サーフィンをする際に、あると便利なアイテム「耳栓」をご紹介します。
これから長くサーフィンを続けようと思っている方や、何年もサーフィンを続けている方には必要なアイテムです。
海水が耳に入ることで、さまざまな体調の不調や病気を引き起こす可能性があります。
勉強や睡眠のときに使用する耳栓とは違い、サーフィンのときには音が聞こえる耳栓をおすすめします。
目次
サーフィンで耳栓は必要なのか?
サーフィンに耳栓は必要です。
サーファーズイヤーと呼ばれる、サーファー特有の病気を防ぐためにも耳栓を使用しましょう。
サーファーズイヤーは熟練のサーファーであるほどかかりやすい病気のひとつです。
何度も冷たい海水が耳の中に侵入すると、体が勝手に防ごうとするため、外耳の骨組織が膨れ上がってしまいます。
重症化すると難聴になる恐れもあります。
病気だけでなく、けがの予防にも耳栓は必要です。
サイズのある波はパワーがあり、ワイプアウトのとき、落ち方が悪いと海面にたたきつけられることになります。
その結果、鼓膜が破れてしまう可能性も。
こうしたことからも、長くサーフィンを楽しみたい方には耳栓が必要と言えます。
サーフィンで耳栓を使うメリット
病気を防ぐ
サーファーズイヤーを防いでくれる点が、大きなメリットです。
けがや病気の状態でのサーフィンは楽しさが半減してしまい、逆にストレスが溜まります。
特にグローブ、ブーツを必要とする海でサーフィンをする方は、使用した方が良いでしょう。
サーファーズイヤーは突発的に発症するものではないので、予防として耳栓をご使用ください。
けがの予防
病気だけでなく、けがを予防する効果もあります。
サイズのある波はパワーがあり、ワイプアウトがうまくできないと危険です。
リップに頭を弾かれたときや、ワイプアウトして海面に頭を叩きつけたときに、鼓膜が破れてしまうことがあります。
酷い場合は、めまいが起こったり平衡感覚がなくなってしまうことも。
防げるけがは、きちんと耳栓で予防しましょう。
不快感をなくす
耳栓は耳に海水が入ることを防いでくれるため、病気だけでなく不快感も予防してくれるアイテムです。
耳に海水が入ると非常に不快で、サーフィン中はその不快感から集中力を欠いてしまいがち。
また、水が残った状態だとサーフィン後も不快感が続きます。
その不快感を防いでくれる耳栓は、サーフィンの強い味方と言えるでしょう。
サーフィンに適した耳栓の選び方
音の聞こえやすさ
サーフィン中に使用する耳栓で重要なポイントは、音の聞こえやすさです。
サーフィン中は周りにほかのサーファーもいるので、ほかの人の声が聞こえなくなってしまうと接触事故につながります。
音が聞こえやすければ、波の音で危険を察知することもできるのです。
音が聞こえない場合は、気づいたら大きな波がすぐ近くまで来ているなんてことも。
海水の侵入はしっかり防ぎ、周りの音は聞こえる耳栓を選ぶことが、サーフィンでは重要です。
素材
耳栓は海水が入らないように密閉するため、長時間使用すると痛みが出る場合があります。
サーフィン中にずっと付けている耳栓は、長時間付けていても痛くなりにくいシリコン素材のものがおすすめです。
耳栓全体がシリコンではなく、中心部分がプラスチックで、シリコンカバーが付いているものもあります。
痛みを軽減できる素材を選ぶことでストレスがなくなり、快適にサーフィンを楽しむことができるでしょう。
形
耳栓もさまざまな形のものがあります。
きのこの傘のようなもの、耳の穴に差し込むもの、耳に引っかかるようにストッパーが付いているものなど、種類もさまざまです。
耳のサイズや形も人それぞれなので、自分に合ったサイズ、形の耳栓を選びましょう。
カバー部分のサイズを自分で取り換えられる耳栓もあるので、うまく活用しながらサーフィンを楽しんでください。
サーフィン耳栓おすすめ10選
【EAR SUITS】
EAR SUITS 3
こちらは海水の侵入を防ぎつつも、音が聞こえやすい耳栓になっています。
落下防止フィンが付いていることで、耳栓を奥深くまで押し込む必要がなく、長時間使用しても痛くなりにくい構造です。
落下防止フィンもサイズが3種類付属しており、自分に合ったサイズでの使用が可能。
男女を問わず、大人から子供まで使用できるアイテムとなっています。
【Oken】
Omiles
落下防止フィンが3サイズついており、自分に合ったサイズにカスタマイズできる耳栓。
