複数のアプリケーションを立ち上げてパソコン操作をする際には、2台のモニターを使って画面を拡張するデュアルモニターが便利です。
ところが、モニターを2台置くにはスペースも必要ですし、配線も煩雑になるため、特にテレワーク環境では実現が難しいですよね。
その問題を解決してくれるのが、ワイドモニターよりもさらにワイドな画面表示ができるウルトラワイドモニターです。
そこで今回は、製品ラインナップが豊富で人気の高い、LGのウルトラワイドモニターから厳選してご紹介します。
目次
- 1 LGのウルトラワイドモニターを使うメリット
- 2 LGのウルトラワイドモニターを使うデメリット
- 3 LGのウルトラワイドモニターの選び方
- 4 LGのウルトラワイドモニターおすすめ10選
- 4.1 【LG】160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WP60C-B)
- 4.2 【LG】34インチ高解像度曲面型ウルトラワイドモニター(34WQ60C-B)
- 4.3 【LG】34インチウルトラワイドモニター(34WQ650-W)
- 4.4 【LG】160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WP65C-B)
- 4.5 【LG】34インチ ウルトラワイドモニター(34WP500-B)
- 4.6 【LG】LAN端子搭載34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WQ75C-B)
- 4.7 【LG】29インチ ウルトラワイドモニター(29WQ600-W)
- 4.8 【LG】29インチウルトラワイドモニター(29WP500-B)
- 4.9 【LG】39.7インチ 5K2K Nano IPS 曲面型ウルトラワイドモニター(40WP95C-W)
- 4.10 【LG】49インチ ウルトラワイドモニター(49WL95C-WE)
- 5 まとめ
LGのウルトラワイドモニターを使うメリット
作業効率がアップする
オフィスでのデュアルモニターの使用に慣れていると、テレワークでシングルモニターを使用する際、作業効率はかなりダウンしてしまいます。
仮にモニターが2台用意できても、職場のVPN環境によっては拡張表示ができない場合もあります。
そんな時にウルトラワイドモニターがあれば、半分はメールを、半分はエクセルを表示させ操作するといったマルチタスク作業が可能です。
豊富なラインナップから選べる
ビジネスからゲーミングまで、幅広い用途で使えるウルトラワイドモニターが20機種以上リリースされているのは、LGだけではないでしょうか。
そんな「ウルトラワイド推し」のLGであれば、ご希望の予算や機能から、あなたにとってぴったりの一台が見つかるに違いありません。
安心の無輝点保証
最近のパソコン用モニターは3年保証がメインになっていますが、無輝点(ドット抜け)保証をうたっているメーカーは意外と少ないものです。
ドット抜けが画面の真ん中であったり、よく使うアプリケーションの重要な位置で起こってしまうと気になって仕方がないですよね。
そういった場合でもLGのモニターであれば保証対象となるため、安心して購入することができます。
LGのウルトラワイドモニターを使うデメリット
機種が多すぎて分かりづらい
先ほどお伝えした通り、LGのウルトラワイドモニターは20機種以上もラインナップされているため、機種の違いが非常に分かりづらいです。
同じサイズでもパネルや解像度、入出力ポートの違いやその他付加機能によって型番が分かれるため、スペック表の熟読は必須です。
大まかな違いについては、これからご紹介するおすすめ商品にも記載していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
縦の表示は意外と狭い
34〜40インチと聞くと、かなり大きなモニターを想像するかも知れませんが、縦の表示は普通のワイドモニターと変わりありません。
動画編集ソフトなどを横に広く表示させるのには向いていますが、Wordなどの縦長の文書を作成する際は画面スクロールが必須となります。
圧迫感がある
デュアルモニターに慣れている方であれば違和感ないかも知れませんが、シングルモニターに慣れているとかなり圧迫感を感じるでしょう。
特に画面サイズが大きくなると、画面全体を見たい場合は首を動かしたり、モニターをデスクの奥において距離を保つことも必要になります。
LGのウルトラワイドモニターの選び方
画面サイズで選ぶ
LGのウルトラワイドモニターは、画面サイズが最小で29インチのものから最大で49インチのものまであります。
当然ですがサイズが大きくなるにつれて価格もアップしていきますので、ご自分の使用用途と予算に合ったモニターを選ぶようにしましょう。
入出力端子で選ぶ
