付けが可能であるため、配信環境に合わせて取り付けが可能です。
【EMEET】
EMEET C970(C970)
1080p/60fpsに対応しているWebカメラです。
75〜90度の間で画角の調整が可能であり、オートフォーカス機能や光補正機能、ノイズキャンセリングもついています。
専用のソフトウェアを使用することで、明るさ、コントラスト、シャープネス、彩度、ホワイトバランスなどを好みのものに調整可能です。
はじめてWebカメラを利用するのであれば、お手頃な価格で十分な機能を持ち合わせている商品です。
【Spedal】
Spedal 934H (934H)
1080p/60fpsに対応するWebカメラです。
自動光補正機能が搭載されており、部屋の明るさや光の状態に合わせて自動調節が可能です。
一方で、オートフォーカス機能がついていないため、手動で焦点を合わせる必要があります。
画角は100度で専用のソフトウェアで調節も可能です。
また、カメラは720度回転し、三脚に取り付けることもできるため、汎用性が高く、コスパのいい製品です。
【DEPSTECH】
DEPSTECH DW50-JP(DW50-JP)
4K/30fpsに対応するWebカメラです。
オートフォーカス機能と自動光補正機能がついています。
三脚の取り付けも可能であるうえに、360度回転する構造になっているため撮影の自由度がとても高い製品になっています。
一番の特徴は、リモコン操作によって明るさや彩度、オートフォーカス機能のオンオフ、画像や音声のオンオフを切り替えることができる点です。
離れた場所から画面を確認して微調整をしたい人におすすめの商品です。
まとめ
Web会議やライブ配信など、全てのシーンで活躍してくれる高画質Webカメラ。
高画質であれば、自身の顔や資料も見やすくなるので、内蔵カメラを使っていて画質に悩んでいるなら、ぜひ高画質のWebカメラを選んでみましょう。
高画質なWebカメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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