ユーティリティにおいてのシャフト選びは、ボールの上がりやすさや打ちやすさや飛距離に繋がってくるのでとても大切です。
特に、カーボンシャフトは上級者から初心者の方まで扱いやすく、女性や年配の方にも使いやすいのでおすすめです。
ですが、メーカーやシャフト重量、キックポイントの違いなど選び方は様々あるため、迷ってしまいますよね。
今回は、ユーティリティ用カーボンシャフトの選び方やおすすめの商品をご紹介するので是非ご覧下さい。
目次
- 1 ユーティリティ用カーボンシャフトを使うメリット
- 2 ユーティリティ用カーボンシャフトを使うデメリット
- 3 ユーティリティ用カーボンシャフトの選び方
- 4 ユーティリティ用カーボンシャフトおすすめ10選
- 4.1 【GRAPHITE DESIGN】Tour AD HY(HY-85)
- 4.2 【UST-MAMIYA】ATTAS EZ(EZ350-95)
- 4.3 【TRUE TEMPER】PROJECT X GRAPHITE
- 4.4 【GRAPHITE DESIGN】Tour AD GT GT-105 Utility (GT-105)
- 4.5 【TRIPHAS】Basiléus UT 60R
- 4.6 【KBS】KBS TOUR Hybrid Prototype(ushkbstrghypt)
- 4.7 【フジクラ】Speeder TR HYBRID(f26ushspdtrhy)
- 4.8 【フジクラ】MCH(21fk-mch70-sh)
- 4.9 【三菱ケミカル】TENSEI CK Pro Orange Hybrid (mrsfntensei370)
- 4.10 【Geotech】プロトタイプ RFエボ ユーティリティハイブリッド 50(32020601)
- 5 まとめ
ユーティリティ用カーボンシャフトを使うメリット
ボールが上がりやすい
スチールシャフトと比べると、カーボシャフトはしなりを活かしやすく高弾道のボールが打ちやすくなります。
普段あまりボールが上がらない方や、キャリーでグリーンを狙っていきたい方にもおすすめです。
キャリーが伸びることで、スコアアップや飛距離アップと繋がるでしょう。
ヘッドスピードがなくても飛ばせる
パワーのある方や、ヘッドスピードのある方はスチールシャフトでも違和感なく打つことができますが、女性や年配の方には難しいでしょう。
しかし、カーボンシャフトなら柔らかいシャフトもあるので、ヘッドスピードが速くなくても飛ばすことが可能です。
それにより、他のクラブも飛距離アップに繋がってゴルフの楽しみも増えたりします。
体の負担が軽減される
カーボンシャフトは、ボールを打つ際に手首や肘などに負担がかかりにくいのもメリットのひとつです。
特に、たくさん練習をする方やボールを打つ方は、怪我をしないようにと気をつけている方もいると思います。
打つ際の負担が軽くなるとしっかり振りぬけるようになり、ラウンドを通して疲れにくくもなるでしょう。
ユーティリティ用カーボンシャフトを使うデメリット
強い弾道のボールが打ちにくい
スチールシャフトは、風の影響を受けにくく強い球を打ちやすいですが、カーボンシャフトはスチールと比べると強弾道のボールは打ちにくいです。
強弾道のボールは操作性にも影響してくるので、スコアアップを目指している方にとって大切な人要素となります。
何を一番重視して選ぶかを考えてシャフト選びをしてみると良いでしょう。
曲がり幅が大きくなりやすい
カーボンシャフトは、シャフトのしなりを活かして飛ばすので、場合によっては曲がりやすくなってしまうこともあります。
最近では方向安定性などの特性があるカーボンシャフトもありますが、スチールシャフトの方が安定性は高いでしょう。
また、ラフなどの悪条件の場合もカーボンシャフトの際は当たり負けしないように注意が必要です。
ユーティリティ用カーボンシャフトの選び方
フレックスで選ぶ
シャフトには硬さがあり、それぞれ英語で表記されています。
女性向けはLやA、男性向けはRからXと幅広くあるので、ヘッドスピードと照らし合わせて決めると良いでしょう。
また、このフレックスはメーカーによってもヘッドスピードの基準が若干変わってくるので、商品詳細を見ながら決めることをおすすめします。
キックポイントで選ぶ
キックポイントは、シャフトのどの部分がしなりやすいかを表しています。
