短時間で設営できる手軽さからキャンパーに人気の高い、テンマクデザインから発売されている「サーカスTC」。
サーカスTCと一緒に「タープ」を使えば、広々としたリビングスペースとして、より快適にキャンプを楽しめますよね。
しかし、タープはさまざまなブランドから発売されているため、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、サーカスTCと一緒に使用できるタープのメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 サーカスTC向けタープを使うメリット
- 2 サーカスTC向けタープを使うデメリット
- 3 サーカスTC向けタープの選び方
- 4 サーカスTC向けタープおすすめ10選
- 4.1 【DOD】いつかのタープ(TT5-631-KH)
- 4.2 【CAPTAIN STAG】クイックシェード(M-3275)
- 4.3 【UNIFLAME】REVO スクエアタープ(682302)
- 4.4 【テンマクデザイン】サーカスST コネクトヘキサ
- 4.5 【テンマクデザイン】ムササビウイング13ft.TC
- 4.6 【テンマクデザイン】焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
- 4.7 【snow peak】アメニティタープヘキサLセット(TP-851SR)
- 4.8 【ogawa】フィールドタープ ヘキサDX(3333)
- 4.9 【snow peak】シールド レクタ L Pro セット(TP-842S)
- 4.10 【snow peak】メッシュシェルター(TP-925)
- 5 まとめ
サーカスTC向けタープを使うメリット
広々としたリビングスペースができる
サーカスTCとタープを合わせて使用することにより、広々とした開放的なリビングスペースを作ることができます。
また、タープを設営することで日陰部分ができるため、日焼けや熱中症のリスクを抑えることができるでしょう。
小さいお子さんやペットと一緒にキャンプを楽しむキャンパーの方に、特におすすめですよ。
簡単に設営可能
サーカスTCはシンプルな構造なワンポールテントであり、初心者の方でも簡単に短時間で設営できます。
また、タープもシェルターテントなどと比較すると短時間で設営でき、初めてキャンプを始める方におすすめです。
設営時は小さなお子さんでも可能な工程があるため、家族で協力しながらテントの設営をすると、よりキャンプを楽しめるでしょう。
TC素材は耐熱性に優れる
サーカスTCはTC素材を使用したテントであるため、耐熱性に優れ火の粉に強く、焚き火を楽しむ方におすすめです。
さらに、TC素材のタープを使用すれば、テントやタープの近くで焚火やBBQを楽しめるでしょう。
ですが、TC素材は防炎素材ではないため、風の強い日などに火を取り扱う場合は十分に注意する必要があります。
シンプルでおしゃれな見た目
サーカスTCはどんなキャンプサイトにも馴染むシンプルなサンドカラーで、見た目のおしゃれさも魅力の1つです。
サーカスTCに合うタープも、必然的にシンプルなデザインのものとなるでしょう。
さらに、寝室とリビングを分けることでおしゃれなキャンプギアを用いた、さまざまなテントアレンジも楽しめます。
サーカスTC向けタープを使うデメリット
雨や風に弱い
サーカスTCのようなワンポールテントやタープは、シンプルな構造である分、耐風性は低いです。
さらに、タープは天井部分のみで壁がないため、張り方によっては雨が降ると濡れてしまうスペースができてしまいます。
キャンプに行く前には天気予報を必ず確認し、雨や風が強い場合はキャンプを中止とする必要もあるでしょう。
虫が気になる
タープは天井部分のみで側面に壁やメッシュパネルはないため、虫が気になる方もいるでしょう。
特に、夜暗くなりランタンなどを付け始めると、さらに虫たちが寄ってきてしまいます。
そのため、虫が苦手な方は全面にメッシュパネルがついた、スクリーンタープを購入することをおすすめします。
広い設営スペースが必要
サーカスTCのサイズにもよりますが、タープと合わせて設営すると広いスペースが必要となるでしょう。
キャンプ場によってはサイトの設営スペースが限られている場合があるので、キャンプ場を予約する際にチェックが必要です。
また、収納時や車への積載時などもスペースを確保する必要があるため、購入前に収納サイズは必ず確認してください。
サーカスTC向けタープの選び方
使用人数に合わせてサイズを選ぼう
タープを購入する際は使用する人数に合わせて、サイズを決めましょう。
ソロキャンプでは3×3m、デュオキャンプでは4×4m、ファミリーキャンプではそれ以上のサイズがおすすめです。
大きいサイズのテントは日陰になる有効部分は増えますが、大きさがある分設営には時間と手間がかかります。
タープの使用用途も考えながら、快適さと設営のしやすさのバランスのとれたサイズのタープを見つけてください。
目的に合ったタイプを確認
タープの種類は大きく分けて4つあり、それぞれの特徴を理解して自分に合ったタイプの商品を選びましょう。
ヘキサタープ
コンパクトな見た目ですが開放感があり、設営も簡単です。
レクタタープ
長方形で有効面積が広いため、大人数で広々と使えます。
アレンジ方法も多数あり、開放感も感じられるでしょう。
ワンタッチタープ
ワンアクションで簡単に設営できますが、耐久性は低いです。
スクリーンタープ
側面をメッシュパネルで覆われ虫の侵入を防げるテントのような形のタープです。
使用用途に合わせて生地をチェック
使用される生地は大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴を理解して、自分の用途に合った生地を選んでください。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