HDMI端子はすべてのモニターに付いていますが、Display Port、USB Type-Cは廉価モデルには付いていない場合もあります。
また、USBアップストリーム・ダウンストリーム、LAN端子などの拡張性の高いポートが搭載されているモデルもあるので要チェックです。
スピーカーの有無
意外と見落とされがちなのが内蔵スピーカーの有無で、高コスパモデルには搭載されていないことが多いです。
ノートPCのスピーカーを使用する、またはゲームの時は外付けスピーカーを使うというユーザーであれば問題ありません。
スピーカー内蔵でないPCの場合は、外付けスピーカーまたはヘッドセットが別途必要となるのでご注意ください。
価格帯
価格帯は29インチの安いモデルで2万円台後半から、40〜49インチモデルで10万円台後半のものまで幅があります。
ハイスペックモデルがセールで安くなることもあるので、気になる商品があればお気に入りに入れておくのもおすすめです。
LGのウルトラワイドモニターおすすめ10選
製品名 | パネル | 解像度 | スピーカー |
---|---|---|---|
160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター | VA | 3440×1440 | 無 |
34インチ高解像度曲面型 ウルトラワイドモニター | IPS | 3440×1440 | 無 |
34インチ ウルトラワイドモニター | IPS | 2560×1080 | 有 |
160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター | VA | 3440×1440 | 有 |
34インチウルトラワイドモニター | IPS | 2560×1080 | 無 |
LAN端子搭載 34インチ曲面型 ウルトラワイドモニター | IPS | 3440×1440 | 有 |
29インチ ウルトラワイドモニター | IPS | 2560×1080 | 有 |
29インチ ウルトラワイドモニター | IPS | 2560×1080 | 無 |
39.7インチ 5K2K Nano IPS 曲面型ウルトラワイドモニター | Nano IPS | 5120×2160 | 有 |
49インチ ウルトラワイドモニター | IPS | 5120×1440 | 有 |
【LG】
160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WP60C-B)
160Hzのリフレッシュレートに対応しているため、FPSなど早い動きが求められるゲームでその威力を発揮します。
VAパネルを採用し、内蔵スピーカー・USB-Cポートを非搭載にすることによりコストを抑えた、比較的お求めやすいモデルです。
ゲームだけでなくビジネス用途にも最適で、OfficeやAdobe等のソフトもより快適に操作できるモニターです。
パネル | VA |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
スピーカー | 無 |
【LG】
34インチ高解像度曲面型ウルトラワイドモニター(34WQ60C-B)
先述の34WP60C-Bと似たようなスペックですが、本製品は IPSパネルを搭載しているため発色がよいというメリットがあります。
その反面、高リフレッシュレートではないため、高速な表示よりも色の再現性を求めるユーザーはこちらのモニターが向いています。
他にも細かな機能面での違いがありますので、メーカーサイトの比較機能を利用してチェックするようにしましょう。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
スピーカー | 無 |
【LG】
34インチウルトラワイドモニター(34WQ650-W)
解像度は2560×1080ですが、IPSパネルのため視野角が広く、HDR対応で鮮やかな色彩を表現できるモニターです。
高さ調節が可能なため、好みの高さやデスクのレイアウトに合わせてセッティングできるのが大きな特徴です。
ただし、モニター背面に高さ調節ができる支柱が付くため、デスクの奥行きが必要になってきますのでご注意ください。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 2560×1080 |
スピーカー | 有 |
【LG】
160Hz対応 34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WP65C-B)
VAパネルで160MHzのリフレッシュレート対応であるという点では、先述の34WP60C-Bとほぼ同等スペックとなります。
大きな違いは、こちらの機種はMaxxAudioを採用したスピーカー内蔵で、モニターの高さ調節が可能というところ。