ヘッド側の先端から先調子、中調子、グリップ側は元調子と別れており、自身のスイングタイプや持ち球を考えながら選ぶと良いでしょう。
中調子はシャフトの真ん中がしなるので、オールマイティーに打ちやすく平均的なシャフトです。
先調子はヘッド側がしなりやすく、ボールが捕まりやすい、高弾道のボールが打ちやすい特徴があり、スライスが多い方にも良いでしょう。
元調子は、トップでしっかりとタメを作って飛ばしたい方におすすめで、シャフトの特性を活かすことで更に飛距離アップへと繋がります。
メーカー
ユーティリティ用カーボンシャフトは、多くのメーカーから出ており種類もたくさんあります。
グラファイトデザイン、フジクラ、三菱やジオテックなどが有名で、最近ではスチールシャフトで知られているKBSもカーボン製を出しています。
アイアンや、フェアウェイウッドと同じシャフトメーカーを選ぶと、同じ感覚でスイングしやすいのでおすすめです。
価格帯
シャフトの価格帯は、低価格なもので1万円以下、その他はほとんど1万円から2万円で購入することが可能です。
地クラブメーカーや、海外製のメーカーなどはそれよりも高価格帯のシャフトもあります。
価格の違いで飛距離や安定性が変わる訳ではなく、それぞれ打ち方などの相性がシャフト選びでは大切な要素です。
ユーティリティ用カーボンシャフトおすすめ10選
メーカー 商品名 | 重量 | フレックス | キックポイント |
---|---|---|---|
GRAPHITE DESIGN Tour AD HY | 88g | R | 中調子 |
UST-MAMIYA ATTAS EZ | 93g | S | 中調子 |
TRUE TEMPER PROJECT X GRAPHITE | 95g | 6.5 | 元調子 |
GRAPHITE DESIGN Tour AD GT | 104g | S | 中調子 |
TRIPHAS Basiléus UT 60R | 61.5g | R | 先調子 |
KBS KBS TOUR Hybrid Prototype | 65g | R/S/X | ― |
フジクラ Speeder TR HYBRID | 75g | S | 中調子 |
フジクラ MCH | 75g | S | 先中調子 |
三菱ケミカル TENSEI CK Pro Orange Hybrid | 60.5g | S | 元調子 |
Geotech プロトタイプ RFエボ ユーティリティハイブリッド 50 | 51g | L | 先中調子 |
【GRAPHITE DESIGN】
Tour AD HY(HY-85)
ユーティリティに必要な要素を集めたシャフトで、先端の剛性を高めることにより直進性と操作性に長けているシャフトです。
種類は65から95の4種類あり、シャフトの重さによりフレックスもRからXまで選ぶことができます。
キックポイントは中調子となっており、オールマイティーに使いやすいシャフトになっているのでおすすめです。
重量 | 88g |
---|---|
フレックス | R |
キックポイント | 中調子 |
【UST-MAMIYA】
ATTAS EZ(EZ350-95)
4本の繊維を相互に編み込んで作られる四軸織物を採用しており、それによりあらゆる方向でも同じ剛性を保つシャフトです。
シャフト中心がしなりやすくなっており、つかまり感と走り感が出せるので、理想の飛距離が実現できるでしょう。
また、高弾道でピンに狙えるよう、シャフト先端部をしなやかに設計しながら最適なトルク数にしています。
重量 | 93g |
---|---|
フレックス | S |
キックポイント | 中調子 |
【TRUE TEMPER】
PROJECT X GRAPHITE
ツアープロの意見を参考にして作られたシャフトを一般向けにアレンジしており、よりスコアアップを目指している方にもおすすめです。
アイアン用のプロジェクトXもあり、そのシャフトと組み合わせるととても相性が良くなるように設計されています。
このシャフトのキックポイントは元調子なので、トップでタメを作り、しなりを活かして飛ばしたい方にも良いでしょう。
重量 | 95g |
---|---|
フレックス | 6.5 |
キックポイント | 元調子 |
【GRAPHITE DESIGN】
Tour AD GT GT-105 Utility (GT-105)
