雨や日焼けを気にせずに、快適なリビングスペースでキャンプを楽しめる、便利なアイテム「タープ」。
ポリコットン(TC)素材を使用したタープであれば耐熱性にも優れるため、タープの近くで焚火やBBQも楽しめます。
しかし、さまざまなブランドから発売されているため、どれを購入すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TC素材を使用したタープを使用するメリットや選び方に合わせて、おすすめの人気ランキング12選を紹介します。
目次
- 1 TCタープとは
- 2 TCタープを使うメリット
- 3 TCタープを使うデメリット
- 4 TCタープの選び方
- 5 TCタープおすすめ12選
- 5.1 【BUNDOK】スクエア タープ TC(BDK-20)
- 5.2 【FIELDOOR】スクエアタープT/C
- 5.3 【Soomloom】ヘキサタープ
- 5.4 【DOD】ヘーキサタープ(TT5-582-TN)
- 5.5 【TENT FACTORY】ヘキサゴンタープTC(TF-TCHT470)
- 5.6 【テンマクデザイン】ムササビウィング13ft.TC(MF-TC)
- 5.7 【DOD】オクラタープ(TT8-583-BK)
- 5.8 【TANTOKA】タープ 3 TC
- 5.9 【FIELDOOR】レクタタープ T/C
- 5.10 【ogawa】システムタープ ペンタ 4×4 T/C(3339)
- 5.11 【テンマクデザイン】焚火タープTCマルチネクトレクタ
- 5.12 【ogawa】フィールドタープレクタTC(3421)
- 6 まとめ
TCタープとは
TC素材とは、ポリエステル65%とコットン35%の割合を合わせて作られた、混紡素材を指します。
TC素材のタープは難燃性が高いため火の粉がついても穴が開きにくく、焚き火やBBQの近くでも安心して使用できます。
また、遮光性や保温性も優れているため夏は涼しく冬は暖かく、オールシーズン快適にキャンプを楽しめるでしょう。
ただし、水分を含むと重量が重くなりやすく濡れると乾きにくいため、使用後のお手入れには時間や手間がかかります。
タープの購入を検討されている方は、ぜひメリットやデメリットを理解したうえで、チェックするとよいでしょう。
TCタープを使うメリット
耐熱性が高い
耐熱性に優れるTC素材を使用したタープは、キャンプで焚火やBBQを楽しむという方におすすめのアイテムです。
TC素材を使用したタープであれば、火の粉が飛んでも穴が開く心配は少ないため、安心して焚火やBBQを楽しめます。
ただし、防火性ではなく絶対に燃えない素材ではないため、火の取り扱いには十分に注意する必要があるでしょう。
遮光性や保温性に優れる
TC素材を使用したタープは遮光性に優れるため、日差しが強い夏でも日焼けを気にせずにキャンプを楽しめます。
また、保温性も高い素材であるため、タープアレンジによっては気温の低い季節でも外の冷気を遮断して使用できます。
そのため、タープの張り方次第では季節に対応しながら、オールシーズン快適にキャンプを楽しめるでしょう。
結露しにくい
コットン素材を含むTC素材は吸湿性に優れるため、タープの内側が結露しにくく濡れにくいです。
そのため、気温差の激しい季節でも、タープを拭くなどのメンテナンスをする手間がありません。
また、比較的さらさらとした肌触りの良い生地のため、水に濡れても不快感を感じにくいでしょう。
耐久性に優れる
ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材を比較して、TC素材は生地に厚みがあり、耐久性が高い素材です。
そのため、急な天候不良で風や雨が強くなってしまった場合でも、生地が破けることなく安心して使用できます。
また、丈夫な素材のため乾燥などの使用後のお手入れを十分に行えば、長い間愛用できるアイテムと言えるでしょう。
TCタープを使うデメリット
価格がやや高い
TC素材を使用したタープは、ポリエステルやナイロンなどのタープと比較すると、価格がやや高い傾向にあります。
そのため、これからキャンプを始めるという初心者の方には、なかなか手を出しにくいアイテムと言えるでしょう。
しかし、使用後のメンテナンスを行いながら大事に使用すれば、長く愛用できるため、長い目で見るとコスパの高いアイテムです。
重量がある
コットンを含んだTC素材を使用したタープは、化学繊維を使用したタープと比較すると、重量があります。
そのため、ソロキャンパーの方や、移動手段が徒歩や公共交通機関となる方にはあまりおすすめできません。