軽量で持ちはこびやすく、お手入れも簡単です。
価格も安いため購入しやすいですが、火の粉には弱いです。
TC
難燃性に優れるため火の粉強いですが、価格が高い商品が多いです。
コットン
通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
火の粉にも強いですが、雨などの水に濡れると重量が増え、なかなか乾きにくいです。
「耐水圧1,500mm以上」なら安心
キャンプでは天気予報が晴れでも急に雨が降ってくることがあります。
特に、雨の多い地域や標高の高い場所でキャンプを楽しむ方は、防水性能に優れたタープがおすすめです。
タープの防水性能は耐水圧で確認し、1,500mm以上であれば強い雨にも耐えられます。
しかし、防水性の高すぎるタープは通気性が悪いため、暑い時期の使用はおすすめできません。
防水性能と通気性のバランスの取れたタープを選びましょう。
遮光性能をチェックしよう
タープの遮光性には生地の厚さが大きく関係します。
厚さは「デニール(D)」と「タフタ(T)」で表記され、デニールは糸の太さを、タフタは何本の糸が織り込まれているかを表します。
どちらも数値が高くなるほど遮光性も高くなり、UVカット加工が施されていればさらに遮光性が高いです。
しかし、生地の厚みはテントの重さや収納サイズにも関わるため、どちらも確認するとよいでしょう。
タープセットならすぐに使える
近年発売されているタープは、本体のみでポールやペグ、ロープなどは別売りの商品が多いです。
タープ設営に必要なアイテムは意外と多いため、アイテムをすべてそろえるとなると、お金も労力もかかってしまいます。
そのため、初めてタープを購入する際は、設営に必要なアイテムがすべてセットになった商品がよいでしょう。
人気の高いおすすめメーカー
キャンパーに人気の高いおすすめのメーカーを3つ紹介します。
テンマクデザイン
日本のアウトドアショップ「WILD-1」のオリジナルブランドです。
機能性に優れたスタイリッシュなデザインのアイテムを発売しています。
DOD
大阪に本社がある「ウサギ」マークのアウトドアメーカーです。
必要な機能を残しつつ価格を抑えたコスパの良さが魅力です。
snow peak
新潟に本社がある品質の高さが魅力のアウトドアメーカーです。
初心者向けから上級者向けまでレベルに合わせたアイテムを選べます。
価格帯を確認
サーカスTC向けタープの価格は、1万円台から10万円台までと比較的購入しやすい価格帯の商品が多いです。
タープの価格は使用する生地や機能性、メーカーのブランド力によって決まります。
しかし、タープはポールやロープなどの必要なアイテムが別売りの場合が多いので、購入する際は気を付けましょう。
サーカスTC向けタープおすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 耐水圧 |
---|---|---|---|---|
DOD いつかのタープ | 5.2kg | 420×410×230cm | ポリエステル | 2,000mm |
CAPTAIN STAG クイックシェード | 18kg | 250×250×257cm | ポリエステル | 1,000mm |
UNIFLAME REVO スクエアタープ | 2.6kg | 400×430cm | ポリエステル | 1,500mm |
テンマクデザイン
サーカスST コネクトヘキサ | 3.6kg | 580×450×280cm | ポリエステル | 1,500mm |
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC | 2.15kg | 390×380cm | TC | 不明 |
テンマクデザイン 焚火タープTCマルチコネクトヘキサ | 6kg | 580×450cm | TC | 不明 |
snow peak アメニティタープヘキサLセット | 7.5kg | 1,220×780cm | ポエステル | 1,800mmミニマム |
ogawa
フィールドタープ ヘキサDX | 5.5kg | 570×500cm | ポリエステル | 1,800mm |
snow peak シールド レクタ L Pro セット | 18.4kg | 550×440cm | ポリエステル | 3,000mmミニマム |
snow peak メッシュシェルター | 12.48kg | 不明 | ポリエステル | 1,800mmミニマム |
【DOD】
いつかのタープ(TT5-631-KH)
初めてタープを購入する方におすすめの、設営に必要なアイテムがすべてそろったヘキサタープです。
延長タープもセットになっているため、テントと近づけて張る際は片方のポールの位置をずらすことができます。
厚みのある150Dの生地を使用しているため遮光性に優れ、暑い夏の日でも涼しく快適に過ごせるでしょう。
重さ | 5.2kg |
---|---|
サイズ | 420×410×230cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 2,000mm |
【CAPTAIN STAG】
クイックシェード(M-3275)
フレームを広げてフライシートをかける簡単な作業で設営可能な、3~4人で使用できるワンタッチスクリーンタープです。
側面はすべてメッシュパネルを備えているため通気性が良く、虫の侵入を気にせずに過ごせるでしょう。
また、メインポールはワンタッチで簡単に3段階の高さ調節可能なため、使用用途に合わせて使いやすい高さに設定できます。
重さ | 18kg |
---|---|
