サーフボードスタンドはボードにワックスを塗る際や、ボードのリペアをするときにあると便利なアイテムです。
サーフボードスタンドは専用のものを購入するとなると、2脚で1万円近くするものもあります。
すでに持っているもので代用したり、あまりコストをかけずに自作できないかと考える方もいらっしゃるでしょう。
この記事ではサーフボードスタンドの代用や代替品、おすすめのサーフボードスタンドをご紹介します。
目次
サーフボードスタンドは代用できる?
サーフボードスタンドは専用のものを買わなくても代用することができます。
耐久性やクッション性があり、ボードをきちんと支え、保護することができれば、専用のサーフボードスタンドが無くても大丈夫です。
9ft.以上のロングボードで使うことが多いサーフボードスタンドは、耐久性と安定性が必要とされます。
また、ボードと接する面はボードを傷付けないよう、クッション性のある素材などで保護されています。
サーフボードスタンドに代用できるもの
いつも使っているアイテムをサーフボードスタンド変わりに使えば一石二鳥です。
車とビーチサンダルを使う
後ろの扉が開くタイプの車の場合、サーフボードスタンドがなくてもバスタオルとビーチサンダルを使いワックスを塗る事ができます。
簡単に、車がサーフボードスタンドの代わりとなるような使用方法をご紹介します。
まず後ろの扉を開けた状態で車の端に畳んだバスタオルを敷き、フィンがくる位置あたりにビーチサンダルを置きましょう。
フィンをビーチサンダルの上に置き、バスタオルを敷いた車の端にボードの先端側のノーズを置くと、ボードは安定した状態になります。
車高にもよりますが、ボードは斜めの状態になり、バスタオルとビーチサンダルで車もボードとフィンも保護されるのです。
最初のうちはビーチサンダルを置く位置に悩むかもしれませんが、慣れるとどのあたりにビーチサンダルを置けばいいのかもわかってきます。
サーフィンに行くときに必ず持参するバスタオルとビーチサンダルを使って、手軽にサーフボードスタンドの代用にすることができます。
サーフボードスタンドを自作する
ホームセンターで売っている塩化ビニールパイプとジョイントを使い自作したり、折りたたみ式の踏み台を使って自作が可能です。
保護や滑り止め防止のために、ボードと接する面はクッション性のある素材や耐震シートを取り付けるなど、一手間加える必要があります。
100円ショップで売っているものを使用すれば、2脚作っても500〜1,000円程度で自作することも可能です。
少し手間がかかっても、自作のサーフボードラックを使えば愛着も出てくるでしょう。
アウトドアチェアを使う
休憩用にアウトドアチェアを持っていき、コーヒーでも飲みながら友人と話しているというのはよくある光景です。
アウトドアチェアを少し距離を離して2脚向かい合わせれば、サーフボードを置くことができます。
ただし、座面に先端だけを少し乗せるのではボードが落ちてしまうこともあるので、しっかりと座面に乗せるようにしましょう。
また、フィンがついている状態では座面に傷をつけてしまうため、フィンを取り付ける前にワックスを塗るようにします。
アウトドアチェアの形状や強度はそれぞれですので、安定感を確認しながら使用することをおすすめします。
バケツを使う
サーフショップなどで販売されているカラフルなバケツを使用する方法です。
濡れたウエットスーツなどを入れたり、着替える際に使用している方も多いと思います。
バケツは幅が40〜50cmと比較的大きなサイズでしっかりとしているので、使用する際にはバケツを裏返して使用します。
1つのバケツを使用する際には、ボードの中心にバケツがくるようにボードを置き、常にボードを支えながら作業をするようにしましょう。
バケツが2個ある場合には、2個を距離を離しておくことでが安定して作業ができます。
ただし、風の強い日などは一点で支えると落下の恐れもあるので注意しましょう。
サーフボードスタンドおすすめ5選
【白浜マリーナ】
サーファーズスタンドポータブル
しっかりと開き安定する構造の脚の部分の上にY字型がのっている、特徴的なデザインのスチール製サーフボードスタンドです。
脚の部分を折りたたむことでコンパクトに収納することができます。
水平にボードを乗せて塗れるほか、Y字部分にボードを横向きに入れることが可能です。
横向きに入れることで洗ったボードの水切りができ、ボードの側面のレールのリペアもしやすくなります。
【Azullow】
サーフボードスタンド
アルミ製で1脚あたり750gと軽量の、折りたたみサーフボードスタンドです。
ボードと接する部分は厚みのあるソフトウレタンパッドが使用されています。
ボードを横置きでも使用できる多機能デザインです。
イエロー、ピンク、グリーン、ブルー、ブラックの5色展開なので、ボードとコーディネートして選ぶ楽しみもあります。
【DECANT】
MultiStand BIG
プラスティック製で展開時には天板サイズは縦38cm×横22cm、耐荷量100kg(1脚)なので、2脚準備すればしっかりと安定します。
天板には家具パッドとしても使われるEVAパッドをドット状に配置し、ボードの保護の役割をしています。
ブラック、オリーブ、ネイビーの3色展開で、1脚販売の商品ですが、2脚購入しても比較的お手頃に購入できるのも嬉しいポイント。
【Funktion】
サーフボードスタンド(FK-600-ORG)
航空機用の部材としても使われている、強度のある軽量クロモリパイプが使用されています。
ボードを横置きでも使用できる多機能デザインです。
安定感があり、風の強い日にも安心して使用できます。
【TOOLS】
SURFBOARD STAND
100kgまでの重さに耐えられるしっかりとした作りで、安定感があります。
折りたたむと棒状にコンパクトになるスタンドで、専用の収納ケース付きです。
脚にはアジャスターが付いているため、傾き調整をすることができ、足元の悪い場所でも使用できます。
まとめ
ロングボードなどの大きなボードを使う人にとっては便利なサーフボードスタンドですが、工夫次第で代用が可能です。
代用するほか、市販品と代用の方法を組み合わせて使うこともできます。
なにかと荷物が多く少しでも減らしたい方や、始めたばかりで一度に色々揃えられないという方は、ぜひ代用も考えてみてください。
サーフボードスタンドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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