また、雨などによって水に濡れてしまうと、さらに重量が増えてしまうため、急な天候不良には注意が必要です。
濡れると乾きにくい
TC素材を使用したタープは水に濡れると乾きにくく、長時間強い雨に当たるとタープ下に水が染み出る可能性があります。
また、タープを水に濡れた状態で収納袋などに入れたまま放置することで、カビが発生してしまうリスクが高いです。
キャンプなどで使用した後には、日のあたる風通しの良い場所でしっかりとタープを乾燥させる必要があるでしょう。
汚れが落ちにくい
コットンが混紡されて作られているTC素材のタープは、化学繊維素材のタープと比較すると、汚れが落ちにくいです。
化学繊維を使用したタープはツルツルとした素材で、万が一泥や土などの汚れがついても拭けば取れることが多いです。
TC素材は繊維まで汚れが染みつくとなかなか汚れが落ちず、専門のクリーニングが必要となる可能性もあるため注意しましょう。
TCタープの選び方
使用人数に合ったサイズを選ぶ
タープを購入する際は、まず使用人数に合ったサイズのタープを選びましょう。
目安として、ソロやデュオキャンプの場合は「3m以上」、ファミリーキャンプの場合は「4m以上」の商品がおすすめです。
さらに、6人以上で使用する場合は「5m以上」の商品であれば、窮屈に感じることなく使用できます。
小さすぎるサイズのタープを購入することで窮屈に感じやすく、十分に機能を発揮できない可能性があるため注意が必要です。
使用用途に合ったタイプを選ぶ
タープには「ヘキサタープ」「レクタタープ」「多角形タープ」の3つのタイプがあります。
それぞれ特徴があるため、自分の使用用途に合ったタイプを選びましょう。
ヘキサタープ
六角形の軽量でコンパクトに持ち運べるタイプです。
見た目がスタイリッシュで、開放感のある空間を楽しめます。
レクタタープ
長方形のさまざまなタープアレンジを楽しめるタイプです。
有効面積が広いため、大人数での使用にもおすすめです。
多角形タープ
五角形や八角形などさまざまな形状のタイプです。
ポールの使用本数によってさまざまなアレンジを楽しめます。
防水性をチェック
自然を相手にするキャンプでは、天気予報が晴れであっても、急に雨が降ってくることがあります。
そのため、タープを購入する際は、タープの防水性を確認しましょう。
TC素材は吸湿性に優れるため、防水性にも優れる素材です。
ただし、強い雨に長く打たれ続けると、タープ下に水が染み出てしまう可能性もあります。
商品によっては、防水加工や撥水加工が施されている商品もあります。
とくに、天候が変わりやすい場所でキャンプを楽しむ方は、ぜひチェックしてみてください。
ポールなどがセットになった商品がおすすめ
タープを設営するためには、シートの他にポールやペグ、ロープなどが必要です。
一般的に発売されているタープには、ポールやペグなどが別売りとなって発売されている商品が多いです。
しかし、商品によってはポールやペグなどがセットになった、便利なアイテムも発売されています。
とくに、何を購入すればよいかわからないキャンプ初心者の方には、おすすめのアイテムです。
セット商品は、必要なアイテムを一つずつ集めるより、価格を抑えられるケースも多いでしょう。
軽量でコンパクトなら持ち運びやすい
持ち運びの機会が多いキャンプでタープを使用する場合は、軽量でコンパクトに収納できる商品を選びましょう。
とくに、荷物をなるべく減らしたいソロキャンパーの方や、車の積載量に制限のあるキャンパーの方におすすめです。
また、TC素材を使用したタープは、水に濡れると重量が増えるので注意が必要です。
軽量で持ち運びやすさを重視したい方は、ポリエステルやナイロンなどの素材を検討してもよいでしょう。
キャンパーに人気の高いおすすめメーカー
キャンパー人気の高いおすすめメーカーを紹介します。
DOD
大阪に本社がある、アウトドアメーカーです。
デザイン性が高く、コスパの高い商品を発売しています。
ogawa
1914年に創業した、100年以上続くアウトドアメーカーです。
高性能で使い勝手の良い商品が多く、キャンパーからの人気も高いです。
テンマクデザイン
日本のアウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドです。
日本の気候やキャンプスタイルに合わせて作られた商品を発売しています。
気になる価格帯をチェック
TC素材を使用したタープの価格は、安い商品で8,000円程度から40,000円程度までと、価格帯にやや幅があります。
高価な商品はサイズの大きな商品や、性能が高く使い勝手の良い商品が多い印象です。
