ウッドが苦手でロングのセカンドショットや、長いショートでクラブ選択を迷ったことがある方もいらっしゃると思います。
4番ユーティリティはウッドやロングアイアンに比べ簡単に打つことができ、OBを恐れずに選択できるクラブです。
今回は4番ユーティリティに焦点を当て、そのメリットとデメリット、おすすめ商品10選をまとめました。
目次
- 1 4番ユーティリティを使うメリット
- 2 4番ユーティリティを使うデメリット
- 3 4番ユーティリティの選び方
- 4 4番ユーティリティおすすめ10選
- 4.1 【テーラーメイド】ステルス レスキュースチールシャフト メンズ（N9324609）
- 4.2 【テーラーメイド】SIM2MAX ユーティリティ（CCU56）
- 4.3 【ダンロップ】スリクソン ZX MKII ハイブリッド （10332977）
- 4.4 【ダンロップ】スリクソン ZX ユーティリティ ハイブリッド （ZXHODH）
- 4.5 【ミズノ】ゴルフクラブ JPX フライハイ ユーティリティ（5KJKB37774）
- 4.6 【ミズノ】ティーゾイド プラス ユーティリティ （43BB1557）
- 4.7 【キャロウェイ】ユーティリティ ROGUE ST MAX UTILITY （4G046628Y300）
- 4.8 【ピン】G425 ゴルフ ALTA J CB SLATE（G425 HB UT PIN）
- 4.9 【ピン】G430 ハイブリッド PING TOUR 2.0 CHROME 85（G430 HB UT PIN）
- 4.10 【タイトリスト】ユーティリティ TSi2ユーティリティ メタル
- 5 まとめ
4番ユーティリティを使うメリット
ウッドやロングアイアンに比べて簡単
4番ユーティリティは、ウッドやロングアイアンに比べ簡単に長い距離を打つことができます。
ソールが滑りやすいため、ダフリやトップのミスを防止することができ、大叩きホールが出にくくなります。
加えて、深いラフや薄い芝などさまざまな状況でも活用可能で、困ったら4番ユーティリティでいいと言えるほどのクラブです。
またクラブの設計上、ドローしやすいようになっておりスライスに悩むゴルファーにもおすすめです。
高い距離性能と弾道性
4番ユーティリティは簡単に打つことができ、なおかつ飛距離と高い弾道を生み出しやすいクラブです。
4番ユーティリティのロフト角は20度から23度ほどであり、弾道の高さと飛距離、難易度などの観点で最もバランスの取れています。
スライス系の高いボールではグリーンで球を止めることができ、ドロー系の球ではランも出て飛距離のでるボールが打てます。
ティーショットやセカンド、アプローチなど様々なケースで使える
様々な状況で活用することができるのが、4番ユーティリティの最大の特徴の1つです。
ティーショットでは、ドッグレッグや距離のないミドルホール、距離の長いショートホールで活躍します。
ロングホールや長いミドルホールのセカンドや、ウッドでは難しいライで4番ユーティリティを活かすことができます。
また、10ヤード前後のアプローチでも使うことができ、パターと同じ感覚で使用することも可能です。
4番ユーティリティを使うデメリット
フックしやすい
4番ユーティリティはヘッドやフェースの設計上、スライスが出にくい反面、フックが増えてしまうことがあります。
特に、もともとドローヒッターの方は左へのミスが増えやすいです。
フック系のボールはスピン量が少なく、飛びやすいためOBになる可能性も高く、スコアを崩してしまうことがあります。
ウッドやロングアイアンが打てなくなってしまうことがある
4番ユーティリティは5番ウッドや7番ウッド、3番アイアンの代わりに使用する方が多いです。
簡単にスイングできるユーティリティばかりに頼ってしまい、ウッドやロングアイアンを打てなくなってしまうことがあります。
芝や風、ライの状況によってはウッドやアイアンの方が適した場面もあるため、その際にこれらのクラブを持てないことがあります。
操作性が低い
4番ユーティリティは直進性の高いクラブである反面、操作性が低い傾向にあります。
球の高さや曲がり幅をコントロールしたい方には、ユーティリティの高い直進性が故に打ちにくいことがあります。
また、ラウンド中に目の前に木があり球を曲げたい場面では、ユーティリティは使いづらいです。
しかし、安定した弾道は安定したスコアを出す要因となるため、直進性と安定性の高い4番ユーティリティはおすすめのクラブです。
4番ユーティリティの選び方
ヘッド形状
4番ユーティリティには、大きくアイアン型とウッド型のヘッド形状があります。
ウッド型の方が簡単に球を上げやすく、飛距離も出やすいためウッド型の4番ユーティリティをおすすめします。
一口にウッド型とユーティリティと言っても、その形は様々です。
ヘッドが小ぶりでラフからでも打ちやすいものや、大きめのヘッドでソールが滑りやすくミスヒットに強いものなどがあります。
シャフト