シャフト自体の重量感があり、キレのあるしなりで飛距離を出していくユーティリティ専用設計の商品です。
GT55からGT105の6種類から選ぶことができるので、初心者から上級者のゴルファーまで使いやすいでしょう。
どの種類も打ち出し角度は高くなる傾向にあり、球筋はストレート系となっています。
重量 | 104g |
---|---|
フレックス | S |
キックポイント | 中調子 |
【TRIPHAS】
Basiléus UT 60R
ユーティリティに求められる正確性と、ロングアイアンに代わる飛距離性能を実現する為に作られたシャフトです。
カーボン素材のボロンを使用しており、独特の粘り感が、シャフト全体にしなりとパワーを与えます。
また、先調子でシャフト先端がしなりやすく、それにより高弾道でドローボールが打ちやすくなるでしょう。
重量 | 61.5g |
---|---|
フレックス | R |
キックポイント | 先調子 |
【KBS】
KBS TOUR Hybrid Prototype(ushkbstrghypt)
KBSはスチールシャフトが有名ですが、ツアープロからの声があがり、初めてのUT用シャフトとして開発された商品です。
KBS TOURアイアンシャフトと同様の感覚で振ることができ、飛距離性能とコントロール性能が両立できるよう設計されています。
シャフト重量は65gから105gまであり、フレックスもRからXまで揃っているので幅広いゴルファーに使いやすいでしょう。
重量 | 65g |
---|---|
フレックス | R/S/X |
キックポイント | ― |
【フジクラ】
Speeder TR HYBRID(f26ushspdtrhy)
高い先端剛性の設計となっており、打ち込んでも左へのミスを抑えてくれるシャフトです。
また、インパクト時のフェースコントロールにも優れているので方向性も安定しやすいでしょう。
ダウンスイング時のタメを作りやすく、シャフトのしなりを活かして飛距離を出すことができます。
重量 | 75g |
---|---|
フレックス | S |
キックポイント | 中調子 |
【フジクラ】
MCH(21fk-mch70-sh)
MCHシリーズのシャフトは、カーボンと金属を複合して作られており、フジクラシャフト独自の商品です。
飛距離と打感の良さがメリットであるカーボンシャフトに、方向性の良さもプラスされています。
カーボンシャフトでも、強い球と高弾道の球筋でグリーンを狙っていくことができるでしょう。
重量 | 76g |
---|---|
フレックス | R |
キックポイント | 先中調子 |
【三菱ケミカル】
TENSEI CK Pro Orange Hybrid (mrsfntensei370)
ウッドモデルのコンセプトを継承して作られたシャフトで、現在は同じシリーズで最新モデルも出ています。
このシャフトはタングステンプリプレグシートをバット側に配置しており、最適な重量配分なので、最後まで振り抜きやすいでしょう。
衝撃安定性にも優れていて、インパクト時もブレにくくショットの安定性にも繋がります。
重量 | 60.5g |
---|---|
フレックス | S |
キックポイント | 元調子 |
【Geotech】
プロトタイプ RFエボ ユーティリティハイブリッド 50(32020601)
芝から直接打つユーティリティシャフトにこだわりたいとの声があがり、女性用設計で作られたシャフトです。
低価格でコスパも良いのがポイントで、スイング時の安定性を高めるために剛性分布にこだわっています。
また、シャフトの軽量化とミッドトルク設計により、切り返しのタイミングが取りやすくヘッドスピードアップにも繋がるでしょう。
重量 | 51g |
---|---|
フレックス | L |
キックポイント | 先中調子 |
まとめ
ユーティリティは、ラウンドの際に使う頻度も多いと思うので、シャフト選びにもこだわりたいですよね。
重量やフレックスなど様々なラインナップがあるので、スペックをよく見て決めると良いでしょう。
ユーティリティ用カーボンシャフトを検討する際は、是非今回の記事を参考にしてみて下さい。
ユーティリティ用カーボンシャフトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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