サーフィンは車で行く人が多いと思います。
非常に繊細なサーフボードを車で運ぶには細心の注意が必要な事は言うまでもありません。
特にサーフボードを車外に積むと、飛石や直射日光による日焼けなどのサーフボードを傷付ける外的要因があるため、近年では車内積みを行うサーファーが多いです。
そのような車内積みですが、車内ベルトもしくはハンガーバーを使用しているサーファーが多いと思います。
実際に私もサーフボードは車内ベルトを使用して車内に積込んでいます。
今回は、そのうちの車内ベルトのメリット・デメリットとおすすめの車内ベルト12選をご紹介いたします。
目次
- 1 サーフボードの車内ベルトを使うメリット
- 2 サーフボードの車内ベルトを使うデメリット
- 3 サーフボードの車内ベルトの選び方
- 4 サーフボードの車内ベルトおすすめ12選
- 4.1 【DAKINE】BAJA TIE DOWN STRAPS12
- 4.2 【C4J】カールーフキャリーベルト
- 4.3 【Funktion】Car Mock FK
- 4.4 【TRIWONDER】荷締めベルト(OS3358)
- 4.5 【TOONGEEN】荷物固定ベルト(T-002)
- 4.6 【Askill】荷締めベルト
- 4.7 【カーアイテムdpt】サーフボードキャリアネット+ストラップ
- 4.8 【YFFSFDC】荷締めラチェットベルト
- 4.9 【槌屋ヤック】車用収納ベルト(RV-70)
- 4.10 【Oceandept】ラックベルト
- 4.11 【Willow】車載用ハンギングベルト(sf8-066-033)
- 4.12 【FCS】キャリア― タイダウンベルト(sf-fcs-auto-cl-tie-t2)
- 5 まとめ
サーフボードの車内ベルトを使うメリット
車内スペースが有効的に使える
サーフボードはミニシモンズでも5,4ft(約164cm)程の長さがあり、子供用のサーフボードでも5ft(約152cm)程あります。
そのため、車内に積込む際は前後の座席を倒さなければ積込むことは難しいです。
しかし、車内ベルトを使って頭上にサーフボードを積込むことで、限られた車内スペースを有効活用できます。
また、車内ベルトを使うことで座席を倒さなくても積込めるので、コンパクトな車でも車種によっては3人以上でサーフトリップを楽しむこともできます。
車内ベルトはコンパクトに収納ができる
車内にサーフボードを積込む方法は車内ベルトもしくはハンガーバーの2パターンがあげられます。
ハンガーバーは主にアルミ素材のものが多く伸縮できる物もありますが、一定の収納スペースの確保が必要です。
比べて、車内ベルトはナイロン素材で使わない時にはコンパクトに折りたたんで収納でき、サーフボードを乗せない時でも収納スペースに困りません。
車内ベルトは応用が利く
前述した通り、ハンガーバーはアルミ素材のものが多いため形も決められています。
使用方法もハンガーバーに「乗せる」もしくは「吊り下げる」の2パターンに限られる事に加え、サーフボードには厚みが有り重ねられる枚数にも限度があります。
比べて車内ベルトは、「乗せる」「吊り下げる」はもちろん、積み荷の固定にも使えます。
また車内ベルトは弛ませることで、サーフボードの重ねられる枚数を増やすことも可能です。
そのため発想次第で色々な使い方ができ、非常に実用的です。
比較的に安価で購入できる
商品によっては非常にお手頃な価格で購入できます。
安い物で1,000円以下で4本セットのものから購入可能なため、お財布にも非常に優しいです。
仮に長い間使用していてデザインに飽きた場合でも、この価格なら気軽に買い替えることができます。
また、古くなって買い替える時もすぐに買える価格帯です。
サーフボードを傷付けにくい
車内ベルトはナイロン素材のためサーフボードを傷付けにくいです。
しかし、車内ベルトを締めるバックル(止め具)だけは注意が必要です。
商品によってはバックルにはクッション性のあるパットが付いている物やシリコンなどで覆われている物などもあります。
また、もし金属のバックルが剝き出しの物でも、セッティングの際にバックル位置に気を付けるだけで、サーフボードを傷付けるリスクは非常に下がります。
サーフボードの車内ベルトを使うデメリット
設置が手間
車内ベルトの設置は、多くのサーファーが窓の上にあるアシストグリップ(手すり)に括りつけると思います。
波情報を見ていち早く海に行きたいサーファーや仕事前の朝一サーファーからすると、すべてで4か所のアシストグリップに車内ベルトを通すのは大変手間です。
また、帰宅して車内ベルトを片付けの際も引っかかる事もあり、もどかしくなる時もあります。
長期間使うとバックル等が緩み不安定に感じる
長い間同じ物を使用していると、車内ベルトのバックルのホールド力が弱まる場合があります。
サーフボードの重さにより、ピンと張っていても徐々に緩み、サーフボードが不安定になることがあります。
物にもよりますが、私は7~8年間同じ物を使い続けていますが、ホールド力が弱まってきているため、そのような場合は買い替えをおすすめします。
ハンガーバーと比べて劣化が早い