さらにイヤーチップも3サイズからカスタマイズでき、耳の小さい人から大きい人まで着用が可能です。
リーシュコード付きのため、外れたとしても紛失の心配がない、おすすめのアイテムとなっています。
【Jeffergarden】
耳栓
全体が柔らかいシリコンでできているアイテム。
左右の耳に合わせた形となっており、しっかりとフィットしてくれるデザインです。
カラーもピンク、ブラック、ブルー、イエロー、グレーの5色あり、自分の好きなカラーを選択することが可能。
サイズはワンサイズのみとなっています。
【xuuyuu】
耳栓
シリコンでできた耳栓で、うずまき状の形が耳にフィットし、高い防水効果を発揮してくれます。
人工工学に基づいたデザインにより、耳への負担を軽減。
ピンクとブラックの2色展開で、サーフィンをはじめ、さまざまなマリンスポーツに対応するアイテムです。
【CREATURES OF LEISURE】
SURF-EARS 3.0
サーファーによって開発されたサーファーのためのアイテムです。
アコースティックメッシュと呼ばれるフィルターが高い集音性を発揮し、周波数損失がゼロに近く、周りの音がよく聞こえます。
イヤーチップも4サイズからカスタマイズが可能で、値段はほかの耳栓と比べやや高くなりますが、選んで後悔しないアイテムです。
【Mtmd】
Surf Earplugs
耳にフィットするオーバル形状で、柔らかいシリコンが耳への負担を軽減してくれます。
高密度の防水メッシュシートが海水の侵入を防ぎながら、周囲の音はしっかり聞こえるアイテム。
イヤーフック、イヤーチップがそれぞれ大小2サイズ入りで、男女を問わず使用できます。
また、付属のリーシュコードを使えば、紛失の心配もなくなります。
【MIZUNO】
耳栓2個セット(85ZE75054)
スポーツメーカー「MIZUNO」の耳栓。
耳の中に入れるタイプで、ヒダが3つあり海水の侵入を防いでくれます。
競泳用としても使用されるもので、高い防水性が魅力。
その反面、メッシュシートが付いている耳栓に比べると、音が聞こえにくくなってしまうため注意が必要です。
【MACK'S】
EAR SEALS
アメリカで人気の「MACK'S」の耳栓です。
ブルーとイエローがカラフルで、4つのヒダが海水の侵入をしっかりと防いでくれるアイテム。
左右の耳栓がコードでつながれており、紛失しにくくなっています。
コードと耳栓を取り外すことが可能で、それぞれ洗うこともでき、清潔に使えます。
【DOC'S PROPLUG】
耳栓
リーシュコード付きの透明な耳栓。
耳栓本体は耳の形に合わせて作られたプラスチック製で、高い防水性があり、耳にぴったりと密着してくれます。
耳の奥まで差し込まないため、耳あかの付着も減り、清潔に使用可能です。
中心に小さな穴が空いているため、周りの音も聞こえやすくなっています。
世界中で長く愛される、サーフィン用の耳栓です。
【FFMarket】
耳栓100個セット
こちらは、不織布マスクのように使い捨てで耳栓を使用したい方におすすめなアイテム。
100個セット(50ペア)で値段もリーズナブルなため、紛失や汚れを気にせず毎回新しいものを使うことができます。
遮音性がやや高くなっているアイテムのため、その点は注意が必要です。
サーフィンの耳栓はダイソー等の100均でも買える?
サーフィン時に使用する耳栓は、ダイソーなどの100均では買えません。
耳栓自体は購入できますが、主な用途が睡眠や勉強などであり、サーフィンには使用しない方が良いでしょう。
睡眠、勉強用の耳栓は周囲の音を聞こえなくするアイテムであり、サーフィン用の耳栓とは目的が異なります。
スポンジ素材のものが多く、リーシュコードも付いていないため、サーフィン中は外れてしまう可能性が高いです。
サーフィン用の耳栓は「安い」という理由だけで選ばずに、デザインや機能面を考慮して選びましょう。
まとめ
病気やけが、海水が入ったときの不快感から守ってくれる「耳栓」。
高い防水性はありつつ、周囲の音がよく聞こえるアイテムを選びましょう。
耳栓を使用していない方はこれを機に、当記事を参考にしながら耳栓を選んでみてください。
サーフィン耳栓の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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