ユーティリティのシャフトには大きく、カーボンシャフトとスチールシャフトがあります。
スチールシャフトはカーボンに比べ硬くしなりにくいため、曲がりにくく飛びにくい傾向があります。
一方で、カーボンシャフトはしなりやすいため飛距離が出やすい反面、曲がり幅が大きくなりやすいです。
飛距離と方向性のどちらを優先したいかでシャフトの材質で決まります。
ご自身のゴルフに求めているものを考慮した上で、お選びいただくことをおすすめします。
ロフト角
4番ユーティリティのロフト角は、おおよそ20度〜23度の物が多いです。
20度の方が弾道が低く飛距離が出やすく、23度の方が飛距離は出にくいですが弾道が上がりやすいです。
初心者の方や初めてユーティリティの購入を考えている方は、22度前後の4番ユーティリティをおすすめします。
22度のロフトが最もバランスが良く、簡単に打つことができ、2本目のユーティリティを選ぶ際にロフト角の基準になるためです。
メーカー
4番ユーティリティをセッティングに入れるゴルファーは増え続けており、多くのメーカーが製造・販売を開始しています。
どのメーカーも、比較的簡単に打つことができる4番ユーティリティを設計していることが特徴です。
例を挙げると、テーラーメイド・ダンロップ・ピン・キャロウェイなど国内外の有名ゴルフメーカーが取り扱っています。
各メーカーが独自の技術を活かした高性能な4番ユーティリティを発売しており、多くのゴルファーのスコアアップを実現しています。
また、多くのメーカーがレフティやレディースの4番ユーティリティも発売しており、幅広い方にお選びいただけることが可能です。
価格帯
価格帯は、エントリーモデルで8,000円ほど、最高峰の最新モデルで35,000円ほどです。
価格が高いものほど高性能が保証されており、デザインや構えやすさなどの見た目もこだわられているものが多いです。
一方で、低価格のモデルでも現代のゴルフクラブ設計の技術進歩により、直進性や距離性能は十分に優れています。
4番ユーティリティおすすめ10選
| メーカー・製品 | ロフト角 | 直進性 | 弾道 |
|---|---|---|---|
| テーラーメイド ステルス | 22° | ◎ | 中 |
| テーラーメイド SIMMAX2 | 22° | ◯ | 中 |
| ダンロップ スリクソン ZX MKII | 22° | ◎ | 高 |
| ダンロップ スリクソン ZX | 22° | ◎ | 高 |
| ミズノ JPX フライハイ | 20° | ◎ | 中 |
| ミズノ ティーゾイド プラス | 22° | ◯ | 高 |
| キャロウェイ ROGUE ST MAX | 23° | ◎ | 高 |
| ピン G425 ALTA J CB SLATE | 22° | ◎ | 中 |
| ピン G430 ハイブリッド | 22° | ◎ | 高 |
| タイトリスト TSi2 | 21° | ◯ | 中 |
【テーラーメイド】
ステルス レスキュースチールシャフト メンズ（N9324609）
ヘッド部分の素材に軽量カーボンが採用された、飛距離性能が大変高い4番ユーティリティです。
ヘッドにはテーラーメイド独自の技術が施されており、ミスショットをしても飛距離の落ち幅が小さいことが特徴です。
スピン量を抑えることができるため、飛距離性が大変高くどのようなライからも安定して打つことができます。
ティーショットやロングホールのセカンド、長いパー3などで活用することができ、高い汎用性を有しているクラブです。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 中 |
【テーラーメイド】
SIM2MAX ユーティリティ（CCU56）
スライスしにくいヘッド構造で、飛距離のでやすいドローボールを打つことができる4番ユーティリティです。
ツイストフェースというテーラーメイド独自のフェース構造で、スライスのミスが出にくく、スライスの悩みを解決してくれます。
ツイストフェースによってスピン量を抑えることができるため、無駄なスピンを減らし、中弾道で飛距離を生み出すことができます。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◯ |
弾道 | 中 |
【ダンロップ】
スリクソン ZX MKII ハイブリッド （10332977）
高初速、高弾道を兼ね備えた最も簡単な4番ユーティリティの1つです。
安定した弾道でピンを直接狙っていくことが可能で、バンカーやハザードを気にせずにスイングすることができます。
滑りやすいソールでトップやダフリを減少させることができ、フェアウェイバンカーからも打つことができます。
直進性も大変高いため、狭いホールでも自信を持って選択できる4番ユーティリティです。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
直進性 | ◎ |
| 弾道 | 高 |
【ダンロップ】
