サーフボードを衝撃や紫外線によるダメージから守るためには、ボードケースが必要不可欠です。
今回はボードケースの中でも低コストで導入しやすく、かつ、絶対に一つは持っておきたい「ニットケース」について解説。
そして、おすすめのニットケースも10個ご紹介していきます。
目次
- 1 サーフボード用ニットケースを使うメリット
- 2 サーフボード用ニットケースを使うデメリット
- 3 サーフボード用ニットケースおすすめ10選
- 3.1 【FCS】STRETCH ALL PURPOSE COVER(BST-063-AP)
- 3.2 【TLS】KNIT CASE(4560489643410)
- 3.3 【Ho Stevie! 】キャンバスサーフボードバッグカバー
- 3.4 【CREATURES】AERO MESH STRETCH SOX
- 3.5 【SYNDICATE.JPN】メッシュケース(ES-04MM186410)
- 3.6 【FRUITION】ニットケース
- 3.7 【EXTRA】サーフボードバブルケース(Z-04X00004060)
- 3.8 【SYNDICATE.JPN】メッシュケース(ES-04MM189660)
- 3.9 【FRUITION】マイクロファイバーボードケース
- 3.10 【DESTINATION】MESH CASE
- 4 まとめ
サーフボード用ニットケースを使うメリット
ボードを衝撃から守ってくれる
サーフボードを衝撃によるダメージから守ってくれるのが、サーフボードケースです。
ニットケースは厚めのパイル地などでできているので、多少の衝撃であればクッションとして働いてくれます。
耐衝撃性で言うと、ハードケース未満、デッキカバー以上です。
車での移動中の衝撃程度であれば、ニットケースで十分な場合がほとんど。
そのため、車移動がメインのサーファーにはニットケースが最適です。
ボードを汚れや黄ばみから守ってくれる
サーフボードを、紫外線や海水による黄ばみ、長期保管する際の汚れから守ってくれます。
サーフボードを日光や潮風の当たる場所で保管していると、黄ばみの原因に。
ニットケースで覆うことでそれらを遮断できるので、黄ばみが生じにくくなります。
また、濡れたサーフボードをハードケースのような密閉されたケースに長期間保管していると、ぬるぬる汚れが生じる場合も。
ニットケースはパイル地やタオル地でできているため、通気性が良く、汚れの発生を防いでくれるメリットがあります。
最近では、より通気性が優秀なメッシュ素材も多くのメーカーが採用しています。
車内にワックスがつかない
サーフボードをニットケースで覆うことで、車内のワックス汚れを防ぐことができます。
車のシートなどにワックスが付くと、拭いても擦ってもなかなか落ちません。
気をつけて積み込んでいても、夏場は車内が高温になり、ワックスが溶け落ちてしまう場合があります。
また、サーフボードから落ちる砂による汚れも、最低限に抑えられます。
脱着が簡単
ニットケースは、ハードケースと比べて、脱着が簡単に行えます。
ニットケースは伸縮性があり、ハードケースのように大きなチャックを毎回開け閉めする必要もありません。
よって、ボードの出し入れもスムーズに行うことができます。
頻繁に車でサーフィンに出かける方や、1日で複数のポイントを周る方には特にメリットになるでしょう。
また、伸縮性が優秀なので、さまざまな形状のボードに対してニットケースを使い回すことも可能です。
コンパクトに収納できる
サーフボードを出した後や、自宅でニットケースを保管する際に、コンパクトにまとめておくことが可能です。
ハードケースは分厚いウレタンが使われていることが多く、ケースを使っていないときにも場所をとってしまいます。
無理やり丸めると、クセがついてしまう原因に。
これに対してニットケースは、柔らかい素材で厚みも小さいので、丸めたり畳んで小さく収納することができます。
商品によっては専用の収納ケースが付いているものもありますよ。
デザインが豊富
ニットケースは、各メーカーからさまざまなデザインのものがリリースされています。
ハードケースやデッキカバーは、黒色やシルバーなど、シンプルなものがほとんどです。
ニットケースは、シンプルなものはもちろん、ポップなカラーや可愛いデザインも豊富。
そのため、おしゃれにサーフィンを楽しみたい女性の方にもおすすめです。
サーフボード用ニットケースを使うデメリット
強い衝撃には耐えられない
ニットケースは、強い衝撃からサーフボードを守ることはできません。
落下や強い衝突があると、サーフボードが割れたり折れてしまう可能性があります。
旅行などで空輸する際や、車での長距離のトリップの際には、ニットケースは適していません。
普段のサーフィンにはニットケース、トリップの際には衝撃に強いハードケース、といったように使い分けるのもおすすめ。
ケースの耐久性が低い
ニットケースはパイル地やタオル地といった布製のものが多く、繰り返し使うことによって傷みやすい特徴があります。
長持ちさせるためには、ノーズ部分にノーズガード形状の補強がついているものを選ぶといいでしょう。
また、最近では布素材のニットケース以外に、スポンジやナイロンのメッシュ素材でできたケースもリリースされています。
サーフボード用ニットケースおすすめ10選
【FCS】
