携帯性・スペックの両面に優れたノートパソコンが普及し、近年ではあらゆるシーンで運用されています。
中にはノートパソコン2台を使用し、作業等をされる方もいると思いますが、本体の拡張性の低さに不満を持つ方もいるでしょう。
2台を効率良く運用しつつ、拡張性を高められるドッキングステーションを求める方も多いと思います。
そこで本記事では、2台切り替え対応ドッキングステーション紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
2台切り替え対応ドッキングステーションを使うメリット
拡張性が高い
ドッキングステーションは映像端子をはじめ、USB・SDスロット・LANポートなど、充実したインターフェースが強みです。
これにより、通常では接続できないデバイスの接続が可能になり、操作性・利便性の向上が見込めます。
デュアルモニター運用が行える製品もあり、深い没入感・広い作業領域を確保できる点も魅力です。
端末への給電も行える
ドッキングステーションは各種ポートが搭載されており、端末の操作性を高められるのが特徴です。
製品でワット数は異なりますが、接続端末へのバッテリー給電が行えるため、バッテリー切れの心配が要りません。
これにより、あらゆるシーンで端末を永続的に使用できるため、ストレスフリーな環境を構築できます。
効率良く運用できる
ノートパソコンを2台使用する際、一般的なドッキングステーションではケーブルの接続先を変更する必要があります。
無駄な手間が発生してしまうため、作業の際に無駄な時間ロスが発生しますが、2台切り替え機能を活用し、時間を短縮できます。
ドッキングステーションにデバイスを接続しておき、スイッチ一つで切り替えられるのは大きな強みです。
デバイスを一括管理できる
ノートパソコン等とデバイスを接続する際、本来は一つ一つケーブルを接続する必要があり、無駄な手間が掛かります。
ですが、ドッキングステーションにデバイスを接続することにより、ケーブル1つで複数のデバイスを管理できます。
これにより、端末上デバイスの管理が可能になるため、無駄な時間の大幅ン削減が可能です。
2台切り替え対応ドッキングステーションを使うデメリット
コストが掛かる
2台切り替え機能が搭載されたドッキングステーションは利便性が高く、快適な環境を構築できるのが強みです。
ですが、全ての製品が対応しているわけでは無いですし、対応製品は最低でも1.5万円のコストが掛かります。
高額なモデルだと3万円を超えてくるため、導入を検討される場合は予算を必ず確保しておきましょう。
製品数が少ない
2台切り替え機能対応ドッキングステーションは拡張性が高く、快適な作業空間を構築できます。
ですが、切り替え機能を搭載した製品は非常に少なく、10個以上のポートを搭載した製品は登場していません。
通常のドッキングステーションと比べ、モニター枚数等にこだわりにくい点には注意です。
2台切り替え対応ドッキングステーションの選び方
拡張性で選ぶ
2台切り替え対応ドッキングステーションは、製品によってポート数が異なるのが基本です。
USBポートが最低限しか搭載されていない製品もありますし、合計9個搭載された製品も登場しています。
拡張性が高いほどに利便性が高く、快適な空間を構築できますが、相応のコストが掛かる点には注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、選択しましょう。
ポート数で選ぶ
2台切り替えに対応したドッキングステーションは製品数が少ないですが、拡張ポート数は製品で異なります。
5個しかポート数が無い製品もありますし、9個の拡張ポートを搭載した製品も登場しています。
拡張性を優先するならポート×9個がおすすめですが、価格も高額になってしまう点には注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、選択しましょう。
メーカーで選ぶ
2台切り替え対応ドッキングステーションは、家電・デバイスメーカーを中心に登場していますが、製品数は少なめです。
現状では「エレコム」「スターテック」の2社から製品化されており、この3社から選択する形となります。
日本国内で浸透し、信頼を獲得しているメーカーはエレコムとなるため、サポート対応等も考慮するならエレコムがおすすめです。
スターテックは海外メーカーではありますが、幅広い拡張性が魅力となるため、性能を最優先に考える方に最適です。
価格帯で選ぶ
2台切り替えに対応したドッキングステーションは製品数こそ少ないですが、1.5万円～3.5万円と価格差は開いています。
価格＝性能の差は非常に大きく、拡張ポート数・種類が異なるのが特徴です。
利便性・機能性を求めるなら3.5万円、なるべくコストを抑えたいなら1.5万円の製品を選択しましょう。
2台切り替え対応ドッキングステーションおすすめ10選
| メーカー・製品名 | サイズ/重量 | ポート数 | LANポート |
|---|---|---|---|
| イーサプライ 2台切替ドッキングステーション | 16.1×8×2.5cm/341g | 5 | 無 |
| スターテック デュアルモニター対応 ドッキングステーション | 22.4×8.9×4.1cm/402g | 9 | 有 |
【イーサプライ】
2台切替 ドッキングステーション（EZ4-SW037）
USB Type-C・HDMI出力端末の即時切り替えが可能であり、作業効率を高めてくれるドッキングステーションです。
据え置きタイプながらもコンパクトサイズで仕上げており、省スペースでも余裕を持って設置できます。
用途別でPCを切り離しつつ、接続デバイスを一括で管理できるため、再接続手順の大幅な簡略化が可能です。
| サイズ/重量 | 16.1×8×2.5cm/341g |
|---|---|
| ポート数 | 5 |
| LANポート | 無 |
【スターテック】
デュアルモニター対応 ドッキングステーション（129N-USBC-KVM-DOCK）
Windows/MacOS端末×2台を接続し、接続先を即時に切り替えられるドッキングステーションです。
USBポート×5をはじめ、4K対応DisplayPort・LANポートが搭載されており、端末の拡張性を底上げできます。
拡張性・機能性を充実させつつ、コンパクトサイズで仕上げており、省スペースで運用できる点も魅力です。
| サイズ/重量 | 22.4×8.9×4.1cm/402g |
|---|---|
| ポート数 | 9 |
| LANポート | 有 |
まとめ
2台切り替えに対応したドッキングステーションは非常に便利ですが、製品数が極端に少なく、こだわった選択はできません。
まだまだ発展途上の段階ではありますが、気になる方は本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
2台切り替え対応ドッキングステーションの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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