サイズ | 250×250×257cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,000mm |
【UNIFLAME】
REVO スクエアタープ(682302)
リビングスペースとして広々と使える有効面積の大きな、ファミリーキャンプにおすすめのレクタタープです。
サーカスTCにも合うシンプルなタンカラーで、サブポールを使用すればさまざまなテントアレンジができるでしょう。
また、重量2.6kgと軽量で収納バックもついているため持ち運びにも便利で、徒歩やバイクで移動する方にもおすすめです。
重さ | 2.6kg |
---|---|
サイズ | 400×430cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【テンマクデザイン】
サーカスST コネクトヘキサ
重量3.6kgと軽量で持ちはこびやすく耐久性や防水性に優れた、コンパクトなヘキサタープです。
タープの両端にテントに取り付け可能なキャップがついているため、どちらからもテントと接続することができます。
また、オプション商品で合計6本のポールがセットになった商品があるため、同時に購入するとよいでしょう。
重さ | 3.6kg |
---|---|
サイズ | 580×450×280cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,500mm |
【テンマクデザイン】
ムササビウイング13ft.TC
ソロ~デュオキャンプなどの少人数での使用がおすすめの、美しいカーブを描いた芸術的なウィングタープです。
重量が重いデメリットのある火の粉にも強いTC素材ですが、重量2.15kgと軽量で持ち運びがしやすいでしょう。
また、ポールやペグ、ロープは別売りとなっているため、持っていないアイテムがある方は注意が必要です。
重さ | 2.15kg |
---|---|
サイズ | 390×380cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 不明 |
【テンマクデザイン】
焚火タープTCマルチコネクトヘキサ
サーカスTCと連結することができる「テント連結用キャップ」がセットになった2~3人で使用可能なヘキサタープです。
ポールを使用する、地面に直接打ち込むなど、さまざまなタープアレンジをしながらキャンプを楽しめます。
また、テントとタープを連結するテープの長さが調整できるため、高さを280cm~350cmまで変更して使えます。
重さ | 6kg |
---|---|
サイズ | 580×450cm |
素材 | TC |
耐水圧 | 不明 |
【snow peak】
アメニティタープヘキサLセット(TP-851SR)
初めてタープを購入する方でも簡単に設営でき、耐風性にも優れた初心者におすすめのヘキサタープです。
設営に必要なポールとペグがセットになっているため、商品購入後すぐにタープ設営ができます。
紫外線を防ぐUVカット加工や、雨を弾くテフロン加工が施されているため、天気に左右されず、キャンプを快適に楽しめるでしょう。
重さ | 7.5kg |
---|---|
サイズ | 1,220×780cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【ogawa】
フィールドタープ ヘキサDX(3333)
誰でも簡単に設営可能な、4~5人用サイズのファミリーキャンプにおすすめの大型ヘキサタープです。
広々としたリビング空間が完成するため、お気に入りのキャンプギアでテントレイアウトを自由に楽しめるでしょう。
また、ペグやポールだけではなく、ハンマーまでセットになっているため、初心者の方も安心して使用できます。
重さ | 5.5kg |
---|---|
サイズ | 570×500cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
【snow peak】
シールド レクタ L Pro セット(TP-842S)
有効面積が広く、使用する人数や使用用途に合わせてさまざまなアレンジが可能な汎用性の高いレクタタープです。
生地を通す光を軽減させるシールド加工を施しているため、蒸し暑い真夏でもタープ下は涼しく快適に過ごせるでしょう。
また、ポールやペグだけではなくハンマーなど設営に必要なアイテムがすべてセットになっています。
重さ | 18.4kg |
---|---|
サイズ | 550×440cm |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mmミニマム |
【snow peak】
メッシュシェルター(TP-925)
フレームの数が少なくシンプルな構造のため、簡単に設営可能でオールシーズン使用可能なシェルタータープです。
側面はすべてメッシュパネルを搭載しているため、広々としたリビングで夏は涼しく開放的に過ごせるでしょう。
また、snowpeakから発売されているテントと接続して使用できるため、さらに拡張し大人数で使用することもできます。
重さ | 12.48kg |
---|---|
サイズ | 不明 |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 1,800mmミニマム |
まとめ
今回は、サーカスTCと一緒に使用できるタープを使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合ったおしゃれなタープを見つけて、キャンプを楽しんでください。
サーカスTC向けタープの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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