しかし、高価な商品であっても、使用する人やシーズンによってはオーバースペックとなる可能性もあります。
そのため、TC素材のタープを購入する際は、価格はあまり気にせず、自分の使用用途に合った商品を選ぶとよいでしょう。
TCタープおすすめ12選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | タイプ |
---|---|---|---|---|
BUNDOK スクエア タープ TC | 4.8kg | 2.9×2.9×2m | TC | レクタ |
FIELDOOR スクエアタープT/C | 2.4kg | 2.8×2.8m | TC | レクタ |
Soomloom ヘキサタープ | 3.8kg | 4.2×4.1m | TC | ヘキサ |
DOD ヘーキサタープ | 3.0kg | 4.2×4.2m | TC | ヘキサ |
TENT FACTORY ヘキサゴンタープTC | 3.7kg | 4.7×4.2m | TC | ヘキサ |
テンマクデザイン ムササビウィング13ft.TC | 2.1kg | 3.9×3.8/2.4m | TC | ヘキサ |
DOD オクラタープ | 4.2kg | 5.1×5.1m | TC | 多角形 |
TANTOKA タープ 3 TC | 2.25kg | 4×4m | TC | 多角形 |
FIELDOOR レクタタープ T/C | 5.3kg | 4.35×5m | TC | レクタ |
ogawa システムタープ ペンタ 4×4 T/C | 2.7kg | 4×4m | TC | 多角形 |
テンマクデザイン 焚火タープTCマルチネクトレクタ | 5.52kg | 4.8×4/2m | TC | レクタ |
ogawa フィールドタープレクタTC | 4.1kg | 2.85×2×2.78m | TC | レクタ |
【BUNDOK】
スクエア タープ TC(BDK-20)
遮光性に優れたTC素材を使用しているため、日差しの強い真夏のキャンプでもタープ下の温度上昇を防げて、快適に楽しめるタープです。
メインポール2本とサブポール2本がセットになっているため、さまざまなタープアレンジを楽しめるでしょう。
同ブランドから発売される「ソロベース」と連結して使用すれば、雨や日差しを凌げるリビングルームとして活躍します。
重さ | 4.8kg |
---|---|
サイズ | 2.9×2.9×2m |
素材 | TC |
タイプ | レクタ |
【FIELDOOR】
スクエアタープT/C
遮光性や難燃性、耐久性に優れたTC素材を使用した、肌触りが良く高級感のある1~2人用サイズのタープです。
生地には合計16ヶ所のループベルトがついているため、工夫次第でさまざまなタープアレンジを楽しめるでしょう。
収納する際はバックパックに収まるほどコンパクトになるため、なるべく荷物を減らしたいという方におすすめのアイテムです。
重さ | 2.4kg |
---|---|
サイズ | 2.8×2.8m |
素材 | TC |
タイプ | レクタ |
【Soomloom】
ヘキサタープ
耐水性や遮光性に優れた生地で、オールシーズン快適に使用できる、ファミリーキャンプにおすすめのタープです。
生地の表面には防水加工が施されているため、急な雨が降っても生地に雨が染み込むことなく安心して使用できるでしょう。
ナチュラルなベージュの他に、イエローやグリーンなどさまざまなカラー展開があるため、自分のお気に入りの商品が見つかります。
重さ | 3.8kg |
---|---|
サイズ | 4.2×4.1m |
素材 | TC |
タイプ | ヘキサ |
【DOD】
ヘーキサタープ(TT5-582-TN)
耐熱性に優れたTC素材を使用しているため、タープの近くで焚火やBBQを安心して楽しめる、家族でも使用できるタープです。
6か所全てにグロメットがついているため、使用用途や使用人数に応じて、さまざまなタープアレンジを楽しめるでしょう。
専用キャリーバッグを使用することで、コンパクトに折りたたんで収納できるため、持ち運びにも便利です。
重さ | 3.0kg |
---|---|
サイズ | 4.2×4.2m |
素材 | TC |
タイプ | ヘキサ |
【TENT FACTORY】
ヘキサゴンタープTC(TF-TCHT470)
耐久性や遮光性が高いTC素材の、裏面にコーティング加工が施され、耐久性に優れたファミリーキャンプにおすすめのタープです。
生地には耐水加工が施されているため、キャンプ中に雨が降っても水が染み込むことなく、安心して使用できるでしょう。
また、専用の収納袋がセットになっており、持ち運びにも便利です。