スリクソン ZX ユーティリティ ハイブリッド （ZXHODH）
高い飛距性能と方向安定性を兼ね備えている4番ユーティリティです。
シャープなヘッド形状によって、方向を定めやすく、抜け性能が大変高いため深いラフからもショットをすることができます。
アイアンと同じ感覚で方向のイメージを出しやすく、簡単にボールを捉えることできます。
高初速で飛距離性能、高弾道を実現することができ、多くのゴルファーのスコアアップに貢献しているユーティリティです。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 高 |
【ミズノ】
ゴルフクラブ JPX フライハイ ユーティリティ（5KJKB37774）
飛距離性能が大変高く、今まで狙うことができなかった距離を打つことができる4番ユーティリティです。
ロフト角は20度で4番ユーティリティの中では飛びやすく、今までにはない飛距離を生み出してくれるクラブです。
直進性も大変高いため、狭いホールのティーショットでは飛距離を出しながらOBを減らすことができます。
| ロフト角 | 20° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 中 |
【ミズノ】
ティーゾイド プラス ユーティリティ （43BB1557）
低価格でありながら高い距離性能と操作性を持ち合わせているコスパ最強の4番ユーティリティです。
ミズノ独自の技術により高初速を生み出すことができ、優れた距離性能を有しています。
また、操作性が高いことが特徴で、弾道の高低やフェードやドローの打ち分けがしやすいため、中級者におすすめのクラブです。
球を操作することはゴルフ上達の近道ですので、本気でゴルフが上手くなりたい初心者の方にもおすすめのユーティリティです。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◯ |
| 弾道 | 中 |
【キャロウェイ】
ユーティリティ ROGUE ST MAX UTILITY （4G046628Y300）
小ぶりなヘッド形状で、いかなる状況でも高弾道のショットを打てる4番ユーティリティです。
また、滑りやすいソールのため、抜けが大変良く深いラフや薄い芝でもいつも通りのショットが打てます。
23度のロフト角からは、安定した高弾道の球が打ち出せるため、ピンのデッドを直接狙っていくことができます。
| ロフト角 | 23° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 高 |
【ピン】
G425 ゴルフ ALTA J CB SLATE（G425 HB UT PIN）
飛距離性能と高弾道性、安心感のある見た目などの全てを兼ね備えた4番ユーティリティです。
G425は2020年〜2021年に最も使用されたユーティリティの1つで、多くのゴルファーのスコアアップを実現してきました。
長距離、高弾道と直進性によって安定したゴルフをすることができます。
また、艶なしのスタイリッシュなヘッドをしており、多くのゴルファーを魅了してきたユーティリティです。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 中 |
【ピン】
G430 ハイブリッド PING TOUR 2.0 CHROME 85（G430 HB UT PIN）
2022年に発売された、大注目のユーティリティG430です。
距離性能・弾道安定性・方向性・直進性の全てが最高峰のモデルです。
前モデルG525と比べ、フェース面積が拡大したことでミスヒットに強く、平均飛距離が格段に向上しています。
高初速と高弾道、方向性を兼ね備えているため、長い距離のショットやハザードのあるコースでもグリーンを狙うことができます。
| ロフト角 | 22° |
|---|---|
| 直進性 | ◎ |
| 弾道 | 高 |
【タイトリスト】
ユーティリティ TSi2ユーティリティ メタル
小ぶりなヘッドでどのようなライでも構えやすく、高い操作性に定評のある4番ユーティリティです。
ヘッド形状は小ぶりのタラコ型に近く、ラブからでもミート率を落とさずにショットをすることができます。
また、ユーティリティの中ではフックが出にくいフェース構造をしており、左への大きなミスに繋がりにくいです。
弾道の高低、左右の曲がり幅を操作しやすくトラブルショットでも活用することができます。
| ロフト角 | 21° |
|---|---|
| 直進性 | ◯ |
| 弾道 | 中 |
まとめ
簡単に高弾道で高飛距離を生み出せる4番ユーティリティの人気は高まり続けています。
多くのゴルファーに使用され、スコアアップを実現するための最も大きな要素とも言えます。
今回の記事を参考に、ご自身に合った理想の4番ユーティリティをお探しください。
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