これらの機能が必要かどうか、また、その時の販売価格によって比較検討してみるとよいでしょう。
パネル | VA |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
スピーカー | 有 |
【LG】
34インチ ウルトラワイドモニター(34WP500-B)
解像度が2560×1080とやや落ちるため、Full HDを横に広くしたようなイメージになりますが、映画鑑賞などには向いています。
曲面タイプのウルトラワイドモニターが多いなか、本製品は画面がフラットなので、曲面タイプには抵抗があるという方にもおすすめです。
Display Portが付いておらず、スピーカも内蔵していないため、必要最低限の機能を安く購入したいという方にはもってこいの商品です。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 2560×1080 |
スピーカー | 無 |
【LG】
LAN端子搭載34インチ曲面型ウルトラワイドモニター(34WQ75C-B)
LAN端子を搭載しているため、PCとUSB Type-Cで接続することにより、高速有線LAN環境を実現することができます。
また、KVMスイッチを内蔵しているため、USBデバイスを2台のパソコンで切り替えて共有することも可能。
それらの機能により、別途LAN変換アダプタやKVMスイッチを用意する必要がなく、デスク周りをスッキリと見せてくれます。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 3440×1440 |
スピーカー | 有 |
【LG】
29インチ ウルトラワイドモニター(29WQ600-W)
34インチほどの大きさは必要ないけど画面を広く使いたい、という方は29インチウルトラワイドを検討してみてはいかがでしょうか。
また、オフィスで使っているデュアルモニターのような拡張表示をして作業効率を上げたい、というテレワークユーザーにも最適です。
HDMI、DP、USB-C搭載、スピーカー内蔵とバランスが取れている機種のため、仕事だけでなく動画の視聴などにも活躍します。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 2560×1080 |
スピーカー | 有 |
【LG】
29インチウルトラワイドモニター(29WP500-B)
ウルトラワイドモニターを使ってみたいけどあまり予算がない、という方はこちらの29インチエントリーモデルがおすすめです。
Display Port、USB-C、スピーカー非搭載と必要最低限の機能となるため、オフィスワークやテレワーク用途に向いています。
Web会議の時は会議資料を大きく表示させ、空いたスペースにチャットを表示させたりと、ワイドな画面をフル活用できます。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 2560×1080 |
スピーカー | 無 |
【LG】
39.7インチ 5K2K Nano IPS 曲面型ウルトラワイドモニター(40WP95C-W)
LGの独自規格、nano IPSパネルを搭載したモデルにつき、赤系の発色が特に美しく際立つハイエンドクラスのモニターです。
Thunderbolt搭載のためMacとの相性がよく、MacBookをモニターの下に置いて動画編集をする、といった使い方にもマッチします。
Studio Displayと同等のお値段ですが、入出力ポートが多く使い勝手のよいこちらの商品と、比較検討してみてはいかがでしょうか。
パネル | Nano IPS |
---|---|
解像度 | 5120×2160 |
スピーカー | 有 |
【LG】
49インチ ウルトラワイドモニター(49WL95C-WE)
フルHD二枚分の作業領域がある49インチウルトラワイドモニターは、長尺の動画編集など、横に長いアプリケーションの使用に最適です。
PremierProを使った動画編集の際、前後のクリップに移動する時の画面スクロールや拡大縮小表示が省略できるので便利です。
ウルトラワイドモニターの中では最大サイズで高額になるため、価格が落ち着いてから購入を検討してもよいかも知れません。
パネル | IPS |
---|---|
解像度 | 5120×1440 |
スピーカー | 有 |
まとめ
LGのウルトラワイドモニターにはたくさんの機種があるため、どれにしようか迷ってしまいますよね。
この記事のスペック表やメーカーサイトの機種比較表をチェックして、あなたにとってベストな一台を探し出してください。
LGのウルトラワイドモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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