ナイロン素材の物が多く、摩擦や温度変化により経年劣化が生じます。
そのため、アルミ素材のハンガーバーと比べると劣化が早く、使用方法などにもよりますが、約5~6年程度で買い替えの時期を迎えるものもあります。
また針金ハンガーなどを吊り下げる時に車内ベルトを傷つけてしまうと、そこから解れて(ほつれて)しまう場合もあります。
サーフボードの車内ベルトの選び方
車内ベルトの長さは足りるか
車内ベルトは車のアシストグリップを使用することが多いです。
そのため、まずはご自身の車のアシストグリップ間の長さを確認する必要があります。
運転席と助手席の2か所と後部座席の2か所で1本ずつ分けて使用する場合は、車内ベルトが二重になるよう括りつける事が多いため、車によっては2~3m程度あれば十分です。
しかし、4か所を1本のベルトでセッティングする場合は車種によっては4m程度の長さが必要になる場合もあります。
短くて使えないものを買わないように、事前にご自身の車のサイズを一度測る必要があります。
車内ベルトの形状
車内ベルトで最も多いものは装飾も何もないベルトです。
しかし、車内ベルトのなかには釣り竿を積載できるタイプやネットが付いたタイプなどがあり、サーフボード以外に乗せたい物によって種類を選べます。
釣り竿を積載できるタイプのものでは波のない日やサーフィンの休憩で釣りができるため、海でのレジャーにはもってこいのタイプです。
また、ネットが付いているタイプでは、冬のサーフィンには欠かせないブーツやグローブ、キャップの持ち運びなど色々なものを乗せられます。
そのため、事前にネットに入れておくことで忘れ物のリスクを抑えられます。
このように色々なタイプの車内ベルトがあるため、ご自身のサーフィンライフに合ったタイプの車内ベルトがきっと見つかります。
車内ベルトのバックル(止め具)はパットやカバー(布)などで覆われているか
車内ベルトのバックルはサーフボードを傷付ける可能性があります。
そのため、サーフブランドが出している車内ベルトにはバックルにパットやカバーが付いている物が多いです。
設置の際にバックルの位置を気にせず設置してもサーフボードを傷付けることなく持ち運ぶことが可能です。
しかし、パットやカバーのない物だと設置する度にバックルの位置がサーフボードに触れないように調整が必要となります。
私が使っている車内ベルトはバックルにパットなどが付いていないため、設置の際に注意が必要となり手間があります。
車内ベルトの金額はいくらか
車内ベルトは1,000円未満のものから4,000円以上のものまで販売価格は幅広いです。
装飾など何もない車内ベルトの場合は1,000円以下の安価なものがあるため、お試しで購入してみるのもありです。
車内ベルトに釣り竿のストラップがある物や、ネットが付いている物の場合は4,000円程の物もあります。
安価な物から車内ベルトを試すことも可能ですので、使い勝手が良ければ拘ることもできます。
サーフボードの車内ベルトおすすめ12選
【DAKINE】
BAJA TIE DOWN STRAPS12
はじめにご紹介するのは、サーフ系アクセサリーを取り扱うハワイ発の人気ブランドDAKINEからのご紹介です。
DAKINEはサーフィン用のアクセサリ(リーシュコードなど)を多く取り扱う、サーファーならば誰しもが知るブランドです。
そのため、今回ご紹介するBAJA TIE DOWN STRAPS12は、バックルがカバーに覆われておりサーフボードを傷付けづらいタイプのものです。
本品の紹介文ではキャリア用と記載はありますが車内利用にもおすすめの商品です。
【C4J】
カールーフキャリーベルト
この商品はAmazonのオリジナル商品です。
サーフボードの積込みに加えて釣り竿なども収納できる装飾が施されているため、サーフボードだけでなく釣り竿やSAPボードのパドルなどの収納が容易にできます。
また、この商品にはサーフボードを積込む際に、積載物の固定用ベルトも付属されています。
そのため、オフロードも走行することが多いサーファーの車には便利でおすすめです。
【Funktion】
Car Mock FK
Funktionはサーフボードケースやフィンの取り外しに便利なフィンプラーなどを取り扱っているブランドです。
この商品はネットが付いているタイプの車内ベルトで、小物の収納に長けています。
そのため、サーフワックスやフィン、リーシュコードなどの海に到着して直ぐに使用する小物を収納しておくことで探す手間が省けます。
また、小物が一つにまとめられているため、帰宅時の片づけもスムーズに行えて週一サーファーには特におすすめの車内ベルトです。
【TRIWONDER】
荷締めベルト(OS3358)
次に紹介するのはTRIWONDERの車内ベルトです。
この商品は4本セットで999円と非常にお得価格なため、車内ベルトをお試しで使い始める方にもおすすめの商品です。
また、サーフギア以外に余分な費用をかけたくない方にもおすすめです。
しかし、バックルが覆われているタイプではないため車内ベルトの設置の時には注意が必要です。
4本セットのため、雑な扱いで壊れた場合も予備があると思うとお得な商品だと言えます。
【TOONGEEN】
