「キャンプは安眠できないのが苦手」そう思っている方に使ってほしいアイテムがキャンプ用ウレタンマット。
キャンプサイト特有のデコボコした地面、そして、車中泊の時のシートの隙間の凹凸がウレタンマットを敷くことで驚くほど気にならなくなります。
本稿ではウレタンマットの解説とおススメのアイテムを厳選しご紹介、是非最後まで読んで最高のウレタンマットを見つけてください。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
ウレタンマットって何?
ウレタンはポリウレタンの略称で、2種類の原料を混ぜて作られるプラスチックの一種です。
配合方法で素材の質感が変化し、伸縮性や柔軟性、低反発性や高反発性を持つものなど多様な質感に形成できるのが特徴。
この特徴から屋内外の様々なマットの素材として広く使用されていますが、軽量で携帯性にも優れているので特にキャンプ用のマットとして注目されている素材です。
キャンプでウレタンマットを使うメリット・デメリット
メリット
デコボコした地面が気にならない
ウレタンマットは、素材特性として低反発性が挙げられます。
特に低反発性は快適な睡眠には欠かせない要素で、地面が必ずしもフラットな状態ではない場所では必須の性能です。
特にゴツゴツした石が敷き詰められているキャンプ場では、ウレタンマットの優れた低反発性は安眠を約束してくれます。
雑に使っても大丈夫
ウレタンマットは、乾きやすく軽くシワができにくい特徴があります。
この特徴から、雨の日や湿度の高い日、雪中のキャンプなどハードな状況でも安心して使用できます。
また愛犬と一緒にキャンプをする場合も、爪で破損させても性能を損なうようなことにならないので安心です。
コスパが良い
機能面が充実していながら、原料が安いプラスチックなどで出来ているので安価なのがメリットとして挙げられます。
初めてのキャンプ用マットとして十分な性能があり価格も安いことから、キャンプ初心者から上級者まで幅広く使われています。
デメリット
水や湿度・温度変化に弱い
ウレタンは空気を含ませているのでカビが発生しやすいです。
しかし速乾性がありますので、濡れたら拭いて乾燥させるなど手入れをすれば大丈夫です。
また、温度変化によりボロボロになることがあるので使わない時は、高温多湿になる場所を避けて保管しましょう。
耐久年数がやや短い
長所が多いウレタンマットですが、水や湿度・温度変化、紫外線に弱いため経年劣化しやすい素材でもあります。
ただし、かなりコスパが良い素材なので短いスパンで買い替えても財布はそんなに傷みません。
むしろ、経年劣化しないように工夫して保管と手入をれすれば、かなり安上がりです。
私はウレタンマットを3シーズン使っていますが、今シーズンも破損していません。
キャンプ用ウレタンマットの選び方
厚さ
ウレタンマットは厚いものほど断熱性能が高く寒い時期節のキャンプに向いていて、逆に薄いものは涼しく使用できるため夏のキャンプに向いています。
使い方のコツとしては、あえて薄いタイプのウレタンマットを複数用意して季節に応じて重ねて使う方法です。
一枚の厚手のものに比べて荷物はかさ張りますが、通年キャンプをするならシーズンを選ばず使えるので経済的です。
暖かさ(断熱効果)
暖かさはR値(熱抵抗値)で数的に知ることが出来ます。
R値は数字が増えるほど保温力が高いとされ、小さくなるほどに低くなる指標です。
最低限4以上あれば、晩春から秋口まで使用できるでしょう。
厳冬期はウレタンマットを重ねて使用するか、R値が出来るだけ高いものを持っていく事をおススメします。
携帯性・収納性
車中泊キャンプでウレタンマットを使用する場合は携帯性や収納性はあまりきになりません。
しかし、通常のキャンプでの使用で最も重要な位置づけなのが携帯性でしょう。
車の隣にテントを張る場合も、テントへの出し入れや折りたたんで車に収納する事を考慮すると携帯性と収納性は見逃せないポイント。
出来るだけ小さくまとまるタイプを選びましょう。
タイプ別
空気膨張式
マットの中身に空気を吸い込む高密度ウレタンが入っているタイプのキャンプ用ウレタンマット。
空気を抜くと小さくまとまり、コンパクトに収納出来る優れた携帯性が特徴。
このタイプは空気含有量が多く断熱効果も期待できます。
折りたたみ式
折りたたんで収納するタイプのキャンプ用ウレタンマットは、保温性や反発性に優れたタイプが多く快適に過ごせます。
その反面、携帯性は空気膨張式に比べ弱いですが、車中泊キャンプやオートキャンプなど荷物の大きさが気にならないレジャーとの相性は抜群です。