重さ | 3.7kg |
---|---|
サイズ | 4.7×4.2m |
素材 | TC |
タイプ | ヘキサ |
【テンマクデザイン】
ムササビウィング13ft.TC(MF-TC)
美しいカーブが描かれた独特なタープ形状が魅力の、ソロキャンプやデュオキャンプで活躍するTC素材のタープです。
耐熱性に優れたTC素材を使用しているため、タープの近くで焚火やBBQなどを楽しむ方におすすめのアイテムです。
生地には撥水加工が施されているため、雨や汚れなどがついても比較的お手入れが簡単にできるでしょう。
重さ | 2.1kg |
---|---|
サイズ | 3.9×3.8/2.4m |
素材 | TC |
タイプ | ヘキサ |
【DOD】
オクラタープ(TT8-583-BK)
5.1×5.1mの大型サイズで、ファミリーキャンプやグループキャンプなどの大人数で楽しむキャンプにおすすめのタープです。
合計8か所にグロメットがついているため、使用する人数や季節に合わせてさまざまなタープアレンジを楽しめます。
風の影響を受けにくい「流線型」でグロメット数も多いため、風の吹く日でも安心して使用できるでしょう。
重さ | 4.2kg |
---|---|
サイズ | 5.1×5.1m |
素材 | TC |
タイプ | 多角形 |
【TANTOKA】
タープ 3 TC
引き裂き強度や抗張力に優れるTC素材を使用した、自然の厳しい状況下でも安心して使用できるタープです。
他ブランドのタープと比較して生地が薄い仕様となっているため、重量2.25kgと軽量でコンパクトに収納できます。
また、合計6か所のグロメットがついているため、使用する人数やシーズンによってさまざまなタープアレンジを楽しめます。
重さ | 2.25kg |
---|---|
サイズ | 4×4m |
素材 | TC |
タイプ | 多角形 |
【FIELDOOR】
レクタタープ T/C
遮光性や難燃性、耐久性に優れたTC素材を使用した、焚き火やBBQを楽しむ方におすすめのタープです。
有効面積が広いレクタタープのため、ファミリーキャンプやグループキャンプなどにも活躍するでしょう。
また、生地には撥水加工や防カビ加工が施されているため、使用後のメンテナンスに手間や時間がかかりません。
重さ | 5.3kg |
---|---|
サイズ | 4.35×5m |
素材 | TC |
タイプ | レクタ |
【ogawa】
システムタープ ペンタ 4×4 T/C(3339)
タープ本体にセッティングテープがついているため、テントと連結してリビングルームとして活躍するタープです。
ポールはセットではありませんが、同ブランドの「ALアップライトポール」を使用すると、使い勝手が良いでしょう。
また、生地には撥水加工が施されているため、万が一雨が降ったり汚れてしまったりしてもお手入れが簡単にできます。
重さ | 2.7kg |
---|---|
サイズ | 4×4m |
素材 | TC |
タイプ | 多角形 |
【テンマクデザイン】
焚火タープTCマルチネクトレクタ
同ブランドから発売される「サーカスTC」という、ワンポールテントと連結して使用可能なTC素材のタープです。
タープとテントを連結するテープは、長さの調節が簡単にできるため、テントの高さ280~350cmまで対応できます。
また、生地には撥水加工が施されているため、土や泥で生地が汚れてしまってもメンテナンスが簡単にできるでしょう。
重さ | 5.52kg |
---|---|
サイズ | 4.8×4/2m |
素材 | TC |
タイプ | レクタ |
【ogawa】
フィールドタープレクタTC(3421)
耐熱性や遮光性、耐久性に優れたTC素材を使用した、ソロ~デュオキャンプにおすすめのレクタタープです。
有効面積が広く、合計6か所にグロメットがついているため、使用する季節や人数に合わせてさまざまなアレンジを楽しめます。
また、生地には撥水加工が施されているため雨などの水を弾きやすく、土や泥などの汚れもつきにくいでしょう。
重さ | 4.1kg |
---|---|
サイズ | 2.85×2×2.78m |
素材 | TC |
タイプ | レクタ |
まとめ
耐熱性や耐久性、遮光性に優れたTC素材のタープは、リビングルームとして、一年中キャンプで活躍するアイテムです。
この記事を参考に、自分の使用用途に合った、お気に入りのデザインのTCタープを見つけて、キャンプを快適に楽しんでください。
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