荷物固定ベルト(T-002)
TOONGEENは車内備品をメインにキャンプ用品なども取り扱っているメーカーです。
この車内ベルトはバックル部分が直接サーフボードに接触しない下敷き付きに加えて、一般的な車内ベルトと比較してワイド(3.8cm)なベルトです。
サーフボードのフィンにより車内ベルトを傷付けたとしても直ぐに使用不能にはならないため、安心して使い続けられます。
値段も2本セットで2,000円しない比較的お手頃な価格のため、一度お試しで購入してみるのもありです。
【Askill】
荷締めベルト
Askillはパズルやアクセサリーなど幅広い商品を取り扱っているブランドです。
この商品はバックルに傷防止のパットが付いているベルトです。
商品説明には車外積みの写真のみの表示となっていますが、車外ベルトとして使用が可能なほど丈夫です。
また、長さが4.5mもあるため、車種にもよりますが1本でも十分にサーフボードを積込むセッティングが可能です。
バックルにパットが付いているため、セッティングの際にバックルの位置を気にする必要がなく安心でおすすめの車内ベルトです。
【カーアイテムdpt】
サーフボードキャリアネット+ストラップ
カーアイテムdptは車載やシートカバーなどを取り扱うブランドです。
この車内ベルトはネット付の商品です。
サーフワックスやリーシュコードなどの小さなサーフギアをネットに乗せて収納できるため、ベルトのみのタイプと比べて車内スペースを有効活用できます。
サーフトリップの時は荷物が邪魔にならないため、座席をフル活用して横になって寝る事ができます。
もちろんサーフィン以外での普段使いも可能なため、例えばご家族での旅行のシーンでもお菓子などの直ぐには使わない物もネットに収納できます。
そのため、お子さんや奥様さんにも後部座席を広々と使っていただけます。
【YFFSFDC】
荷締めラチェットベルト
YFFSFDC は車用品やドライバーなどを多く取り扱うブランドです。
この商品は2本セットの格安な車内ベルトです。
800円台で2本入りと破格の価格にも関わらず、バックルに傷防止のカバーが付いているお得な車内ベルトです。
今まで使ったことがなく初めてご利用される方にもおすすめの商品です。
長さ3mのベルトが2本入っているため、車種を選ばすにご利用いただけるはずです。
【槌屋ヤック】
車用収納ベルト(RV-70)
槌屋ヤックはドリンクホルダーなどの車内用品を取りそろえたブランドです。
その中からワンタッチでセットができる車内ベルトのご紹介です。
フリーループ(ハンガー掛け)が付いたタイプのため、小物を吊り下げることができ、冬場のブーツやグローブはもちろん、夏場のタッパーも下げられます。
そのため、サーフトリップの際、座席を広々と有意義に利用できることに加えて、ウェットスーツの生地にしわが付きにくく、サーフギアが長持ちします。
【Oceandept】
ラックベルト
次にご紹介するのはサーフ用品を取り扱うOceandeptから、サーフボードと接触する部分にクッション性をもたせた固定ベルト付の車内ベルトです。
固定ベルトにて固定させることで、運転時にサーフボードが車内ベルトの上でズレにくいため運転の邪魔になりづらいです。
そのため、運転中に頭上のサーフボードに気を取られることがなく、落ち着いて移動できます。
また、車のアシストグリップでサーフボードを傷付けることもなくなります。
【Willow】
車載用ハンギングベルト(sf8-066-033)
Willowはキャンプ用品を取り扱うブランドです。
キャンプ用品の定番であるハンギングチェーンが車用ラックベルトとなりました。
4種類のカラーバリエーションがあり、お好みの色を選べます。
また、別売りのクリップ付きカラビナを使用することで収納の幅が広がり、海への往復時に活躍してくれます。
また、ワンタッチで車内ベルトの取り付けができるため、疲れた状態での後片付けもスムーズに行えます。
ファッション性、機能性ともに備えた商品です。
【FCS】
キャリア― タイダウンベルト(sf-fcs-auto-cl-tie-t2)
最後にサーフボードのフィンメーカー大手のFCSより車内ベルトのご紹介です。
サーフィンブランドとあってサーファー目線で作られており、バックルにはTPE(樹脂)カバーが付いているためサーフボードを傷付けません。
一般的な車内ベルトと比べて、幅が広いため丈夫で長持ちします。
デザインも格好よく、お値段も比較的リーズナブルなおすすめの商品です。
まとめ
サーフボードを運ぶだけの物とは言えないものが車内ベルトです。
ただ運ぶだけのローコストな物から、色が選べるお洒落な物まで多種多様にあるため、センスが問われます。
お気に入りの車内ベルトにお気に入りのサーフボードを乗せて海に向かえば、普段のサーフィンがより楽しめるはずです。
この機会にお気に入りの一本に出会えるよう探してみてください。
サーフボードの車内ベルトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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