キャンプ用ウレタンマットおすすめ10選
【天通ライト】
エアーマット 自動膨張式 折り畳み
空気を入れて使用するタイプのウレタンマットで、中に高密度の高反発ウレタンが入っています。
このウレタンが空気を吸いこんで膨らむので、ポンプ不要で膨らみます。
また、空気含有量が多いので暖かく、空気を抜くと小さくまとまる事から収納性にも優れているおススメのモデルです。
【FIELDOOR】
枕付き 車中泊マット 5cm厚
最近コスパの良さでアウトドアブランドを席巻するFIELDOORの空気膨張式ウレタンマット。
「車中泊マット」と謳っていますが、アウトドアブランドだけにテント泊でも快適に使用できます。
空気膨張式ウレタンマットは、まくらとマット部分が一体になっているタイプが殆どでそれぞれの調節が可能なのはこのモデルの最大の魅力です。
【FIELDOOR】
車中泊マット 5cm厚 大型バルブ
バルブを開けると高密度ウレタンが空気を吸い込むことで自動で膨らむ便利な空気膨張式ウレタンマット。
用意するときはカンタンなのですが、収納する際にバルブが小さいと空気が出しにくく収納しにくいのが難点ですよね。
このウレタンマットは大型のバルブを搭載しているので空気の排出が早く収納も便利です。
【CLACOM × Clostnatur】
キャンプマット エアーマット
「アメリカで圧倒的人気を誇る空気膨張式ウレタンマット」と大きく宣伝されているキャンプ用空気膨張式ウレタンマットだけに、性能と価格は優秀です。
空気の出し入れがカンタンなのはもちろん、最大の長所は厚みです。
8㎝の厚みのマットの寝心地は、まるで敷布団の使い心地です。
【FIELDOOR】
車中泊マット 10cm厚
「もう冬キャンプは怖くない」そう思わせてくれる頼もしい厚み10㎝のキャンプ用空気膨張式ウレタンマット。
自宅のベッドで使用しているユーザーも居るくらい快適な質感とフィット感が人気のモデルです。
ただ厚みがありすぎて携帯性は低いので、登山や釣りキャンプには不向きでしょう。
【ビーバイ】
日本製 レザー調 車中泊マット
ソフトレザー生地なので水分に強く汚れたらカンタンに拭きとれる便利なキャンプ用ウレタンマットです。
中に厚み5センチのウレタンがはいっているので、ゴツゴツしたキャンプ場の地面や、車中泊の際も車のシートの凹凸が気になりません。
丸めて付属のストッパーベルトを締めるだけで収納できる便利さも魅力です。
【M-STYLE】
車中泊 マットレス キャンプ マット
裏表使う面によって低反発と高反発を選べる寝心地が約束されているキャンプ用ウレタンマット。
何かと汚れる事の多いキャンプでの使用に嬉しいカバーが選択できる仕様なので、ハードな使用にも向いています。
携帯性が低いのが玉にキズですが、性能面で十分にフォローできているモデルです。
【エムール】
ごろ寝マット 長座布団
1.72㎏の軽量サイズが持ち運びに便利なキャンプ用ウレタンマット。
丸めてもあまり小さくなりませんが、軽いので持ち運びは楽です。
駐車場からキャンプスペースまで離れているキャンプ場での使用も問題ありません。
また、カバーが洗濯できるモデルですので、衛生面も優れています。
【WAQ】
キャンプマット
キャンプサイトのデコボコが気にならない厚さ8センチになる空気膨張式キャンプ用ウレタンマット。
コンパクトに収納でき、キャンプとの相性が良いカーキやオリーブのカラーバリエーションは使っていてワクワクします。
コスパも良いのでおススメしたいモデルです。
【VENTLAX】
キャンプマット
エアーとウレタンの良いところが合わさった空気膨張式のウレタンマットです。
厚さ8㎝で6000円を切る価格は他にはない魅力。
性能面も充実していて、コンパクトに収納でき、バルブを開けてわずか1分で使用可能になります。
また、自衛隊の野営用テントにも使用されている素材で作られているので耐久性も優れています。
まとめ
キャンプサイトの地面のデコボコや、車中泊の時のシートの凹凸が気になって熟睡できない方に絶対おススメなアイテム〝キャンプ用ウレタンマット〟
本稿を参考に自分に合ったキャンプ用ウレタンマットと出会い、快適なキャンプライフを送っていただけたら幸いです。
ウレタン マット キャンプの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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