STRETCH ALL PURPOSE COVER(BST-063-AP)
FCSからリリースされている、優れたストレッチ性が特徴のニットケースです。
ボードへのフィット感を追求した、無縫製筒状構造を採用しており、さまざまな形状のサーフボードに対応。
また、ポリエステル素材の平織生地を採用しており、通気性が良く、ワックスの付着も防ぐ工夫がされています。
【TLS】
KNIT CASE(4560489643410)
ツールスからリリースされているニットケースは、豊富なサイズ展開と、ポップなカラーバリエーションが特徴です。
サイズは5.8フィートから9.4フィートのロングボードサイズまで展開。
オルタナ系のボードに対応した形状もラインナップされています。
カラーバリエーションは、シンプルな単色やポップなボーダーデザインなど、可愛らしい印象のものが多いです。
【Ho Stevie! 】
キャンバスサーフボードバッグカバー
アメリカのメーカー、Ho Stevie! からリリースされている、キャンバス素材のサーフボードケースです。
使用されているキャンバス生地は丈夫で、引っかかってほつれることもありません。
ニットケースの欠点である耐久性の低さについても心配無用です。
通気性と速乾性も高く、さらっとした手触りで気持ちよく使用できます。
キャンバス生地の素材感で、高級感のある仕上がりです。
【CREATURES】
AERO MESH STRETCH SOX
クリエイチャーからリリースされている、メッシュ素材のソフトボードケースです。
新素材の軽量ナイロン素材を採用した、メッシュ構造が特徴的なボードケースとなっています。
従来のニットケースよりもケース自体が軽量になっており、ボードの運搬がしやすいです。
ノーズ部分のプロテクターはもちろん、レール部分も3Dメッシュ構造で、衝撃に強い特徴があります。
【SYNDICATE.JPN】
メッシュケース(ES-04MM186410)
シンジケートジャパンからリリースされている、スポンジメッシュの新素材が特徴のニットケースです。
通気性、クッション性に優れたスポンジメッシュ素材を使用。
ボードへのダメージを防ぐことができる、新しいタイプのソフトケースです。
ケース側面にジップがついており、ボードの出し入れがしやすくなっています。
また、テール部分のバックルで、ケースの長さが余った部分をすっきりとまとめることが可能です。
【FRUITION】
ニットケース
フリューションからは、吸水性、速乾性が高いニットケースがリリースされています。
こちらのニットケースは、フリューションがオリジナルで生産したマイクロファイバー生地を使用したケースです。
一般的なポリエステル素材のケースと比べ、吸水性や速乾性が優秀で、濡れたボードを入れても乾きやすい魅力があります。
また、一般的なニットケースにはない、細かな模様のデザインも新素材ならではのポイントです。
【EXTRA】
サーフボードバブルケース(Z-04X00004060)
エクストラからリリースされているソフトケースは、優れたプロテクションが特徴です。
ケース全体が2重構造のエアパッキンで覆われているため、ハードケースのように耐衝撃性に優れています。
普段使いに単体で使うのはもちろん、海外トリップでの輸送時にもおすすめ。
ハードケースと合わせて使うことで、ボードのクラッシュを防ぐことができます。
【SYNDICATE.JPN】
メッシュケース(ES-04MM189660)
シンジケートジャパンから、9.6フィートまでのロングボードに対応する、スポンジメッシュ素材のケースがリリースされています。
通気性、クッション性に優れているスポンジメッシュ素材は、多少水滴のついたロングボードを収納しても乾きやすいです。
また、ケースの側面にはサイドジッパーがついており、ストレスなくボードの出し入れができます。
【FRUITION】
マイクロファイバーボードケース
フリューションからリリースされている、9.8フィートまでのロングボードに最適なソフトケースです。
フリューションがオリジナルで生産したマイクロファイバー生地は、吸水性、速乾性に優れています。
そのため、水気の拭き取りにくいロングボードでも、水分による汚れを気にせずに使用することが可能です。
また、ケース内側にはポケットが装備されており、フィンなどのアクセサリーをしまうことができます。
【DESTINATION】
MESH CASE
DESTINATIONからリリースされている、ロングボード用のメッシュ素材ケースです。
DESTINATIONのサーマルシリーズは、特殊なメッシュ素材を使ったソフトケースで、ケース内の熱を逃しやすい仕組み。
テール部分には、余った生地をまとめることができるバックルが装備されています。
まとめた生地によってテール部分のプロテクションも向上させることが可能です。
まとめ
ニットケースと一口に言っても、素材や構造の異なる商品が各メーカーからリリースされています。
移動手段に限らず、一つは持っておくと重宝するので、あなたの用途にマッチするニットケースを選んでみてくださいね。
サーフボード用ニットケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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